あさイチ 今日の映画紹介 あの歌を憶えている、ドリーミン・ワイルド、リアル・ペイン
25年2月14日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの瀧内公美と家族をテーマにした2作品『あの歌を憶えている』『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』と瀧内公美の個人的おすすめ映画を紹介。
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あの歌を憶えている
アメリカ・ニューヨークを舞台に忘れたい記憶を抱える女性シルヴィアと忘れたくない記憶を失っていく男性ソールが出会う物語。
13歳の娘を暮らすソーシャルワーカーのシルヴィアはある日、高校の同窓会に出席しますがそこでソールという男性に付きまとわれる事に。
若年性認知症で記憶障害を持つソールは弟と姪に支えられて生活する日々を送っており、後日シルヴィアに対して迷惑をかけてすまなかったと謝罪し、とりとめもない会話を交わす二人。
一方でシルヴィアはある出来事からトラウマを抱えており日常生活にも影響が。
そんなある日、ソールの姪がシルヴィアのもとを訪問して昼間の間だけでもソールの面倒を見てもらえないか?と相談。
仕事として請け負う事にしたシルヴィアでしたが、一緒に過ごしているうちにソールの穏やかで優しい人柄に触れて惹かれていくことに。
ところがソールと寄り添ったままソファで寝落ちしてしまったシルヴィアは、その姿を姪に目撃されて気まずい雰囲気に。
この一件からシルヴィアの足はソールの家から遠のいてしまい…
映画好きのゲスト瀧内公美はミシェル・フランコ監督作が大のお気に入りだそうで、今年一番の注目作に挙げるほど。
ミシェル・フランコ監督作は毎回必ず見るほどのファンだそうでは「母という名の女」「或る終焉」などの作品名を挙げる中で、最も好きな作品は「父の秘密」だそう。
ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた
1970年代後半のアメリカ・ワシントン州の田舎町を舞台にした実話をもとにしたヒューマンドラマ。
農家で生まれ育ったドニーは10代を迎えると音楽に夢中になり、ドラムを演奏する兄ジョーとデュオを結成し、父が息子たちのために自作したスタジオで数々の楽曲を制作。
やがて家族の協力のおかげもあってアルバム「ドリーミン・ワイルド」が完成しますが、世間には見向きもされず落胆するドニー。
そこから時は過ぎて30年。
かつて夢描いた人生とは程遠い生活を送るドニーは突然、実家で暮らす兄から連絡を受け、ドリーミン・ワイルドについてレコード会社から何やら話があるらしいという知らせを聞いたドニーは久しぶりに実家に帰省する事に。
するとレコード会社のマットから30年前のアルバムがコレクターによって発見され、埋もれた傑作として再評価されているというまさかの展開を聞かされることに。
マットが持参したドリーミン・ワイルドのアルバムを見て感慨深い家族でしたが、マットのオファーは元々の形をキープしたままドリーミン・ワイルドを再発売したいというもので、この降って湧いたような嬉しい話に家族は大喜び。
喜ぶ家族をよそにどこか浮かない表情のドニーは、この出来事をきっかけにこれまで自分が背けて来た過去と向き合う事に。
最後に瀧内公美の個人的おすすめ紹介。
エマ・ストーンが製作に関わる作品は良作が多くて間違いないので毎回チェックしているそうで、そんな中で最近観て面白かったと紹介したのが「リアル・ペイン〜心の旅〜」
以上、今日の映画紹介でした。
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