すぽると100人分の1位 2025年変化球ランキングは史上初のシュートで1位のあの選手
25年12月14日放送の「すぽると」プロ野球100人分の1位は変化球部門ランキングを発表という事で選手コメントなど一覧でまとめてご紹介。
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1位 田中瑛斗
史上初の球種シュートで1位という快挙。
荘司宏太「横に曲がってるような感じですね。」
大勢「あんなに動いてるのに球速も150キロ超えたり、近く出てるので。」
伊勢大夢「左ピッチャーのキレのいいスライダーのような軌道でシュートして行くので、本当に右ピッチャーなのか思う時がたまにあります。」
岩崎優「ジャイアンツの田中瑛斗投手のシュート。」
山﨑伊織「田中瑛斗選手のシュートで。」
この受賞について本人は、
田中瑛斗「今年はそこを生命線というか、シュートが無ければこの成績は無かったのでこだわり続けたいなっていうのはあります。」
スポンサーリンク現役ドラフトで巨人に移籍した2025年シーズンは中継ぎでチーム最多の62試合に登板し防御率は2.13と好投。
自身でも生命線と語るシュートのゴロ割合は75.5%と猛威を振るった2025年。
中村奨成「接点が合いづらいんですよ。打ちに行ってもファウルになったりとか、逆に詰まらされてインフィールド入っちゃったりとかするのですごく厄介です。」
坂本誠志郎「打てたと思っても前に飛ばないし、足の爪が自打球で紫色になってます。思い出すのも嫌ですけど。痛い思い出がよみがえってくるので。」
平良海馬「一度調べてもらった事があるんですけど、握りとかシーム(縫い目)にどう指をかけるのかとか、(指の)当たり方というのも色々考えないとなかなか投げれないボールかなと思いますね。」
その気になる握り方は縫い目の間に2本の指を乗せるだけというシンプルなもの。そして反対側で押さえになる親指が重要という本人談。
ただし握りに関してはあまり重要ではなく、リリース時にかかる圧力が人差し指6~7割、中指3~4割になるような力の配分の方がより重要との事。
イメージとしては中指はなるべく添えるだけ。
スポンサーリンク2位 今井達也
2位 今井達也(スライダー) 9票
2024年の変化球1位がここで登場。
スライダーと一括りにしても1球ごとに軌道が変わる変幻自在の魔球。
vs右バッターのスライダーの奪空振り率は堂々の12球団トップ。
村上頌樹「困ったらあれ投げれば三振取れるんかなって。めちゃめちゃうらやましいなと思ってます。」
九里亜蓮「一球ごとに軌道が違うというか。縦に落ちたり、横に曲がったり。でも球速は変わらないっていう。」
隅田知一郎「バッターが変な所で空振りしてるのがやっぱ。」
村林一輝「(打席に)立たないと分からないと思います。映像で見ててもなんでそこ振るんや?みたいな多分。西武ライオンズの今井投手のスライダーです。」
宮城大弥「今井さんのスライダー。」
種市篤暉「色々教えてもらったりもしましたけど、聞けども聞けども投げれないっすね。やっぱり彼にしか投げれないスライダーかなと。」
西口直人「自分の中で試行錯誤した結果、あそこに辿り着いたっていうのは色々考えて日頃からやっている証拠だと思いますし。天才だと思いますけど努力家だなという風に。」
スポンサーリンク3位 モイネロ
3位 モイネロ(カーブ) 7票
8年連続トップ10入りとおなじみのモイネロ。
石川雅規「あのボールだけ重力すごいんじゃないかぐらいめちゃめちゃ曲がるので。教えてよと思いますけどね。」
山田哲人「曲がり幅がデカいし速い。」
山﨑福也「バッターの反応見ても一回ピクッと上に行くので。」
滝澤夏央「モイネロのカーブですかね。天井から降って来るような。人が投げているようなボールじゃない曲がりをしてるので。」
太田光「跳んで打たないといけないぐらい意味分からない所から落ちて来るんですよ。」
西川史礁「最初抜けたカーブだと思ったんです。フォアボールやなと思って一歩踏み出そうとしたら、そこからグンって曲がって来たんで度肝を抜かれました。」
同4位 杉山一樹
同率4位 杉山一樹(フォーク) 6票
2025年シーズンはパ・リーグ最多タイの31セーブを記録。
海野隆司「キャッチャー泣かせですね。本当にすごいボールです。」
寺地隆成「振りに行った時にはもう落ちてるみたいな。」
万波中正「めり込んでんじゃないかなと思うくらいの。体感落差は2m50cm。」
大関友久「杉山のフォーク。」
清宮幸太郎「分かってるのに、フォーク来るって。本当に当たらないです。」
フォークの投球割合が約半数を占めていてストレートとフォークのほぼ2球種で最多セーブ。
vs清宮では4打席連続で3球三振に仕留めており、12の投球のうちフォークが9回と多投しても打たれない必殺の武器。
スポンサーリンク同4位 曽谷龍平
同率4位 曽谷龍平(スライダー) 6票
スライダーの曲がり幅が激しすぎるために大学時代に友人が命名したジェットコースタースライダー略して「ジェッスラ」が最大の武器。
丸佳浩「久しぶりに左ピッチャーでイメージしていても一瞬のけぞり気味になってしまうというか、ピクッと反応してしまうような。」
西川愛也「キャンキャンですね。パワプロでいう(曲がり幅)9ぐらいあるんですよ。」
源田壮亮「ヤバいっす。ヤバい…」
古謝樹「オリックスバファローズの曽谷選手のスライダーです。」
泉口友汰「頭にデッドボール当たるかなと思ったのがストライクになるぐらい。曲がり幅もすごいんですけど速さもあるというか。本当に頭に当たるぐらいからパチーンと曲がるようなスライダーだったので。今年一番のスライダーでしたね。」
同4位 ケイ
同率4位 ケイ(カットボール) 6票
岸田行倫「もう本当に真っ直ぐに見えて打ちに行ったら曲がるみたいな。」
大山悠輔「曲がりもすごく大きいですし、コントロールがすごくいいというか。」
山本祐大「頼りになるボールでした。」
近本光司「左バッターもすごく苦にしているんですけど、特に右バッター。」
ケイの場合は本来得意とされる左バッターよりも右バッターに対しての方が相性が良いというデータ。
さらにカットボールに関しては被打率が.160にまで低下。
森下翔太「真っ直ぐの軌道なんすけど、そこからグンって曲がるんすよ。だから真っすぐに見えてるんですよね。けど曲がってるからファウルになったり前に飛ばない。なかなか右バッターが苦戦する理由があるかなっていうボールですね。」
2026年シーズンはMLB復帰が決まっていて、ホワイトソックスに移籍する予定。
スポンサーリンクその他
7位 荘司宏太(チェンジアップ) 5票
8位 藤井皓哉(フォーク)、伊藤大海(スライダー)、宮城大弥(スライダー)、隅田知一郎(チェンジアップ) 3票
12位 モイネロ(スライダー)、種市篤暉(フォーク)、ケイ(スライダー)、山﨑伊織(フォーク)、松山晋也(フォーク) 2票
以上、すぽるとプロ野球100人分の1位 2025年の変化球部門でした。
「100人分の1位」に関する記事はこちらのリンクから
