世界くらべてみたらのアイス総選挙ランキング3位クーリッシュ、2位雪見だいふくで1位は?
25年7月23日放送の「世界くらべてみたら」はアイス総選挙と題してアメリカ、ベルギー、万博会場で人気投票という事でランキング結果&巨匠ピエール・マルコリーニの評価やアレンジレシピなどまとめてご紹介。
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アメリカでは現地の似たようなアイス・ボンボンにそっくりという意見で、バニラはクリーミーなのに甘すぎず、爽快感があると好評。大きなサイズで少し食べにくいボンボンに比べて一口サイズのピノは食べやすいという意見も。
万博のフィンランドのお客さんは濃厚チョコとまろやかバニラの好バランスという意見やポルトガル、ブラジルのお客さんは濃厚チョコやクリーミーなバニラを気に入った様子。ジャマイカでも薄いチョコのおかげでバニラの甘さが際立つと国を問わずに世界中の人から絶賛続き。
チョコレートに厳しいベルギーでも口溶けの良い高品質なベルギーのチョコと同じ感覚とチョコレート大国から太鼓判。
ピエール・マルコリーニもおしゃれで機能的なパッケージにテンションを上げつつ、爪楊枝付きで茶道にも通じるものを感じると食べる前から絶賛。ただし味については砂糖の甘さが強くてチョコが弱く感じると厳しい意見。
日本の雪見だいふくの約10年後に他社製のモチアイスがアメリカで発売された事もあって23人中14人が「これはMOCHI?」とモチアイスの抜群の知名度。その元祖である雪見だいふくも美味しいと好評。
ベルギーでもモチアイスの知名度は高くてアメリカ同様の反応。ベルギーで売られているモチアイスは皮の厚みがあって硬めの食感という事もあって雪見だいふくのふんわり食感のアイスは大好評。
ピエール・マルコリーニも餅生地でアイスを包むアイデアを絶賛で、香料が強めのバニラも餅で包まれているのでそんなに気にならないと10点満点最高評価。溶かしたダークチョコレートに半分だけ浸し、ピスタチオとあられをまぶすアレンジ。
万博のセネガルのお客さんはお餅とアイスという新鮮すぎる組み合わせに驚きつつも美味しいと好評。
スポンサーリンクアメリカではスタバのバニラフラペチーノに似ているという意見で、パウチからそのまま食べられる手軽さも好評。アイスの口当たりも好みに合ったようでアメリカ単独だと1位。
万博のブラジルのお客さんはオレンジやチョコレートなどのジュースを凍らせるブラジル版チューペット・ジンジンに似ているとこちらも好評。
ベルギーではバニラの味は良かったものの、そのパウチ形状が逆に不評で「手が冷たい」「溶けるまで待たなきゃいけないの?」とクレーム連発。パウチに口を付けて食べるというスタイルが新しすぎたようで苦戦。
ピエール・マルコリーニはバニラについてもコンデンスミルクを固めただけの味と辛辣な意見で、もっと自然な味のバニラが良いとダメ出し。さらに口にプラスチックが当たるのがどうしても気になるという意見も。
アメリカでは溶けたアイスで手が汚れないので食べやすいとモナカアイスを絶賛。中身もシンプルなバニラアイスなので当然問題なし。
ベルギーではワッフルみたいとやっぱりその見た目がワッフルに映ったようで、パリパリ食感が多いワッフルとの差が影響するかと思いきや、ソフトなモナカの食感とバニラアイスの相性が良いとすんなり受け入れられて好評。
ピエール・マルコリーニはバニラの味に強い香料を感じるとまさにプロの意見で、モナカの皮が美味しいのでもっとパリパリにしたいという注文。
万博のスイススタッフはモナカが紙を食べているみたいと不評で、ブラジルのお客さんからもモナカ=冷蔵庫でふやけた食べ物と辛辣。
スポンサーリンクアメリカでは2つに割って、飲み口から吸って食べるというパピコのユニークな形が大好評で見た目だけで笑顔になる人続出。味や食感も現地のフロスティというコーヒー味のシェイクに似ているとすんなり受け入れられて問題なし。甘いカフェラテに馴染みがあるアメリカで濃厚なチョココーヒー味は絶賛される事に。
万博にいたブラジルのお客さんからは半分に分けられるパピコは6月12日の「恋人の日(=バレンタインデーのような日)」にぴったりと好評。この日はチョコやアイスを贈るのが定番という事もあってパピコはもってこいの様子。
ベルギーでは吸って食べるのがマナー的にいまいちと不評で、ピエール・マルコリーニはキャラメル味のドリンクっぽい味は美味しいのに水で薄めた感じが気になるとダメ出し。
カップにパピコを全部出して熱いエスプレッソコーヒーをかけて食べるイタリア風のアレンジも考案。
アメリカでは滑らかな食感が好印象だった半面、マスカット自体がほぼ知られていないフルーツという事が祟ってぶどうっぽい味+スーっとする酸味=風邪薬の味と拒絶反応。
「アイス食べに行かない?」がデートの誘い文句というアイスランドのお客さんは果汁感のある滑らかなアイスの口溶けが良いと好評。
万博のジャマイカスタッフは現地にサックサックという水にシロップとレモンなどの柑橘系を混ぜて凍らせるアイスがあるそうで、その酸味がアイスの実に似ていると好評。セネガルにはマッドという酸味のある果物があり、そのマッドで作る甘酸っぱいアイスに似ているとこちらも好評。
ベルギーではフルーツ系のシャーベットより高級感のあるバニラやチョコが好まれるようで、アイスの実は違和感を感じるレベルで甘みも香りも強すぎると不評。
ピエール・マルコリーニも同意見で香りを足し過ぎていて、もっと素材を活かした味にすべきとダメ出し。評価は最下位と辛辣。
アイスボックスは暑さ対策で塩分も入っているという事もあって、適度なしょっぱ味がアメリカでは好評だった一方、グレープフルーツ味に慣れていない人も多くて意見は真っ二つ。実はアメリカでは柑橘系のお菓子=レモンかライムと相場が決まっていてグレープフルーツ味のアイスに馴染みが無いとか。
万博のスイススタッフは何の味か分からないし、クリームが入っていないのでアイスには思えないと不評。その他の国の方もアイスでは無くてただの味付きの氷と辛辣。
一方でベルギーは柑橘系の消費量が多くてレモネードのような酸っぱいジュースを好む国民性があることが幸いしてアイスボックスのグレープフルーツの酸味がクセになる味と好評。
ピエール・マルコリーニも喉が渇いた時にピッタリという意見で、もっと氷を細かくしてアイススラリーのようにして食べたいとの事。
スポンサーリンクアメリカではパッケージや四角いアイスの形状などが好印象だったものの、ブルーの見た目で爽やかなソーダ味が日本独自の味という事で「何の味?」と困惑。ソーダ=炭酸飲料全般というのがアメリカの感覚なので炭酸のシュワっと感が無いのになんでソーダ?と余計に混乱。
ベルギーでは子どもからは甘くて美味しいと好評だったものの、大人からは甘すぎるとマイナス評価。
万博のフィンランドのお客さんは、母国では甘みが強いアイスはあまり好まれず、酸味の効いたベリー系のアイスが多いそうで、甘いガリガリ君はやっぱり不評。
ピエール・マルコリーニは子どもの頃に食べたただ甘いだけのアイスに似ていると辛辣で、もっと爽快感を足すミントなどのアクセントが欲しいとダメ出し。
アメリカでは練乳味のアイスを初めて食べたという人が多く「甘すぎる」という意外な意見。氷と練乳の組み合わせは日本では定番でもアメリカではあまり見かけない組み合わせ。
ベルギーでは氷の粒を感じるアイスは初めて食べたという意見で、アイスなのに噛むの?というリアクション。ザクザクした食感がマイナス印象。
万博のチリのスタッフもベルギー同様で硬い氷が好みではないようで、氷をそのまま食べている感覚が慣れない、もっとムースのように滑らかじゃないとというコメント。
実はかき氷のスタイルは東南アジア、アメリカ・ハワイ、メキシコぐらいで世界的に見ると珍しい食べ物の部類。
ピエール・マルコリーニもアイスと言うより凍らせたミルクという意見で、氷の食感が悪いのでミルクとの調和も良くないと10点満点中4点。
スポンサーリンクアメリカでもベルギーでもとにかく硬すぎる食感が大不評。
また、ベルギーでは豆の皮のざらざらした食感が口に合わないという意見だったり、万博のデンマークやオランダのお客さんからも甘い豆の味がアイスに合わないと拒絶反応。
ちなみにアメリカではチョコソースとシナモンをかけた上にカリカリベーコンのチップをトッピングするあずきバーアレンジ。ベーコンのザクザク感が塩っ気のあるナッツのような雰囲気になるとか。
ピエール・マルコリーニは日本の味もよく研究しているという事もあって、日本らしいあずきの味がしっかり伝わって来て美味しいと2位の高評価。
最終的なピエール・マルコリーニのアイスランキング。
- 1位 雪見だいふく
- 2位 パピコ、あずきバー
- 4位 モナ王、ピノ
- 6位 クーリッシュ、アイスボックス、ガリガリ君
- 9位 白熊、アイスの実
以上、世界くらべてみたらから外国人が選ぶ日本のアイス総選挙ランキングでした。