不思議体験ファイル2024 タイムスリップ配達員のネタバレは店長の存在がカギに?
24年6月25日放送の「不思議体験ファイル 信じてください第5弾」に登場した二子玉川で配達中にタイムスリップした芸人・ビスケッティ佐竹の検証結果などネタバレをまとめてご紹介。
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タイムスリップ配達員
芸人のビスケッティ佐竹が芸人養成所に通う前の2006年11月ごろの出来事。
寿司店のアルバイト配達員時代に閉店間際に受けたのは新規のお客からの電話注文で電話先のおばあちゃんが指定したのは二子玉川の住所。
小さな商店が並んでいるエリアを通過し、中州のような土手のような場所を渡った先に到着。
配達バイクを降りて指定の住所へ向かうと配達先の周囲には同じ住所の家が複数存在。
表札を確認してもおばあちゃんから聞き取った名前は見当たらず、店長に助けを求めると「地図上では細い道を通った先にも家があるみたい」という助言。
アドバイス通りに細い道を抜けるとそこには木造平屋建ての一軒家で、外観はゴミ屋敷に近いような荷物が散乱している様子。
玄関の戸を叩いて寿司の配達だと告げると中からは「はーい!」と女性の返答。
ただし女性は隠れるような仕草で引き戸からは顔を見せず「置いておいてぇ」という指示に従って寿司を玄関の外に置き、代金を受け取って配達終了。
それから2週間が経った頃に回収が済んでいない寿司桶を確認しているとあの女性宅の家が未回収状態。
分かりづらい場所だったので誰も回収に行けていないに違いないと回収に向かうとその家はロープでぐるぐる巻きの状態で2週間しか経っていないとは思えないほど家が荒れ果てた状態に。
住人の気配は無く、外に放置された寿司桶は長期間雨ざらしにあったかのように土がこびりつき、中には大量の枯れ葉と土。
その場で桶をひっくり返してみると新聞の折り込み広告の切れ端を使った置手紙らしきものがパラっと一枚。
「美味しかったです ごちそうさまでした」という感謝のメッセージと共に書かれていた日付は5月の日付。
11月に配達したはずなのに5月とは?
つまり2006年11月よりも遥か前の5月に配達に行って、寿司桶を回収したのは2006年の11月という事に?
スポンサーリンク検証結果
二子玉川は2007年に始まった再開発の影響でその当時あった商店街がその姿を消しているという状態。
という事は配達をした2006年時点ではその商店街があったはずで、旧堤防と多摩川に挟まれたエリアは確かに証言通りの中州のように見えなくもない地帯。
あの家の手がかりになるのは、
- 同じ住所が並ぶエリア
- 細い路地
- 木造平屋で引き戸の家
- ごみ屋敷風
- 住人は高齢女性
- チラシの置手紙
二子玉川のある世田谷区を対象とする清掃業者27社に片っ端から連絡を取って該当するような家を清掃した事があるか問い合わせてみるもヒットせず。
「細い路地の先の木造平屋」について現地で聞き込み調査を行うと、細い路地の先に家があってそこにAさんという高齢女性が一人で住んでいたという有力情報を得る事に。
さらにAさんと親交があったという方からは、チラシの裏にメモをしたもので買い物を頼まれる事があったという証言も。
年を追って古い地図を調べてみると1991年には「細い路地の先にあった家」だったものが1992年には「駐車場の後ろにある家」に変貌。
さらに1994年時点で家も無くなって2006年まで駐車場だけがある状態に。
住所の末尾が同じ番号だったという証言にも一致していた事からこの家で間違いなさそうではあるものの、年代は2006年ではなく1991年以前の可能性が浮上。
という事は2回その家を訪ねている佐竹は2回タイムスリップした事に。
地図を見て道案内した店長の証言も聞きたい所でしたが、現在の消息が分からず捜索は断念。
という所で検証は終了。
普通に存在していた違う家と勘違いしている可能性も依然として高いので、やはり店長の証言も聞いてみたかったというのが正直な所。
以上、不思議体験ファイルのタイムスリップ配達員の検証まとめでした。