不思議体験ファイル2025 手放し運転おじさんのネタバレは地元の有名人?
25年6月24日放送の「不思議体験ファイル 信じてください第6弾」に登場した山形市で目撃されたハンドルを使わずに車を運転する謎のおじさんの検証結果などネタバレをまとめてご紹介。
スポンサーリンク
手放し運転おじさん
1994年の山形県山形市での出来事。
ドライブ中に隣を走る車にふと目をやると、50代ぐらいの男性がルームライトを付けたまま、白い手袋をつけた両手をハンドルの前でくるくると回す謎の動き。
こちらの視線に気づいたのか微笑みを浮かべたその男性は青信号になって車を発進させると、あろうことかハンドルを握らず、謎の動きをし続けたままで車を運転。
男性の手の動きに合わせてハンドルが勝手に動き、ハンドルの触れないままで車線変更を行ったりと自由自在の様子で、山形市を通る国道13号線を北上して約15kmの道のりをずっと手放し状態。
その真相は?
スポンサーリンク検証結果
周辺で半日ほど聞き込みを続けると、運転席で両手を上げたままで曲がる車を聞いた事があるという証言や目撃情報が続々と見つかり、話をまとめると、
- 1994年頃
- 50代くらいの男性
- 国道13号線
- ルームライトを点灯
- 白い手袋
- 手を回すような動き
といった共通点が挙げられ、直接その男性と喋ったことがあるという人の証言では「手放しで運転できるんですよ。」と気さくな感じで返答をされたとか。
試しにマジシャンに協力をしてもらい、トリックを使って私有地で手放し運転を再現してもらうと、手を挙げた状態でウィンカーを点灯させたり、車をカーブさせられたりと自由自在。
トリックの内容はニセモノの右手をひものような物で吊り下げて、本物の右手でハンドルの下側を握って操作するという単純なシロモノ。白い手袋で注意を引き付けて、本物の腕や手は黒い手袋で巧妙に隠すというトリックで、ウィンカーにも黒い棒を取り付けておけば下の方が操作する事も可能。
さらに30年ほど前に手放し運転おじさんを取材した事があるというメディア関係者の情報をもとに、当時その人が住んでいたエリアで詳しく聞き込みを行うと、その男性は「勝手に手が離れちゃう。」と超能力をほのめかすような話をしていたといった事が判明。
その他にも湯吞や缶のような物を宙に浮かせたり、競馬やパチンコなどを的中させる予知能力(ただし自分で買ったものでは当たらず、あくまで他人のための予知のみ)、行方不明になった子どもの捜索などその能力の範囲は多岐に渡っていたをうかがわせるエピソードがちらほらで地元では「超能力おじさん」として有名な存在だったとの事。
ただし、本人は10数年前に既に他界しており、一応トリックを使えば同じような手放し運転は再現可能だったものの、その真相は謎。
わざわざルームライトをつけて外から見える状態にして、さらには目立つ白い手袋をつけてこれ見よがしだった点なども非常に怪しいと思ってしまいますが。
以上、不思議体験ファイルの手放し運転おじさんの検証まとめでした。
Amazon – 幽霊インタビュー完全版: 怪談界の歴史が変わる