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マツコの知らない世界 ヴィジュアル系バンドの世界で紹介された歴史・新旧バンド一覧


21年4月6日放送のTBS系「マツコの知らない世界」ではヴィジュアル系バンドの世界というテーマでヴィジュアル系の歴史について振り返りつつ、マツコさんの「ヴィジュアル系論」や識者がおすすめするレジェンドも含めた新旧バンドを総まとめ。

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ヴィジュアル系バンドの世界

マツコ「なんで日本のエンターテインメントっていうのがこんなに小地味になってしまったんだろう?って思った時に、やっぱりみんな自分と近い所にいる人に対してそこまでワーキャーしたくないじゃん?もう日常と全く違う何かに憧れてその人たちに想いを託すことをしたいわけじゃん?」

という事は等身大のアーティストでは大きな夢は見れないと。

マツコ「そんな時に思ったの。ヴィジュアル系ってすごかったよねって。あと沢田研二さんってスゲェ事してたよなとか。」

男性アーティストがメイクをするのも当たり前の現代になってみると、

かつて隆盛を極めたヴィジュアル系バンドの盛り上がりが違う形に着地していたのかもと想いを馳せるマツコさん。

ヴィジュアル系年表

ヴィジュアル系バンドの歴史について大まかに見てみると、マツコの知らない世界 ヴィジュアル系バンドの世界で紹介されたヴィジュアル系の歴史

  • 1989年 – X JAPANデビュー※デビュー時は「X」「ヴィジュアル系」という言葉が誕生
  • 92年 – X JAPAN日本人アーティスト初の東京ドーム3日間連続ライブ。大地が揺れるXジャンプが伝説に
  • 94年 – LUNA SEA「TRUE BLUE」オリコン初登場1位。全国でバンド少年激増
  • 95年 – 黒夢「BEAMS」CMタイアップ曲に。ストリートなヴィジュアル系が誕生
  • 96年 – 原宿神宮橋がコスプレ族の聖地に。GLAY「BELOVED」初のミリオン達成
  • 97年 – X JAPAN解散。「かわいいヴィジュアル系」SHAZNAが大ブーム
  • 98年 – PENICILLIN「ロマンス」アニメのOPテーマに。ヴィジュアル系×アニメ人気
  • 99年 – ヴィジュアル系全盛期。GLAY伝説のライブ。号外でV系バンドの告知

世間的な出来事だと92年がバブル崩壊なので99年までリストラや就職難など経済的に暗いニュースが多い時代。

そして99年にはノストラダムスの大予言が高い関心を呼んだり。

つまり辛い、不安な時代に溜まったフラストレーションの受け皿としてヴィジュアル系が支持を集めたという分析。

マツコ「化粧してシャウトしなきゃダメですよ。人間。」

このトピックでは特にSHAZNA IZAMの存在が引っかかるマツコさんですが、

当時世間的にはヴィジュアル系というイメージよりも女装、女形のイメージが強く、

マツコ「難しいな。ヴィジュアル系って。」

そして世紀末とリンクして全盛期を迎えたヴィジュアル系。

99年開催のGLAY EXPOは日本音楽史上最大動員となる20万人を動員して伝説に。

また同じ年にはLUNA SEA10周年ライブ、CAPACITY∞LIVE!も開催。

台風の影響で開催直前にセットが崩壊するというアクシデントに見舞われるもライブを決行し、

あえて瓦礫の前でパフォーマンスする事で伝説に。

非日常に浸れる3選

ここからは非日常を存分に味わえるヴィジュアル系バンドを新旧含めて3組ご紹介。

MALICE MIZER(マリスミゼル) ※2001年活動休止マツコの知らない世界 ヴィジュアル系バンドの世界で紹介された新旧バンド一覧 MALICE MIZER

ド派手衣装で美しいを極めた究極のヴィジュアル。

もはや世界観を優先する為に楽器も弾かなくなるという究極のスタイル。

ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が影響を受けたことでも知られるレジェンド的存在。

マツコ「何がお客さんは求めてるのかを突き詰めるとさ、演奏している姿を見たいのもあるだろうけど、後ろで踊ってくれたらファンは嬉しいよ。こうなってくるとヴィジュアル系って…無限ね。マリー・アントワネットみたいな人いたわね。」

Versailles(ヴェルサイユ)マツコの知らない世界 ヴィジュアル系バンドの世界で紹介された新旧バンド一覧 Versailles

2007年結成で「薔薇の末裔」がコンセプト。

バンド名に違わず、フランス貴族をイメージした衣装やステージセットでフランスでも人気を博しているとか。

DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)マツコの知らない世界 ヴィジュアル系バンドの世界で紹介された新旧バンド一覧 DIR EN GREY

極め過ぎた非日常パフォーマンス。

Mステに出演した際にはパフォーマンスが過激すぎて苦情が殺到するという事態も巻き起こしたとか。

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進化系バンド5選

the Raid.(レイド)

漫画要素を取り入れてオリコン週間チャートでは最高5位を記録。

己龍(きりゅう)

和製ホラーの世界観で武道館ライブも開催。

その他には、

他ジャンルを取り入れるという悪い言い方をすれば節操の無さ、良い言い方では懐の深い、ヴィジュアル系バンドも豊富に存在していて、マツコの知らない世界 ヴィジュアル系バンドの世界で紹介された新旧バンド一覧 他ジャンル融合型

NOCTURNAL BLOODLUST(ノクターナル・ブラッドラスト)

ヴィジュアル系×筋肉

メタルコア・ラウドロックなど様々な要素を取り入れた「エクストリーム」と称したジャンルを提唱。

華奢で耽美なイメージではなく、ゴリゴリの筋肉でヴィジュアル系という新しいスタイル。

マツコ「サービス精神が凄いと思うんだよね。それがすごい大事な気がして。」

0.1gの誤算

ヴィジュアル系×地下アイドル

地下アイドルのような「なんでもあり」。

ファンとの距離が近く、いつでも会える雰囲気も魅力。

アリス九號.(ナイン)

ヴィジュアル系×ダンス

アイドルのようなダンスを取り入れて若い世代から支持。

CHOKE(チョーク)

ヴィジュアル系×ラップ

現代的にブラッシュアップされたラップ・メタルをヴィジュアル系に取り入れて世界的に活躍中。

最上川司(もがみがわつかさ)

ヴィジュアル系×和装

世界初のヴィジュアル系演歌歌手として2015年にメジャーデビュー。

以上「マツコの知らない世界」からヴィジュアル系バンドの世界で紹介されたヴィジュアル系の歴史と話題に挙がった新旧バンド一覧でした。

TBS「マツコの知らない世界」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:「マツコの知らない世界」

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