世界一受けたい授業 アダムスキー式腸活法 食べ合わせは消化スピードで分けるべき?
21年5月22日放送の日テレ系「世界一受けたい授業」では世界的に話題の書籍「腸がすべて」からアダムスキー式腸活法を特集。腸を最大限に整えるためには良い食べ合わせvs悪い食べ合わせを考えるべきで、その際に重要になるのは「消化スピード」に注目すべきという話題から。ファストとスローな食品に分けた時の最高の食べ合わせとは?
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アダムスキー式腸活法
講師は腸活本「腸がすべて」の著者でフランス・イタリアで自然療法士として活躍するフランク・L・アダムスキー先生。
先生が伝授してくれるのはアダムスキー式腸活法。
免疫細胞のおよそ7割が腸に集中しているといわれているように、腸の問題を解決すると体全体の不調が改善されるというのはアダムスキー式腸活法の基本的な考え方。
そしてアダムスキー式腸活法の肝になるのが食べ物ごとの消化スピード。
アダムスキー式腸活法では、
- ファスト – 速く消化するもの (食べてから30分~2時間で消化されるもの)
- スロー – ゆっくり消化するもの (食べてから4時間~5時間で消化されるもの)
に食べ物を二分して「ファストとスローを同時に食べない」というルールを設定。
異なるスピードで消化されるものが同時に腸に入るというのは新幹線と普通列車を同じ線路で走らせるようなものとアダムスキー先生。
どちらの食べ物も理想的な消化スピードで進む事が出来ないので、結果的に腸全体の動きが悪くなり、腸がずっと働く羽目になって腸が乱れて便秘になるという指摘。
つまりファストなものはファストだけで食べて、スローなものはスローなものだけで食べるのがポイント。
ファストvsスロー
ではここで一番大事になる「どの食べ物がファスト?スロー?」という話題へ。
- オレンジ、リンゴ、バナナなどほぼ全ての果物
- トマト、カボチャなどの一部の野菜
- ヨーグルト
- ニンジン、ジャガイモ、キャベツなど野菜全般
- パスタ、パン、米などの穀物
- 肉、魚、卵、豆類などの動物性・植物性たんぱく質
- ワカメなどの海藻類
- キノコ
私たちが食べ物として摂取しているもののほとんどがスロー食品。
ニュートラルとはファストでもスローでも無い食品たちの事ですが、
- ビターチョコレート
- サラダ油
- お酢
- にんにく
- 玉ねぎ
- ナス
など。
ニュートラルはファストとスローのどちらと食べ合わせてもOKとの事。
スポンサーリンク食べ合わせの良しあし
これらのファスト・スローを考慮すると、
食べ合わせの良い例としては、
- とんかつ定食 (豚肉、キャベツ、ご飯、みそ汁とほとんどがスロー)
- シチュー (野菜、肉、牛乳とほとんどスロー)
- 納豆キノコパスタ (納豆、キノコ、パスタとほとんどがスロー)
- 肉じゃが (じゃがいも、ニンジン、インゲン、肉、糸こんにゃく、しょう油とほとんどがスロー)
- おでん
- 筑前煮
など。
逆に食べ合わせが悪いのは、
- 生ハムメロン (スローな生ハム&ファストなメロンでNG)
- 柑橘を垂らした焼き魚 (スローな魚&ファストな柑橘でNG)→合わせるなら大根おろしがおすすめ
- トマトソースパスタ (スローなパスタ&ファストなトマトでNG)
他にもトマトソースを使うハヤシライスだったり、ハッシュドビーフ、これまたトマトを使うインドカレーなどは要注意。
総じてトマトの存在がとにかく厄介で、トマトが含まれる野菜ジュースや、フルーツジュースを食事と組み合わせるのは避けた方が無難。朝にスムージーを作って飲んでいる人はフルーツと野菜を組み合わせたりしているでしょうし。
また、ドリンクにヨーグルトが含まれるラッシーを飲んだり、食後のデザートにフルーツを食べるのも気を付けた方が良さそうですね。
ヨーグルトとグラノーラなどの朝食メニューも実は食べ合わせが悪かったというのは意外。
朝食にはシンプルにバナナ、ヨーグルト、トマトジュースなどにすれば解決しそうではありますが。
そして、もしファストとスローを組み合わせた食べ合わせの悪い食事がどうしても避けられないという場合には、
「食事前にスプーン一杯のエキストラバージンオリーブオイル」
を摂ると良いとの事。
高品質な植物性オイルには腸の滑りを良くしてくれる効果があるので、悪い食べ合わせが腸に与えるダメージをある程度緩和してくれるとアダムスキー先生。
このように消化スピードを気にするアダムスキー式腸活法を「4日間」続ける事で体の調子が上がって来るのを実感できるとの事。
以上「世界一受けたい授業」からアダムスキー式腸活法で分類する良い食べ合わせと悪い食べ合わせについてでした。