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第7回「石橋貴明のたいむとんねる」ゲスト:江夏豊 タカさんが直接尋ねる「江夏の21球」や9者連続奪三振の裏側


5月28日に放送された第7回「石橋貴明のたいむとんねる」。今回のゲストはタカさんがどうしても会いたいということで実現した江夏豊さん。プロ野球史に残る「江夏の21球」やオールスター9者連続奪三振など数々の伝説を残す大投手。そんな江夏さんを迎えて語る今回のテーマは「伝説だらけのアウトロー投手 江夏豊」。さらには先日亡くなられた大親友と言う衣笠祥雄さんとのエピソードなど。

というわけで5月28日放送の第7回「石橋貴明のたいむとんねる」の様子をご紹介します。

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出演者

【MC】石橋貴明、ミッツ・マングローブ

【ゲスト】江夏豊

【ウェイトレス】なし

【ナレーション】山中まどか

番組概要

フジテレビ系で4月17日から放送が始まったトーク番組。

長らく続いた「みなさんのおかげでしたが」が最終回を迎えて、間もなく始まったとんねるず石橋貴明さんのレギュラー番組。

放送時間は23:00から23:40までの冠番組となっていますね。

トークセットのコンセプトはレトロな喫茶店の雰囲気となっていて、MC役の石橋貴明さんが向かって右側、ミッツ・マングローブさんが向かって左側に座って、真ん中にゲストを迎えるというポジショニング(放送初回だけはMC役の左右が逆)

ちなみに第6回放送では向かって左側にミッツ・マングローブさん、真ん中にタカさん、左にゲストという座り位置でした。

トーク中にはBGMとして古めの曲を中心に洋楽がかかるのも特徴。

今の所、特に何もするわけでもないアシスタントのウェイトレス役の女性が2名。

店員さん風の衣装で常に後ろにスタンバイしていますが、初めにドリンクを持って来るだけで、あとは何かするということもなくただ後ろで笑っているだけ。謎の存在。

ウェイトレスの2名は途中からいつの間にかいなくなっていることもあるので余計によく分からない存在(第5回放送)。

江夏豊さんがゲストの第7回放送ではウェイトレスが一名もいない状態になってしまいました。

第2回放送まではごく短いオープニングとしてカウンター越しにミッツ・マングローブさんとタカさんがトークをしてからスタートしていましたが第3回放送からは省略されています。

ちなみに番組後半はCMだらけになって40分番組にしている理由があるのかよく分からないことに。

第4回放送からは「こつぶとんねる」というミニコーナーがスタート。

「ちょっと気になる懐かしいアレコレ」について番組が実際に検証するという企画ですね。

フジテレビの番組公式HPの募集ページには視聴者からの投稿を受付中となっています。

コチラが番組公式HPの募集ページ

ちょっとレトロなものであれば、アイテムや場所、生き物、人物、ブーム・現象でも何でもOKみたいですね。

こつぶとんねるのコーナー後には検証結果として結果表示がされるようになっています(第5回放送から)。

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江夏豊登場

タカさんがどうしても会いたいということでゲストにお呼びしたのは江夏豊さん。タカさんとしては20何年ぶりにお会いするそうです。

緊張した様子の江夏さんはグローブを持って登場。

石橋「この肩幅のデカさ。そして福耳!」

1966年にドラフト1位で阪神タイガースに入団。

プロ入り2年目の20歳でシーズン25勝を上げて最多勝に輝きます。さらには世界記録となるシーズン401奪三振を樹立。

その後、1971年のオールスターゲームで9者連続奪三振という史上唯一の大記録を達成。

ちなみに他の記録としては、

1968年 1試合16奪三振(セ・リーグタイ記録)

1973年 延長11回でのノーヒットノーラン(史上唯一)

大投手というだけでなく、昭和の時代らしい豪快な逸話も数々。

プロ野球キャリアで阪神タイガース→南海ホークス→広島東洋カープ→日本ハムファイターズ→西武ライオンズと5球団を渡り歩き、「一匹狼」と言われた江夏豊さん。

そんな生きるレジェンドが久々にバラエティー番組に出演。

野球少年だったタカさんが憧れの江夏豊さんに聞き倒す、

今日のトークテーマは「伝説だらけのアウトロー投手 江夏豊」

Living in A Box – Blow the House Down

まず、番組出演の経緯については、

タカさんの番組ということでオファーがあったので出演を決めたという江夏さん。

22年前にフジテレビ系で放送されていた「とんねるずのハンマープライス」で江夏さんとキャッチボールをしたタカさん。

どんな距離からでも真っ直ぐ綺麗なボールが飛んできた江夏さんの回想するタカさん。

高校時代の逸話としてカーブを投げらなかったために監督にカーブを教えてくれと言ったら殴られたという江夏さんのエピソードをタカさんが振ります。

江夏「カーブの投げ方を教えてくれと言いますと、一発ぶん殴られて。『バカもん!真っ直ぐでストライク放れん奴が何を言っとるか!』言われて、それきりカーブの練習も何にもしないんですよね。」

石橋「卒業するまで真っ直ぐだけで?」

カーブが投げられないままプロ野球に入ったのは後にも先にも自分だけじゃないかという江夏さん。ここからアウトロー伝説が始まったわけですね。

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シーズン奪三振記録更新の瞬間

1968年、日本初の超高層ビル、霞が関ビルディング(147m)の完成に沸いていた頃(4月12日にオープン)。

9月17日の阪神 vs 巨人戦で入団2年目の江夏豊さんが達成しようとしていた日本初の記録。

それまでのシーズン奪三振記録は西鉄の稲尾和久さんが保持していた353個。

江夏さんは前もって記録を王貞治さんから奪うと公言していました。

江夏さんは公言通り、王さんから三振を奪いますがこの新記録達成の裏側にはとんだ勘違いがあったとのこと。

Paul McCartney & Michael Jackson – Say Say Say

この日8個の三振で記録達成だったのですが、4回表に353個目の三振を王さんから。

さらに7回表に354個目の三振をこれまた王さんから奪っているのです。

しかし、江夏さんは4回表に王さんから三振を奪った時点で記録達成と勘違い。

意気揚々とベンチに戻るとキャッチャーの辻さんから「おい豊!あれはタイ記録やろ。」と指摘され、ぬか喜びだったことに気づきます。

石橋「でもこれ例えば、タイ記録、王さんから取ったわけじゃないですか?じゃあ新記録は長嶋(茂雄)さんから取っちまえばいいとかそういうようには思わなかったんですか?」

3番に王、4番に長嶋というクリーンナップだったため、353個目の三振を王さんから、次の354個目を長嶋さんから取れば、これはこれで大記録達成に華を添えられますよね。

江夏「いやー。何故かミスターに打たれても腹が立たないんですよね。だって、ど真ん中平気で空振りするしね。と思えばアウトローのいっぱいいっぱいの球をカーン!とライト線に打ったり。訳分かんないんですよ。あの人は。」笑いが起こるスタジオ。

江夏「だから抑えても嬉しくないし、打たれても腹が立たないのがミスターでしたね。そのくせ、キーの高い声で、『豊!さぁ行こうぜ~』ちゅって。と思えば王さんはいつも目をギョロっとして、むつかしーい顔してバッターボックス入ってくるんですよね。」

このような違いからどうしても王さんから記録達成したいという想いが強かったんですね。

ということは、つまり、もう一回りさせて王さんを迎えるためには8人の打者から三振を取らないように注意しながらアウトを取っていかなくてはいけないということですよね。

4番長嶋、5番柴田、6番末次、7番森、8番高橋、9番黒江、1番高田、2番土井がそのオーダー。

特にピッチャーの高橋さんに対しては簡単に2ストライクが入ってしまったために、バットに合わせやすいハーフスピードの真っ直ぐで何とかセカンドゴロに打ち取り三振を取らずに済んだとのこと。

ただ、この江夏さんの思惑は巨人ベンチにバレバレだったようで、ついに王さんの打順が回ってきた際には、王さんは目を大きく見開いて「この若造が!ちゅう感じでバッターボックス入ってきましたよね。」と江夏さん。

石橋「高卒2年目の20歳の青年に、そこまで特権が許されていたという。」

江夏「普通はそういう個人プレーは歓迎すべきことじゃないと思うんですけど、やっぱりそれが許された時代だったんですよ。それが昭和だったんですよ。」

結果的に王さんから2度目の三振を奪い新記録を達成した江夏さんは最終的には401奪三振を記録。未だに世界記録として燦然と輝く大記録ですね。

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日本記録9連続奪三振の瞬間

1971年7月20日、東京・銀座のデパート三越の1階にマクドナルド日本1号店がオープン。ハンバーガーを歩きながら食べるのが大流行。

その3日前(7月17日)に開かれたプロ野球オールスターゲーム第1戦。

先発として登板した江夏さんは初回に三者連続三振。

それは2回、3回と続き不滅の大記録達成となりました。

しかし、9人目のバッターだった阪急の加藤秀司の打席ではちょっとしたドラマが。

バットに当たったボールは田淵幸一捕手の頭上に上がりますが、

田淵「江夏が追うな!って言ったんだよね。9つ連続なんてオールスターで記録無いんだから。だからこうやろう(両手を上げてお手上げのような動き)と思ったらギリギリでバックネット裏にファウルが飛んだんよ。あの場面もしボールがファウルグラウンドだったら最高のパフォーマンスだったなぁ。」

こちらが三振に切って落としたパ・リーグの打者ラインナップ。

1番有藤通世、2番基満男、3番長池徳二、4番江藤慎一、5番土井正博、6番東田正義、7番阪本敏三、8番岡村浩二、9番加藤秀司。

Starship – Nothing’s Gonna Stop Us Now

調子は良かったので三振を取っていこうと思ったが、連続になるとは思ってもみなかったと江夏さん。9者連続は「完全な劇画の世界ですよね。」と一言。

田淵さんに追うなと言った逸話については、

江夏「早く座ってくれと、座って早く投げて早く三振取って早く帰りたいという。」

石橋「早く帰りたいから!?笑」

大歓声に包まれていたと思いきや、当時の球場の雰囲気は1球ごとにシーンと静寂に包まれるという異様な空気だったそう。その静けさにプレッシャーを感じ恐怖を覚えたとのこと。

9者連続を達成した後にベンチに戻る前にもちょっとしたエピソードがあるそうで、

江夏「このキャッチャーの田淵くんの、まあこいつは無神経な男なんすよね。」意外な一言に笑いが起こるスタジオ。

江夏「普通こういう記録が出たら、バーンと三振取ったら、このボール絶対ピッチャーに持って行きますよ。」

石橋「そうですよね。」

江夏「ブチ(田淵)どうしたかと言うと、ポーンと放ってベンチに帰ってくんすよ。自分マウンド上『あ~あ~』言うたんすよ。」

石橋「田淵さん投げちゃったんすか?」

江夏「この時なんと田淵いう男は冷たい男かと。」「もうミスターなんて全然知らん顔ですよ。同じね内野で守っていてもね。」「たまたまファースト守っていた王さんがダーッ走って(ボールを)取ってくれて僕にくれたんすよ。ホントにもう王さんっちゅうのは僕にとっては大事な方です。」

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広島カープ初の日本一「江夏の21球」

1979年、日本はウォークマンの発売に沸く頃。

広島カープに移籍した江夏さんはリリーフピッチャーとしてチームを日本シリーズへと導きます。

そして1979年11月4日。舞台は大阪球場。

互いに3勝同士で並んだ日本シリーズ最終戦、近鉄 vs 広島戦。

1点リードで迎えた9回裏、江夏豊は絶体絶命の大ピンチに陥ります。

日本一まであと3人と言う所でノーアウト満塁。

ここでファーストを守る盟友、衣笠祥雄さんが声をかけにマウンドへ。

1人目を三振に仕留め、2人目の石渡茂に対してのこの回19球目が後に様々な物議を醸す1球となります。

ここでバッターの石渡はスクイズ。その瞬間、とっさにカーブをウエスト(スクイズなどを防止するために大きく外して投げる球)に。この1球は狙いだったのか?それともただボールがすっぽ抜けただけなのか?

3塁ランナーの動きは見えない上に変化球の握りから急にコースを変えることは至難の業であることから見解が割れ、今でもプロ野球界に残る謎となっています。

結果的にこのスクイズは失敗に終わり、飛び出した3塁ランナーがタッチアウト。最後は石渡から21球目となるボールで三振を奪って広島カープは初の日本一に輝きます。これがのちに言う「江夏の21球」。

Come and Get Your Love

石橋「プロに入った時に投げれなかったカーブが、実は江夏さんを救ってくれてんですよね。」

江夏「特にこの日はカーブが良かったんですよ。野球のボールっちゅうのは当時は球場によって、みなメーカーが違ったんですよ。この大阪球場もしくは近鉄が使ってるボールっちゅうのは大変飛ぶボールだ言われて、飛ぶボールっちゅうのは縫い目が高かったんですよ。で雨が降っている。土のグラウンド。指にしっくりするいう所でこの日は特にカーブの曲がりが良かった。」

小雨が降る土のグラウンドでは人工芝とは違い、指先がしっとりするとのこと。

広島市民球場で試合が行われていたら違う展開だったのでは?というタカさんですが、

江夏「全然変わったでしょうね。」

そしてスクイズの場面。

江夏「ワンアウト満塁になった時点で次は絶対に石渡くんがスクイズで来ると。ただ問題は何球目来るか。それとの駆け引きですから。それを読むか読まないかですよ。」

この時スクイズを仕掛けてきた石渡さんの動きについてはバントの構えについて「(タイミングが)早いとは思いませんけど。」と江夏さん。さらに3塁ランナーの動きについても全く見えておらず、走った!というような声もなかったとのこと。

この時の3塁側のコーチに仰木彬さんがおり、個人的に親しかった江夏さん。この時だけは仰木をチラッと見ても目を逸らされたとのこと。これで「何かあるな」と思ったそう。

セットに入った時点ではウエストのサインは無し。

江夏「ピッチャーっちゅうのは腕をグーっと振り上げてここ(トップの位置)に来たらもう変えられないんですよ。」

つまり一番高い位置にボールが来る前であれば腕を回しているタイミングでも投げるボールを変えられるという江夏さん。

江夏「これを教えてくれたのが大先輩の金田正一さんなんですよ。」

金田正一さんと言えば日本プロ野球史上唯一の通算400勝投手ですね。

江夏「僕が昭和42年に入った時にたまたま北海道札幌に遠征に行きまして、『江夏。トップに上がるまでバッターを見ろ。』と。初めは全く理解出来なかったです。」

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The Brand New Heavies – You Are The Universe

江夏「技術っちゅうのは上のモンから見ると、下のモンはみな見えるんですよ。でも下のモンから上見たって上のレベルは見えないんですよ。それが技術なんですよ。自分が年々やってるうちに「なるほどな。なるほどな。」と。バッターを見ると言う事はこういうことなんだと。」

江夏「右目でバッターを見て、左目でボールを追っかけるんですよ。」

石橋「そんな事出来んすか!?」

実際に立ち上がって試そうとするタカさんですが、歌舞伎のような表情になってますw

江夏「初め理解出来ないでしょ?それが出来るようになるんです。これが技術の世界なんですよ。勝てる投手っちゅうのはみんなそれをやってますから。」

つまり、スクイズのモーションを見てからとっさにウエストに投げたということですね。

ただ、キャッチャーの水沼さんが立った位置にちょうどボールを投げられたことについては「神様が味方してくれた」と江夏さん。

後々、古葉竹識監督がスクイズ対策に練習していたと語っていたそうですが「全くの嘘っぱちですよ。」とバッサリ。

大親友との絆

この江夏の21球には大親友である衣笠祥雄さんとのエピソードも。

Queen – Under Pressure

まずノーアウト満塁になった時点で北別府投手と池谷投手がブルペンで投球練習を始めたことでブチ切れたという話については、

江夏「大阪球場っちゅうのは室内にもブルペンがあるんですよ。だから見えるとこでしなくてもいいでしょ?と。ちょっとした気配り、目配りが出来ない部分で頭に来たんですよね。」

石橋「それでカッカ来てる所に衣笠さんがやって来るんですよね?」

お前しかいないんだから、余分なことを考えるな。と声をかけられたそうですが、それだけでは気持ちは収まらなかったそうですが続きが。

江夏「彼とはカープで3年間ほとんど毎日一緒だったですよね。でもあの時に彼が僕にアドバイスをして、ファーストベース帰りかけたんですよ。で帰りかけた時にもう一回止まって振り向いて、ニコッと彼笑ったんですよ。笑った時に白い歯がパッと見えたんですよ。」

江夏「毎日会わしてる顔なのに『何とサチ(衣笠)、キレイな歯してるな~』と。」

まさかの一言に笑いが起こるスタジオ。

これをきっかけに気持ちが落ち着いたという江夏さん。

john Waits – Missing You

守る野手からしても緊張する場面にも関わらず、自分を気遣ってマウンドまで来てくれた衣笠さんの優しさについては「嬉しかったし、ありがたい友でしたよね。」

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タカさんと衣笠さんの出会い

沖縄の春季キャンプを見に行ったというタカさんですが、その時に衣笠さんと初遭遇。

江夏「一度だけ?あー。もっともっと会ってもらいたかったな。」

焼肉をみんなで食べながらというシチュエーションだったそう。

石橋「衣笠さん、ライオンって言われてるぐらいに野菜食わないって肉だけしか食わないんですよね?」

これには顔を綻ばせて笑う江夏さん。

そこでタカさんが衣笠さんに一言。

石橋「衣笠さんって500(ファイブハンドレッド)クラブですよね?って。500本ホームランを打ってる選手ってメジャーは「俺たちだけのものだぜ」って言うのが。日本プロ野球界もあの時、清原選手が打ってないんで7人しかいなかったんですよ。」

こちらがその面々。現在では清原選手も含めて8人となっていますね。

  1. 王貞治 868本
  2. 野村克也 657本
  3. 門田博光 567本
  4. 山本浩二 536本
  5. 清原和博 525本
  6. 落合博満 510本
  7. 張本勲 504本
  8. 衣笠祥雄 504本

石橋「そしたら衣笠さん、ニコッとして『そうなんだよ!石橋くん!田淵くんも打ってないんだよ!』」と膝をポンッと叩いて答えたそう。

さらに「ホームランはね。手の中に感覚が無くなっちゃうとホームランバッターって打てなくなっちゃうんだよ。手の中に感覚があったらガンガン出るんだよ。」と衣笠さんは説明してくれたそうです。

石橋「まあそれから3時間。肉一枚も焼かずに野球の話!ずうっと俺「はい!はい!」って。腹ペコで行ったのに一枚も食えず。」

江夏「あいつを変にのせると周りは迷惑するからね。それは僕、嫌っちゅうほど経験した。」

ライオンと言われるぐらいに肉好きな衣笠さんですが、野球の話に熱中し出すと肉を焼く手を止めて話が続くみたいですね。

江夏「サチなんてホントに自分の流儀と言うか貫いてるもんね。食べるのは肉しか食わない、ヒドイ時は寿司屋行って出てくるのがステーキだもん。」まさかの寿司屋ステーキw

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江夏豊の破天荒伝説

ここからは破天荒伝説。

タイガースファンの間に伝わる江夏豊の破天荒伝説とは、

「江夏さんが広島時代に甲子園で川藤さんと対戦した時にちょっと当てとけとデッドボールをぶつけた」というエピソード。

前球団の後輩はデッドボールで片づけたというこの逸話。

江藤「カワ(川藤)を抑えても嬉しくもなんともないですよね。普通で考えてお前俺の球打てっこないだろ?って。三振に取ってもちょっとかわいそうだなと思うし、ならば一番いいのは当てるのが一番いいと。彼がランナーにおったら、もう盗塁なんて無いんですからね。」

タカさんは、川藤さんについて江夏さんや田淵さんに会うことがあると直立不動で緊張しているというこぼれ話。

「お前!川藤。コイツはバカなんですよ。昔から虎風荘(阪神の若手の寮)でメシ8杯も10杯も食って。」と川藤さんをイジる田淵さんや江夏さんの言葉があったそう。

石橋「相当怖かったと思いますよ?江夏さん。」

これに対しては、さらに後輩にあたる掛布さんなども全て「弟みたいなもの」という感覚で未だに可愛いという思いだそう。

さらにタカさんは、江夏さんと対戦した中畑清さんがバッターボックスで「ボールを替えてくれ」という要求をした際に江夏さんがマウンド上で「10年早えぇっ!」と激高したというエピソードを披露。

江夏「マウンド上から言っても聞こえないですからね。聞こえるように目の前で『お前10年早いよ』と。」優しい口調で諭したというアピールの江夏さんw

石橋「ものすごいビビったと思いますよ。中畑さん。笑」

さらに破天荒伝説その2。

既に話題に上がった川藤さんに直接スタッフがインタビュー。

川藤「甲子園で投げた後、名古屋まで行っとったわ。」

スタッフ「遊びにですか?」

翌日の練習時間が決まっていても遊びに出かけていたという江夏さん。

スタッフ「名古屋に何があるんですかね?」

川藤「何あるんかな~。」

Rupert Holmes – Escape(The Pina Colada Song)

これについては江夏さんも「何あったのかな~。何かあったんでしょうね。」と一言。結局何も答えず仕舞い。

また、タカさんは江夏さんの逸話として、

18歳の時に契約金800万円(現在の価値で約3000万円)をキャッシュで受け取り、風呂敷に包んで電車で家に持ち帰ったというエピソード。そのお金の半分を母親に渡して残った金額をお世話になった人に配ったという話まで。

石橋「そんな高3います?」

さらには、高卒1年目で1勝につき20万の勝利ボーナス(現在の価値で約80万円)を勝ち取って、それをほとんど毎日散財していたとのこと。

当時は「稼いだら使え」という考え方だったみたいですね。

阪神の寮である虎風荘にいてなぜそんなに遊べるのか?というタカさんの疑問については、

江夏「一応籍はね。まあ元気な盛りですからね。たまに帰って。」ということで寮に籍を置いていたもののほとんどは他の場所で暮らしていたようですね。

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タカさんから最後の質問

Julian Lennon – Valotte

石橋「もし江夏さんが、2年目バリバリぐらいの時代にポスティングみたいな今の制度があったら、メジャー挑戦してました?」

江夏「どうですかねぇ。僕らの時はON(王、長嶋)を打ち取りたい、巨人に勝ちたいっていうほうが強かったですよ。」

石橋「メジャーよりも巨人だったんすか?」

江夏「やっぱり当時は巨人に勝ちたい、自分が一番元気な時にONを相手に出来た、勝負できた。これがもうピッチャーとしての最高の投手冥利と言いますかね。最高の思い出です。」

今思い返すと「江夏豊と言えばやはり阪神」という江夏さん。

広島時代ももちろん評価しつつも「甲子園のマウンドで縦縞の28番、ONを相手に投げたのが青春の全てでしたからね。」とコメント。「最高の思い出、宝物」だそうです。

最後に5月15日に70歳の古希を迎えられた江夏さんに番組からバースデーケーキの差し入れ。

ケーキの周りには江夏さん愛飲のショートホープがずらっと並んでいますね。

ハッピーバースデーの歌が終わると、7本のろうそくを吹き消す江夏さん。

実は甘いものが大好物と言う江夏さんはケーキを一口食べて、

「幸せです。」と一言。

エンディングの1曲は「マイ・ウェイ」でしたね。

ちなみに今回も次週予告はナシ。

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