ハイタッチをするようになったきっかけは?チコちゃん
26年1月23日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『ハイタッチをするようになったのはなぜ?』の答えなどまとめてご紹介。ハイタッチのきっかけになった野球選手とは一体誰?
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】島崎和歌子、中務裕太
【VTRゲスト】麒麟 田村裕
ハイタッチをするようになったのはなぜ?
1問目の出題は、
なんでハイタッチをするようになったの?
チコちゃんの答えは、
ドジャースのダスティ・ベイカー選手がどうしていいのか分からず、思わず手を合わせてしまったから
解説は名城大学の鈴村祐輔教授。
そもそもハイタッチという言葉自体は日本で作られた和製英語で、欧米ではハイファイブ(high five)と表現するのが一般的。
そしてこのハイファイブはメジャーリーグの人気球団ロサンゼルス・ドジャースの試合から生まれたとされるのが通説。
そのきっかけになったのが1977年10月2日に行われたロサンゼルス・ドジャース vs ヒューストン・アストロズの一戦で、この試合の6回裏に当時ドジャースの主力だったダスティ・ベイカー選手がホームランを打ち、大喜びでホームインした所、次のバッターとして控えていたグレン・バーク選手が右手を高く掲げてベイカー選手を迎え入れ、その様子を見たベイカー選手は一瞬戸惑いながらもとっさに自分も右手をあげてバーク選手の右手へタッチ。
これがハイファイブ(ハイタッチ)の起源とされていて、この当時の心境についてベイカー選手は、バーク選手が手を挙げて思い切り体をのけ反らせていたので、なぜかどうしないといけないという衝動に駆られて自然と手が伸びて手を叩く事になったと回想しているとの事。
さらにこの出来事があった3日後にもベイカー選手はホームランを放ち、それをバーク選手がまたしても手を挙げて出迎えるという同じような光景が繰り返されたそうで、これを撮影した写真が翌日の現地の新聞の一面を飾った事で大変な話題になったそう。
当初このパフォーマンスには特に名前が付いていませんでしたが、のちに5本の指を高い位置で合わせるという意味でhigh fiveと呼ばれるようになり、翌シーズンにはドジャース恒例の祝福パフォーマンスとして各選手が頻繁に行うように。するとこのパフォーマンスを他球団も真似て一躍野球界に広まっていったとか。
さらに1980年にはドジャースではhigh fiveをモチーフにしたTシャツを販売し、これによって野球ファン以外にもこのパフォーマンスが知られるように。
スポンサーリンクちなみにハイファイブの生みの親のベイカー選手は引退後ワールドシリーズ優勝1回、5球団に渡って地区優勝に導くなどメジャーリーグきっての名将として知られる存在に。
また、この祝福パフォーマンスはやがて日本に入ってくることになりましたが、どうしてハイファイブから名前が変わってハイタッチと呼ぶようになったのか?などはっきりとしたいきさつは不明で、ハイタッチというカタカナ語が辞書に掲載されたのは2005年になってからかなり最近の出来事だったり。
最後にハイタッチとスポーツの成績について興味深いデータを紹介すると2008年にカリフォルニア大学がNBAのチームを対象に行った調査では試合中にハイタッチを含む選手同士のスキンシップが多いチームほど好成績を収めているという調査結果が得られたそうで、これはハイタッチをする事で脳内で幸せホルモンの一種オキシトシンや、やる気が集中力を高めるとされるドーパミンなどが分泌された影響によるかもしれないという専門家の指摘。
という事で研究者である桜美林大学の山口創教授の監修のもとで5人のバスケ選手が5本ずつフリースローを打ち、ハイタッチありと無しでその成功率を比べ、唾液に含まれるストレスホルモンの一種コルチゾールについても測定する実験を敢行。
幸せホルモンのオキシトシンが増えればストレスホルモンのコルチゾールは減るというメカニズムに基づいて、コルチゾールが減っていればオキシトシンは増えているはずという仮定で実験を行ってみると、チームメンバーが無反応の状態でフリースローを打った場合、平常時に比べて5人全員がコルチゾール値がアップしてストレスを感じたという結果に。
続いてフリースローを入れても外しても互いに健闘を称え合って笑顔でハイタッチありという状況に変えてみると5人中3人でフリースロー成功率が落ちてしまうという残念な結果に。
一方でコルチゾール値は全員が大幅に下がって望んでいた通りの抜群の結果。
肝心のシュートの成功率が落ちてしまった事を残念がる山口先生ですが、まあたった5人の実験結果なのでという事で1問目は以上。
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