チューリップを球根で植えるのはなぜ?種だと5、6年かかるから?チコちゃん
23年6月9日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『なぜチューリップは球根で植える?』の答えなど番組内容を簡単にまとめてご紹介。
ゲスト出演者
【ゲスト】山本彩、みやぞん
【VTRゲスト】なし
なぜチューリップは球根で植える?
2問目の出題は、
なんでチューリップは球根で植えるの?
チコちゃんの答えは、
種だと5年とか6年かかるから
解説は東京農業大学の小池安比古教授。
チューリップを種から育てるとすると、1年目に芽を出して細い葉を伸ばすまで成長し、
2年目になると球根の栄養を使って少し大きな葉が出来て、地中の球根がやや大きく成長し、
こんなプロセスを何年も繰り返して5年目ぐらいになるとやっと花が咲くというのがチューリップの長い道のり。
一方で球根から育てた場合は植えてから約5か月で花が咲くというスピードの違い。
これだけ違うので時間短縮もあって球根から植える方が選ばれていると小池先生。
そもそも球根とは何か?については、
見た目の通り、玉ねぎ、じゃがいもやレンコン(茎が大きくなった球根)、サツマイモ(根が大きくなった球根)なども仲間。
また、成長が速い以外にも球根から育てるメリットが他にもあるそうで、
球根は元の花の特徴をそのまま受け継ぐというクローンのような性質があり、この性質を利用する事でだいたい同じ色、形(背丈)のチューリップを咲かせることが可能に。
チューリップ畑など同じ色のチューリップを一面に咲かせるのはこの性質を利用。
一方で種から育てると元の花と同じ色の花が咲くとは限らないので育つまで分からない運任せ。
という事で2問目は以上。
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