あさイチ 今日の映画紹介 ぼくが生きてる、ふたつの世界
24年9月20日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの菅田将暉、映画監督の呉美保とぼくが生きてる、ふたつの世界を紹介。
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ぼくが生きてる、ふたつの世界
作家・エッセイストの五十嵐大の自伝的エッセイを映画化した呉美保監督作品。
宮城県の小さな港町に暮らす五十嵐家に生まれた男の子の名前は大。
五十嵐家が他の過程と少し違っているのは父と母の耳が聴こえない事。
そんな家庭環境で育った大は幼いうちから手話を使って通訳役をこなすように。
しかし小学生になった頃には友達のお母さんと自分の母親の違いを意識するようになり、徐々に周囲の目を気にするように変化。
さらに中学生になると反抗期も加わって母と距離をとるようになり、家では常にイライラ。
そして高校受験の時期がやって来ると、受験経験のない母との認識のズレに無力感を味わいつつ努力するも結果は志望校に不合格。
大きな挫折を味わった大はやり場のない怒りの矛先を母にぶつける事に。
「何も助けてくんなかったじゃん!俺こんな家に生まれて来たくなかったよ…。全部お母さんのせいだよ!」
耳の聴こえない両親のもとで育つ子供(=コーダ、Children of Deaf Adultsの略称CODA)に限らずどんな家庭でも起こりうる普遍的なテーマを扱った作品。
以上、今日の映画紹介でした。
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