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林修の今でしょ講座 医師が認めるYouTube健康動画ベスト8一覧&専門家おすすめポイントは?


21年5月25日放送のテレ朝系「林修の今でしょ!講座」では医者・専門家19人が感心したYouTubeの健康動画ベスト8を発表。番組では首こり・肩こり改善、下腹・ふくらはぎ痩せ、ダイエット、腰痛改善、小顔矯正、視力回復のジャンル別に医学的な効果を解説しながらそのおすすめポイントをまとめて紹介。

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出演者

  • 【MC】林修 
  • 【副担任】斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー) 
  • 【日直】松陰寺太勇(ぺこぱ)
  • 【学友】伊沢拓司 浮所飛貴(美 少年) シュウペイ(ぺこぱ) 山之内すず
  • 【講師】酒井慎太郎(痛みケア) 桜井智野風(運動・筋肉) 中村格子(整形外科) 日比野佐和子(内科・眼科)

首こり改善

【ガンコな首こりには“後頭部の皮膚”を掴む】

ガンコな首コリ 眼精疲労、ストレス解消、肩こり解消「後頭下筋リリース」

理学療法士の安部元隆さんが紹介するYouTube動画では「後頭下筋群」と呼ばれる首の筋肉をもみほぐすのが基本コンセプトで、

酒井先生によると「マッサージをする前」に行う下準備のおかげでマッサージ効果が上がるテクニックが紹介されているのでそれがポイントとの事。

やり方は簡単で首回りの皮膚を指でつまむだけ。

皮膚とその下にある筋肉の間には筋膜(ファシア)と呼ばれる組織がありますが、首がこっている人というのはこの薄い膜が癒着を起こして滑りが悪くなっている事が多いとの事。

癒着したままだとその後にマッサージをしたとしてもその効果が限定的になってしまい、筋肉に上手く力が伝わらないというわけですね。

そこで皮膚を引っ張ってやることでこの癒着を剥がしてやると。

肩こり改善

【肩こり改善には肩甲骨をグルグル回すのがカギ】

【肩甲骨はがし】3分ストレッチ 天使の羽を生やそう!

肩甲骨の動かし方について「完璧です。3分間で効率的に動かしていますので。」と酒井医師が太鼓判。

肩甲骨を「上下左右」に動かし、肘で円を描くように肩を回すことで今度は「斜め上、斜め下」に。

動画で紹介されているストレッチ法で肩甲骨の可動域のほぼ全てをカバーできるようになっているとの事。

これによって肩こりに関係すると言われる10以上の筋肉が同時に動くので血流が改善されて肩こり改善に。

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下腹痩せ

【下腹痩せにはお尻を上げる】

【下腹痩せ】たった1分で下腹を引き締める!超簡単ぽっこりお腹さようならトレーニング

動画投稿者は柔道整復師の内山友吾さん。

桜井先生によると下腹ポッコリの原因になる筋肉に正しくアプローチをするのに上体起こしをする腹筋運動は適していないとの事。

そこで下腹に関係する筋肉を効果的に鍛えるトレーニングになっているのがこの動画で紹介されている方法。

その際にカギになるのが、

  • お尻を上げる
  • 下腹を指先で叩く
  • 息を吐く

という3つのポイント。

このトレーニングを続ける事でお腹の筋肉のうち「腹横筋」を刺激する事になり、お腹を包むようにコルセットのように存在するこの腹横筋こそが下腹ポッコリに一番関係している筋肉。

腹横筋はその働きで内臓を支えている筋肉なのですが、この筋肉が衰えてしまうと内臓が正しい位置からずり落ちてしまって下腹ポッコリになってしまうというメカニズム。

そして寝たままお尻を上げる姿勢というのは腹横筋に一番力が入りやすいポーズの一つ。

叩くのも腹横筋を意識して(今ここに効かせているんだよ!と意識する事で)トレーニング効果を上げる為だったり、息を吐くのも腹横筋に刺激を与える工夫。

番組では「上体を起こす腹筋運動 vs 動画で紹介されているトレーニング」で筋肉の動きについてエコーを使って比較実験を行っていましたが、通常の腹筋運動より2~3倍も筋肉が収縮しているのが判明。

 

痩せるストレッチ

【痩せるストレッチは足をぶらぶら脱力させる】

寝る前に1分これをやってください マジで痩せます。【痩せるストレッチ】

日比野先生によると直接的な運動によってカロリーを消費するダイエットのアプローチとは違い「痩せやすくするホルモン(レプチン)の分泌」が期待できるのがこの動画との事。

ポイントは、

  • 寝た状態で限界まで背伸びを30秒
  • 全身脱力10秒
  • 手足をあげてぶらぶら30秒

という簡単な動き。

レプチンとは体の脂肪組織から分泌されるホルモンの一種ですが、これは脳に対して満腹を伝える働きをしていて、これが上手く分泌されていると過度な食欲が抑えられて食べ過ぎが減るとの事。

また、レプチンは筋肉細胞を活性化させて消費エネルギーを増やす効果も。

寝る前にこういったごくごく軽いストレッチで体を動かす事で、リラックス状態を生むのに不可欠な副交感神経を優位にすることが出来るので快眠効果が得られるのも見逃せないポイント。

十分深い睡眠をとるのもレプチン分泌のカギなので是非実践してみたい所。

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ふくらはぎダイエット

【ふくらはぎ痩せにはつま先をピンと伸ばす】

【簡単1分】誰にも知られずふくらはぎを細くする方法【激やせストレッチ】

中村先生によるとバレエの動きを上手く使う事で「ふくらはぎを太くしないようにストレッチをする」方法を紹介している所が感心ポイントとの事。

フレックス(=足首を曲げる)&ポアント(足をピンと伸ばす)という動きが紹介されていましたが、

つま先を伸ばしたままで足首を動かすストレッチ法は足のむくみ対策にも効果が期待できると中村先生。

この動きでよく働くのが長趾屈筋というスネを通る筋肉で、つま先がかぎ状に曲がってしまうとこの長趾屈筋はあまり働かないそう。

本来、長趾屈筋はふくらはぎの筋肉と連動して働くのが正常な状態なのですが、運動不足や歩き方のクセなどが原因でこの長趾屈筋が衰えてしまうとその分をふくらはぎがカバーしようとして太くなってしまう原因に。

腰痛改善

【腰痛改善には胸に手を当てるべし】

30秒で腰痛がみるみる楽になる!「腰ゆらゆら体操」

ポイントとなるやり方は、

  • 腰に手を当てて左右に10秒揺らす
  • みぞおちの下に手を当てて左右に10秒揺らす
  • 胸に手を当てて左右に10秒揺らす

という3つのアプローチですが、特に中村先生が感心したのが3つ目の「胸に手を当てる」という点。

腰痛持ちの人というのは胸周辺の胸椎の柔軟性が失われているせいで腰に負担をかけているケースが多いそうで、

そこで腰だけではなく胸にもアプローチするという工夫が見て取れるとの事。

小顔矯正

【小顔矯正にはアゴを2か所押す】

【驚愕】○○を1分押すだけで激痩せします。

小顔矯正を紹介するYouTube動画はその多くが、顎を強く押したり、こすったりという方法ばかりですが、

顎周りには顔の筋膜・皮膚があるのでやり過ぎると、たるみの原因になって逆効果にもなりかねないと警鐘を鳴らす中村先生。

その点でコチラの動画の咬筋マッサージでは顔の2か所をピンポイントで押すだけなのでネガティブな要素があまりないと太鼓判。

押すポイントは、

  • 口を軽く開き、耳の前あたりに出来る窪みを左右30秒ずつ
  • 窪みからさらみ前にあるポイントを左右30秒ずつ

そもそも顔の大きさは骨格の大きさが全てではありますが、例えば美容整形などで用いられるボトックス注射は顎の咬筋に使う事が多く、という事は咬筋のこりを解消させれば小顔矯正に繋がるいうのがこの動画の基本的な考え方。

噛みしめる力が強すぎるとエラが張ってしまうと事もありますよね。

そしてこの咬筋は深い所にある深層筋と浅い所にある浅層筋に分けられ、この2種類の筋肉に効果的にアプローチ出来ていると中村先生。

となるとゴリゴリとほぐしてやった方がより効果が高いのでは?と思いがちですが、筋肉には自原抑制という性質があり、これは張っている筋肉を“じわっと”刺激することで筋肉が「これ以上収縮していると切れてしまう!」とその反動で一気に緩むというもの。

ですから押すだけというアプローチ法は理に適っているというわけですね。

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視力回復トレーニング

【視力回復トレーニングは親指を使う】

視力回復トレーニング!本当に目悪い人が視力アップした!!

親指とその奥にある遠くの目標物という2点に交互にピントを合わせるというシンプルな視力回復トレーニング。

コチラは「近視・老眼を改善する」といった本当の意味での視力回復トレーニングでは無く、あくまで眼精疲労などで本来の視力から一時的に下がってしまっている人が元の視力を取り戻すためのものなので要注意。

日比野先生によるとこのトレーニングで目のピントを合わせる毛様体筋の緊張がほぐれたとの事。

以上「林修の今でしょ!講座」から医師が自信を持っておすすめする医学的に正しいYouTube健康動画8選とその解説についてでした。

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