あさイチ 今日の映画紹介 満ち足りた家族、君の忘れ方
25年2月7日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの野村友里と家族をテーマにした2作品『満ち足りた家族』『君の忘れ方』を紹介。
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満ち足りた家族
二つの家族が崩壊していく様を描く韓国のサスペンス作品。
総合病院で小児科医として働く弟のジェギュは妻と高校生の息子と3人暮らしで品行方正な暮らし。一方で、弁護士として働くの兄ジェワンは前妻との間にもうけた娘、二人目の妻と共に豪華なマンションでの生活。
そんなある日、市街地の路上で少女が車の下敷きになってしまう痛ましい自動車事故が発生し、その治療を担当する事になったジェギュ。
一方のジェワンは交通事故を引き起こした大企業の御曹司の弁護を報酬目当てに引き受ける事に。
兄弟は月に一度家族も一緒に食事会を共にするのが恒例のイベントになっており、そこでジェワンは事故の加害者の弁護をする事になったと報告し、「兄さんは金のため、俺は人助けのためだ。」と袂を分かつことになった二人。
時を同じくして、何者かが路上生活者に暴力をふるうという事件が発生し、そのニュース映像を見たジェギュの妻は激しく動揺。この事件をきっかけにして兄弟は子どもたちに関する重大な秘密に直面し、家族の絆が揺れ動く事に…
君の忘れ方
大切な人を亡くした主人公が再生していく様を描いた日本のヒューマンドラマ。
ラジオの構成作家をしている昴は付き合って3年が経つ恋人と結婚間近だったものの、そのタイミングで突然の交通事故で恋人を亡くすという不幸に見舞われる事に。
ショックで抜け殻のようになってしまった昴を見かねた母は何とか元気づけようと実家に息子を呼び戻して久しぶりの二人暮らし。
母もかつて昴が幼い頃に夫を突然亡くすという経験をしており、その頃のふさぎ込んだ母の姿を覚えていた昴は久しぶりに会った母がはつらつとしているのを見て何だか不思議な気持ちに。
どん底にある自分でも何かきっかけさえあれば立ち直れるかな？と考えを改めるようになった昴は身近な人を亡くした人の集会に参加してみる事に。
そこで妻を亡くしたと語る池内という男と出会い、亡くした人の幻影を召喚する方法があるという話を聞き、半信半疑ながらもその方法を試すと、徐々に亡くした彼女の気配を感じるように変化。
姿は見えるものの呼びかけには応じてくれず、ただこちらを優しく見つめるだけという彼女の幻影。昴はやがてその幻影に依存するようになって行き…
「亡くした人の思い出し方っていうんですかね？会えないけど変わって行くんですよね。」
「見えなくても近くにいてね。忘れても思い出すから。」
コチラが原案となった本。
Amazon：愛する人を亡くした人へ 悲しみに寄り添う15通の手紙
以上、今日の映画紹介でした。
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