あさイチ 今日の映画紹介はカーテンコールの灯、フォーチュンクッキー
25年6月20日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの宮沢氷魚と『カーテンコールの灯』『フォーチュンクッキー』を紹介。
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カーテンコールの灯
アメリカ郊外の町に家族と一緒に暮らす建設作業員のダンは前年に家族に起きたある悲劇から立ち直れず、不器用な性格が災いして妻や思春期の娘ともすれ違いがち。
そんなある日、ダンは見知らぬ女性に突然声を掛けられて「手伝って欲しい事が…」と何やら訳アリの様子。
元俳優のリタは地元の小さな劇場を拠点に活動するアマチュア劇団の運営に携わっていて、彼女に連れられた先でダンはいきなり新作舞台「ロミオとジュリエット」の出演メンバーに誘われる事に。
これまで演劇に一切触れてこなかったものの、言われるがままにメンバーに加わったダンは個性豊かな劇団員たちと過ごすうちに徐々にその楽しさにのめり込んでいき、元々演劇が大好きだった娘からセリフの覚え方や演技についてアドバイスをもらうまでに。
「リズムがあれば簡単だよ。歌だと思えばいい。」という娘の言葉に従ってみると、それまで棒読み演技でセリフ覚えもさっぱりだったダンに変化の兆しが。
するとそんな折にロミオ役をダンに変更するという驚きの通知。
自分の感情を表に出したり、相手の感情を引き出す演技トレーニングの一環として行われるワークショップなどを通じ、心に傷を負っていたダンの心境にも少しずつ変化が現れて…。オールドルーキーからいきなり主役を演じる事になってしまったダンとその家族、劇団員たちにこの後待っている出来事とは?
フォーチュンクッキー
フォーチュンクッキーとは運勢や格言のような言葉が書かれた紙が中に入れられた甘いおせんべいのようなクッキーの事で、アメリカの中華料理レストランでは食後のおまけとしてサービスされるのが定番でそんなフォーチュンクッキーがカギになる作品。
主人公は8か月前に単身で母国のアフガニスタンからアメリカにやって来て中国系アメリカ人夫婦が経営するフォーチュンクッキー工場で働く女性ドニヤで、まだアメリカに来たばかりということもあってアパートと工場を往復するだけの単調な毎日。
元々ドニヤはアフガニスタンの米軍基地で通訳として働いており、そこでの戦闘体験によるトラウマや不眠症を今でも抱えながら今日もまた工場へ。
そんなある日、フォーチュンクッキーに入れるメッセージを書いていた女性が突然職場で息を引き取るという出来事が起き、亡くなった彼女の代わりに急きょドニヤがその役を引き継ぐ事に。
「このメッセージには責任があるんだ。意図的であろうとなかろうと物事の流れに影響を与える。」という格言じみた言葉を上司から聞かされ、メッセージ作成の仕事に取りかかるドニヤ。
ある夜、いつも一人でいるドニヤを見かねた食堂のおじさんから「良い旦那を見つけたらどうだ?最後に胸がときめいたのはいつだ?誰かにときめくのに国籍なんか関係ないだろう。」と話しかけられ、幸せになりたいとついに大胆な行動を起こす事に。
周囲の人にバレないように「幸せになりたい」というメッセージと共に自分の電話番号をそっとフォーチュンクッキーに忍ばせたドニヤでしたが、するとほどなくして電話番号宛てに男性から連絡があり、相手がどんな人なのか分からないまま会ってみるブラインドデートをする事に。
以上、今日の映画紹介でした。
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