魔改造の夜 ローム、エプソン、スバルのブランコ25m走優勝はスバルの圧勝に
25年9月25日放送の「魔改造の夜」ではローム、エプソン、スバルがブランコを魔改造してブランコ25m走の種目で対決という事でルールや優勝チームなどの結果をまとめてご紹介。
スポンサーリンク
ルール
木製の大型ブランコを魔改造して揺れる力を利用して最も速くブランコを走らせたチームが優勝。
ブランコの高さは1.8m、重さ30kg。コースは幅4m、長さ25m。
タイヤを付けるのはOK。ただしタイヤを動力にするのはNG。
木製ブランコの面影、木のぬくもりを残すのがルール。
スタート前に人が乗ってブランコであることを証明し、30秒以内に準備を整えてスタートの合図を待つのが必須。
操作はリーダーがリモコンで行うこと。フライングは失格。
スタンバイの5分を過ぎると失格。
試技は2回。改造費は10万円以内。
試技の間の調整(ピットタイム)は10分でタイムオーバーは失格。
開発期間は1か月半。
スポンサーリンクローム
魔改造ブランコお披露目。
その名も『ブランコ・デ・R』
後ろ側に回らないタイヤを取り付け、ブランコの支点となるレール状の梁を前後にスライドさせることで椅子を揺らして前に進む機構。
重さは70kg。座面の重さは20kg。目標タイムは30秒。
横揺れが発生すると動かなくなるので上手く椅子を揺らせるのかが勝負の決め手に。
スポンサーリンクエプソン
魔改造ブランコお披露目。
その名も『スワング』
ロープを棒に変え、強力なモーターの回転力を利用して椅子を強制的に揺らして走行。スイングを素早く行えばそれだけ速く進むはずというアイデアが出発点。
ステアリングを動かすと車体に付けたLEDが増減して点滅して操縦者が目で見て確認できるインジケーター付き。
重さは155kg。座面の重さは42kg。スイング速度は12km/h。目標タイムは25秒。
重量を増やすほどにコントロールが難しくなっていくのでその制御がカギに。
スポンサーリンクスバル
魔改造ブランコお披露目。
その名も『魔樹揺動機 BUM-BUMTA(ブン・ブンタ)』
椅子にエンジンを付け、アームで椅子を揺らして走行。自動車製造技術を応用して真っ直ぐ走る車体を作り込んできたのでステアリング機構は一切なし。
エンジンは1秒間に60回転するものになっているのでギアを複数使用して回転を減らしてブランコへ。
重さは177.5kg。座面の重さは90kg。目標タイムは15秒。
路面はコンクリートでデコボコもあるので、そんなコースをステアリング無しで真っ直ぐ走るかに注目。
スポンサーリンク試技一回目
【ローム 試技一回目】
スタート直後こそスイングの勢いが付かずに、やや苦戦したものの、スイングにリズムが出て来ると安定感を増して順調にゴール。
大きくコースを外れることは無かったものの、後半に座面が横方向に揺れてしまい、修正のために逆後方にステアリングを切って揺れを元に戻すといった繊細な操作も行っていたとか。
結果：51秒08
横揺れを制御するためにスライドのバランス調整を施して試技二回目へ。
【エプソン 試技一回目】
巨体を揺らして順調な走行を見せてゴール。ややコースを逸れそうになるシーンがあったもののステアリングで上手く修正した模様。
結果：29秒87
揺れの速度を1.5倍に上げてスピードアップ。更に木材を切断してフレームを力技で軽量化。
スポンサーリンク【スバル 試技一回目】
前輪をガンガン突き上げながらも、宣言通りに真っ直ぐ進んでゴール。
途中でチェーンが切れるというトラブルが発生したものの、スイングは継続して途中で止まることは無く。
結果：18秒68
事前テストでは18秒がボーダーだったようで、チェーンのトラブルに見舞われつつも好タイム。
試技二回目ではチェーン交換を施したうえ、壊れるのを覚悟でエンジンの回転数を上げてさらなるスピードアップを図ることに。
試技一回目を終えてスバルがトップ。
- 1位 スバル 18秒68
- 2位 エプソン 29秒87
- 3位 ローム 51秒08
試技二回目
【ローム 試技二回目】
後半に行くにつれて徐々にコースを逸れて行ったものの、しっかり修正してゴール。
結果：43秒95
この時点で優勝の目は無くなったものの自己記録を更新して立派な成績。
【エプソン 試技二回目】
モーターの負荷に部品が耐えられずに途中でスイングが止まってしまい、ゴールまであと4分の1という所で完全停止して無念のギブアップ。
結果：棄権
この時点でスバルの優勝が決定。
【スバル 試技二回目】
試技一回目と同様に前輪をガンガン突き上げながらも真っ直ぐ走行。エンジンの限界ギリギリという事でバリバリと轟音を立てながら豪快に。
テスト走行でも試したことがない設定だったようで、ゴール直前にフレームが壊れるという満身創痍の状態。
結果：20秒83
パワーを上げた結果、安定感を欠いてタイムは伸び悩み。つまり試技二回目でタイムを向上させる事が出来たのはロームだけという見方も。
最終結果：スバル優勝 (記録：18秒68)
- 1位 スバル 18秒68
- 2位 エプソン 29秒87
- 3位 ローム 43秒95
以上、魔改造の夜からブランコ25m走の結果でした。
アマゾンプライムビデオ内のNHK公式動画配信サービスNHKオンデマンドの見逃し配信リンクはコチラ
NHK「魔改造の夜」に関する全記事はこちらのリンクから