マツコの知らない世界 及川光博が紹介する美味しいナポリタンは?話題の店一覧&スペシャルレシピ
21年5月25日放送のTBS系「マツコの知らない世界」では及川光博が情熱的な愛を注ぐナポリタンを大特集。昔ながらの喫茶店や専門店、人気店、進化系ナポリタンまでミッチーがプレゼンする絶品ナポリタンを一覧で紹介。さらに番組に登場したミッチー流ナポリタンの2大ルールやミッチーが一番食べているスペシャルナポリタンレシピの作り方についても。
ミッチーとナポリタン
幼少期に家族と出かけた洋食店キャロット(蒲田にあったお店で既に閉店)で初めてナポリタンと出会って以降40年に渡ってナポリタンを愛し続けているという及川光博。
食べるペースとしては10日に1食ぐらいのペースでナポリタン愛が行き過ぎて、
- ツアーでナポリタングッズ制作(オリジナルソース)
- 相棒の役柄にナポリタン好き設定を入れる(※主演の水谷豊さんがその設定を気に入ったため)
- 歌詞にナポリタンを入れた曲をリリース(『怪傑ミッチーのうた』)
などなど。
そもそもナポリタンという名称やこのメニュー自体が日本独自のものなのは有名な話で、
諸説あるもののナポリタン発祥のお店とされる横浜のホテルニューグランドでメニューが考案された際に「トマトといえばイタリアのナポリ」という事から付けられたのがナポリタン。
ところがこのホテルニューグランドで今でも出されているのは一般的なナポリタンとは違うとマツコさん。
恐らくホテルニューグランドのナポリタンは手が込んだ作りなので、もっと誰でも作れるようにアレンジされたバージョンがナポリタンとして世間に浸透したのでは?という見立て。
ちなみにナポリタンの名称がまだ全国的に広まる前は特に関西地区では「イタリアン」と呼ばれていた所もあったと及川光博さんの解説。
進化系ナポリタン
とここで勝手に番組側がセレクトしたミッチー曰く「膨張し続けるナポリタン宇宙」をご紹介。
- 函館イカナポリタンブラック
- ペンネきりたんぽリタン
- ナポらー麺
- チーズフォンデュナポリタン
- つけナポリタン
- 愛媛西条てっぱんナポリタン
ほとんど全て及川光博さんは初見だったようで、
ミッチーおすすめとは意味が全く違いますが一応紹介されていたので。
むしろ及川光博さんがお好みなのは「信頼と実績」のスタンダードなタイプのナポリタンのようですので、
これらは一応参考出品という事で。
スポンサーリンク昔ながらのナポリタン
という事で「ナポリタンは思い出を食べるもの」でそうなるとやっぱり昔ながらのナポリタンが一番好きという及川光博さん。
及川光博「オシャレじゃなくてもいいですし、理想というか究極のナポリタンを探す旅、それが人生というか。」
まだパスタなんて名前が日本で広まる前は「スパゲティ」が一般的な呼び方でしたし、選べるメニューもミートソースかナポリタンの2択ぐらいしか無かった時代。
及川光博さんが中学・高校時代になって初めて納豆スパ・明太子スパなどが登場し、さらにカプリチョーザと初対面したことでイタリアンに触れる事に。
マツコ「(納豆スパゲティ)ビックリした。美味かった!美味かった!」
そこから超本格的イタリアンの波が押し寄せてジェノベーゼに出会ってしまったとマツコさん。
ちなみにバブル期のディスコではフリードリンク・フリーフードが提供されていたせいでジェノベーゼからは逃れられなかったとか。
また、ミッチー流のナポリタン2大ルールとして挙げられていたのは、
- 童心にかえって食らいつく!口の周りの汚れは気にしない!
- 食べた後は走馬灯!
まさに思い出の味。幼馴染との初恋を思い出すようにがコンセプト。
ミッチーのスペシャルナポリタン
というわけで及川光博さんが「一番食べている一皿」と紹介したのが、
喫茶レインボー(TBS緑山スタジオ1F) スペシャルナポリタン 1200円
お仕事でよく訪れる緑山スタジオなのでそこで食べるのが恒例になっているようですね。
そしてコチラは通常のナポリタンとは違う裏メニューで3日前に予約必須のスペシャルバージョン。
ちなみに木村拓哉さんもこの喫茶レインボーのファンだそうで、木村拓哉さんはボロネーゼばかり食べているというミッチー情報。
ナポリタンをスタジオで試食してみると、
マツコ「まずね、この麺の柔らかさ。美味い。想像してたより遥かに昔のままの味。これちょっと…懐かしいを通り越してね…忘れてたものが蘇えって来るね。」
及川光博「いや~来たな~。思い通り来てくれたな~。構えたミットにズバンと入ったな今。」「ナポリタン宇宙と言いますかね、ホント時空を超えるんですよ。」
SPナポリタンのおうちレシピ
スペシャルナポリタンの最大のポイントは、
ソースに4タイプのトマトを使う事で甘みと酸味のバランスのある味に仕上げる事。
2人前の作り方は、
- フライパンにオリーブオイルでにんにく・玉ねぎを炒める
- 1に湯むきトマト2個、トマトの水煮200g、トマトペースト10g、トマトケチャップ60ccを入れて20分煮込んでソース完成
- 新たにバターを引いたフライパンに玉ねぎ小1個、ハム80g、マッシュルーム4個を入れて焼き色が付くまで炒める
- 冷水でしめたパスタ・ピーマン1個、ソース180ccを入れて塩コショウ・バターで味をととのえて完成
世界遺産+ナポリタンの名店
ナポリタン愛が強い及川光博さんとしては史上最高のナポリタン映像を制作したいという思いがあるそうで、
イメージとしてはTBSの世界遺産風の映像。
本家同様に女優の杏さんが急きょナレーションを担当し、本家のカメラマンさんが撮影を担うというガチな作りに。
そして被写体となるのが及川光博さんが自ら厳選したお店たち。
及川光博「基本中の基本ですね。ベーシックオブベーシックです。」
マツコ「あんなにきれいに映るのね。すごいね。」
及川光博「魂こもってる感じしますね。PAN(水平移動)とかズームが。」
実食タイムでは、
マツコ「これはさっき(スペシャルナポリタン)よりももっと家!おふくろが作ったヤツよりは全然美味しいですけど、家の味!何これ!?」「粉チーズ多めにかけるとよりノスタルジーになるわね。」
及川光博「正しいですよね。チーズかけてんだか、魔法かけてるんだか分かんないもん。」
及川光博「センターグリルというお店。ここでいよいよ大衆化が始まるわけですね。高級品というよりも町で食べられるナポリタン。ケチャップ味っていう事です。」
ケチャップを使うケチャップナポリタンを日本国内に広めたと言われているのがセンターグリル。
マツコ「あれがいいね。銀の食器にキャベツの千切りとポテトサラダ。キャベツの千切りとナポリタン一緒に食うと美味いんだぞ。」
及川光博「老舗っていうかさ、古き良きお店ってディテールにこだわってていいじゃないですか。紙ナプキンが三角に折られてる。キュンです。」
他にもスプーンにナプキンが巻き付けてあるタイプもノスタルジー。
実食タイムでは、
マツコ「美味い!不思議なくらい皆さん違うのよ。何だろう?口の中に入れた時の存在感がすごい。」「キャベツがまた思い出を追加して来たわ。」
保育園時代は野菜嫌いだったというマツコさんの為に先生がキャベツの千切りを一本一本丁寧に口に運んで食べさせてくれた事で野菜嫌いを克服できたという思い出が蘇えって来るマツコさん。
マツコ「だから私キャベツの千切り大好きなの。」
及川光博「視聴者の皆さんに伝わっていると思う。この感動というか心の揺らぎ。」
マツコ「多分明日ね、日本中でみんなナポリタン食べてるわよ。」
以上「マツコの知らない世界」ナポリタン愛爆発の及川光博が選ぶ美味しいナポリタンのお店一覧でした。
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