じゃんけんがグーチョキパーなのはなぜ?チコちゃん
26年7月31日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜじゃんけんはグーチョキパー?』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】DAIGO、ぱーてぃーちゃん信子
【VTRゲスト】なし
なぜじゃんけんはグーチョキパー?
3問目の出題は、
なんでじゃんけんはグーチョキパーなの?
チコちゃんの答えは、
ナメクジがヘビに勝ったから
解説はじゃんけん研究者の稲葉茂勝さん。
稲葉さんの考えではじゃんけんが誕生したのは江戸時代の日本で、世界中にじゃんけんのようなものは数あれど、その中で最も洗練されているのが日本生まれのグーチョキパーシステムとの事。
そしてこのグーチョキパーの肝になるのが「三すくみ」という考え方で、グーがチョキに勝ち、チョキがパーに勝ち、パーがグーに勝つという3者が互いに優劣がある関係。
スポンサーリンク3者ではなく2者だと優劣が出来て一方が勝ち続ける事になってしまいますし、フランスのような4つ目の手(例として井戸)がある場合だと、井戸はグーとチョキに勝ってパーに負けて2勝1敗の形で、パーは井戸とグーに勝ってチョキに負けるのでこれも2勝1敗。ところがチョキとグーは互いに1勝2敗で出す手によって勝率が異なるという不均衡な関係に。
さらにマレーシアになると水(パー)、石(グー)、拳銃(チョキ)、板、鳥の5パターンあってそれぞれ1勝3敗、2勝2敗、3勝1敗が混在する不均衡かつかなり複雑なルールに。
その点、三すくみであれば絶対的強者が存在しないルールなのでシンプルかつ究極ともいえる関係が成り立っているわけで、この三すくみの起源とされているの中国で、10世紀ごろに書かかれた中国の思想書「関尹子(かんいんし)」には「ムカデがヘビを食い、ヘビはカエルを食い、カエルはムカデを食う。互いに食らう」という記述。つまりこのカエル、ヘビ、ムカデは三すくみになっているわけで、これが日本に伝わった際にムカデがより身近なナメクジに変更。
そしてここから生まれたのが虫拳で、日本で行われた最も古い拳遊びとされている、その手の形は、
- 親指を立てる→カエル
- 人差し指を立てる→ヘビ
- 小指を立てる→ナメクジ
どれも指一本で表現するのでシンプルなのは良いとしても、ぱっと見でどの形がどの生き物に相当するのかが分かりづらく、ヘビがナメクジに負けるというルール自体も納得感が無いなど問題点もあって、これがやがてじゃんけんの形に洗練されていくベースになったと稲葉先生。
その他にじゃんけんに影響を与えたと考えられる拳遊びとして「本拳」「狐拳」などがあり、本拳は元禄年間に中国から長崎に伝来したしたとされ、その遊び方は片手で0~5を出して、対戦相手との合計を予想して口に発するというルール。つまり「いっせーので」「指スマ」といった遊びの元祖。片手で数字を表す時の形がじゃんけんに影響を与えたとされていて0、2、5の時の手の形がそのままグーチョキパーに。
狐拳はポーズをして勝ち負けを決めるお座敷遊びの一種で、きつね・猟師・庄屋の3つの要素で三すくみの形になっており、村のリーダー庄屋は猟師に勝ち、猟師は銃が使えるのできつねに勝ち、きつねは庄屋を化かして勝つという関係が成り立っていて、
- 正座でお行儀よく手を太ももに置くポーズ→庄屋
- 手を曲げてコンコンのポーズ→きつね
- 銃を構えるポーズ→猟師
といった具合で虫拳より三者の関係が分かりやすくなった事でお座敷遊びとして一部で流行。
そして虫拳、本拳、狐拳といった遊びの要素を取り込みながら生まれたのが石拳で石(グー)、ハサミ(チョキ)、和紙(パー)の3要素に。稲葉先生によると石拳(いしけん)という読み方がやがて(じゃくけん)に転じたことでじゃんけんの名称になったとか。
という事で3問目は以上。
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