鳥のフンが白いのはなぜ?人間との違いは?チコちゃん
26年10月2日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『鳥のフン(ウンチ)が白いのはなぜ?』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】大久保佳代子,SixTONES髙地優吾
【VTRゲスト】なし
鳥のフン(ウンチ)が白いのはなぜ?
2問目の出題は、
なんで鳥のフン(ウンチ)は白いの?
チコちゃんの答えは、
卵の中でヒナがオシッコ出来るようにするため
解説は東京都市大学の北村亘教授。
まず一般的に私たちが鳥のフンとして普段目にしているのは実はウンチではなく、正確にはウンチ+オシッコという事実。確かによく観察してみると白い絵の具のようなドロッとした液体に混ざって黒い粒が見えますが、白いのがオシッコで黒いのがウンチ。
鳥も人間も食べ物を消化する際に非常に強い毒性を持つアンモニアが発生しますが、人間の場合は有害なアンモニアが血液によって肝臓に運ばれて無害な尿素へと変換。こうして作られた尿素は水に溶けやすい性質があるために腎臓で水分と混ざってウンチとは別にオシッコとして排出。
一方で鳥の場合は発生した有害なアンモニアは肝臓で尿素ではなく、こちらも無害な尿酸という物質に変換。この尿酸は尿素とは違って水に溶けにくい性質があるので腎臓で水分と混ざっても溶けずに白いドロッとした状態で尿管を通って総排泄腔(そうはいせつこう)という所に溜まっていくことに。
スポンサーリンクそれと同時に食べ物が消化されたウンチもオシッコ同様に総排泄腔に溜まっていく事になりますが、人間とは違ってどちらも一か所に集まるように出来ている鳥の体ではオシッコとウンチが同時に排泄されて普段私たちが目にするフンに。
なぜ鳥の場合は水に溶けにくい尿酸に変換するのか?というと、尿酸だとヒナが卵の中でオシッコ出来るからで、これが今回の疑問のキーポイント。
人間の赤ちゃんはお母さんのお腹の中でへその緒で繋がって栄養や老廃物のやり取りを行っていますが、鳥はご存じの通りお腹の中ではなく卵で育つ生き物。となると鳥の赤ちゃんが卵の中でオシッコをするとそのオシッコは卵の中に溜まっていく事になるわけで、そのため鳥は卵の中に尿膜というトイレ機能を完備していて、そこにオシッコを溜めるという構造に。
ところが卵の中というのは水分が非常に多くて尿膜の膜にも水分が多く含まれており、もし鳥のオシッコの成分が人間と同じ尿素だとすると、水に溶けやすい性質を持つ尿素が水分を多く含む卵全体に行き渡ってしまい、時間が経つと有毒なアンモニアに戻ってしまうという尿素の性質を考えるとこれだと死活問題に。
スポンサーリンクそこで鳥のオシッコはアンモニアには戻らず、水に溶けにくいという性質を持つ尿酸を利用する事で卵の中で安全にオシッコを溜める事が可能に。尿酸であれば水に溶けにくいのでトイレ機能を持つ尿膜でしっかり留めておけて万事解決。
実際、鳥の赤ちゃんが生まれた直後の卵を見てみると尿膜に溜められた尿酸の塊が観察できるとか。
ちなみに鳥以外にも白いフンをする動物がいるという事で最後にまとめてご紹介。
- ハイエナ:ライオンなどの食べ残しや骨をエサにするので骨の白色からそのフンも白に
- アオブダイ:サンゴに生えている海藻を主食にしていて頑丈な歯で白い石灰質のサンゴごと食べてしまうのでそのフンは白。ちなみに食べるサンゴの量は1匹につき年間1トンという量になり、四国の砂浜の一部はアオブダイのフンで作られているというお話も
という事で2問目は以上。
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