城下町ランキングベスト15 林修の今知りたいでしょ
23年4月27日「林修の今知りたいでしょ」は歴史のプロ40人が選んだGWに行って楽しい城下町ベスト15を発表という事で一覧でまとめてご紹介。
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城下町ランキング
一日乗り放題の乗船券で遊覧船に乗れば城の周りの堀を一周できたり、城下町巡りの足として使う事も。
水源となっている宍道湖は日本の夕日百選に選ばれる絶景スポットであり、日本一の漁獲量を誇るしじみ料理が名物グルメ。
松江城のすぐそばにある松江歴史館ではその場で手作りされる和菓子を楽しめたり。
松江や京都、金沢に並んで日本三大菓子どころとも呼ばれ、和菓子店は城下町に20軒以上。
河原町妻入商家群はかつて城下町の商業の中心地だった場所で歴史的建造物に宿泊できる『篠山城下町ホテル NIPPONIA』があり、
御徒士町武家屋敷群には『安間家資料館』があって当時の武士の暮らしに触れられる施設も。
『丹波篠山 料理旅館近又 ぼたん鍋』は名物グルメで、
天皇陛下が皇太子時代にこのぼたん鍋を食べたというエピソードも。
城下には防御拠点・馬出しの跡が残っている場所も。
最盛期には京都、堺に次ぐ1万人が暮らす大都市だった一乗谷。
その後、信長に街を焼かれた事でその当時の面影はほとんど残っていないそうですが、
戦国城下町の生活を復元した「復元町並」や『道の駅 一乗谷あさくら水の駅 越前おろしそば』などが観光スポットや名物グルメ。
一乗谷駅と復元町並の中間地点には巨大な石組みが今も残っていて数少ない当時を感じられるスポット。
その景観は2015年に世界遺産に登録済み。
そして萩の町といえば明治維新で活躍した志士たちゆかちの地の宝庫。
鯛の押し寿司(=長州寿司)は名物グルメで高杉晋作が愛したとされているとか。
江戸レトロとSNS映えで若者が集まる人気観光地に。
ハートの絵馬がある縁結びの三光稲荷神社や、本町通りでは食べ歩きにもぴったりな串グルメが約30店舗も軒を連ねていて人気スポット。
『本町茶寮 7種の田楽・犬山茶セット』は彩り豊か。
1597年創業の『小島醸造』では徳川家康が好んで飲んだといわれるお酒・忍冬酒が人気のお土産。
『山田五平餅店』には店の主人が自腹で復元したという火の見櫓。
スポンサーリンク駿府城がある公園では現在進行形で新事実が発見されている城の発掘現場を無料で見学可能。
家康が元服式(=現在の成人式のような儀式)を行ったとされる静岡浅間神社では期間限定で大河ドラマ館をオープン。
1804年創業の『石部屋』では家康が大好物だったという安倍川餅を提供。
料亭『浮月楼』は徳川慶喜が住んでいた屋敷跡。
名古屋城のすぐ隣にあるのは観光スポットの金シャチ横丁。
『名古屋とうふ河口 金箔豆腐ソフトクリーム』『山本屋総本家 金シャチ煮込うどん』など。
オフィス街にたたずむ桜天神社、福生院、聞安寺などの寺社仏閣は区画の真ん中に建てられていることが多いそうですが、
これは街を賑やかにするための徳川家康の都市設計の痕跡なんだとか。
また、料亭『河文』には緊急時に備えたといわれる名古屋城と繋がっているとされる井戸が今も残されているそう。
大都市東京で江戸城下町の名残を今でも感じられるスポットは門と石垣。
赤坂見附の石垣(=江戸城の門跡)などその数は36個も残されているとか。
今から400年以上前に築城された国宝・彦根城は一度も壊される事なくそのままの状態で現存する数少ない城。
江戸時代の古地図と今の地図を並べても街の形はほぼ変わらないままで、多くの建物も江戸時代からそのままま残っていたり。
夢京橋キャッスルロードは江戸時代の雰囲気が味わえるお店が並ぶ観光スポット。
『千成亭 本町売店』『近江肉せんなり亭 伽羅』『れすとらん弥千代姫』『近江や』では近江牛グルメ。
江戸時代から続く老舗和菓子店『いと重菓舗』では井伊直弼が彫った柳の文様の木型から作られた菓子「柳のしずく」も。
城下町の最南端を中心に足軽の屋敷が数多く残っているそうで
貴重な歴史遺物がここまで残っているのはかなり珍しいんだとか。
岩村城は標高717mで日本一高い場所にあった城。
1796年創業の『松浦軒本店』では江戸時代から変わらない製法のカステーラが名物。
岩村城下町には無料で開放されている屋敷があったり、
老舗の酒蔵『岩村醸造』にある天正疎水(=戦国時代に作られた生活用水路)は戦国時代の都市計画の痕跡が見られる貴重なスポット。
スポンサーリンク堀を琵琶湖と結んだことで物資や人を集めて商業都市として栄えたこの地。
堀を屋形船で遊覧できる八幡堀めぐりではGWの時期に花菖蒲が楽しめるのがポイント。
派手好きの信長ゆかりの赤こんにゃくが名物。
近江商人の屋敷には「見越しの松」が植えられており、お得意様用の玄関で客人をもてなすという意味があったとか。
天下人になった後の豊臣秀吉によって築城された伏見城は秀吉が亡くなった地。
外国人観光客の人気も高い伏見稲荷大社のすぐそばには秀吉が妻の「ねね」から命名したとされる『祢ざめ家』があり、名物はうずら焼き。
室町時代に創業した老舗和菓子店『駿河屋』では秀吉に献上した蒸し羊羹を再現した太閤秀吉献上羊羹。
また、伏見城下町には街中に有名武将の名前が地名として残っていたり。
天空の城としても知られる郡上八幡城。
その眼下に広がるのは水路が張り巡らされた町並み。
「とにかく絶景。町中に張り巡らされた水路が当時のまま残っているのがすごい。」
津軽地方の支配拠点として津軽信枚が築城した弘前城。
桜の名所として知られる弘前公園は定番スポットですが、禅林待と呼ばれる寺町には通り沿いに33の寺が並ぶスポットも。
弘前城の北に位置する仲町地区にはサワラの生垣が今も残っていて城下町の風情。
「この時期だと桜が有名ですが、藩政時代の名残を見ることが出来るので。」
戦国時代に立花宗成が治めた城下町でその特徴は敵が攻めにくいように複雑に張り巡らされた水路。
今でもその水路が残っているので船に乗って水路を行く川下りは名物の一つ。
立花宗成の末裔が営む料亭旅館「御花」は国の名勝に指定されていて敷地内は宿泊客以外でも見学OK。
大広間の廊下に並ぶのは兜。
「掘割、水路を活かした水郷の町。今でもその水路が使われているという。」
以上、城下町ランキングでした。