ウィンブルドン選手権 ベサニー・マテック=サンズの負傷の動画映像。コートに悲鳴が響く。
テニスのウィンブルドン選手権は大会4日目を迎えて各コートでは2回戦が行われていましたが、女子シングルス、ベサニー・マテック=サンズ vs ソラナ・チルステア(キルスチャ)戦ではマテック=サンズが芝で足を滑らせて転倒し、右膝を負傷してしまいました。
セットカウント1-1のタイとなり、勝負を決するファイナルセットの第1ゲームでそれは起こりました。
スポンサーリンクファイナルセットの悲劇
転倒したマテック=サンズは直後は膝を押さえて倒れているだけでしたが、数秒後には大きな叫び声を上げるまでに至り、コートではただならぬ空気が漂うことになってしまいました。
※怪我した箇所がはっきりと映る映像ではありませんが、刺激の強い動画映像になっておりますのでご注意ください
Bethanie Mattek-Sands Horrible Injury…#Wimbledon pic.twitter.com/CBlSSkKyAQ
— Mexicoss (@Mexicoss1) 2017年7月6日
※既に該当のツイッター動画は削除されたようです。2分を超える映像で延々と叫び続ける声が収録されたものでした。
ABCニュースのYoutube動画から。00:30付近に
Fワード(f*ck)も叫びながら助けを求める声に、ネットを挟んで対峙していたチルステア(キルスチャ)がマテック=サンズに近づきますが、怪我の状況を察したところで気が動転してしまったようなうろたえる姿が確認できます。
試合後の記者会見でチルステア(キルスチャ)は「こんな状況は初めての事で、パニックになってしまった。(マテック=サンズを)励ますように側についていたけど。」と語っています。
今大会の女子ダブルスに第1シードで出場していたマテック=サンズはこの怪我の影響で棄権となってしまいました。
ダブルスパートナーのルーシー・サファロバがコートサイドで涙を流す姿も動画内では確認できます。
芝の試合では足を滑らせる場面を何度となく見るのですが、このような大きなアクシデントには思わず目を覆いたくなります。
特に、静かなコートにただ選手の叫び声だけが響き続ける状況というのは悲壮感も漂いますね。
しばらくして勇気づけるような拍手が起こるのですがせめてもの救いです。
一刻も早いベサニー・マテック=サンズの回復を祈るばかりです。そしてショッキングな形で3回戦に進むことになってしまったソラナ・チルステア(キルスチャ)ですが、彼女の健闘も期待したいですね。