第76回「石橋貴明のたいむとんねる」第4弾名曲カバー歌謡祭!タカさんが語る美空ひばり豪快伝説
19年11月25日放送の第76回「石橋貴明のたいむとんねる」はゲストにグッチ裕三さんを迎えてこれまで3回放送しているカバーソング特集の第4弾。今回は「名曲カバー歌謡祭 2019冬」と銘打って放送。といっても内容はこれまでと変わりませんが。
というわけで19年11月25日放送の第76回「石橋貴明のたいむとんねる【名曲カバー歌謡祭!昭和~平成の大ヒット曲50連発!】」の様子をまとめてご紹介します。
スポンサーリンク出演者
【MC】石橋貴明、杉原千尋フジテレビアナウンサー
【ゲスト】グッチ裕三
【ナレーション】半田裕典
名曲カバー56連発
冒頭は森高千里「ファンキー・モンキー・ベイビー」(オリジナル:キャロル)から。
グッチ裕三「すごいね。これもでも。自分の世界に持って行ってる。」
90年代にライブでも披露されており、人気を博したためにアルバムに収録されたという経緯があるそう。
稲垣潤一&松浦亜弥「あなたに逢いたくて ~Missing You~」(オリジナル:松田聖子)
石橋「なんで稲垣潤一さんはあややとやろうとしたんだろう?笑」
松浦亜弥さんの歌唱力を高く評価していた稲垣潤一さんのオファーでデュエットが実現したとか。
Mr.Children「僕が僕であるために」(オリジナル:尾崎豊)
尾崎豊さんの曲をカバーする時は事前にお墓参りに行くらしいというグッチ裕三さんの裏話。
現在は息子さんの尾崎裕哉さんも歌手活動をされていますが、声がそっくりとタカさん。
対比として日本だと二世の野球選手はあまり大成した例が無くても歌手は意外とDNAを受け継ぐケースがあるとも。
例としては森進一さんと森昌子さんの息子さんの長男TakaさんはONE OK ROCKのボーカル、さらに弟はMY FIRST STORYのボーカル担当。
石橋「もう一人いるんだよ。3人兄弟。もう一人はねテレ東にいるんだよ。俺の番組のADやってたの。」「変な奴。笑」
ということでここでオープニングタイトル。
もうこの番組では4弾目となるカバーソング特集。
「名曲カバー歌謡祭 2019冬」
五木ひろし「世界に一つだけの花」(オリジナル:SMAP)
石橋「やっぱ五木さんも自分のモノにしちゃうなぁ~。」
グッチ裕三「五木さんはチャレンジャーよ。」
中川翔子「そばかす」(オリジナル:JUDY AND MARY)
グッチ裕三「翔子ちゃんは歌上手いよね。この子センスいいよね。すごく歌上手い。」
杉原アナ「YUKIさんと声質も似ている気がしますけど。」
西島隆弘(AAA)「I’m proud」(オリジナル:華原朋美)
2016年のFNS歌謡祭で披露されたこのカバーは番組の瞬間最高視聴率を記録。
美空ひばり「ラヴ・イズ・オーヴァー」(オリジナル:欧陽菲菲)
石橋「これはお嬢から聞いた話だけど、幕がバーッって開いてあら?と思ったら一番前のど真ん中に空席があったんですって。で止めて!って。『私のコンサートを楽しみに絶対に一番前の一番いい席を買ったと思うんだけど、何かで来れないと思うの。この人の為に待ってあげましょう?』って幕を閉めちゃう。」
ただ、本当に来るかどうかは誰にもわからないのでとりあえず席を埋めろと慌てて代役を座らせると、
石橋「『あなたなの?』って。笑」
杉原アナ「こちら私年に2回ぐらいどうしても泣いてストレス発散したいときがありまして、そん時に聴かせていただいています。」
石橋「なんで急にさぁ~・・・パグは自分の話をし始めるかな?」
キツイ当たりのいつものやり取りw ただ急に入って来たパグパンこと杉原アナの違和感は確かにw
スポンサーリンク槇原敬之「traveling」(オリジナル:宇多田ヒカル)
グッチ裕三「この人も色んな声出るね。」
木村カエラ「ガッツだぜ!!」(オリジナル:ウルフルズ)
石橋「木村カエラはセンスがいい。」
グッチ裕三「ウルフルズはいいトコ目つけてたよね。」
氷川きよし「時代」(オリジナル:中島みゆき)
グッチ裕三さんと同じ事務所の氷川きよしさんですが、
グッチ裕三「天才と天然の間。笑」
千円札の野口英世と夏目漱石を見比べて「あっ!?髪型変えた?」と言っていたという氷川きよしさんのエピソードw
加山雄三「少年時代」(オリジナル:井上陽水)
流れ出すと大爆笑のタカさんw
グッチ裕三「ダメだ。ちょっとダメ。笑。俺がディレクターだったら、もうちょっとしっとり行きましょうとか言うと思うんだけど、多分言えないんだな。」
そのままの流れで「幸せだな~。」と言ってしまってもおかしくない位のノリとタカさん。
Toshi「ボヘミアン・ラプソディ」(オリジナル:QUEEN)
グッチ裕三「この曲をToshiさん歌うってのは、相当ノドに自信があるね。」
Toshi「残酷な天使のテーゼ」(オリジナル:高橋洋子)
SPEED「サウスポー」(オリジナル:ピンク・レディー)
石橋「しかしSPEEDも皆なんか・・・色んな事があったね?まさかね~あの子が国会議員になるとはねぇ~・・・。」
参議院議員になった今井絵理子さんの事を感慨深そうに語るタカさんw
辻希美「ガラガラヘビがやってくる」(オリジナル:とんねるず)
石橋「全く知らない・・・何で挨拶が無いんだろうな~?笑」
ちなみに曲中にはますだおかだの岡田圭右さんも参加。
石橋「娘さんはセンスいいけどね。」
閉店ガラガラのギャグがあるという事で、それつながりでガラガラヘビというウソのようなお話。
石橋「なるほど!素晴らしいセンスだ!」
堂本剛「I LOVE YOU」(オリジナル:尾崎豊)
杉原アナ「落ち着きますね~。」
グッチ裕三「彼も歌上手いんだよね。声が優しいんだよなぁ~。」
萩原健一「酒と泪と男と女」(オリジナル:河島英五)
石橋「これはもう僕は散々聴きましたから。」
グッチ裕三「この人の歌の崩し方はスゴイよね。」
原曲が分からなくなるレベルというタカさんw
1982年に放送されたフジテレビの歌番組でも披露していたこのカバー。
デーモン閣下「魅せられて」(オリジナル:ジュディ・オング)
石橋「すげぇな。笑。すげぇなコレ。」
グッチ裕三「スゴイな。デーモンさんはやっぱセンスあるよね。」
松田聖子「ラスト・クリスマス」(オリジナル:ワム!)
グッチ裕三「いい曲選ぶね!これよくさ、恋人同士で聴いたりしてるっていうけど、これ失恋の歌だからね。」
スポンサーリンク山下達郎「CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU ~君の瞳に恋している~」(オリジナル:フランキー・ヴァリ)
グッチ裕三「上手い!やっぱ上手い!相当ね声に余裕と馬力が無いとこの歌い方は出来ない。」
天海祐希「あの鐘を鳴らすのはあなた」(オリジナル:和田アキ子)
フジテレビドラマ「カエルの王女さま」の劇中で歌唱。
グッチ裕三「持って来ましたね。自分の世界にね。宝塚の人って必殺技持ってるよね。」
石橋「天海の姉さんはタッパがありますからね。」
以上、ここまで21曲を放送。
「名曲カバー歌謡祭2019冬~女優CM編~」
ここで少し趣向を変えて女優さんがCMで歌った事で話題を呼んだカバー2曲。
有村架純「情熱の薔薇」(オリジナル:THE BLUE HEARTS)
途中からオリジナルが流れ出してユニゾン。
満島ひかり「浪漫飛行」(オリジナル:米米CLUB)
杉原アナ「満島ひかりさんの声大好き。」
石橋「カロリーメイトのコマーシャルかぁ。」
通常のカバー歌謡祭に戻って、
大黒摩季「SOMEDAY」(オリジナル:佐野元春)
グッチ裕三「合ってるね。これも。ダイナミックな歌ってのはカッコイイよね。」
島倉千代子「待つわ」(オリジナル:あみん)
石橋「すごいな。これ。」
グッチ裕三「一緒に歌った事あるけど、7000ccぐらいのエンジンで60km/hぐらいで走ってる。声に余裕があるんだよ!軽く歌ってもバンっ!と来る。」
玉置浩二「男はつらいよ」(オリジナル:渥美清)
石橋「玉置さんは牧伸二さんのモノマネやったら上手い!っていう。それを(演出家の)久世さんの前でやったんですよ。俺がたまたま飲み屋に行ったら久世さんとかがいて。で久世さんが喜んで『ズルい奴ら』あれに玉置さん抜擢されるんですよ。だから玉置さんが役者になったのは俺が久世さんに会わせたっていう。」
タカさんが言っているのはTBSドラマ『キツイ奴ら』の事でしょうね。演出家の久世光彦さんにタカさんが引きあわせた事で玉置浩二さんがドラマに出るきっかけになったという裏話。
ゆず「春一番」(オリジナル:キャンディーズ)
路上ライブ時代からこの曲を持ち歌として演奏していたゆずのお二人。
原田知世「年下の男の子」(オリジナル:キャンディーズ)
グッチ裕三「これはハマってますね。」
キャンディーズ「TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS」(オリジナル:ジャン・デンバー)
ナベプロに在籍していたグッチ裕三さんの経験談として、当時のナベプロはジャーマネ(マネージャー)が好きな歌を歌手に歌わせてしまうという事があったとか。
グッチ裕三「もっとひどいのはジャーマネが付き合ってる彼女が好きな歌とか歌わせちゃうのよ。」
井上陽水「あの素晴らしい愛をもう一度」(オリジナル:加藤和彦と北山修)
石橋「これすげぇな。笑」
グッチ裕三「陽水さんの歌ってすごいね。ダメ出し出来ないよね。そういう歌い方ちょっとおかしいですって言えないよね。」
石橋「それは美空ひばりさんもそうだったって言いますよね?絶対TAKE2歌わなかったって。」
さらに、
石橋「だって陽水は顔がデカいもん!」「麻雀やってると遠近法が分からなくなる!今日はやけに牌が近く感じるなと思ったら、陽水の顔がデカかったっていう。笑」
スポンサーリンク青山テルマ「Billie Jean」(オリジナル:マイケル・ジャクソン)
グッチ裕三「ちょっと待ってよ。こんな事アリ?」
水谷豊「ルビーの指環」(オリジナル:寺尾聡)
グッチ裕三「これ大ヒットした当時、石原プロでね、石原裕次郎さんに『どうですか?ルビーの指環大ヒットして。』って(聞いたら)『う~ん・・・なんかゴチャゴチャした曲だな。』って。笑」
ジェジュン「未来予想図Ⅱ」(オリジナル:DREAMS COME TRUE)
杉原アナ「綺麗な歌声。」
ASKA「上を向いて歩こう」(オリジナル:坂本九)
坂本九さんとはNHKですれ違っただけというグッチ裕三さん。
グッチ裕三「俺の憧れの人だから。」
石原「坂本九さん見てみたかったなぁ~。聴いてみたかったなぁ~。曲。」
坂本九さんが歌っているのを舞台袖から見ていたグッチ裕三さんですが、
歌い終わりで普通はスタッフさんのOKの声でカメラが止まる所を、坂本九さんは自ら「はい!OK!」と手を叩いてそのまま帰っちゃったというエピソードw
グッチ裕三「俺それ見てて、うわぁ!俺も今度やっちゃおう!みたいな。笑」
松平健「花 ~すべての人の心に花を~」(オリジナル:喜納昌吉&チャンプルーズ)
ジャケット写真もなかなかすごいとタカさんw
尾崎紀世彦「LET IT BE」(オリジナル:The Beatles)
グッチ裕三「あの方多分クォーターなんですね。いいですよね。発音も完璧でしょ。で尾崎さん酔っぱらうとね、普通の会話の中の英語の発音が急に外人になっちゃう。すごいの。沖縄行って泡盛飲んでて、レモン入れたくて女の子に『Lemon! Lemon!』って言ったら冷麺が来ちゃった。笑」
泉ピン子「まつり」(オリジナル:北島三郎)
アルバムタイトルの『なかにし礼と13人の女優たち』に食い付くタカさんw
渡哲也「贈る言葉」(オリジナル:海援隊)
石原「最近出たんだよね。このアルバム。療養中に裕次郎さんが家で皆でカラオケ歌ってるやつをテープで録ってて。」
ここでタカさんが聞いたという石原裕次郎さんの幼少期の豪快伝説。
小樽にある海陽亭という料亭で石原裕次郎さんと石原慎太郎さんがご飯を食べていた茶碗などの食器がそのまま残されているそうで、海陽亭の女将曰く、
石橋「裕次郎さんはしょっちゅう『歯が痛い。』って厨房に来ちゃ日本酒を口に付けてもらってたって。酒好きだったって。笑」
グッチ裕三「悪い子だね~。」
そんな口実で子どもの頃からお酒の味を覚えてしまっていたという石原裕次郎さんのエピソードw
スポンサーリンク卒業写真特集
ここで趣向を変えて荒井由実「卒業写真」特集。
これまで50組以上のアーティストたちにカバーされてきたという名曲ですが、メドレー形式で。
岩崎宏美「卒業写真」(オリジナル:荒井由実)
アンミカ「卒業写真」(オリジナル:荒井由実)
グッチ裕三「えっ!?この方歌ってるの?いい声してるね。」
コブクロ「卒業写真」(オリジナル:荒井由実)
いきものがかり「卒業写真」(オリジナル:荒井由実)
浜崎あゆみ「卒業写真」(オリジナル:荒井由実)
アンミカさんの声について体が大きいから良い声も出ると評価したグッチ裕三さん。
その反対に体が小さくても声が出る人も沢山いるとも。
石橋「俺一回、成田の空港でジェームス・ブラウン見たら、小っちゃ!って思って。」
ただ体の厚みはかなりあったとか。※ジェームス・ブラウンの身長は168cmだそう。
石橋「山本小鉄さんみたいだった。」
プロレスラーのw
名曲カバー56連発 後半
中森明菜「秋桜」(オリジナル:山口百恵)
石橋「明菜は百恵ちゃんになりたかったんだね。」
グッチ裕三「似てるよね。雰囲気が。」
BEGIN「夢先案内人」(オリジナル:山口百恵)
グッチ裕三「出ました。BEGIN。(ボーカルの比嘉)栄昇はね、いい声してるんですよ。」
三浦祐太朗「いい日旅立ち」(オリジナル:山口百恵)
石橋「これもDNAがちゃんと継承されるって事ですかね。」
グッチ裕三「間違いないでしょう。だって歌がきちんとしてるもん。」
三浦友和・山口百恵夫妻が以前グッチ裕三さん宅にご夫婦で来た事があるそうで、
グッチ裕三「百恵ちゃんが三浦さんを立てるんだよね。」
吉井和哉「ガンダーラ」(オリジナル:ゴダイゴ)
グッチ裕三「すっげぇ歌い方。」
前川清「真夏の果実」(オリジナル:サザンオールスターズ)
石橋「出た!前川さん!」
グッチ裕三「自分の世界持ってる方って憧れるね。前川節みたいなね。」
秋川雅史「Time To Say Goodbye」(オリジナル:サラ・ブライトマン)
グッチ裕三「全世界で1200万枚。色んな人がカバーしてるけど、アンドレア・ボチェッリって人が一番ヒットしてんだけど、盲目で弁護士の資格を持っていてオペラのスーパースター。すごいでしょ?」
2人がデュエットした1997年の音源をYouTube動画から。
スポンサーリンクRCサクセション「イマジン」(オリジナル:ジョン・レノン)
グッチ裕三「すんげぇ個性。清志郎さんはとんでもないね。カリスマ。歌ってる歌が例えばオーティス・レディングとか黒人のエグイ曲歌うんだけど、普通の日本人ってね歌いこなせないのね。彼は歌いこなしちゃうんだよね。」
槙原寛己「恋人も濡れる街角」(オリジナル:中村雅俊)
石橋「何これ!?マキどうしたの!?」
駒田徳広「冬のリヴィエラ」(オリジナル:森進一)
石橋「駒田が歌ってんの!?これ!?」「やっぱ森さんの聴きたいなぁ~。」
グッチ裕三「ちょっと声が枯れてるだけだよね。笑」
アルバム「決定版!歌うジャイアンツ」に食い付くタカさんw
倖田來未「小さな恋のうた」(オリジナル:MONGOL800)
グッチ裕三「すんごい歌い方。」
テレサ・テン「津軽海峡・冬景色」(オリジナル:石川さゆり)
グッチ裕三「魅力あるな~。鳴りいいんだよね。隅々まで鳴るんだよね。」
さだまさし「愛燦燦」(オリジナル:美空ひばり)
石橋「やっぱさださんスゴイんだね。」
グッチ裕三「さださんスゴイ。完全に自分のモノにしちゃいますね。」
タカさんが美空ひばりさんに初めて出会ったのが26歳頃の話。
「タカとノリは芸能生活何年?」と話しかけられて「(デビュー年から数えて)7年です!」と答えると「芸能生活はね、売れてから数えるのよ?」とたしなめられたとかw
そこで「雨の西麻布」で初めて全国になった事を考えて「芸歴まだ1年です。」と訂正すると「そうね。そうやって数えなさい。」と返されたそう。
石橋「ちなみにお嬢は何年なの?ったら『私はだって出てきた時から売れたから。』」
グッチ裕三「それ聞いてから、俺もう・・・すごく急に芸歴が短くなっちゃった。笑」
石橋「やっぱりお嬢カッコいいですよね。」
ここで次回予告。
以前にも放送された「男が気付いていない女の事、女が気付いていない男の事」がテーマ。
ゲストに千鳥・大悟さん、吉村崇さん、夏菜さん、壇蜜さんを迎えて徹底討論。
【「あの名曲の意外なカバー」企画に関する全記事はこちらのリンクから】
【「石橋貴明のたいむとんねる」に関する全記事はこちらのリンクから】