チコちゃん 山芋でかゆいのはなぜ?対策はどうする?
22年1月21日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第1問は『山芋を食べると口のあたりがかゆくなるのはなぜ?』という問題。答えは山芋に含まれる針状結晶が刺さるからだそうで、専門家によるかゆくならない為の対策も合わせ、まとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】長濱ねる、カンニング竹山
【VTRゲスト】なし
山芋を食べると口のあたりがかゆくなるのはなぜ?
この日1問目に出題されたチコちゃんの疑問は、
なんで山芋を食べると口のあたりがかゆくなるの?
ネバネバが何らかの影響を及ぼしている、長芋特有の何かの成分というズルい答え方の長濱ねるさんですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
というわけでチコちゃんの答えは、
無数の小さな針が刺さっているから
解説は摂南大学の川崎通夫教授。
爪楊枝の束のようなものが見えますよね。
これが山芋が持つ「針」の正体。
これはシュウ酸カルシウムの針状結晶で長い物だと0.2mmほどの長さ、太さは太い物で1/1000mm。
針自体がとても小さいのですり下ろすぐらいでは壊れないんですね。
そして山芋を食べるとこの針状結晶が口の周りに刺さるので痛痒いようなあの独特の感じを生むと。
この針状結晶は特に山芋の”皮”の部分に多く含まれているので、触っただけでもかゆみ発生。
となると気になるのがなぜこんな針が山芋に存在しているの?という次の疑問ですが、
「昆虫などに食べられないようにする為の自衛手段」
が答え。
スポンサーリンク針がある事で虫から身を守って生存競争に生き残ったというわけですね。
ちなみにこのシュウ酸カルシウムはパイナップルやキウイにも含まれていて食べる時にちょっとチクチクする違和感があるのはそのため。
こんな厄介な山芋の針ですが、かゆくならない為の対策について川崎先生に尋ねてみると、
シュウ酸カルシウムの結晶は皮から離れれば離れるほどにその数を減らすので、
皮を5mmほどの厚めにむくのが簡単な対策法との事。
というわけでコチラが結論。
山芋を食べると口のあたりがかゆくなるのは無数の小さな針が刺さっているから
でした。
好きな山芋料理は?という質問には「青のりたっぷりの磯部揚げ」とチコちゃん。
最後に塚原愛アナから補足。
山芋にはアセチルコリンという物質も含まれているので、これがアレルギーのような症状を引き起こして体質によってはかゆくなったり赤く腫れたりするケースもあるとか。
という事で1問目は以上。
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