プレバト色鉛筆2024 特待生&名人大会の作品ランキング結果 犬山紙子の3ランク昇格最高傑作
24年4月25日放送の「プレバト」は色鉛筆の名人・特待生の一斉査定という事で出演者7人の作品ランキング結果&先生お手本など一覧でまとめてご紹介。
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作品査定結果
中川翔子『プチプチを潰す瞬間』(特待生5級 → 4級・1ランク昇格)
お題は「プチプチ」で透明な質感、音が鳴る瞬間の表現をどう描くか?がポイント。
青の上に白は乗らないので画用紙の白を意図的に塗り残す手法を上手く使って光の反射が良く描けていると高評価。
さらに、指で押したプチプチの形に沿って光の表現をつけているので弾ける音を感じさせる工夫も施し、爪先だけ白っぽくしている事で力が入っているのも伝わると三上先生。
ただしプチプチを縁取っている点はマイナス評価で、飛び級のためには陰影によってその差をつけて欲しいと注文。
背景の青色で平らな部分を塗ったら、空気が入って膨らんでいる部分は青を濃く、光っている部分は薄くと濃淡をかえて塗るのを繰り返すと縁取り無しで立体感を表現可能。
小松利昌『ハマグリが開いた瞬間』(特待生5級 → 2級・3ランク昇格)
お題は「ハマグリ」で透明な煮汁、網下の炎、貝がはぜる音などがポイント。
身のプリプリ感が上手く表現できているのでジュワ!と音が聞こえそうと三上先生大絶賛。
その要因が2点あって、シンプルな白い泡ではなく、一つずつ形の違う泡や煮汁の映り込みの細かい描写がまず1点。
2つめは貝の裏側の色の反射などハイライトと色の塗り分けがされているので貝の球面が上手く描かれてる点。
三上先生「網よく描きましたね。網す…すごい!笑」
先生が言葉に詰まるほど網の描写も絶賛。
スポンサーリンク小倉久寛『シンバルモンキーがシンバルを叩く瞬間』(特待生4級 → 4級・現状維持)
シンバルモンキー自体はよく描けていて、表情や毛のフワフワ感は及第点。
ただしシンバルを持っているのか分かりづらい残像だけでは上手く描写したとは言えず、ここまでオーバーに描くのはやり過ぎというダメ出し。
シンバルの質感が出るようにきっちり塗り込んだら、動きをイメージしながらこげ茶色で太めにボカしながらシンバルの外側を塗って残像に。
また、シンバル同士を近付ける事で音が鳴る瞬間を表現。
栗原恵『玉ねぎをみじん切りにする瞬間』(特待生4級 → 3級・1ランク昇格)
刻んだ玉ねぎ、包丁にくっ付いた玉ねぎと上に上がった包丁の描写のおかげで今にも動き出しそうな躍動感。
刻んだ玉ねぎについても皮の色、繊維の面を角度を変えて塗っているので平面ではなく角ばった玉ねぎをしっかり表現できていると三上先生。
スポンサーリンク松田悟志『米を研ぐ瞬間』(名人2段 → 4段・2ランク昇格)
シャワーの音やザクザクとお米を研いでいる音が聞こえてきそうな高い描写力。
特筆すべき点はシンクの色の反射などを上手く使って黒を強調する事でコントラストを強めて水の透明感がより増して見える工夫。
研ぐ手つきも表情豊かで繊細な色合いとやわらかそうな質感を上手く表現。
犬山紙子『波打ち際を歩く瞬間』(名人2段 → 5段・3ランク昇格)
三上先生からは「これはすごい。ちょっとびっくり。犬山さんの中で一番。過去最高傑作。」と絶賛。
足を置いた所から水が広がっている様から音を感じられる描写は水しぶきのおかげ。
寄せる波で水と光が揺れたり漂っている雰囲気、下に土がある感じも細かく描いているので水の描写に関しては誤魔化しゼロの完璧と大絶賛。
さらに明暗をはっきり描いた足の形や丸みを感じる描写も先生も思わず「これホントに面倒臭いですよ。笑」と脱帽コメント。
くっきー!『ミキサーで音が聞こえそうな瞬間』(名人5段 → 6段・1ランク降格)
具材が混ざっている所を描くと何が何だか分からなくなってしまうので、その寸前を描いた点を高評価。
手がスイッチにかかっていて今から回す感は十分に伝わるのでこの切り取り方はOKという査定。
そうは言っても中のフルーツが静止しているのは事実なので、何らかの動きを加えるべきだったというダメ出しも。
フルーツやミキサーを上手く描いている点が評価されて昇格という判断に。
くっきー作品よりもほんの少し時間を進めて、フルーツが砕かれ始めるまさにその瞬間を切り取るのが先生の出した答え。
大まかにフルーツの形を描き、赤やピンクを使って大き目のストロークで色を乗せ、ねずみ色でボカしたら混ざり合うフルーツ完成。
以上、プレバト色鉛筆の一斉査定でした。
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