くしゃみで目を閉じるのはなぜ?恐怖の理由 チコちゃん
24年6月14日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『くしゃみをする時に目を閉じるのはなぜ?』の答えなど簡単にまとめてご紹介。
ゲスト出演者
【ゲスト】中村正人、佐々木彩夏
【VTRゲスト】なし
くしゃみをする時に目を閉じるのはなぜ?
3問目の出題は、
なんでくしゃみをする時に目を閉じるの?
チコちゃんの答えは、
目玉が飛び出るかもしれないから
解説は内科医の工藤孝文先生。
口・鼻・目は顔の奥でつながっているというのがポイントで、目薬を差した後に口で苦みを感じるのは、目薬が鼻涙管を通って鼻を経由して最終的に口に到達するからでつまり目・鼻・口が奥でつながっている証拠。
という事はくしゃみをすると目にも空気が流れるので目を開けたままだとその空気の圧力で目を押し出してしまう可能性があるという恐ろしい答え。
そもそも人間は目を開けてくしゃみをする事が出来ないようになっているそうですが、くしゃみの最大瞬間速度は秒速15.9mというスピードで時速だと57.24km。
くしゃみをする時に鼻や口を閉じて目を開けたままだと車並みの速度で空気が目の方に流れ込む事になるので目玉が飛び出てしまうかもしれないというのは現実的なリスク。
スポンサーリンクさらに目を閉じるのはもう一つ役割があるそうで、鼻の空気の通りをよくするために瞬間的に鼻腔を膨らませるという大事な働きも。
試しに目を開けた状態と目をギュッと閉じた状態で鼻の穴のサイズを比べてみると確かに目を閉じると鼻が広がっているという結果に。
宇都宮大学の嶋脇聡教授の協力のもと、筋肉に流れる電気の大きさで発揮している力の強さを調べる筋電図で目を閉じる力の強さを計測してみると、
何もない状態でとにかく目を力いっぱい閉じた時よりも、くしゃみ時の目閉じ力の方がより瞬間的で強いという結果に。
実はくしゃみは全身運動に属する程の大きな力を発揮してしまう反射的な動きでその拍子にぎっくり腰、ぎっくり首、ろっ骨にヒビといったリスクも。
壁などに手をついて急激な前屈を防止するのがくしゃみぎっくり腰の対策法と工藤先生のアドバイス。
また、くしゃみを我慢しようと鼻をつまんで口を閉じると、空気の逃げ所が無くなってしまうので喉の奥が破裂したり、鼓膜が破れる危険性があるので絶対にやめるべきという警告も。
という事で3問目は以上。
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