キングオブコント2024 出場者や順位など結果一覧 優勝はラブレターズ
24年10月12日放送の「キングオブコント2024」の出場者、審査員コメント、順位など決勝結果を一覧でまとめてご紹介。
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審査員
【MC】ダウンタウン浜田雅功、日比麻音子アナ
【審査員】かまいたち山内健司、ロバート秋山竜次、バイきんぐ小峠英二、東京03飯塚悟志、シソンヌじろう
1stステージ
ロングコートダディ 475点
- じろう 96
- 山内 95
- 秋山 94
- 小峠 94
- 飯塚 96
飯塚「これホントに好きでした。トップで96出すの相当勇気いるんですよ。出さざるを得ないぐらい好きでしたね。兎くんの小憎たらしさが5分でギュッと。良いネタで。」
じろう「トップバッターなので抑えめに95とかかなと思ったんですけど、それも失礼になるぐらい面白かった。二人のやり取り一個も外してなかったですし、兎のモンスターカスタマーっぷりを堂前がツッコんじゃえば簡単なんですけど、ずっとリアルに接客しながら花言葉とかで返していくっていうリアルさ。」
山内「トップバッターでも付けざるを得ないぐらい面白くて、短時間でお客と店員のキャラが分かった上で二人の感情の変化にこっちが面白くなってきて。花自体は変な花、明らかにボケた花って一回もなかったんですけど、それに対して兎がどう言うのかな?って面白さも見せて来ててすごいなと。」
秋山「密着VTRでかます奴ってなかなか難しいんですけど、それで関係ないぐらいウケてるのがすごいですし、花の色ボケのコントであんま見た事無い。」
小峠「セットを組んでない非常にシンプルな舞台で、花束をどんどん出していくのは途中飽きちゃうんですけど、一切飽きが来ず、最後に一発ギミックがあるっていう。」
ダンビラムーチョ 469点
- じろう 94
- 山内 94
- 秋山 95
- 小峠 93
- 飯塚 93
秋山「富安四発太鼓って名前がなんだよそれって。僕も混ざりたい。途中の紙芝居みたいな小ボケも面白かったですし。」
じろう「大原くんが緊張してるって言ってたんですけど、ノリでやってる感じというか。ホントにそこにおじさんがいて好き放題やってる感じがあって。」
山内「事前のVTRで細部は終わってるって言ってましたけど、細部こそキレ渡ってたなと思って。音響さんに強く言いそうな腕時計とかその辺の嫌な腕時計。完璧なディテールだと。」
小峠「一発目出てきた時にベストなやつ出て来たなって。太鼓四発っていう裏切り方もどこで来るんだろうって。」
飯塚「四発太鼓のアイデアは面白いと思います。僕的には最初に四発叩ききった所がピークだった気がして。そこから展開作ってたんですけど、あそこは越えなかった気がした。」
スポンサーリンクシティホテル3号室 471点
- じろう 93
- 山内 92
- 秋山 94
- 小峠 95
- 飯塚 97
飯塚「一番最初の裏切り展開はめちゃくちゃびっくりしまして、そこからそれが分かった上での二人の小芝居はずっと見てられるので。最後の終わり方も潔すぎて。ロングコートダディを高くしたことによりさらに上って三組目でこんな事になってしまって。」
小峠「よくある設定かと思いきや、最初のネタバラシで値段を落とさない方向と台本があるっていう二段階の展開が素晴らしかったですね。」
秋山「前半に裏切りがあったんで、後半にもっともっと欲しくなっちゃいましたね。」
山内「二人とも演技が上手すぎて。僕的には全部に理由があり過ぎて。意味の分からなさがちょっとだけあったらまた違ったのかなと。」
や団 474点
- じろう 96
- 山内 94
- 秋山 96
- 小峠 96
- 飯塚 92
じろう「三人のコントで5分間無駄なくぴっちりと三人の役割が。あと作業着の妙な説得力。友達でいなきゃいけない切なさとか。」
小峠「前の三組が綺麗なコントが続いたのが男臭いゴリっとした笑いで。ボケもツッコミも全部外さずウケてたので。」
秋山「や団にしかないおどろおどろしい、泥臭いのがずっとハマっちゃって。なかなか無いですよケツに。あんなのもう引きますもんね。腹抱えて笑いました。」
スポンサーリンクコットン 461点
- じろう 91
- 山内 91
- 秋山 93
- 小峠 93
- 飯塚 93
飯塚「レベルが高すぎて今回。こんな点数じゃないはずなんですけど。ただ設定が人形劇って王道の設定だったから。新しいものは無かったように見えなかったですね。」
小峠「人形ショーって感じで。もうちょっとそこに二人が絡んでいくっていうのを期待しちゃったんですけど。」
じろう「もったいないなと思っちゃいました。もうちょっと二人の掛け合いが見たかった。」
ニッポンの社長 468点
- じろう 92
- 山内 93
- 秋山 95
- 小峠 96
- 飯塚 92
小峠「つかみの笑いが一番デカかったんじゃないかと。あと全バット面白かったですね。」「椅子とかどんどん壊れていくのが面白かったですね。」
秋山「またこのスタイル来たっていうので入り込んじゃって。バットだけじゃなくて語ってる所でバンバンいくゾーンがヤバかったですね。」
飯塚「野球上手いのに声小さいっていうボケはめちゃくちゃ好きだし、面白いんですけど、僕的にはセットが壊れるように作ってあるっていうのは同じ面白さだったら無い方が僕は好きなので。」
ファイヤーサンダー 476点
- じろう 95
- 山内 95
- 秋山 94
- 小峠 94
- 飯塚 98
飯塚「完璧だったと思う。想像もつかないような設定だったし、途中から世にも奇妙な物語みたいな。すごい良質ないいものを見せていただいた感じで。」
じろう「すごい良く出来たコントだと思いました。種明かしもハマってましたし。全然外してなかったしウケてたし。」
山内「設定が最初に分かる所でワクワクさせる設定だなってなるんで。あの外さなさがエゲつないなって感じですね。」
スポンサーリンクcacao 468点
- じろう 94
- 山内 91
- 秋山 93
- 小峠 95
- 飯塚 95
じろう「フレッシュな三人で今しかできないネタを見せてもらいました。作りとしてはすごいシンプルなんですけど笑っちゃいました。」
飯塚「僕も相当好きでした。最後の最後までずっと面白くて、ハードル上がり切ってたのでどうやって終わるのかなって思ってたら唐突に終わったのでちょっともったいないなって。」
山内「動きの面白さがめちゃくちゃあったんで会場盛り上がったんですけど、僕は動きプラスでストーリーが欲しかったんで。動きの速いところからのもう一展開を期待してたんでこの点数にしちゃいました。」
隣人 458点
- 山内 92
- 秋山 91
- 小峠 92
- 飯塚 92
- 松本 91
じろう「やっぱり笑いを取るテンポが平坦というか、あんまりうねりが無い感じがして。チンパンジーの動きして、今さらすんなって直立する所あったじゃないですか?あそこがもっとウケる所だと思ったんですよ。もっと落ち着いてからのほうがもっとウケたんじゃないかなって個人的に思いましたね。」
山内「いつもよりも狙ってる所で100ウケじゃなくて7割とかだったのが乗っていけなかったのかなと思って。成長が怖いとか動物園に戻す理由の所とかもっとウケそうな感じなんですけど、今日の他のハイレベルな感じがあったせいかちょっとウケが弱くなったとは思いました。」
秋山「パソコン使って面白い事言わせる大喜利みたいな所。もっと色んなの聞きたくなっちゃいましたね。もっとおもしろボケを。」
ラブレターズ 475点
- じろう 95
- 山内 95
- 秋山 94
- 小峠 96
- 飯塚 95
小峠「引きこもりのよくある設定で、子どもをどうやって出すかじゃなくてドングリ一個であそこで展開させるストーリー性。少年時代をかける意味合いとか。意味のあるSEというか雰囲気づくりとか。あれは良かったですね。」
山内「ドングリあんなにバラまくからネタ順最後にされたのかなって。最初は感情がそうはならへんやろって思ってたんですけど、だんだんこっちがそれに追いつかされてきて。どんどん面白くなってくる感じがすごい新しかったです。」
飯塚「良いコントは哀愁を感じる事だと思うんですけど、哀愁という意味では今大会一番哀愁あったと。好きでした。」
じろう「別に意図は無いんでしょうけど、舞台上をうろついてる溜口が小っちゃすぎて。それも面白くて。謎の哀愁を。」
スポンサーリンクファイナルステージ
ラブレターズ 472点 (合計 947点)
- じろう 94
- 山内 96
- 秋山 95
- 小峠 94
- 飯塚 93
山内「こんな決勝の大事な舞台でなんてカオスな設定のネタを。それが面白くて。絵面的にもハゲてバリカンしながら、後ろで魚釣ってる。一番面白い構図じゃないですか。」
秋山「僕も訳の分からないドラマに吸い込まれて。最初は溜口くんがボケかなと思ったらもっとヤバいヤツ出て来て。」
じろう「個人的にさっきのネタの方が面白かったんで、さっきのほうが1点高いんですけど、ちょっと要素が多すぎる割にお客さんに伝わり切って無かった。釣りの要素いるのかなってずっと引っかかっちゃって。」
小峠「キャラは二人とも良かったと思うんですけど、どこに向かって行ってるのかなっていう…笑。結局何の話だったんだろうっていう。」
飯塚「僕ももっとストーリーがあった方がいいと思うんですけど、釣りで魚引っかかってて、前で女性が坊主にしてるっていうあれはもう30分ぐらい見てられるぐらいの。単独ライブの一本とかだったら相当人気のある良いネタだと思うんですけど、ここで!?っていう。」
ロングコートダディ 471点 (合計 946点)
- じろう 95
- 山内 95
- 秋山 96
- 小峠 93
- 飯塚 92
秋山「言葉もずっとバカバカしくてあの感じも。ちょっと最初どう見たらいいか分からなかったんですけど、見方に慣れて来るとバンバン面白くて。さっきより好きでしたね。」
飯塚「テレビコントとしてよく出来た、ずっと面白いやり取りが続いてるんですけど。やっぱり兎くんに出てきて欲しかった。二人のやり取りをちゃんと見たかった。」
スポンサーリンクファイヤーサンダー 469点 (合計 945点)
- じろう 93
- 山内 94
- 秋山 93
- 小峠 95
- 飯塚 94
飯塚「ファイヤーサンダーの暗転つなぎはちょっとハンデあると思うんですけど、それを凌駕するぐらいストーリー性があってちゃんと面白かったんで1点高くあげたんですけど。でもラブレターズおめでとうございます。」
小峠「ファイヤーサンダーは暗転けっこう使ってたんですけど、絶妙な短さで僕は気にならなくて。全裸マラソンをどう表現するんだろうって思ってたら終わり方が上手いなと。」
秋山「ファイヤーサンダーはちょっとシンプルに感じちゃいましたね。もうちょっと欲しかった。」
山内「ファイヤーサンダーは面白かったんですけど、大事な舞台で自分らの一番やりたかった、一番バカなネタを持って来たラブレターズが良かったなと思いました。」
じろう「ファイヤーサンダーはちょっときれい過ぎる感じがしちゃったのと。ラブレターズはマンパワーで何とかしようとした所が見えてそこが差が出たのかなって。」
以上、キングオブコント2024の結果でした。