雑草がまたすぐ生えてくるのはなぜ?チコちゃん
26年2月27日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『草むしりしても草むしりしても雑草がまた生えてくるのはなぜ?』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】清塚信也、ゆうちゃみ
【VTRゲスト】なし
草むしりしても草むしりしても雑草がまた生えてくるのはなぜ?
2問目の出題は、
なんで雑草は草むしりしても草むしりしてもまた生えてくるの?
チコちゃんの答えは、
あなたが草むしりをするから
解説は東京農業大学の宮浦理恵教授。
雑草を抜く行為は別の雑草が生えて来るきっかけを与えているのと同意義だそうで、つまり草むしりはエンドレスの連鎖。
通常、野菜や草木を育てる場合は人の手で光・水・温度などを管理する事で大きく成長していきますが、一方の雑草はというと光や水が管理されていない環境でもしぶとく育って気付いたら広がっていくという違いもあって、この違いを生むのが土壌シードバンク。
これは言葉の意味そのままで土の中に大量の種が貯蔵庫のように蓄えられている状態を指し、雑草は他の植物とは違って大量の種を付けるという特徴があり、例えば稲穂は1本で約50~70個の種を付けるといわれていますが、ねこじゃらしとしてお馴染みのエノコログサは多い時では1本につき約800個の種を付けるという大きな違い。
こうして生まれた大量の種は地面に落ちたり風でばらまかれて、そのまま土に埋もれて土の中で休眠状態に。この状態を土壌シードバンクと呼び、潜在的な雑草の繁殖地がその場にあるという意味に。
スポンサーリンクこの土壌シードバンクにどのくらい種が含まれているかというと、ある調査によるとわずか1㎡のエリアに埋まっていた雑草の種は3万4000粒という驚異的な数字。こうした雑草予備軍とも呼べる土壌シードバンクは休眠状態のまま「いつ芽が出せるかな?」と常にタイミングをうかがっているそうで、そのきっかけの一つになるのが草むしり。
草むしりをすると知らず知らずのうちに発芽スイッチを押してしまうというのがポイントで、この時スイッチになるのが光と温度。
草むしりでは土の深い所に埋まっていた種を地表近くに移動させる働きをしますが、地中深い場所よりも地表近くの方が太陽の熱が伝わって昼夜の温度差が大きくなり、この温度差を感知した種は地表に近い今が芽を出すタイミングと認識。そして草むしりによって他の雑草を除去する事で光が当たりやすくなり、種にとっては条件が揃った事になって休眠を解いて発芽準備へ。こうして新たな雑草たちが増加して草むしりをしてもすぐに復活。
という事はきっかけを与えている草むしりはやめた方がいいのか?とも思えますが、草むしりを止めてしまうと雑草はやがて伸び放題になって荒れ地になってしまうので、一番のポイントは雑草が種を落とす前に草むしりをするというタイミングの問題と宮浦先生。
具体的には種で繁殖するタイプの雑草は秋ごろに種を落とし始めるので、その前の夏から秋のはじめに草むしりをするのが効果的というアドバイス。
ちなみに雑草=厄介者として見られがちですが、春の七草のナズナ、ハコベなど日本には草と共存して来た歴史があるので定期的に草むしりをしながら上手く付き合うのが良いとの事。
また、一番根性がある雑草といえば?という質問にはオヒシバという答えの宮浦先生。
道端などでもしょっちゅう見かけるオヒシバは春から夏にかけて繁殖する雑草で、オヒシバは枝分かれしたヒゲ根が地中深くに食い込むのでその根っこを完全に抜くのは至難の業というド根性ぶり。それなりの大きさになると3人がかりじゃないと抜けないほどの食いつきぶりで非常に厄介。
ちなみにチコちゃんでは過去回で「雑草ってなに?」という疑問を取り上げていましたが詳しくはこちらで。
という事で2問目は以上。
※同放送回のその他の疑問はコチラ
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