霧吹きで霧が出てくるのはなぜ?チコちゃん
25年12月19日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『霧吹きで霧が出てくるのはなぜ?』の答えなどまとめてご紹介。
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【ゲスト】くっきー!、若槻千夏
【VTRゲスト】なし
霧吹きで霧が出てくるのはなぜ?
3問目の出題は、
霧吹きで霧が出てくるのはなんで?
チコちゃんの答えは、
ぐるぐる回る溝がついているから
解説は環太平洋大学の川村康文教授。
霧吹きのスプレー先端部分をよく見ると「ムシ」と呼ばれる部分に斜めの溝。
ここは水が通る「入口」として働いており、ここを水が通過すると円形のカーブに沿ってぐるぐると水が動いて回転。
スポンサーリンクこの溝つきのムシの構造を再現した模型を使って水を流してみると、水がぐるぐる回転する様子がはっきりと。
この回転する水流はそのまま先端ノズルの方へ向かっていきますが、そうなると小さな穴から勢いよく噴射される事となり、回転する遠心力によって円すいの形に拡散。
この円すいの形になる過程で水は霧へと変化するそうで、初めにノズルから飛び出した直後は板状に連なっていた水が、遠心力によって外に飛ばされる事で、その力によって波を打つようになり波動と呼ばれる状態に変化。そこからは輪っかのまま分裂して波を打ったようなひも状にさらに変化し、最終的には細かい粒に分離して霧というメカニズム。
つまり霧吹きで霧が出て来るのはぐるぐる回る溝を水が通る事で遠心力を伴いながら勢いよく噴射され、円すい状に広がっていく過程で板状→波動→分裂→ひも状→霧と状態を変化させるので霧として出て来るというのが答え。
という事で3問目は以上。
※同放送回のその他の疑問はコチラ
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