ジョブチューンのデニーズ結果 2025年は3品不合格と攻めたメニューで不名誉記録
25年6月21日放送の「ジョブチューン」から3年ぶり4度目登場の2025年デニーズジャッジの審査員評価やランキング11品の合格・不合格、満場一致など結果一覧をまとめてご紹介。
審査員
ジャッジする審査メンバーたちは、
白金台 レストラン ラリューム：進藤佳明
銀座 ラルジャン：加藤順一
京橋 イタリア料理フィオレンツァ：橋本直樹
二子玉川 リストランテ イ・ルンガ：堀江純一郎
麻布十番 Courage：古屋聖良
ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄：古村和也
大阪 ピ・グレコ：福本俊輔
の全7名。
ランキング＆ジャッジ結果
11位 モーニング サニーサイドアップサンド ドリンクつき (合格)
【合格 4名、不合格 3名】
トマトの酸味、サラダ、生ハムのそれぞれにアクセントが効いていて食べ飽きず、一皿を食べ終わった時の満足感もあると合格派の意見。
目玉焼きにオランデーズソースがかかっているのでエッグベネディクト風に仕上がっていてパンの美味しさも十分感じられるというコメントも。
その一方で不合格を挙げた審査員はサラダも含めて全体的に酸味が足らず、パンを食べ進めていく上で塩味がもっと欲しいというダメ出し。
10位 低温調理でしっとり贅沢 カットローストポークステーキ (合格)
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
しっかり噛み応えがありつつもジューシーで丁寧が火入れが感じられ、表面が香ばしく焼けているのにパサついていないクオリティの高さに驚いた様子の審査員。
豚肉との相性が良いローズマリーを使っていたり、ソースに醤油もプラスされているのでご飯にもパンにも合うというのもポイント。
9位 パスティチオ風グラタン～グリークヨーグルト添え (合格)
【合格 4名、不合格 3名】
パスティチオとはショートパスタやミートソースを重ねてオーブンで焼いたギリシャの家庭料理。
審査員からは黒米など雑穀米が入って色んな食感が楽しめるので食べ飽きず、ヨーグルトで味変も出来る点などオリジナリティあふれる不思議な味わいの料理という評価。
一方で不合格を挙げた審査員からはギリシャの家庭料理というピンポイントな郷土感を出すには既視感がある料理で、言ってみればごく普通のペンネグラタンとあまり変わらないという指摘も。
8位 タワーパンケーキ～国産小麦粉きたほなみ使用 (満場一致合格)
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
小麦の甘さ、もちもち感、塩味の使い方などが素晴らしくて、ナイフの入りやすさなども計算され、見た目の面白さまで含めて調理されていると絶賛。
他の審査員からもオーダー後に1枚1枚鉄板で焼いているおかげで小麦の香りが立っていて、生地のもちもち感、グラノーラとバターの塩味が食べ進めるうちに変わって行く感じなどデニーズパンケーキのファンになるレベルの出来という高評価。
スポンサーリンク7位 アボカドとなすのサラダ (不合格)
【合格 1名、不合格 6名】あわや全員不合格
ドレッシング自体のにんじんの甘さはすごく感じられるものの、ドレッシングは油と酸味のバランスが重要で、このドレッシングであればもっと旨味があって食感のある野菜の方が適しているというダメ出し。いっそのことグリル野菜に合わせるぐらいしないとこのドレッシングには合わないとの事。
他の審査員からもドレッシングのオイルの量が足らない印象でコクが足らずアンバランスという指摘。
6位 生ハムとアボカドの冷製ジェノベーゼ (満場一致合格)
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
イタリアではまず見られない料理という指摘はあったものの、日本独自のパスタとして見ると非常に美味しいと高評価。
ダマになりやすい冷製パスタを上手く調理してあって、上にかかったパルメジャーノも口どけが良いので冷製仕立てでも良い感じという意見も。
また、加熱によってバジルが綺麗な色が引き出されており、バジルの香りもしっかり立っているという評価も。
5位 ローディットポテト～メキシカンチーズ・キャラメルハニーポテト・ミートペンネ (合格)
【合格 4名、不合格 3名】
ローディット(loaded)とは満載という意味で、ポテトに合う3つの味を軸に開発されたデニーズの新たなサイドメニュー。
キャラメルソースにはちみつが入ったことでコクが生まれて塩味と甘みがポテトにピッタリという合格派のコメント。
一方で不合格を挙げた審査員からはポテトがソースで固まってしまっているので、みんなでつまむという商品コンセプトとは相いれないというダメ出し。
4位 冷麺風涼み麺～カペリーニ使用 (不合格)
【合格 3名、不合格 4名】
麺とスープは良いものの、酸味が足らず、豚肉を使っているのもあまり合っていないので鶏の方が合いそうというダメ出し。
他の審査員からは、どうしても冷麺が比較対象になってしまうので、既に完成されている冷麺という存在に勝てるように作らなければならず、カペリーニ冷麺はまだそのレベルには至っていないという厳しい評価。
合格を出した審査員からはパスタ特有の良さを活かして新たな麺料理に仕立てている点は評価できるという声も。
スポンサーリンク3位 オニオンスープのトマトスパゲッティ (不合格)
【合格 1名、不合格 6名】あわや全員不合格
オニオンスープはよく炒めて煮込む料理でトマトソースや玉ねぎも煮込むので重くなり過ぎた印象で、お互いが相殺し合っていて1＋1が2になっていないという厳しい評価。
他の審査員からは「よく分からない料理」とバッサリで攻めたメニューを開発したのは理解できるものの、トマトスパゲッティとオニオンスープを別々で食べた方がよっぽど美味しいという至極真っ当な指摘。
合わせた事でより美味しくなっていないとダメというダメ出しも。
2位 特製ケチャップのオムライス (満場一致合格)
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
何も文句を言う所がない美味しいオムライスで酸味が効いたケチャップも卵のボリューム感に合っているので良いバランスという意見。ケチャップに加えられたにんじんドレッシングも甘みやザラザラした食感が卵のふわとろ感に対して良いアクセントになっているとの事。
1位 なすと香味野菜ハンバーグ (満場一致合格)
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
イタリアやフレンチの料理人にはあまり馴染みが無い木姜油を使ったのも功を奏したようで満場一致パーフェクト合格で〆。
酸味・木姜油の香り、ショウガの香り、大根おろしが入っていてお肉の旨味も活きているので夏の肉料理としてとても良い出来栄えという高評価。
他の審査員からも油淋鶏ソースがとにかく美味しくてびっくりしたという意見で、揚げた野菜やねぎの香ばしさが積み重なっていて、ハンバーグと一緒に食べると油淋鶏ソースが全てを包み込んでくれるので攻めたメニューながら素晴らしい構成と絶賛。
スポンサーリンク最終結果
最終結果は10品中7品合格(前哨戦は合格)
ここまでデニーズは過去3回登場していて、1回目8品合格、2回目8品合格、3回目7品合格という結果で実はファミレス勢の中で合格数が一番少ないという不名誉な記録を持っていましたが、4回目となった今回も7品合格で3品不合格になってしまってその記録は継続される事に。
以上「ジョブチューン」から2025年デニーズランキング＆ジャッジ結果一覧でした。
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