プレバト俳句冬麗戦 2022 出演者一覧やランキング結果まとめ 冬のタイトル戦優勝者は?
22年1月13日放送のTBS系「プレバト3時間スペシャル」は夏井先生に選ばれた年間優秀句を詠んだ14名が一堂に会す冬のタイトル戦”冬麗戦”を開催。という事で出演者やランキング結果などを一覧でまとめてご紹介。冬のタイトル戦を制してグランドチャンピオンに輝いたのは誰?
スポンサーリンク
出演者リスト
【MC】浜田雅功
【アシスタント】玉巻映美(MBSアナウンサー)
【ナレーター】銀河万丈
【専門家ゲスト】夏井いつき
【冬麗戦出場者】梅沢富美男、東国原英夫、北山宏光(Kis-My-Ft2)、千賀健永(Kis-My-Ft2)、横尾渉(Kis-My-Ft2)、藤本敏史(FUJIWARA)、村上健志(フルーツポンチ)、森口瑤子、立川志らく、千原ジュニア、犬山紙子、IKKO、小倉優子、堀未央奈
2021年優秀句一覧
まずは2021年に詠まれた全364句の中から夏井先生が選んだ年間優秀句14句を一覧で。
梅沢富美男『玉葱を 刻む光の 微塵まで』【お題:夏野菜カレー】
東国原英夫『ラフレシアも 秋夕焼も 人を食うか』【お題:秋の夕日】
キスマイ横尾『八合目の ドラム缶風呂 シャーベット』【お題:ソフトクリーム】
キスマイ北山『スマホ死す 画面に浮かぶ 指紋と月』【お題:バッテリー切れ間近】
キスマイ千賀『宵宮の 慈雨は 屋台の人波へ』【お題:ただ今のお待ち人数】
フルポン村上『まだマシな Tシャツを貸す 夜の雷』【お題:Tシャツ】
スポンサーリンク森口瑤子『花疲れ リュックの底の 底に鍵』【お題:リュック】
立川志らく『《首つりの家》には 林檎は 無いのか』【お題:食欲の秋】
千原ジュニア『手花火の火に 手花火と手花火を』【お題:打ち揚げ花火】
IKKO『住み込みの 夜のケーキの 苺かな』【お題:ケーキ】
小倉優子『紅白帽 脱いで焼き立て 林檎パイ』【お題:待ち合わせ】
以上の句を詠んだことで冬麗戦2022への出場資格が与えられたわけですが、
それではランキングを一覧でどうぞ。
スポンサーリンク屈辱のランク外(14位~11位)
まずはテレビで作品発表すら無い屈辱の14位~11位まで。※作品はTver限定で発表
14位 堀未央奈『駒進め 人生を知る 年始め』
人生の厳しさについて詠んだ一句。
堀「ここに来させていただいただけでも。勉強になったので。」
13位 IKKO『幸せの 尺度疫禍の(しゃくどえきかの) ちゃんちゃんこ』
コロナ禍で幸せの尺度が変わった事を詠んだ句。父からもらったちゃんちゃんこから身近な愛を感じた事がこの句のスタート。
IKKO「まぁ良かったです。笑。一番最後じゃなかったから…笑」
夏井先生からは14位の堀未央奈の作品共々「まだちょっと早かったかな…ハッキリ言って論外!」とバッサリ。
12位 立川志らく『顕微鏡の 蠢めく(うごめく) 人生ゲーム』
地球の生命が微生物から始まった事を詠んだ句で季語の無い無季の句。
夏井先生「何やろうとしてるかが分かりにくい。あの人らしいですね。」
11位 キスマイ北山『ルーレット 回せど止める 炬燵猫』
季語の炬燵猫の使い方が雑でもっと丁寧に描写すべきという夏井先生のダメ出し。
続いてランキング10位から一覧で。
スポンサーリンク10位~4位
10位 犬山紙子『箱の角 亡き犬の毛や 垂り雪(しずりゆき)』
一句に盛るにはちょっと材料が多すぎて二句分の材料を使ってしまっているという夏井先生の指摘。
垂り雪は使わず「亡き犬の 毛が双六の 箱の隅」に改めるアドバイス。
夏井先生からは年賀状の絵柄を見ていない人からすると映像として立ち上がって来ないというダメ出し。
8位 フジモン『あざ笑う 鬼の顔ある 歌留多かな(かるたかな)』
夏井先生「全体読んだら”いろはがるた”だという事が分かるのできちんと書けています。鬼は来年の事を言えば鬼が笑うということわざの鬼。」
“顔ある”の部分が説明くさいので”鬼の絵赤き”と添削。
スポンサーリンク7位 小倉優子『裏漉す蕪や(うらごすかぶや) アドベント カレンダー』
夏井先生「アドベントカレンダーという長い言葉を使うのは本当に難しいんですね。よく挑戦してくださったと思います。」
裏漉しの蕪だと離乳食では無く、介護食・病院食を連想してしまうのがもったいないという指摘。
クリスマスまでのカウントダウンで使うアドベントカレンダーの方が蕪よりも季節感が強いので蕪はすっぱり失くしてしまった方が良いというアドバイス。
ミニマリストという長い語を使う挑戦を買う一方で「ひょっとするとこの人はミニマリストでは?」と読者に感想を抱かせる余地を残すべきという夏井先生の指摘。
例えば「もの少なき転勤 雪晴れの街へ」としてミニマリストを想像させる添削案。
5位 梅沢富美男『冬早(ふゆひでり) 地図から消えた 村の数』
“冬早”の季語の選択が問題で、これを付けてしまうとひでりによって村が衰退したという因果関係がイメージされてしまうという夏井先生。
全体的に良作で添削はないもののもっと良い季語があるかもしれないという事で5位。
奥行きが深い句で読めば読むほど魅かれるタイプの句という夏井先生の評価で添削なし。
スポンサーリンクベスト3
3位 森口瑤子『嚔して(くしゃみして) スペードの位置 忘れたり』
神経衰弱にイメージを飛ばして、思いがけず出てしまった小さなくしゃみ(季語)でスペードの位置を忘れてしまうという小さな残念が上手く表現できているという事で夏井先生からは添削なしの評価。
地球史、恐竜といった空想的なワードが並ぶ中、最後にこたつを持ってくることで一気にリアリティのある世界に。
さらに”夜”と付ける事で地球史の大きな時間に対して小さな時間という対比も出来上がるという評価で添削はなし。
1位 東国原英夫『片襷硬し(かただすきかたし) 四日の 身を通す』
人生ゲームから選挙戦に臨むシーンへ。
晴れの行事と俗な行事が一句の中に二つ。
計算された上で全ての語が選ばれているのでもちろん添削はなし。
最終結果
- 1位 東国原英夫
- 2位 キスマイ千賀
- 3位 森口瑤子
- 4位 千原ジュニア
- 5位 梅沢富美男
- 6位 キスマイ横尾
- 7位 小倉優子
- 8位 フジモン
- 9位 フルポン村上
- 10位 犬山紙子
- 11位 キスマイ北山
- 12位 立川志らく
- 13位 IKKO
- 14位 堀未央奈
以上、プレバトから冬麗戦2022の結果についてでした。
TBS「プレバト俳句」に関する全記事はこちらのリンクから
一覧:「プレバト俳句」