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NHK 第4弾「チコちゃんに叱られる!」今回は#0?レギュラー放送決定記念の特別編


NHK「チコちゃんに叱られる!」は2018年4月7日についに第4弾が放送されました。今回はレギュラー放送決定記念編のような特別版になっていて、過去の総集編的な要素もありつつ、新たなコーナーが新設されたり、おなじみのチコちゃんの新たな疑問も登場しましたね。

初回放送は2017年3月24日、第2弾は2017年8月2日。第3弾は年末の2017年12月27日と過去3回に渡ってチコちゃんに叱られる!は放送されてきましたが、放送時間枠はいずれも夜。

ところが第4弾では8:15~9:00と朝の時間帯に放送されており、総集編的な要素もあってか、新たな視聴者層も取り込もうという枠組みですね。※レギュラー再放送の枠に合わせてこの時間帯に「チコちゃん」というイメージをつけるためのものかもしれませんね。

番組のカテゴリー的には「バラエティ、クイズ」という形式ですが、番組進行役であるチコちゃん(5歳)が投げかける日常生活の疑問に回答者が答え、間違っていると番組タイトル通りチコちゃんに叱られるという形はおなじみ。

※2018年4月13日よりNHK総合テレビで毎週金曜(19:57~20:42)でレギュラー化が発表されています。さらに翌日土曜日には(8:15~9:00)に再放送されるということのようですね。

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チコちゃん

番組MC役であるメインキャラクターのチコちゃんですが、外見上の変化はなし。衣装もそのままですね。年齢も5才のままと変わっていません。

過去3回に渡ってレギュラーとして出演してきたナインティナイン岡村隆史さんと手をつないでの登場。

挨拶が終わると「ウフフ。」連発のチコちゃん。チコちゃんはご機嫌のようですね。

第4弾の出演者は元AKB48の高橋みなみさん、そして現シティボーイズの大竹まことさん。

高橋みなみさんは記念すべき第1回のゲスト回答者、大竹まことさんは第3回のゲスト解答者でしたね。

放送では元AKB48やシティボーイズなどをナレーションやチコちゃんにイジられるシーンがありました。今回も「シティボーイズのおじさん」とチコちゃんから呼ばれていますw

そして、チコちゃんからレギュラー放送決定の重大発表!チコちゃんと岡村さんがクルッと1回転。

そしてオープニングタイトル。カリキュラマシーンのオープニングテーマはいつも通り。

番組冒頭では今まで紹介されたチコちゃんの疑問(雑学)のおさらいが3つ。

コチラの記事で詳しくフォローしてありますのでチェックしてみてくださいね。

「どうして手を振るのか?」という疑問については初回放送でチコちゃんから投げかけられたものですが、その当時はチコちゃんが旧デザインだったんですよね。

ただ、今回の第4弾で再度紹介された時はしっかり新デザインのチコちゃんに差し替わっていました。岡村さんの衣装はそのままだったのでCGをやり直したんでしょうね。CGで描かれるチコちゃんならではの裏技ですね。

ということで、手を振る理由については相手を思って手を振ることで相手の魂を引き寄せる仕草(袖振り)が起源

ここでレギュラー放送分の番宣。

第1回は13日の金曜日スタートということでちょっと不吉w

高橋みなみ「言っちゃダメでしょ。それ笑」

ちなみに日本だと「13日の金曜日」でジェイソンをイメージしますが、海外だと”Friday the 13th”というタイトルになりますね。

ここで毎週レギュラーで出演するキャストについて岡村さんから質問が。

「レギュラーになったらいないタイプの人間だから」といいながらスタジオを出て行こうとする大竹まことさん。それを必死に止める岡村さんと高橋みなみさん。回答者席からガンガン前に出ていくのは大竹まことさんが唯一ですねw

チコちゃん「言うてますけどね。」急に漫才口調のチコちゃん。

ここで再度改めて番組オープニング。

チコちゃんの振る舞いや毒のあるナレーションなどのテイストは相変わらず。

テロップが出ていましたがNHKアナウンサーである森田美由紀さんがナレーション担当ですね。

チコちゃんに叱られる!ナレーション担当の森田美由紀さん

NHKアナウンサー森田美由紀

ちょっと乱暴で失礼な物言いがちょこちょこ混ざるナレーションも番組の特徴の一つになっています。

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第4弾で紹介されたチコちゃんの疑問(雑学)

これまでの放送された過去3回の総集編だけではなく、新しい疑問(雑学)も紹介された今回。

それらの疑問についてご紹介します。

なぜパンダは白黒なの?

第4弾1問目の回答者は「みんなから愛される人気もの」というチコちゃんからの指名で岡村さんが高橋みなみさんを選びます。

「大丈夫ですか?」と心配する高橋さんですが、「卒業してから悪いことしてないでしょ?」とチコちゃん。すかさず大竹さん「俺だってしてねーよ!」チコちゃん「何にも言ってない!」2月に大竹さんの娘さんが逮捕されたことを受けてのちょっとしたイジり。というか大竹さんが過剰に反応しただけかもw

大竹まこと「お前は悪いことしてないのか?」チコちゃん「何で私が悪い事してんのよ?」チコちゃんの中の人の正体はあの人ですが、ちょっとジャブを入れる大竹さんでした。

さて、肝心の疑問についてですが、パンダがカワイイ理由について尋ねるチコちゃん。白と黒のバランスがいい感じ?と高橋さんは答えますが、チコちゃん「どうしてパンダは白と黒なの?」

人間が作ったと言い出す高橋さん。チコちゃんに叱られてしまいました。番組タイトルの由来ですね。

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が今回も炸裂。

チコちゃん「白と黒がカワイイというワードが出ましたが、ほんなら何かい。パトカーはカワイイ?」

ということでシャンシャンフィーバーに沸く上野動物園で一般の方に質問・・・しようとしますが丁重なお断りを食らったということでウェルカムな空気漂う和歌山県のアドベンチャーワールドで取材することに。

ナレーション「シャンシャンではないパンダ(桜浜、おうひん)を見に来ていたお客さんに話を聞きます。」ちょっと失礼だw

「パンダがなぜ白黒なのかも知らずに、カンカンだのランランだのフェイフェイだのホァンホァンだのと騒ぎ立てて、もうぷんぷんです。」ちょっとカワイイナレーション。

ここでチコちゃんから正解が発表されます。

チコちゃんの答えは「笹を食べているから」というもの。実は主に竹を食べるそうですが、分かりやすいように笹と表現。

詳しく教えてくれるのはカリフォルニア大学デービス校で動物の進化・生態を研究している世界的権威のティム・カロ(Tim Caro)教授。テレビ電話で取材です。

「サスガ チコチャン!ヨク知ッテタネ!コンナ賢イ子ガ日本ニイランテ ビックリデスネ!」カンペを読む教授。irunanteの読みを間違えて、イルナンテをイランテと読んでいるようです。

教授によると白黒の理由には様々な説があるようで、上野動物園のHPには「墨絵のような雪景色に溶け込むのに都合がいいのでは?」という理由が紹介されているようですね。

他にも英国、デスモンド/ラナス・モリス氏の著書によると「繁殖期に相手を見つけやすいから」や、シカゴ大学シャーラー教授の論文によると、「冷えやすい手足は熱吸収率の良い黒になったから」などの説があるそうです。

そんな中、ティム教授が発表した新説。”Behavioral Ecology”に掲載された”Why is the giant panda black and white?”ですね。

ティム教授によるとパンダはクマの仲間で元々はパンダの祖先もクマのように肉食だったのではないかと考えられているのですが、竹を主食にするようになった頃から白黒になったのでは?とのこと。

ではなぜ竹を主食にするようになったのでしょうか?

パンダは約2000万年前にクマから分岐したと言われており、その頃は大きな気候変動、氷河期の到来があったとされています。パンダの祖先は主に中国南部・東部に生息しており、そこは肉食な彼らにとって満足のいく環境でした。

しかし氷河期が来たことで食料が減少、他の肉食動物との生存競争に敗れる形で山岳地帯に追いやられたのです。そこで仕方なく食べたのが一年中生えている竹。

しかしそこで大きな変化が生まれます、それは冬眠ができなくなってしまったこと。

冬眠中のクマはおよそ4ヶ月の間、飲まず食わずで過ごしますが、この間に生命維持に必要なエネルギーは480,000kcal。その為、冬眠前に高カロリーな食物をたくさん食べてエネルギーを体に蓄えます。

一方、パンダの祖先の主食は竹。竹は低カロリーなのでいくら食べても冬眠するために必要なエネルギーを蓄えることが出来なかったのです。こうして冬の間も竹を食べ続けて過ごすことに。しかし、雪の中でクマのような見た目だととても目立つということでパンダがとった秘策は、

ティム教授「セッチュウアン。」折衷案ですね。

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急に日本語の単語を使うティム教授に岡村さんは爆笑。まあカンペで読んでもらってるんでしょうけどw

体の色を変えて、雪の白にも木の影にも隠れられるように黒を残すという「折衷案」ライフスタイルに至ったとのこと。

雪の中で目立たないように黒からどんどん白くなっていったパンダの祖先ですが、体が真っ白になってしまうと夏の間は逆に目立ってしまう、そこで折衷案。雪の中でも目立たない白と、夏の木陰で目立たない黒で白黒になったとのこと。

では本当にパンダの白黒は目立たないのか?についですが、パンダの天敵は緑色が識別できず、さらに視界がぼやけているため、パンダの白黒は森や雪と同化して見えるのだそう。夏も同様で周りの風景に同化して見えるようですね。パンダの天敵とはジャッカルやユキヒョウ、キエリテンなどです。

ちなみにキエリテンとはイタチやテンの仲間でこちらがその動画。

パンダの変化についてまとめると、

食料が減る→竹を食べる→冬眠できなくなる→冬も動き回る→白黒になる→シャンシャンかわいい

という順序。放送でそう表示されていますが、どんな結論だw

ティム教授「チコタ・・・チコチャン。シャンシャン ノ カワイサ  マジ ヤバイヨ!」

最後にチコチャンを噛むティム教授w

チコちゃん「ワタシモ ソウ オモイマース。」

ここで塚原愛アナウンサーから補足。白黒のカラーリング分けはパンダにとってこだわりのポイントだそうで、耳が黒いのは凶暴さのアピール。少しでも大きく見えるようにという狙いだそうです。

目が黒いのは耳の黒と合わせて2頭いるように錯覚させるためだそう。かなり苦しい理由のようなw

さらに目が黒いのは個体の識別のためとも。角度や離れ具合に特徴があるんですね。パンダの目の模様。カンカン、ランラン、ホァンホァン、フェイフェイ

ホァンホァンの形を「西部警察のサングラス」と表現する塚原愛アナ。

チコちゃん「他局の番組名言ったよ。この人。」塚原愛アナ「すいません!」

大竹まこと「頭の中、西部警察しか残ってないよ。」

ということでパンダの白黒の理由には諸説あるので、監修のティム・カロ教授の見解ですね。

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「どっこいしょ」ってどういう意味?

第2問の回答者は大竹まことさん。いつまでも若々しい素敵な大人ということで岡村さんからの使命ですね。

チコちゃん「立ち上がる時に思わず出てしまう言葉ってな~に?」大竹まこと「よいしょ。」

チコちゃん「ハイ消えた!」なぜかフジテレビの「なるほど!ザ・ワールド」のパターンをするチコちゃんw

大竹まことさんは改めて「どっこいしょ」と回答。チコちゃんが実際にやってみせますが、大竹さんは「下手じゃないか?」と言って自ら実践してみせることに。

ここでチコちゃんの疑問、「どっこいしょってどういう意味?」

大竹まこと「パンダが笹を食うように、自然に出る言葉さ。」

当然チコちゃんのボーっと生きてんじゃねーよ!が炸裂。

チコちゃんをバカと罵る大竹さん。チコちゃん「バカはやめなさい。ホントに。」

中国起源説を唱える岡村さん。「パンダつながりで中国から来てんちゃうかな?」

ナレーション「いかにもどっこいしょと言ってそうな方々に聞いてみました。」ちょっと失礼w

そういえば草津節の湯もみでもどっこいしょのかけ声が入っていますよね。

ということでチコちゃんの答え「どっこいしょとは、人間の五感を研ぎ澄まし、邪念や迷いを捨てて心が清らかになること」

詳しく教えてくださるのは富士山曹洞宗宝林寺のご住職、千葉公慈さんです。テレビ朝日で放送されていた「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」にもよくご出演されていたご住職ですね。

千葉さん曰くどっこいしょとは修験者が山を登りながら唱えていた言葉なのだそうです。

富士山を登拝して修行する修験者は「ろっこんしょうじょう」と唱えています。昭和4年に撮影された映像のようですね。

漢字で書くと「六根清浄」。これがどっこいしょの元。

六根とは見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるの5感に「思う」を足した感覚のこと。

この6つの感覚をきれいに清めるのが六根清浄。

「五感と心を研ぎ澄ませ、修行に集中し、力を発揮できますように」と祈る言葉なんですね。

登山口で売られている木の杖、金剛杖には六根清浄という文字が書かれていますよね。

この言葉は昔は一般的な言葉として日常生活でよく使われていたのだそう。

これを繰り返すうちに六根清浄からどっこいしょと転じて行ったとされています。

「なぜ年を取るとどっこいしょと言うのか」については千葉さんはしばし考え、仏様に近づいたからという見解。

中国ではなく、起源は日本でしたね。

大竹さんのスタジオから出て行こうとしたり、どっこいしょを実践して見せてくれたり、「すごいレギュラー狙ってる感」をツッコむチコちゃん。

大竹さんは跳び膝蹴りをチコちゃんに食らわそうとしてます。「ただ番組がハネりゃいいなって思っただけだ。」と猛抗議。

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なぜ寝る時に枕を使う?

3問目の回答者は岡村隆史さん。硬めの枕がお好みと言う岡村さんに対してチコちゃんの疑問は「なんで枕を使うの?」

高橋みなみさんは「頭だけ球体だから?」というもの、大竹まことさんは「お侍さんとか、髪が崩れないように?」

結局答えが分からず、チコちゃんのボーっと生きてんじゃねーよ!が炸裂。

枕を使うのはあらゆる動物の中で人間だけ。

番組スタッフのお母さんに寝起きを直撃。「楽チンだからじゃないの?」

寝起きドッキリ的なタイミングなのでかなり不機嫌w

次は番組スタッフのお父さんを直撃。「頭乗せてんだよ。」

番組スタッフの旦那さんは「枕使うでしょうよ。何だよ!頭を上げてんだろうがよ。」

めちゃくちゃイライラしています。やめてあげてくださいw

チコちゃんの答えは「ヒトが日本の足で歩くから」

体の進化を研究している東京大学の遠藤秀紀教授が答えてくれます。

直立二足歩行をしているのはヒトだけで猿人がその最初。直立二足歩行が始まったのは約440万年前のことです。

ナレーション「代表的な猿人といえばアファール猿人。」え?そんなに代表的?アウストラロピテクスは聞いたことあるけど?

新コーナー?縁側でおたより

視聴者から届いたチコちゃん宛てのおたよりを紹介するコーナー。セットは縁側です。

江戸川の黒い鳥、キョエちゃんが手紙を咥えています。初登場ですね。キョエちゃんは普通のぬいぐるみで動かないのでCG処理はされていません。

内容は6才のちこちゃんからのお手紙でした。同じ名前で同じ髪型の視聴者の女の子ですね。

チコちゃん「すっげーかわいい。ホントに!」写真が同封されていたようですが、とてもかわいらしい女の子ですね。

6才のちこちゃん曰く、チコちゃんの言葉遣いが少し怖かったとのこと。「同じお名前なので怖いチコちゃんはいやです。」だそうです。

お手紙にはチコちゃんとちこちゃん自身の似顔絵も。

岡村隆史「軽いクレームですよ?」チコちゃん「ホンマやん!」

岡村隆史「根っこにある怖さみたいなんが出てんのんとちゃうかな?」「昔 怖かったよ?」

チコちゃんの声の主は誰なのかについてちょっと言及する岡村さん。

手紙の雰囲気が良いということであくまで手書きでおたよりを募集する事に。

名前のわきに5さいと書いてくれればOKというルールですね。写真がおっさんでも5才と書けば5才という解釈のようですね。

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チコちゃんのプロフィール

ここでチコちゃんのプロフィールを改めて、

名前はチコ

年齢は永遠の5さい

住まいは港区・白金(自称チコガネーゼ)

山手線の内側生まれ

好きな食べ物はあらびきウィンナー

好きなタイプは筒香選手

ポン酢には追いガツオをする派

東京生まれの東京育ちのようですが、喋り方は時々、関西弁。

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チコちゃんの正体

天の声のようなチコちゃんの声を担当しているのは誰なのか?というのは番組を初めてご覧になった人は疑問に思うかもしれませんが、これはしっかりエンドクレジットにも表示がされています。おなじみのあの人ですね。

番組出演者も一応知っているような知らないようなという設定になっているようですね。

初回から引き続いてチコちゃんの声優の正体は?こちらは第3弾放送時の画像。NHK 第3弾「チコちゃんに叱られる!」2017年12月27日 チコちゃんの声優は誰

番組内でもチョコチョコそれとなく触れられています。

さてさて、レギュラー放送第1回がどんな感じになるのか楽しみですね。

レギュラー初回放送の出演者は、

メインMCのチコちゃん、

サブMCの塚原愛アナウンサー、

レギュラー回答者の岡村隆史さん、

ゲストの田中美佐子さん(特番第1弾に出演)、佐藤健さん(初出演)

ですね。

その他の放送特集はこちらの記事をご参照ください。

第1弾:NHK 「チコちゃんに叱られる!」がおもしろい。チコちゃんの語り口や表情に注目。

第2弾:NHK 第2弾「チコちゃんに叱られる!」が遂に放送。チコちゃんがプチ整形?

第3弾:NHK 第3弾「チコちゃんに叱られる!」が年末に放送。次回未定はいつまで続くのか?

第4弾:NHK 第4弾「チコちゃんに叱られる!」今回は#0?レギュラー放送決定記念の特別編

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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