世界くらべてみたら駄菓子総選挙ランキング3位ガブリチュウ、2位ポテトフライで1位は？

25年12月17日放送の「世界くらべてみたら」は駄菓子総選挙第2弾と題してブラジル、カナダ、フィンランドで人気投票という事でランキング結果を一覧でまとめてご紹介。

ランキング一覧

1位フエラムネ(コリス)

実はラムネというジャンルのお菓子は世界に無く、その味や食感は日本独自。

それを踏まえてブラジルではちょっと酸味が気になるという意見があったものの、笛になるというギミックを説明すると大喜びの子どもたち。一方で大人たちは硬いミントタブレットとは違ってソフトキャンディーの食感という感想で、ホロホロ崩れるソフトな食感が大好評。さらに笛になると説明すると大人も大盛り上がりで踊り出すサンバ気質が発動。

フィンランドでも笛機能が子どもたちに大刺さりで1パック1700円でも買うと言い出す始末で1パック80円と聞くと「売ってる所まで行ってくる」とノリノリ。

カナダでも同様の意見で独特の食感や笛機能が大好評。

Amazon：コリスフエラムネ 8個×20個

2位ポテトフライフライドチキン味(東豊製菓)

硬くて焼き目しっかり＆外側ガリガリのチップスが多いブラジルではポテトフライにフワフワしていて雲のように軽くて食べやすいという意見。

フィンランドでは無限に食べられると子どもたちから大好評。また、大人たちは不思議なことにその塩気の奥に甘みも感じているようでプラスに作用。

カナダでは厚くてサクサクしている上にフワッと感まである食感が大ウケで彼氏にポテトフライをプレゼントされたら結婚するとまで言う人が現れる事態に。

Amazon：東豊製菓ポテトフライフライドチキン 11g×20袋

3位ガブリチュウ(明治チューイングガム)

ブラジルではガブリチュウのソフトキャンディーの食感がちょっと固めでモチモチし過ぎて歯にくっ付くフィニ(現地の定番キャンディー)よりも食べやすくて好きと好評。一方でもっと甘い方が好きという意見も多くてブラジル単独だと4位とやや物足りない結果に。

フィンランドはぶどうの栽培に適していない気候という事もあってぶどうではなくブルーベリー味に間違える人がいたものの、ぶどう味は好評。

カナダではガブリチュウを見た途端に「ハイチュウでしょ？」と皆一様に反応するほどハイチュウの認知度はゲキ高。そのバリエーションという事もって濃厚なグレープ味も好評で味＆食感ともに気に入る人続出。

Amazon：明治チューインガムガブリチュウグレープ味 1本×40袋

4位ベビースターラーメンチキン味(おやつカンパニー)

3か国揃ってインスタント麺をおやつとして食べたエピソードを語るという面白い共通点。そして食べちゃダメと奥さんやお母さんから怒られたという似たようなエピソードもちらほら。この3か国では麺の形状をしたお菓子がほぼ無いという事であるある話が共通するという面白い現象。

という事でブラジルではインスタント麺よりもおかし向けに味がしっかり付けてあるのでカリカリ食感＆塩気が大人も子どもも好評。さらに1袋30円というお手頃価格も驚きだったようでブラジル単体では2位と好成績。

カナダでは中毒性があって危険な食べ物と嬉しい評価もあったりして、中には見た目が茶色なので一見すると油っぽいかと思いきや軽い食べ応えという意外な意見を言う人も。結果はカナダ単独だと1位と抜群の成績。

一方でフィンランドではインパクトある味のお菓子が好きという国民性のせいか味が薄くて物足りないという意見が続出してフィンランド単独だと5位と足を引っ張った形に。

Amazon：【公式】ベビースターラーメンチキン味 68g

5位うまい棒シュガーラスク味(やおきん)

ブラジルではパッケージの可愛いキャラクターがサッカーをしているという時点で好印象という意外な反応。さらにサクサクのスナック菓子が甘いというのがカルチャーショックだったようで、甘いスナック菓子が無いブラジルでは革命的な味とあって子どもたちは大喜び。一方で大人になるとバターの塩気に対して甘さが中途半端と砂糖の消費量が日本の3倍と甘党のブラジルでは物足りない評価多数。

フィンランドでは虫歯＆肥満予防のために各家庭でお菓子を食べる曜日(大抵は土曜日)を決めるカルッキパイヴァという習慣が広まっていて、そんな日に食べるにはザクザク食感と甘味がぴったりと好評。また、1本16円という超コスパも驚き。

カナダではキャラメルっぽい甘みがあると子どもからは好評だった一方で大人からは甘みが強すぎてベースになっているとうもろこしの良さが活きていないとなかなか通な意見。参考としてしょっぱい系のめんたい味を試食してもらうと固い食感のシュガーラスクよりもフワフワ感のあるめんたい味が軒並み大好評で、中には「ロブスターみたいな味」という意見も。ちなみにカナダではケチャップ味のスナック菓子が定番だそうで種類豊富。

Amazon：プリッツトマト 53g×10個スナック菓子

Amazon：やおきんうまい棒シュガーラスク味 6g×30袋

6位あわラムネソーダ味(コリス)

酸味が苦手なブラジルでは酸っぱすぎる＆刺激が強すぎると大人も子どもも一様に不評。

フィンランドでは「石鹸食べたかと思った」と大人たちからは軒並み大不評。一方で子どもたちは泡が出る不思議なギミックに大喜びと大人と子どもで対照的な反応。

カナダでは泡が出て来る仕掛けは好評だったものの、ソーダ味が何なのかよく分からないという意見が多くて炭酸飲料全体を指すソーダという響きがピンと来ていない様子。日本でこれはラーメン味といわれても疑問符が浮かぶのと同じような反応。

Amazon：コリスあわソーダラムネ 3個×20個

7位スッパイマン(上間菓子店)

ブラジルでは酸味の強い食べ物をあまり食べない食文化でドライフルーツでも酸味が消えるほどシロップ漬けする甘党文化という事もあって初めて感じる強烈な酸っぱさに悶絶。

カナダでは酸っぱい＆しょっぱいが強烈すぎるとこちらも不評。

一方フィンランドでは第一印象では面食らう人が多かったものの、噛んでいると意外にイケる？と意外な反応。フィンランドでは酸っぱい味のグミが数多く売られていて酸っぱいお菓子好きの一面があるようで、梅干しの発酵したような独特の塩辛い酸味も現地のサルミアッキ(薬っぽい味×塩気×アンモニア臭が混ざった定番キャンディー)が持つ刺激的な世界観に似ていると親近感。

Amazon：ファッツェルサルミアッキ 40g×1箱フィンランドのお菓子

Amazon：上間菓子店スッパイマン甘梅一番袋入 180g (5袋)

8位きなこ棒(西島製菓)

ブラジルでは全然味がせず「砂を食べたみたい」と辛辣。甘さを足すためにドセ・デ・レイテ(煮詰めた練乳ペースト)をつけると大好評。

フィンランドでは「これ鳥のエサ？」と見た目から拒否反応の少年もいて、食べてみてもパサパサしていて甘くないと大不評。甘さを足すためのリコリスソースをかけるアレンジにしてみると一転して良い反応も。

カナダでも同様で味がしない、甘くないとやっぱり不評。カナダの甘味といえばというメープルシロップがけにして食べてみるとパサパサ感も消えて甘さアップで好評。

Amazon：どりこ飴本舗　棒きなこ当　45本入り（あたり5本）

9位わさびのり太郎(やおきん)

ブラジルではわさびの辛味が強烈すぎて「何が起きたの！？」と目を丸くする少女も登場するほどで大人達でも同様の反応で不評。中には「わさびを食べられたら〇レアル(ブラジルの通貨)あげる」「ドッキリや罰ゲームの定番」と友達同士の遊びもあるという証言もあって、ブラジルでわさびはキワモノ扱いされている節も。

フィンランドでも同じような反応で、普段よく使われるマスタードは辛味よりも酸味が重視されていて辛味には慣れておらず、特にわさびの鼻にツーンと来る辛さが受け付けないとの事。

カナダではカナダ産のわさびも栽培＆販売されるほどにわさびが浸透しつつあるそうで、もっとわさびのツーンとした辛味が欲しいという真逆のリアクションをする人も現れる中、それでもやっぱりわさびの辛味は苦手と全体としては不評。ただし、中には噛んでいるうちに美味しい味が出て来る「みんな気付いていないだけさ」と通っぽい事を語る少年も登場。