プレバト俳句2023 アナウンサー対決結果 森香澄、松田和佳、長野智子、青山祐子、枡田絵理奈
23年12月21日「プレバト」はアナウンサー5人が俳句対決という事で森香澄、松田和佳、長野智子、青山祐子、枡田絵理奈ら出演者の作品ランキング結果など一覧でまとめてご紹介。
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出演者
作品ランキング結果
アナウンサー対決らしいお題選択。
5位最下位 青山祐子『冬の虹 トラウマ乗り越え アレ掴む』15点
阪神タイガース38年ぶりの日本一を詠んだまさに2023年の一句ですが、ヒントを散りばめておかないと時代が経つごとに意味が分からなくなっていくと夏井先生。
「優勝(アレ)掴む 三十八年目の 冬虹」の添削案。
俳句というよりは散文(=詩的ではない普通の文章)的な印象。
「号外を スマホで眺めゐる 炬燵」にすると季語が立って一応俳句に。
ただし添削した所で凡人にやっと手が届くレベルと夏井先生バッサリ。
3位 枡田絵理奈『十の目を 集めし鰤(ぶり)は 丸一本』50点
近所の釣り好きのおじさんが号外を配るみたいに沢山吊れたぶりを配っていたシーンを詠んだ一句で、
十の目は家族5人の目という意味で大きなぶりに騒ぐ子供たちの一方でさばき方をどうしようか?悩む自分もいたとの事ですが、
ここまで状況説明をしてやっと俳句の意味が分かってくる「色んな謎が含まれる凡人の句」と夏井先生。
十の目と書いて家族5人の事だと分からせるのは無理があるし、号外からぶりも繋がりが分かりづらいのが問題点。
夏井先生「こんな単純な話ならさっさと言えよ!と今思っております。」
「鰤一本 家族五人の 目を集め」にすれば少なくとも鰤一本を貰ってそれを家族で囲んでいる描写は成功。
初代アシスタントらしからぬ「プレバトの欠片も残ってない!」と落胆の夏井先生。
元号の平成の発表は1989年1月7日の午後2時36分で、平成の元号について苗場のゲレンデを滑るスキーヤーに発表直後に聞いてくるという謎の仕事を受けた事を俳句に。
雪原に出来たシュプールに光が差していた光景を見て新しい時代の始まりを感じたとの事ですが、
題材選びは良いセンスと夏井先生が高評価も2位で凡人止まり。
「シュプールの ひかり 新元号発表」の添削案であればシュプールの映像化から光さす光景への転換が鮮明に。こうしていたら断トツ1位だったとの事。
ちなみに光といえば差すのが当たり前なので”さす”は不要なのは番組を観ていれば分かって当然と夏井先生。
手のを伸ばしてやっと受け取った号外がシワになってしまっているシーン。
惜しいのは”握りしめ”とあるので”手”は不要という点。
「かじかむや シワの号外 握りしめ」もしくは「悴むや 皺の号外 握りしめ」と感じを並べてどっしりとした印象にする案も。
という事でアナウンサー5人対決の優勝者は松田和佳、最下位は青山祐子という結果に。
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