第36回 NHK「チコちゃんに叱られる!」NHKたぶんこうだったんじゃないか劇場(TKG)に堀内敬子初登場
19年2月1日放送の第36回 NHK「チコちゃんに叱られる!」はゲストに玉木宏さんと“オリジナルメンバー”田中美佐子さん(ミチャミチャ)を迎えての回。「NHKたぶんこうだったんじゃないか劇場(TKG)」は担当ディレクターの妄想がふんだんに盛り込まれてスペシャルバージョンの「NHK担当ディレクターが過剰に頑張っちゃった」として女優の堀内敬子さんが初登場。
ということで、19年2月1日に放送された第36回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。
こたつで寝ると風邪をひくのはなぜか皆さんはお分かりですか?
スポンサーリンク目次
出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】田中美佐子、玉木宏
【VTR】鶴見辰吾、堀内敬子、AD小野
チコちゃんの疑問その1
こたつに入るとなぜウトウトする?
チコちゃん「今日も岡村は素敵なピンクでございますね。」
岡村「負けてられませんので、ピンクは必ず入れていきますよ。」
チコちゃん「そしてオリジナルメンバー、釣り好き大女優ミチャミチャでございます。」
記念すべき第1回放送で田中美佐子さんはゲストでしたね。
そしてイケメン過ぎてチコちゃんのテンションも上がっているという玉木宏さん。
チコちゃん「玉ちゃんでーす!」
玉袋筋太郎さんがNHKに出演する時の名前みたいな呼び方w
本番前に島根県同士という事で盛り上がっていた美佐子さんと玉木さん。ちなみに玉木さんは島根県の観光大使。
一方の美佐子さんは島根県まで800kmあるという知識も披露していたそうw
田中美佐子「松江までね。本土のギリギリまでは800km以上あるから。」
1問目の指名は、
冬のリビングで一緒に過ごしたいステキな大人ってだーれ?
岡村さんと美佐子さんは玉木さんを凝視。
岡村&美佐子「た~まちゃーん!」
アザラシ呼ぶみたいなw
チコちゃんはこたつに入るとどうなる?と質問。
温かくなる。みかんが食べたくなる。と少し答えがズレますが、
美佐子さんが「寝る。寝る。」とそっと耳打ち。
玉木「寝ちゃう。」
チコちゃん「美佐子さん、言わないのよ?」
ここでチコちゃんから疑問。
なんでこたつに入るとウトウトするの?
下半身が温まると眠くなるという答えの玉木さんに「簡単な意見なのね?」とチコちゃんはちょっとしたディスりw
チコちゃん「普通の人には・・・ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。
ここで美佐子さんは「子宮の中」という説をぶち上げます。
お母さんのお腹の中のような感覚になるから眠くなるという答え。
これは18年6月29日に放送された第12回で紹介された「なぜ電車に乗ると眠くなる?」の疑問の答えが「お母さんのお腹の中を思い出すから」だったのを受けての事でしょうか。
岡村「羊水の中の温度とこたつの中の温度が一緒!」
チコちゃん「違う!」
岡村「チコってんのかなと思ったら、違う。笑」
スポンサーリンク下北沢のこたつがあるカフェ「cafe Stay Happy カフェステイハッピー」で一般の方にインタビュー。
玉木「下北にこんな店が。」
ここで流れるBGMはザ・クロマニヨンズ「こたつねこ」
チコちゃん「甲本ヒロト。」
そして、チコちゃんの答えは、
体が冷えるから
そう言いながらソファに横になるチコちゃん「ウトウト」w
何とか答えを推理しようと探る岡村さん、美佐子さんですが、普段使っている言葉では説明できないとチコちゃんに言われて、
岡村「難しいやつね。うん。」
と引き下がる岡村さんw
解説は東京女子医科大学病院 睡眠科 鈴木真由美先生。
体温が上がる事で熱が放散して、体の中の内臓の温度(深部体温)が下がって睡眠に入っていくんですね。
人間の体は脳や内臓の深部体温が下がるほどに眠くなる仕組みなんですね。
そもそもなぜ睡眠時に脳の温度が下がるのかと言うば、
昼間の活動によってオーバーヒートした脳をクールダウンさせるからと考えられているそう。
脳は高温に弱いのですが、活動時は脳の温度が上昇するので睡眠時は温度を下げて休ませる必要があるんですね。
ここまでは理解できますが、ではなぜ温かいこたつに入ると脳の温度が下がるのでしょうか?
その謎を調べる為に脳波を計測しながらこたつに入ってみる事に。
こたつに入る前は顔や頭に比べて手足の温度が低い事が分かります。そして脳波は起きている状態だと細かく波打ち。
鈴木先生にとっても初めての実験という事で興味深い結果が出るかもと期待感が膨らみます。
こたつに入ってから15分で被験者であるスタッフの脳波は睡眠状態に。
ここで入眠直前に体温にある変化が。
こたつに入れた足の温度が上昇、そしてこたつに入れていない手の温度も上昇。
手足には動静脈ふん合という熱を外に逃がすための血管が沢山開いており、手足からどんどん熱が逃げる事で脳の温度を効率的に下げることが出来るんですね。だから手足の温度が上昇したわけです。
こたつに入ると確かに体全体が温まりますが、同時に体温の上がり過ぎを防ぐために手足から余分な熱を放熱。この時に脳などの深部体温も下がっていくので眠気が。
実際にこたつに入ったスタッフの手の温度は1℃上昇し、深部体温は0.2℃下がったことが実験の計測で分かっています。
しかし、だからと言って温かいこたつで眠り続けると、
手足が熱い状態に居続ける事になるので熱放散に限界が来て、深部体温が上手く下がり切らなくなるという弊害も。
一時的に下がった深部体温が再びこたつの熱で温められて、眠りが浅くなり体に余分な負担がかかってしまいます。
「こたつで寝ると風邪を引きやすくなる」
とよく言われる理由は、このようなメカニズムで疲労感が生まれ、さらに体温の上昇で汗をかくのが原因と言われています。
迷信ではなくしっかりとした根拠があったわけですね。
という事でこちらが結論。
こたつに入るとウトウトするのは体が冷えるから
こたつで何を食べる?と聞かれたチコちゃんは、
「吹き寄せ。」という返答。
岡村「あ~お菓子の詰め合わせみたいなやつ?笑」
チコちゃん「中でも昆布が一番美味しい。吹き寄せを取り寄せてみなさい。」
実家住まいの時代に、こたつで寝ていたらよく起こされていたと岡村さん。
チコちゃん「あれはでも母親がその仕組みを知ってたっていう感じじゃないよね?ただただ邪魔とか。」
ここで塚原愛アナからの補足。
眠りと深い関係がある深部体温ですが、人間は寝ている時に最大で1℃も深部体温が下がると言われているので、朝の寝起きで体がブルブルっと震えたりするのはそれが理由との事。
という事で寝起きには温かい飲み物やスープを摂って体温を上がると良いのだとか。
岡村「冷たい水とか飲まんほうがいんですね?なるほど。さ湯にします。」
岡村さんのラジオ番組、オールナイト日本でもさ湯をよく飲んでいる岡村さんw
ここでいつものオープニング。
定番のカリキュラマシーンのテーマが流れて2問目へ。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その2
カレーパンはなぜ揚げる?
早速指名からスタート。
チコちゃん「ねぇねぇ岡村~この中で一番パンをかわいく食べてそうなステキな大人ってだーれ?」
“かわいく”というワードから美佐子さんが解答者に。
カレーパンについて聞かれると、
田中美佐子「パンにパン粉つけて、中にカレー入れて、揚げてあるパンでしょ?」
チコちゃん「まあ順番は違うけどそうね。」
わざわざ先にパン粉は付けないでしょうねw
ここでチコちゃんの疑問、
なんでカレーパンを揚げるの?
カレーが中に入ってるのでパンの二次発酵の必要がなく、包んで揚げるだけなので早く作れるという答え。
チコちゃん「じゃあパンを二次発酵させてないから?」
田中美佐子「あ~これだ~。」
チコちゃん「はい。ボーっと生きてんじゃねーよ!」
残念でしたw
パン屋さんに聞いてみても「考えた事ないですね。うっかり油に落としちゃったとか?笑」と中身のない答えw
ナレーション「なぜ人はカレーパンを揚げ、カレーパンに行列するのか流石のカレーパンマンも知りますまい。」
ということでチコちゃんの答えは、
カツレツに見せるため
カツレツ人気が先にあって、カレーがあるからカレーのままで何もパンの中に入れなくても・・・。という設定の再現ドラマがあるはずと鋭い指摘の岡村さん。
チコちゃん「鋭い!岡村!」
解説は日本カレーパン協会会長 佐藤絵里さん。来ている服が茶色なのはカレーパンカラー?
チコちゃん「カレーパンみたいな服着てるわね。」
佐藤会長はカレーパンを初めに作った元祖のお店が東京の森下にあるとの事。
それがカトレア (Cattlea)
創業1877年、現在は5代目社長の中田豊隆さんが取り仕切ってらっしゃいます。カレーパンの一日の売り上げは約1500個だそうです。
なぜ揚げるのか?を聞いてみると、
大正の終わりから昭和の初めにかけて洋食ブームがあったことがその理由との事。
当時人気を二分していた洋食がカツレツとカレーライス。
その二つのいいところをミックスさせてカレーパンが誕生したそう。
それを考案したのが2代目の豊治さんで豊隆さんの祖父に当たる人物。夫婦でお店を切り盛りしていて、奥様は販売を主に担当されていたとか。
夫婦愛について聞くスタッフですが、祖母からはそんな話は聞いていないとの返答。
それでも食い下がるスタッフに、文献に残っているわけではないので「想像するしかない。」とのコメント。
ん?想像?これは・・・。
チコちゃん「来たわよ。想像。キーワード。」
今のところ、カレーパン誕生の手掛かりは、
- カツレツ x カレー
- 祖父の豊治さんが考案
- 夫婦愛(妻の名は啓枝(けいし))
ナレーション「この少ない情報を頼りに妄想をたっぷり盛り込んでみました。」
チコちゃん「やっちゃいます!」
岡村「もしかして・・・」
スポンサーリンクそして始まったのが、
「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場 スペシャルバージョン」※略してTKG
「NHK 担当ディレクターが過剰に頑張っちゃった 幸せの黄色いカレーパン」※略してTKG
岡村「そんなんあんねや。笑」
時は1927年東京・森下。
4年前(1923年)に起きた関東大震災の爪痕がまだ残る中、大規模な経済危機も起こって日本はどん底の時代。
二代目社長中田豊治さんのパン屋さんも震災で全壊。その後にパン作りを再開したものの、
ここで登場するのは中田豊治役の鶴見辰吾さん。
中田豊治社長(鶴見辰吾)「まっ・・・・・たく客来ないし・・・。」
そんな豊治社長の心の支えは妻の啓枝さん。
ここで啓枝役で登場したのは堀内敬子さん。
チコちゃん「初登場でございます。」
病床という設定ですが、担当ディレクターが憧れの堀内敬子さんをこんな設定で撮りたかったという勝手な妄想からですw
みんなが食べて笑顔になるようなパンが食べたいと夫に訴える啓志さん(堀内敬子)。
日々奮闘する中田豊治社長(鶴見辰吾)ですが、
カツレツをお腹いっぱい食べてみたいと望む啓志さん(堀内敬子)。
チコちゃん「病気やのに?」
当時の洋食ブームの代表メニューはカツレツ。でも庶民には届かない憧れの存在。
カツレツで妻を笑顔に。
そんな想いを抱く中田豊治社長(鶴見辰吾)。
中田豊治社長(鶴見辰吾)「どんな顔になるんだ?見せてくれよ。」
輝く笑顔の啓志さん(堀内敬子)w
中田豊治社長(鶴見辰吾)「ドキューン!」
何となくルパン三世っぽいというか、シティーハンターの冴羽獠というかw
高価なカツレツは無理でもカツレツのようなパンであれば食べさせられるかもと考えてパンを油で揚げてみます。
確かに見た目は近いのですが、味気ないのが惜しい所。
啓志さん(堀内敬子)「相性のいいものを入れたらどうかしら?私たちみたいに仲良く・・・ね?」
中田豊治社長(鶴見辰吾)「ドキューン!」
当時はカレーライスも洋食メニューの代表格で人気。そこでパンの中にカレーを入れてみようと試作を繰り返しますが、誰もやったことのないパン作りには苦労もあって、
カレールーは水っぽいのでパン生地に詰め込むのは難しく、それを解決するためにルーを1日寝かせる事を考案。すると、ルーから水分が抜けて固まり、パン生地に詰め込みやすくなる工夫。
この作り方は今でも変えていないとの事。
そして出来上がったカレーパン。
啓志さん(堀内敬子)「Good job (グッジョブ)!」※これも担当ディレクターの妄想ですw
中田豊治社長(鶴見辰吾)「ズキューン!」
カツレツに似せてパンを揚げた事で偶然にもカレーが漏れ出なくなるという結果も手伝ってカレーパンが誕生。
当時はカツレツが約30銭だったのに対して、カレーパンは約8銭とお手頃価格だったために庶民の間で爆発的に広まっていきます。
折角なので完成したドラマを5代目に見てもらうと、
良く出来ていて、亡くなった祖父母も天国で喜んでもらえているはずとお墨付き。
少し涙を浮かべて感謝の言葉をかけられてハッピーエンド。
ナレーション「まさか感謝されるなんて。恐縮です。」
パンをカツレツのように揚げて、中にカレーを仕込むという革命的なアイディアは日本最初のB級グルメだったかも佐藤会長の言葉。
というわけでコチラが結論。
カレーパンを揚げるのはカツレツに見せるため
でした。
スポンサーリンク好きなパンについて聞かれると、
チコちゃん「カトパンかな。性格とか何とかいいらしいわよ?」
美佐子さんは堀内敬子さんの肌艶が良くて病気に見えませんでしたとダメ出しw
綺麗に撮りたかった担当ディレクターの想いが生んだミスマッチだったのかもw
ちなみに5代目の豊隆さんによると啓志さんは病弱とは真逆のかなり頑強なおばあちゃんだったとの事。
最後にカレーパンの起源について諸説。
- カレーサンドを揚げた店が発祥説
- インドの独立運動家が伝えたカレーにヒントを得た店が発祥説
などがあるそうです。※日本カレーパン協会HPより
ここでミニコーナーのにらめっこ。
大仏の姿に扮したチコちゃんは居眠り中で鼻ちょうちん。
鼻ちょうちんが割れると「開眼」の文字と顔色が青銅色から金色に。
チコちゃんの疑問その3
桃太郎はなぜ桃から生まれた?
第3問目は冒頭から笑いで始まるチコちゃんがお好きなパターン。
チコちゃん「いやもう大笑いよ~。」
すぐに指名w
童話の世界が似合う子どもみたいでステキな大人ってだーれ?
岡村「子どもみたいなおっさんでいきますか?僕。笑」
ちっちゃいおっさんが解答者w
昔話「桃太郎」のストーリーを確認するチコちゃんに、
岡村「おじいさんとおばあさんがいてて・・・川洗濯行っていうやつでしょ?家帰って切ったら桃から生まれて・・・。」
説明がずっとフワフワしている岡村さんw
ここでチコちゃんの疑問は、
なんで桃太郎は桃から生まれたの?
岡村さんは、決められてるんだから!なんで?って言う方がおかしい。と頑なに主張w
人が桃から生まれるわけはないのなぜ?と問い詰めるチコちゃんには、
岡村「そこは気遣ってみんな言わなかった。そんなアホな!ってそこは言われへんもん。」
改めて「なんで?」と聞かれると、
岡村「お尻みたいだから・・・」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
一般の方にインタビューするも答えは出ず。
ナレーション「私も昔はピーチピチだの、男はやっぱり桃太郎侍だのと言っている日本人の何と多いことか。ちなみに皆さんは桃缶のシロップ飲む派?飲まない派?」
そして、チコちゃんの答えは、
大人の忖度
岡村「ちょっとだけライン入ってない・・・?」
チラッと岡村さんも指摘していたような気もしますが。
岡村「そっからおかしな方向に。笑」
最終的にはお尻みたいと言っていましたしねw
スポンサーリンク解説は日本桃太郎の会 会長 松川亭桃太郎さん。全国各地の桃太郎を研究する会を束ねる偉い人との事。
実は桃太郎は桃から生まれていないんですよ。といきなり衝撃発言。
桃太郎は昔はおばあさんから生まれてきた。という、よく考えれば至極当然な答えw
松川亭会長が見せてくれたのは江戸時代に書かれた桃太郎の本。
川で桃を拾ったおばあさんは家に持ち帰って食べるというのが江戸時代版の桃太郎。
するとおばあさんが若返り、山から戻ったおじいさんはその姿を見てびっくり。
おじいさんも桃を食べるとやっぱりこちらも若返り。
ナレーション「何これ?」
岡村「絵のタッチがすごい。笑」
すると若返った二人は子宝に恵まれてといのが桃太郎。
江戸時代には桃を食べて若返った老夫婦の愛の結晶として桃太郎が誕生するというストーリーだったわけですね。
しかしこのストーリーは現代では失われたもの。その裏にあるのは、
明治時代に学校教育を整備するにあたって、昔の桃太郎をそのまま子どもたちに教えるにはちょっとまずいのでは?という懸念。
そこで大人の忖度から桃太郎は桃から生まれるという設定に。
実際に明治12年の検定教科書を見てみると、桃を割って桃太郎が生まれるというおなじみのストーリーに変更されています。
小さな桃太郎が鬼退治を行うというストーリーは当時の軍国主義における富国強兵のプロパガンダにも都合が良かったとの事。
小さな桃太郎が大きな鬼を退治するというお話は小さな日本が大国を打ち負かすという国威発揚に利用されたわけですね。
1941年刊行の「キンダーブック」という書籍の表紙には日本の象徴として桃太郎が登場。イタリアを表すピノキオ、ドイツを表す赤ずきんと共に表紙を飾って当時の日独伊三国同盟を分かりやすく描いた絵。
また、桃太郎の伝承は桃の産地と鬼ヶ島伝説のある所には数多く民話伝承されており、
一番メジャーと思われる岡山県 吉備津彦神社の他にも、
- 奈良・田原本町
- 山梨・大月市
- 愛知・犬山市 桃太郎神社
- 香川・高松市 鬼無町
なども桃太郎発祥の地と言われているそう。
さらに青森にも桃太郎伝承は存在。
青森県と言えば、イエス・キリストのお墓があったり、ピラミッドがあったり、源義経が青森からモンゴルに渡ってチンギス・ハンになったりと日本史についてなかなか独創的な見解をお持ちの県。
ナレーションで軽くディスられているようなw
日本の中心についても「そう書いてあるから」という理由で青森県の東北町が日本の中心として挙げられていましたね。
そこで担当ディレクターは青森ロケの見積もりを提出して・・・早速青森へ・・・電話。
取材先は青森県の民話に詳しい佐々木達司さん。
津軽口碑集の中の桃太郎はおばあさんが桃を拾ってタンスの中に入れておいたら桃太郎が生まれたという伝承があるとの事。
岡村「タンス太郎。」
ナレーション「ミステリー県 青森は健在でした。」
という事で、
桃太郎が桃から生まれたのは大人の忖度があったから
でした。
忖度したことは何かな?の質問には、
チコちゃんはママに毎晩「お風呂洗わなくていいからね。」と言われているものの、ちゃんと洗っているとの事。
美佐子さんは、簡単に言えば普通にお母さんが子どもを産んだ話ですよね。と元も子もない総括w
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その4
まもなく着陸予定!はやぶさ2はなにしに宇宙へ行った?
4問目の指名は、宇宙が似合いそうなステキな大人ってだーれ?
なんか宇宙飛行士っぽいという理由で玉木さんが解答者にw
ここでBSプレミアムのドラマ「盤上のアルファ」の告知。
チコちゃん「はやぶさって聞いた事ある?」
玉木「ありますよ。ロケット。」
はやぶさはロケットの名前じゃなくて探査機の名前なのでこれは間違いですけどねw
現在は、はやぶさ2が小惑星リュウグウに今月2月に着陸予定とチコちゃんからの補足。
ここでチコちゃんの疑問は、
はやぶさ2は何しに宇宙へ行ったの?
大気圏の外にあるゴミを掃除しに行くという答え。
岡村「宇宙ゴミすごいんやから。」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
玉木「全然分からん・・・。分かんない。」
チコちゃん「どこに捨てるの?何曜日に出すの?木曜日?」
ここで2010年6月に宇宙で故障して音信不通になりながらも地球に帰還したはやぶさを振り返り。
後に「はやぶさ HAYABUSA」として映画化もされましたね。ちなみに喜多修役で鶴見辰吾さんのご出演です。誰も触れていませんがw
コチラが予告の視聴動画。
そして2014年12月には後継機としてはやぶさ2が打ち上げ。2018年6月には3億km離れた目的地に到達。
新橋で「地上の星」たちにインタビューという事でほろ酔いの方々にお話を伺うと、
宇宙人と交信や、わかんなーい!チコちゃんに怒られちゃう!などと能天気な答えばかりw
ナレーション「日本人の皆さま、良かったらはやぶさ一基、ご購入されてみては?164億円です。」
チコちゃんの答えは、
地球の生命誕生の謎を探るため
ニュースなどではそんな事は一切聞いていないと岡村さんw
解説はJAXAではやぶさ2のミッションマネージャーを務める吉川真さん。初代はやぶさにも携わった方ですね。
太陽光パネルとイオンエンジンを搭載した超ハイテク機ですが、はやぶさ2の目的は、
地球の生命の原材料を調べる為に小惑星から物質を持ち帰るというのがそのミッション。
地球の生命誕生の謎を調べるにはまずは地球がどういう物質で出来ているか?を調べる必要があります。
しかし、地球が出来た当時の物質は今の地球には残っていないんですね。
46億年前には太陽の周りのチリやガスが集まって微惑星が誕生。その微惑星同士が激しく衝突しあって地球が誕生。
出来立ての地球は衝突のエネルギーによってドロドロに溶けた状態。地球を作った原材料も溶けてしまって今の地球にはその痕跡がありません。
スポンサーリンクしかし地球の原材料となった微惑星がそのまま残っているエリアが存在していて、それが火星と木星の間にある小惑星群。
そこに直接行って地球の原材料となった物質を持ち帰るのがはやぶさプロジェクトの目的。
生命誕生のカギを握るのが液体としての水の存在が絶対条件。
熱々でドロドロの地球に水は存在する事が出来ませんし、地球は水が凍るか蒸発するかの境界線であるスノーラインと呼ばれる線で区切ると水は蒸発するエリア内に含まれます。
干上がった火星よりも地球は太陽に近いにもかかわらずなぜか豊富な水があるという不思議。
ではその水は一体どこから?
これは太陽系の遠い所から水がもたらされた可能性がある事を示唆しているとの事。
さらに生命誕生に欠かせないアミノ酸も他の惑星からもたらせたのでは?という説が有力。
そこではやぶさがターゲットにしたのは大きさ僅か数100mという小惑星。初代はやぶさはイトカワ。2代目はリュウグウ。
ここから有機物が発見されれば地球の生命の元になった可能性があるのでターゲットに。
そこで開発されたのが無人で惑星に行き、物質をそのまま地球に持ち帰るサンプルリターンという技術。初代はやぶさが世界初で成功させた技術です。
ここでなぜか3億km先という距離を表現するために地球を1/6300万の縮尺(バレーボールほどの大きさ)に縮めた時の距離を調べてみる事に。
東京タワーを起点にAD小野さんが走ってみます。
なぜか流れ出す「サライ」の曲。
コチラが視聴動画。
AD小野さんは中学時代は写真部に所属。大学卒業後に当時付き合っていた彼氏のすすめでロンドンで就職。でも誘ってくれた彼氏はロンドンには行かず。そして今はNHKでADとして働く日々w
ナレーション「私の人生はそう・・・はやぶさ。」
チコちゃん「こういうのでも入れとかないと。」
そして辿り着いたのがNHKスタジオパーク。およそ5km。
AD小野「I’m sore tired.はやぶさすごいわー。」
そしてNHKから走って戻ると通告されるAD小野さん。
はやぶさは戻ってくるのでw
AD小野「Good job. はやぶさ。」
岡村「今日、2回もGood job出てきたから。笑」
2019年2月中旬にはやぐさ2はリュウグウに着陸予定ですね。
ということでこれが結論。
はやぶさ2が宇宙に行ったのは地球の生命誕生の謎を探るため
チコちゃんを宇宙に届けるためにはどうしたら?という質問には、
チコちゃん「自力で行くんで大丈夫っす。」
どれぐらいの重さを持ち帰ると思う?というチコちゃんの質問に玉木さんは「1kgぐらい」という返答。
でも実際は0.1g
スポンサーリンクイメージでは宇宙人を連れて帰ってくると岡村さんw
それはとんでもない事になりますけどねw
田中美佐子「人間って私、ホヤからだと思うの。」
チコちゃん「そうね。玉ちゃんどうだった?」
サラッと美佐子さんをかわすチコちゃんw
岡村「田中さんが人間はホヤからだって言ってるんですけど?」
チコちゃん「そうね。じゃあこの辺でチコはカレーパン買いに行きまーす!じゃあね~バイバイ~。」
帰り際にチコちゃんは、
チコちゃん「ホヤなワケないやろ。」
と捨て台詞w
ひだまりの縁側で・・・コーナー
ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。
チコちゃん「ボーっと生きてるとあっという間に今年も終わっちゃう。」
キョエちゃんのくわえたはがきを抜き取ると、
キョエちゃん「岡村!岡村!豆まきしよう?キョエの後に付いてきて。鬼は外!福は内!岡村はバカ!」
岡村「やかましわ!それ言いたいだけやないかいな。」
キョエちゃん「せや!」
おたよりは名古屋市立野立小学校の給食調理員の方から。
名古屋めしとして「うまぎまぶし」「あんかけスパ」「味噌煮込みきしめん」なども調理しているそう。
さらに、衛生マナアップキャラクター(恐らくマナーアップの意味?)としてチコちゃんを利用しているとの事。
学校ではチコちゃんのイラストを描いて利用しているようですね。
顔を真っ赤にして叱っているチコちゃんのイラストも。
チコちゃん「チコはね、子どもにはもうちょっと甘いから。大人がちゃんと叱ってくださいね。」
キョエちゃんは?と聞いてみると、
キョエちゃん「あのね、やっぱエビフリャー食べたい!」
ということでおたよりの宛先は、
〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て
※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。
番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan
となっています。
チコちゃんの二次利用については自由にやってください!とチコちゃん。
岡村「無許可でどうぞ!」
※ビジネスのむきょかはやめてね by そっち係
のテロップw
もちろんそうですよね。
チコちゃん「キョエちゃんエビだけでいいの?」
キョエちゃん「キョエ。ひまつぶしも食う。」
チコちゃん「ひつまぶしね。」
最後のメッセージは
チコちゃん「今から給食が楽しみです!(永遠の5さいだけど・・・)」
キョエちゃんのエンディングの言葉は
キョエちゃん「キョエにも書いて~!」
次回放送(第37回)は、
19年2月8日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
19年2月9日(土) 朝8:15スタート
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。