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キングオブコント2025 出場者や順位など結果一覧


25年10月11日放送の「キングオブコント2025」の出場者、審査員コメントのやり取り、順位など決勝結果を一覧でまとめてご紹介。

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MC&審査員

【MC】ダウンタウン浜田雅功、日比麻音子アナ

【審査員】かまいたち山内健司、ロバート秋山竜次、バイきんぐ小峠英二、東京03飯塚悟志、シソンヌじろう

1stステージ

ロングコートダディ 474点

  • じろう 94
  • 山内 95
  • 秋山 95
  • 小峠 95
  • 飯塚 95

山内「トップバッターですけど面白くて低い点数は付けられない感じでした。否定から入ってくるなんかイヤな人をファンタジーの形で表現してて、暗転を挟むコントになるのかなと思ってたんですけど最小限で時間経過だけに使って、否定から入って来るなコイツってみんな思ってるちょうどのタイミングで指摘して面白い感じに仕上げてるのが良かったですね。」

秋山「最初のVTRの段階から遊びにかかってるというか。コントに入ってもメルヘンチックな動き系のやつかなと思いきやまさかの否定。こっちなんだ!?って見た事無かったですね。」

小峠「こういう着ぐるみ着るとはしゃぐんですよね。動きがあったりとか。それをえらい人間だなと思って。そっからどう展開していくだろう?ってとこからもっとねじ込んで行くのがすごいなと。最初の暗転もフリで2つ、3つ使うって相当な度胸。自信ないと出来ない構成だなと思いましたね。」

飯塚「時間の使い方が完璧。暗転かと思ったら前フリでそっから面白いテーマ入って電話の展開とか最後の終わり方とか5分完璧だった気がします。」

じろう「まず僕の点数も95点にしてもらっていいですか?去年もトップバッターで面白過ぎて点数あげすぎちゃってそれで全体の点数が上がっちゃって。それで最高点を下げようと思って。ホントに兎が言ってたみたいに一言一句セリフのやり取りにムダがなくて、地底人もあんな電話の入り方するんだなとかどうでもいい所まで面白くなっちゃって。」

浜田「山内さんいかがですか?」

山内「それをやめましょう。2巡目なんですよ。それをやめましょうって。」

や団 473点

  • じろう 96
  • 山内 93
  • 秋山 97
  • 小峠 94
  • 飯塚 93

秋山「ずっと笑ってましたね。4年連続でこんなの作るのすごいですし、泥臭い感じでもちゃんと計算されてて、ずっとボケもあって顔もめちゃくちゃ面白いですし。ドーパミンフェイス忘れませんもん。」

じろう「伊藤さんがポーカーにハマって生計立てられなくなって家族も全員失って町中華に来て常連客をたぶらかして楽しんでる背景が勝手に。」

伊藤「その通りです。そう作ってます。」

飯塚「設定は本当に面白かったと思います。駆け引きが上手いってだけであそこまで引っ張るってなかなか出来ないと思いますけど、僕は伊藤くんが変な人過ぎたっていうのが引っかかる部分というか、もうちょっと人間味というかその人自体の面白さが出てれば。拾って食べちゃうとかちょっと引いちゃいました。あそこがもうちょっと整合性があったら跳ね上がってたと思います。」

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ファイヤーサンダー 457点

  • じろう 90
  • 山内 90
  • 秋山 91
  • 小峠 92
  • 飯塚 94

飯塚「あんなブラックなネタであそこまで笑いは起こせないですよ。丁寧に緻密に作ってるからこそ笑いが起きるっていう。オチだけシュッと終わったなって事でロングコートダディより1点下げただけですごい良いネタだと思います。」

浜田「引かれるような言葉もおっしゃってましたもんね。」

飯塚「あれで笑いは起きないですよ。あれで爆笑が起きたらこのスタジオおかしいです。」

小峠「ネタバラシの段階でハードル上がってたと思うんですけど、それを超えてくるぐらいのワード。それでゲスト2席があったんですけど、あれが意味ないのかなって思ったんですよ。何となくないがしろにしそうな所をちゃんと意味のある回収をして、そこも笑いにつなげる構成が素晴らしいなと思いました。」

山内「ブラックなネタだと思うんですけど笑いがめっちゃ起きててすごいな思ったんですけど、ブラックなのを扱う時って、あっ誰か笑ってない人がいるんじゃないかな?って見てる人が不安を抱く危険性もあって、大丈夫かな?ってよぎっちゃうとこまで踏み込んでたかなと思ってこの点数に。」

浜田「もうちょっと。もうちょっと。」

山内「あっもう終わりです。これ以上は無いんで。全部喋りました。限りなく2巡目に近いんでやめてください。」

青色1号 458点

  • じろう 92
  • 山内 91
  • 秋山 94
  • 小峠 89
  • 飯塚 92

秋山「楽しくない奴からの楽しい奴が出てきた時の感じが面白かったですし。あといちいち、これが楽しいってことだよ?の余計な事言わずに顔で持って行く感じとか。」

じろう「前半のフリの部分もそうめんくんのキャラクターが面白くて後半の爆発に繋がったんですけど、やってる設定が3人の年齢に合ってないように見えちゃって。40歳過ぎぐらいにこのコントやったらもっと面白く見えるのになぁって、会社員の割にはわちゃわちゃする所とかも実年齢より若い感じに見えちゃって、おじさん感が出てからの方がこのネタ良いんじゃないかなって。」

小峠「面白かったんですけど、話があんまり進んでいかないなっていうのが引っかかっちゃってて。仮屋くんの流れがあって、そっから榎本くんが来た時になぞる感じだったのでもうちょっと2人のやり取りがあって、もっと3人でグルーブしていくというか。それが見たかった感じでしたね。」

仮屋「その通りです。」

小峠「そんな事ない。ごめんね。ごめんごめん。そんな目で俺を見ないでくれ。面白かったんだよ。面白かったけどね。」

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レインボー 464点

  • じろう 94
  • 山内 97
  • 秋山 93
  • 小峠 90
  • 飯塚 90

山内「二人の演技の上手さももちろん、ディテールの細かさというか。池田がスーツケース持って来てたんですけどホントに若手芸人が持ってるスーツケース使ってたりとか。あと個人的にはちょっと関西の芸人バカにしてる感じとか。関西弁の漫才師をバカにしてる感じがめちゃくちゃ面白かった。」

じろう「ウケるためのやり取りのために会話がテンポだけになっちゃう時があるんですけど、ジャンボがその間を表情の演技とかで細かくリアリティが出るように繋いでる所が良かったと思います。」

ジャンボ「じろうさんは良い所を見てる。」

浜田「何やねん!お前!腹立つわ。笑」

飯塚「女芸人のキャラの仕上がりは半端なかったと思いますけど。僕はどっちかって言ったら芸人が芸人のネタをやるよりは何かに置き換えてコントをやって欲しいなと思うので、これだけレベルの高い中で審査するとちょっと低くなってしまいます。」

元祖いちごちゃん 447点

  • じろう 92
  • 山内 90
  • 秋山 89
  • 小峠 87
  • 飯塚 89

じろう「ペロちゃんのキャラクターが素晴らしかったのと、他のコンビは間をどんどん埋めていかに笑いの量を取っていくかってネタの作り方だと思うんですけど2人の間が気持ち良くて。全部の間を埋めずに2人の空気感で笑わせる所がすごい好きでした。あとペロちゃんが履いてる靴がうちに新聞の集金に来るおじさんと同じ靴履いてて。」

小峠「ああいう気の触れたような設定は好きなんですけど、あれだけ間を空けるのであれば、その後の一言でその間を回収する笑いがないと帳尻が合わないのかなと思って。そこが気になっちゃいましたね。間の後のもたつきというか。設定とかは面白いと思いました。」

浜田「間は気にしないぞ!という方。」

ペロちゃん「(静かに挙手)」

浜田「そらお前はそうやろ!お前もう!笑」

うるとらブギーズ 448点

  • じろう 88
  • 山内 91
  • 秋山 90
  • 小峠 88
  • 飯塚 91

山内「仕方ないんですけど一発目の言い間違えてツッコむ前にお父さんの方が若干噛んじゃったのが。しょうがないねんけど、このネタにおいては気になる部分になっちゃったんで。その後の脱線して巻き込んで行く所ももっと多分普段巻き込めてるんだろうなって。もっと大笑いの渦になって欲しかったなって気がしました。」

小峠「僕も気になって、あれこれ緊張し過ぎてんのかな?大丈夫かな?って思ったら、あぁそういうネタなんだって思ってどんどん面白くなって行ったんですけど、やっぱり一辺倒というか、ただそれだけになっちゃったので。何かしら一発、二発でもいいですけどそれ以外の引いた笑いというか、違う角度のがあったら潤滑油となってさらにズバンと行ったのかなって思っちゃいました。もったいないなっていう。」

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しずる 457点

  • じろう 88
  • 山内 92
  • 秋山 96
  • 小峠 93
  • 飯塚 88

秋山「B’zまるまる一曲やるのがすごいなって。大体ああいうのって断片的に終わるんですけど、一曲全部やりやがったんで。途中の口も全部合ってたし。渡辺直美のビヨンセの進化版みたいな。こんなパターンあるんだって新しいの見ましたね。」

池田「そこはホントに意識しました。」

秋山「そんな会話しねぇんだよ。ここで。直でやんないのよ。」

飯塚「ずっと何やってたんですか?歌い出したなっていう所は面白かったですけど。その…何だろうな?時間の使い方というか。持て余してた感。爆発してくれたら点あげやすいと思うんですけど、なかなか無いネタなんでね。」

池田「じろう!88ないだろ!お前。」

じろう「僕は面白いと思ったんですよ。先輩なんですよ。しずるさんって。東京のコントをハイセンスなネタで引っ張ってきた2人が10年ぶりぐらいに決勝に出て来てやってるネタがこれっていうのがしみて面白かったんですけど、ウケてなかったんですよ!」

トム・ブラウン 4点

  • じろう 90
  • 山内 94
  • 秋山 92
  • 小峠 86
  • 飯塚 89

山内「古いコントを見せられたなって感じが。最初にタイトル言ったりとか。今時ないです。なんですけど犬のおできをみちおがやったりとか、途中で映像使ったりとか、SEの音使ったかと思えば、頭ゴチン!とか自分で言ったりとか、猫まんまみたいなコント。それがトム・ブラウンらしくてトム・ブラウンにしか出来ないコントでいいなと思って。」

小峠「面白かったんですけどちょっと粗すぎるな思って。僕は最後の映像の所で妙に冷めてしまったというか、もうちょっとバカバカしさ、力技あのままで行って欲しかった。あの映像で笑いが起きりゃ良かったですけど、パって昇華できてないって所が引っかかって。」

飯塚「僕も映像使って欲しくなかった。おできのリアリティが意外にリアルに見えたんですよ。それは世界観ずっと入れてたんですけど映像で離れちゃった感じがしますね。」

布川「みちおが宣言してたんですけど、点数低い審査員は殺しますって言ってました。」

みちお「もう死んでます。」

飯塚「怖すぎるよ!」

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ベルナルド 445点

  • じろう 91
  • 山内 89
  • 秋山 90
  • 小峠 85
  • 飯塚 90

じろう「アメリカで話題のB級ホラー映画が日本で舞台化みたいな。面白い小道具を使うだけのコントじゃなくてちゃんとストーリーもあって、カメラマンにも背景があって物語として面白かったと思います。ネタと関係ないですけど、カメラマンが回ってレンズがこっち向いた瞬間に姿勢を正してしまうっていうプレッシャーも感じてしまいました。」

秋山「ちょっとずつこっち向いてきている時とかヤバくて、何を見せられてるんだ?っていう。もうちょっとカメラが面白いビジュアルだったら良いのになって思いました。ちょっとずつ飽きちゃうというか。もうひと声欲しかったですね。」

浜田「そんな事ないぞ!飽きてないぞ!っていう人。」

飯塚「挙手はしないです!はっきり言います。しません!」

上位3組がファイナルステージに進出ということで1stステージ順位がコチラ。

  • 1位 ロングコートダディ 474点
  • 2位 や団 473点
  • 3位 レインボー 464点
  • 4位 青色1号 458点
  • 同5位 ファイヤーサンダー 457点
  • 同5位 しずる 457点
  • 7位 トム・ブラウン 451点
  • 8位 うるとらブギーズ 448点
  • 9位 元祖いちごちゃん 447点
  • 10位 ベルナルド 445点

じろう「最初にみた2組がそのまま残ってて、あとに出てきた人たちが可哀そうな感じしちゃいますね。ここ越えられないままずっと終わって行っちゃって。」

秋山「なんかドロドロっつうか、スタイリッシュ系の感じがなくて好きな大会ですね。笑いやすいというか。」

小峠「砂利ぶつけられたようなコントばっかりというか、洗練された作品っていうのがここ近年多かった気がしたんですけど、ドカンと一発大砲どうだ!みたいなコントが多いなって思いました。」

飯塚「前半結構洗練されてる感じがしたけど、後半は別の大会みたいな。最初5組と後半5組みたいな。だから混ざって順番になってたらもっと良かったかもしれないですけど、そこしょうがないですもんね。」

山内「僕はやっぱりトム・ブラウンがコントのタイトル言ったのが忘れられないです。15年ぐらい前の主流ですよね?あれ今ないのをやってるとか新しい風が吹いたなと。」

浜田「山内さんどうですか?」

山内「2巡目なんです。2巡目止めて欲しいですし、俺飛ばして最後に持って来たのも止めてほしいです。」

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ファイナルステージ

レインボー 454点 (合計 918点)

  • じろう 91
  • 山内 92
  • 秋山 90
  • 小峠 89
  • 飯塚 92

じろう「何をやってるか分からない薄着の社長と、何の仕事してるか分からない人の2人のやり取りが前半面白かったんで、そのままのキャラで行って欲しかったんですけど、音かかってから盛り上がる構成にはなってるんですけど、笑える構成かっていうと、あんまりそうは感じられなくて…そっち逃げないで2人のやり取りの方が見てて気持ち良かったかなって。」

山内「港区女子と港区ワケ分からん金持ち社長で最初あるある入ってて、あの空気感がレインボーの強みかなって思ってたんで、社長と女の子のやり取りのあるあるの展開でレインボーのネタは見たかった。」

飯塚「あれだけ曲使ってドラマチックに仕上げるならもうちょっと感情移入させて欲しかった。」

小峠「最初始まった時に、また飲み会のネタなんだって思っちゃって。合コンみたいな感じでは無かったんですけど、やっぱり音に誤魔化されてるというか、音がそんなに効果的なのかっていう使い方でしたかね。」

秋山「社長がめちゃくちゃ面白いんで、もっとぶっ飛んだ社長のやつも見たくなっちゃいましたね。このキャラクター。やり取りももっと面白く出来そうな気がしましたね。」

や団 464点 (合計 937点)

  • じろう 92
  • 山内 94
  • 秋山 93
  • 小峠 92
  • 飯塚 93

山内「口悪いけど実はいい人かなと思ったら、悪いままの奴だったんですけど、ロングさんのキャラが個人的には表の表のキャラのまま行っちゃってた気がしたんで、途中で裏切りが欲しかったなっていう部分があって。」

秋山「あんなにボロクソ言ったら引いちゃう人もいるんでしょうけど、行ききっててチョイスが面白いんでずっと笑ってましたし、一本目の餃子よりかは少し落ち着きましたけど面白かったです。おどろおどろしさ笑い。」

小峠「暴言を吐く一辺倒で行くかと思ったんですけど、途中でマジックとか挟んで。最後のオチのマジックは今日一番キレイだった感じがありました。面白くオチましたね。フリが効いてたなと思って。素晴らしかったです。」

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ロングコートダディ 471点 (合計 945点)

  • じろう 97
  • 山内 97
  • 秋山 92
  • 小峠 91
  • 飯塚 94

じろう「今日見たネタの中で一番面白いネタだと思ったので一番高い点数を付けました。」

山内「前半部分はしっとりした感じなんですけど、2人のやり取りがずっと面白くて、さらに後半で大爆笑のオチが待ってたんで文句なしの優勝。」

秋山「最後の足を撃つボケは衝撃でしたけど、ちゃんと笑いになってたし面白かったです。」

小峠「後半の盛り上がりがもうちょっと手前だったら。」

飯塚「ロングコートダディはずっと面白かったんでやっと優勝したかって感じですね。兎くんが撃たれて気持ち良かったです。」

という事で優勝はロングコートダディに決定。

以上、キングオブコント2025の結果でした。

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