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第57回 NHK「チコちゃんに叱られる!」ポップコーンが膨らむ理由、星を☆で表現するのはなぜ?世界一高い像、風鈴で涼しくなる謎


19年7月19日放送の第57回 NHK「チコちゃんに叱られる!」ではゲストに真琴つばささん(初登場)、ANZEN漫才のみやぞんさん(初登場)を迎えて紹介された疑問は、ポップコーンが膨らむ理由、星(スター)を☆で表現するのはなぜ?、世界一高い像は?風鈴で涼しくなる謎など。エンディングのコーナーでは始球式に挑んだチコちゃんの舞台裏の模様もオンエア。

ということで、19年7月19日に放送された第57回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】真琴つばさ、みやぞん

【VTR】つのだ☆ひろ

チコちゃんの疑問その1

ポップコーンが膨らむのはなぜ?

今日は夜8:00からのスタート。

今日は2人とも初登場ゲストですが、まずは元宝塚歌劇団月組トップスターの真琴つばささんを「つばさちゃんで~す!」と紹介するチコちゃん。

そしてみやぞんさんの事は「ANZEN漫才」とグループ名で紹介。

チコちゃん「あなたCGみたいな頭ね~。」

全て地毛でキッチリ固めているみやぞんさんは今日はピンクの花柄のジャケット。

みやぞん「チコちゃんちゃんもすごい綺麗にまとまってますよ!」

チコちゃん「チコちゃんにちゃん付いちゃった!?ありがとう!」

オープニングトークはごく手短にすぐに1問目。

指名は、この中で一番映画館が似合うステキな大人ってだーれ?

挙手してアクション映画好きという岡村さんが解答者に。ジャッキー・チェンなどのカンフー映画が大好きな岡村さん。

恐らくみやぞんさんも好きなハズ。

映画館ではポップコーンとドリンクは必須と断言する岡村さんですが、

チコちゃんの疑問は、

なんでポップコーンは膨らむの?

岡村さんは気球を基にして考えて、熱を与えると気球のように膨らむという説を展開。でも、

チコちゃん「“気球と同じような”が入ってると正解にならないわよ?」

横着した答えは許さないチコちゃんですが、ここで珍しくヒント。

チコちゃん「大ヒント!粒が○○だから。」

岡村「粒が・・・あれ・・・お花だから!」

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

続いてみやぞんさんに聞いてみると、

みやぞん「ギターと一緒なんですね。」

岡村「ギター?」

とうもろこしには水分が含まれていて、内部に加熱するとバン!となる成分が入っているという説を展開。

チコちゃんは“バン!となる成分”の部分をもっと詳しくと何やらチコりかけている気配。

みやぞん「えっと、メラニン。」

メラニンは紫外線からお肌を守る成分で日焼けで肌が黒くなる色素ですねw

結局チコる事は無くVTRへ。

ナレーション「友達以上、恋人未満の彼女と映画を観ながら、ふとポップコーンに伸ばした手が偶然触れてしまい、それがきっかけで結婚してしまう日本人の何と多い事か。」

岡村「おる?もうそんな。」

そしてここでチコちゃんの答え。

皮がめちゃくちゃ硬いから

♪皮がめちゃくちゃ硬いから~と口ずさむチコちゃんですが、

岡村「それ違うんじゃない?『空がとっても青いから』じゃない?」

真琴つばさ「それそれ。笑」

チコちゃん「“月が”ね。」

1955年に歌手の菅原都々子さんが発表した「月がとっても青いから」ですね。

コチラがYouTube視聴動画。

岡村「混乱してもうた。笑」

解説は「びっくりポンです!」と言って「またお戯れを。」とチコちゃんに返されたあいち産業科学技術総合センターの近藤徹弥さん。

実はポップコーンに使われるトウモロコシは普段私たちが食べている皮の軟らかい品種、スイートコーン種とは異なっているんですね。スイートコーン種は甘くてみずみずしいのが特徴で茹でたり焼いたりして食べるのが一般的。

ではポップコーンに使われるトウモロコシの種はその名も、

爆裂種

というアグレッシブなネーミングの種なんですね。

岡村「すごい名前や。」

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スイートコーン種に比べて一回り小さな品種で色もオレンジっぽい見た目。

チコちゃんは「なんかオシャレなイタ飯屋に飾ってあった。」と言っていますがw

コチラが参考のYouTube動画。

 

そしてこの爆裂種のトウモロコシを乾燥させたものがポップコーンの原料になるんですね。

ちなみに乾燥させたスイートコーンではいくら熱しても焦げるだけで膨らんでポップコーンになる事はありません。

この違いを生むのが皮の硬さ

爆裂種のトウモロコシ2本をドラムスティックのように交差して叩く近藤さん。

実際に硬さを測る硬度計で爆裂種の硬さを測定してみるとその数値は70。

硬いかつお節の数値が25に届かない程なので相当な硬さ。

70という数値に匹敵するのはアサリの殻というから驚き。

そして爆裂種の内部にある水分もポップコーンになるためのもう一つの条件。

みやぞんさんが指摘していた通りですね。

硬い皮に覆われた爆裂種の内部は主に水分を含んだデンプンで構成されています。

メラニンではなくデンプンですね。

火にかけて熱する事で内部の水分が水蒸気に変化しようとして、それによって体積が膨張。すると外に広がろうとする圧力がかかります。

これはお餅が膨らんでいるのと同じような現象。

お餅も内部は水分を含んだデンプンなので焼く事で内部の水分が水蒸気になって風船のように膨らむんですね。

しかしお餅は流石に弾けるまでには至りませんが、

近藤さん「お餅にはこんな硬い皮はないということです。」

またしても爆裂種のトウモロコシ2本をドラムスティック代わりに交差して叩く近藤さんw

お餅の外側は膨らむにつれて伸びるので、ゆっくりと膨らんで早めに破裂しますが、一方で爆裂種のトウモロコシは皮がカチカチで伸びないのでなかなか膨らみません。つまり内部に高い圧力がどんどん溜まって行くという事ですね。

そしてこの高圧状態に耐えられなくなった瞬間、皮にヒビが入って中のデンプンが一気に膨らみます。

その瞬間のスーパースロー動画がコチラ。

よく振った炭酸水のふたを開けると勢いよく中身が噴き出すイメージですね。

しかし、スイートコーン種のように皮が軟らかいとすぐにヒビが入ってしまい、圧力も低いままなので圧力が抜けるパチパチという音が鳴るだけでポップコーンのような劇的な変化は怒らないんですね。

ちなみにポップコーンを電子顕微鏡で観察してみると膨らむ前後で、膨らむ前には無かった表面の大きなすき間が出来ている事が分かります。

高い圧力で勢いよく中身が飛び出しているので大きなすき間が生まれ、このすき間がポップコーンのフワフワとした食感の元になっているんですね。ちなみにサイズは20倍から50倍に膨らむそうです。

そのおかげで食べる時にあまり音が出ないので映画館の定番のおやつになったという経緯も。

最後に近藤さんに映画館でポップコーンを食べるかどうか聞いてみると、

まさかの映画は家で観る派という答えでオチw

ということでコチラが結論。

ポップコーンが膨らむのは皮がめちゃくちゃ硬いから

でした。

膨らませたいものって何?という質問には「この後のスタジオ展開です。」というテレビのプロ発言のチコちゃんw

岡村「おっ。頑張ります!笑」

チコちゃん「みやぞんもよろしく!」

みやぞん「こちらこそです!やらせてください!」

いつものセリフが出たみやぞんさんですがメラニンと答えてしまったのであと一歩でチコりには至らず。

岡村「チコってたかも分からへんという。」

そして岡村さんが気になるのが、よくあんな硬いもの(爆裂種)を食べようとしたという人間の勇気というか怖さについて。

真琴つばさ「捨てようと思って燃やそうと思ったら爆発した?」

チコちゃん「あっ。それいただきました。」

真琴つばささんの説の真偽は不明ですが、ポップコーンの歴史をたどると紀元前約3600年という太古の昔にも話が及ぶそうなので実は長い長い歴史を持つ食べ物だったりするようですね。

そしてそんな真琴つばささんにポップコーンが爆裂する様を宝塚でやって欲しいというチコちゃんからの無茶振りw

控えめにブワーっ!と表現して事なきを得ましたが、一歩間違えると先週の大澄賢也さんの二の舞になる所でしたw

ここでカリキュラマシーンのオープニング。

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チコちゃんの疑問その2

なんで星は☆形?

2問目の指名は、

この中で一番のスターといえばだーれ?

そりゃもう真琴つばささんですよね。

真琴つばさ「何その質問!?笑」

スターは日本語で星ですが、チコちゃんからのリクエストは星の形をスケッチブックに描いてみてというものからスタート。

よくある☆の形を描く真琴つばささんですが、実際の形は?という質問には○印を腕で作る真琴つばささん。

チコちゃん「丸いわよね?」

そしてここでチコちゃんの疑問、

なんで星は☆形なの?

チコちゃん「なんであのギザギザの形になるの?」

光の粒子が五角形をしていて、それが集まると五つの角が光るので☆形になるという答えの真琴つばささん。

チコちゃん「どうでもいいけど、何で語る時斜めになっちゃうの?」

逐一ポーズがカッコいい流石な真琴つばささんw

でもチコちゃんの判定は、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

さらに返す刀で、

チコちゃん「車タワーパーキングに置いたまま9日間放置したんだって?」

真琴つばさ「何でそんな話するの・・・?笑」

チコちゃん「忘れちゃったの?16万円払ったんだって?」

真琴つばさ「いらん事言わんでいいの!」

ゴシップにも詳しいチコちゃんでしたw

日本科学未来館のプラネタリウムに来ているお客さんにインタビューするも答えは出ず。

続いてカメラは、つのだ☆ひろさんの元へ。

着ている服が星条旗が全面にあしらわれたデザインw

つのだ☆ひろ「たまさかですけど。笑。ちょうど星のシャツを着てる。」

“たまさか”という表現は岡村さんも好んでよく使う表現w

“たまたま”と同じ意味ですね。

つのだ☆ひろさんに☆形の理由について聞いてみると、色んな方向にとんがってるからいい。と能天気なお答えw

すると久しぶりに出張用チコちゃんが登場して「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

つのだ☆ひろさんは「チコちゃん出て来たー!」とテンションアップ。

叱られても「ウヘヘヘヘヘ!」と満面の笑みのつのだ☆ひろさん。

つのだ☆ひろ「ウチの奥さんに叱られてるより全然いいっす。笑」

そして衣装チェンジの後は名曲メリー・ジェーンを熱唱するつのだ☆ひろさんw

コチラがYouTube視聴動画。

ナレーション「この人の歌声でチークタイムに何組のカップルが人生の選択を間違い、結ばれ、そしてそれをうやむやにしてきた事か。」

チコちゃん「成功も多いですよ。笑」

ということでチコちゃんの答えは、

星がヒトデに見えたから

真琴つばささんとみやぞんさんは「思った!」と浮かんできていたと必死に主張。

真琴つばさ「もうここまで出てたの。」

口を指差して言っていますが、だったら口から出ているハズw

岡村「チコちゃん!おおお俺もヒトデやと思ったよ!」

チコちゃん「ちょいちょいちょい!岡村は途中で言わないタイプじゃない!」

解説はエジプト考古学を専門とする早稲田大学の近藤二郎教授。

そもそも星の形は真琴つばささんがおっしゃった通りに太陽のように丸い形。

しかしとても遠い距離にあるので光の点にしか見えません。

それなのになぜ☆形に描かれるようになったのでしょうか?

そのカギを握るのが私たち人間の瞳の構造。

人間の目には瞳孔の周りに虹彩(こうさい)と呼ばれる部位があり、これはレンズの絞りのような絞りのような働きをしていて、伸び縮みする事で光の量を調整しています。

そして星がギザギザした☆形に見えるカギとなるのがこの虹彩の形。

実は虹彩がギザギザした形をしているというのがその理由。

ギザギザした虹彩を光が通るのでギザギザと放射状に見えるという原理。

もし虹彩が綺麗な円をしていると映し出される形も綺麗な円形になるんですね。

街灯や車のヘッドライトを見た時に放射状に見えるのも同じ現象。

だから本来丸いはずの星も放射状に見えていたんですね。

そしてこの放射状の星の形をヒトデに見立てたのが古代エジプト人。

海に面しているエジプトでは身近な存在であったヒトデですが、それをヒエログリフ(象形文字)という古代エジプト文字の一つとして使っていたという歴史を持つエジプト文明。

実際に紀元前2320年頃に建造されたウニス王のピラミッドの内部(王の墓)の天井にはヒトデのような星のようなマークがビッシリと描かれています。

古代エジプト人は太陽が西の地平線に沈むと太陽が死んでしまうと考えていて、死の世界は冥界で夜を表現しているので一面に星を描いているという説明の近藤教授。星は死の世界を象徴するものだったんですね。

さらにペピ1世のピラミッドの参道の天井に描かれた星のマークを見ると星の中心に何やら丸いものが描かれているのが分かります。これはヒトデの口の部分を表現していると近藤教授。

つまり、元々ヒエログリフに使っていたヒトデの形が星に見えたのでヒトデの形を流用して星を描いたと考えられるという説。

そして同様に世界各地でも海にいるヒトデを見て星を連想したと近藤教授。

例えば、

英語でヒトデはstarfishだったり、フランス語でヒトデはétoiles de merで海の星という意味。日本語でもヒトデは海星と書いてヒトデと読みます。

この事実をつのだ☆ひろさんにご報告。

つのだ☆ひろ「じゃあつのだ☆ひろの文字をヒトデとして、あれを取ってしまうと“ヒトデなし!”という事になるんですね。ひどい!笑」

チコちゃん「WOW!」

トークも絶好調のつのだ☆ひろさんw

そしてまたメリー・ジェーンの歌唱シーンw

岡村「全てこれでクリアにしていこうという。笑」

歌えばOKというw

という事で、

星は☆この形なのはヒトデに見えたから

でした。

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流れ星にはどんな願い事を?という問いには「み~んなの幸せ。」というたまに出る模範的解答のチコちゃんw

ここで真琴つばささんからトップスターという言葉に関しての豆知識。

真琴つばさ「宝塚でトップスターって言いますけどあれは造語なんです。」

トップスターという言い方宝塚歌劇団側で作られた言葉ではなく、新聞記者の人が作った言葉が徐々に広まったものなのだとか。

初耳の様子のチコちゃんに、

真琴つばさ「知らなかったの?」「ボーっと生きてんじゃないよ!」

真琴つばさちゃんに叱られる!完成w

チコちゃん「今つばさちゃんもう、背中から羽が生えて大変なことになったわよ。」

CGで天使の羽が生える真琴つばささん。

宝塚歌劇団風のあの派手な羽じゃないのがちょっと残念ですがCGチームの方お疲れ様ですw

そして最後にチコちゃんから近藤教授が星柄のネクタイをしていたというプチ補足。

そして塚原愛アナからも補足情報。

星がチカチカまたたいて見えるのは地球の大気が影響していて、星の光が目に届く前に地球を取り巻く大気圏を通って来るのですが、風などの気象の影響や見る場所やタイミングによって大気の状態が変化。

その影響で光の見え方に変化が生まれてチカチカして見えるという原理だそう。

そしてトークの話題は流れ星を見た時に願い事を3回も言えるかどうかというものへ。

岡村「絶対ムリ!」

チコちゃん「みやぞんは何か願う?」

みやぞん「僕はホント星に願いをなんで、意外と願わないですね。」

どっちですか?w

チコちゃん「えっ!?」

岡村「入り口がおかしい。笑」

日頃の感謝を込めてありがとう!と思うだけというみやぞんさんでしたw

休憩中(チコちゃんの疑問その3)

世界一大きい像は?

ここでいつもの「休憩中」コーナー。

CGチームが夏休みを取るためのコーナーですが、今回は「目指せ墓参り!働き方改革のコーナー」。

今週もスタッフ総出でそれぞれにお墓参り中なので無人カメラでひっそりとですね。

今回は、ちっちゃい岡村に大きいものを見てもらいたい。と言うチコちゃん。

ここでチコちゃんの疑問、

世界一大きい像って何だと思う?

チコちゃん「知らないなら知らないでそのままの世界で生きていってもいいと思う。」

ロシアで大きな像を見たという岡村さん。

また他局の「東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい~」由来の話w

ロシアのサンクトペテルブルクにあるロシア皇帝ピョートル1世の騎馬像で「聖堂の騎士」と呼ばれる像。英語だと“The Bronze Horseman”ですね。

そしてチコちゃんが好きという岡村さんのセリフを要求w

岡村「見ないという選択肢はないよ。」

このセリフが出たのでVTRへw

像と言えば上野の西郷隆盛像に渋谷の忠犬ハチ公像、クラーク博士像などとありますが、

「おめーはそれを知らねぇまんま、明日から生きて行くおつもりかい?」というナレーション付きで紹介されたのはフーテンの寅さん像。

いやいや。これはそこまで大きくないので余計な情報でしたw

ちなみに日本で一番大きな像は茨城県牛久市にそびえ立つ牛久大仏。

その高さは120mというサイズで30階建てのビルに相当。自由の女神が93mなのでこれでもご立派。

しかし、これを凌ぐ世界一大きな像が

インドの統一の像

驚きの240mというビッグスケール。

並べて比べると牛久大仏が子どものようなスケール感に。

こちらの動画では台座部分は省いている高さのようですね。

この統一の像のモデルになっているのはインドの初代副首相サルダール・ヴァッラブバーイ・パテル。

あのガンディーと並んでインド独立に貢献した大人物。

番組では渋谷やお台場に立っていたらという簡単なCGイメージが映っていましたがもはやスケール感が訳分からなくなるレベルw

ナレーション「事件です。レインボーブリッジを封鎖してしまいましょう。」

そして東京都庁と一緒に立ててみると、ビルの間からひょっこりはん状態w

最後は久しぶりに復活したにらめっこミニコーナー。

象に変身したチコちゃんの鼻から噴水。そして噴水に虹がかかる演出。

18年10月19日に放送された第25回で登場したものと一緒ですね。

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チコちゃんの疑問その4

風鈴の音を聞くと涼しく感じるのはなぜ?

4問目は笑いから始まるいつものパターンのやつ。

そして鼻歌を歌うチコちゃん。

指名は、この中で一番音に敏感で風流な大人ってだーれ?

ギターが得意で物音を聞くとそれを声で再現できるという絶対音感的な能力を持っているというみやぞんさんが解答者に。

実際に披露してもらうと合っているのかよく分からない謎のパフォーマンスにw

岡村「無駄な時間を過ごしてしまいました。笑」

チコちゃんの疑問は、

なんで風鈴の音は涼しく感じるの?

音が鳴った事で風が吹いている事を意識するからという答えのみやぞんさん。

みやぞん「絶対に涼しい。」

岡村「(笑)」

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

川越氷川神社で風鈴の音を楽しむ方々にインタビューするも答えは出ず。

そして、チコちゃんの答えは、

気のせい・・・なのに涼しくなってしまった

岡村「なんじゃこりゃ~・・・。」

解説は公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授。

風鈴の音を聞くと涼しく感じるのは脳が誤解している状態。つまり気のせい。

温度は本来皮膚表面にある温度神経細胞が感知して脳に伝える事で熱いや涼しいと感じるので聴覚と温度感知には基本的に繋がっていないんですね。

それでも、風鈴の音を聞くと涼しく感じるというのは日本人独特の現象だと篠原教授。

そもそも風鈴とは涼感を得るためのものではなく、風鐸(ふうたく)と呼ばれる魔除けの道具が元。

お寺の屋根に吊るされている風鐸は風が吹くとカラカラと音を立てますが、平安時代以降、その音が届く範囲は災いや厄病から守られるという信仰があったんですね。

やがて風鐸は風鈴と名前を変えて一般庶民の間に普及して疫病の流行しやすい夏を中心に自宅に吊るして無病息災を願うという風習が。ここに夏の風物詩、風鈴が誕生したというワケですね。

その結果、

脳の中で風鈴の音を聞くという場所(聴覚野)と風の涼しさを感じる場所(体性感覚野)は別の場所なのですが、風鈴の音を聞いて風が涼しいという体験を繰り返して来た事でこの二つの場所が繋がって、

風鈴が鳴る→風が吹いている→涼しい

というつながりがが完成。

このようなつながりの事を条件反射と言い、訓練や経験によって身につけた反射行動の事を指します。

日本人特有としてこの風鈴=涼しいという条件反射が身についているんですね。

ということで海外の方(ウズベキスタン、イタリア、フランス)に協力してもらって風鈴の音を聞いてもらった感覚を実験。

室温30℃の部屋に10分間待機してもらって、その後は風鈴の音を聞いてもらってさらに10分。

結果、皮膚の温度をサーモスタットで測定すると全員の体温が風鈴の音を聞いていても上昇。

岡村「うるさいなと思ったんかな?笑」

何らかの変化について聞いてみると、ただただ「暑い。」という感想のみ。

というかむしろ「暑くなった。」と感じている模様。

ここで初めて実験の目的を伝えて、風鈴の音で涼しく感じたか?どうかを尋ねてみると、

みんな一様に涼しいというよりリラックスする感じとの事。

岡村さんが言っていたように耳障りに感じていたわけでは無いようです。

この結果について篠原教授に聞いてみると、

リラクゼーション系の音楽を聴くと副交感神経が優位になって来て末梢の血管が開いた結果、皮膚温度が上がる可能性があるとの事。

海外の方からすると風鈴の音に癒された結果、リラックスして血流が良くなり暑く感じていたという指摘ですね。

ということで比較として日本人に対しても同じ実験を敢行。

感想を聞くと風鈴の音で涼しい風が来ているような感覚を覚える方も現れる結果に。

皮膚温度を測定してみると実験参加者の3人とも温度が下がるという劇的効果。

この結果について篠原教授は「おもしろい結果。」という感想。

風鈴の音を聞く事で涼しいと勘違いした結果、末梢血管を閉じて血流を制限する事で実際に体温が下がったのでは?という仮説。

多くのデータが無いので断言するのは早計ですが、今回の実験では気のせいでは済まずに実際に涼しくなっているという事が判明。

ということでコチラが結論。

風鈴の音を聞くと涼しくなるのは気のせい・・・なのに涼しくなってしまった

でした。

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条件反射について聞かれたチコちゃんは「お店で食べたものの一口目が美味しかったら思わず調理場の方を見ちゃう」との事。

たまに出る食通発言のチコちゃんw

真琴つばさ「大量に風鈴を置いておいたらどうなるんですか?」

チコちゃん「やかましいでしょ。笑」

ひだまりの縁側で・・・コーナー

エンディングは視聴者からのおたより紹介コーナーのハズですが・・・。

キョエちゃんがくわえているのは野球ボール。

ボールを抜き取ると、

キョエちゃん「9回の裏2アウト満塁。バッターは岡村。これまでの人生で特にヒットはありません。一発逆転のチャンス。ピッチャー投げた!岡村打ったー!高く上がった打球。ぐんぐん伸びる!ぐんぐん伸びる!ボールの行方は~?ふん!以上です。」

岡村「何やな!ポテンヒットぐらいあるでぇ?」

抜き取ったボールを拡大してみると、

19.6.1という日付と「DB x S」という表記。これは横浜DeNAベイスターズ vs 東京ヤクルトスワローズの意味のようですね。

セレモニアルピッチ(始球式)に使われたボールにこんな表記がされるとは。

ということで今さらな感じもしますが、

かねてより筒香選手の大ファンを公言していたチコちゃんだったのでこれは念願叶っての大舞台。

岡村さんが、そのうち始球式のオファーあるかも?と言っていた通りでしたよね。

キョエちゃん「チコちゃんの始球式VTR回転!」

所ジョージさんパターンw

VTRは「チコちゃん はじめての始球式 ~横浜スタジアム~」のタイトルでスタート。

ちょっとはじめておつかい風w

スキップで横浜スタジアムに向かっていくチコちゃん。

そして選手専用入り口でチコちゃんを待っていたのは広報部の池田紗里さん。

池田さんと手を繋いでブルペンに向かうチコちゃん。

チコちゃん「すごい人がいたの!」

ブルペンで投げ方をレクチャーしてくれるのは横浜DeNAベイスターズの背番号19番、絶対的守護神の山﨑康晃投手。

まずはチコちゃんにボールを投げてもらうと、ボールは明後日の方向を転々。

「もうちょっと上目に投げると上手くいくと思います。」と優しいアドバイスの山﨑投手。

すぐさま修正して今度はゴロになりつつもキャッチャーまで届いて成功。

なかかの上出来で山﨑投手と握手してお別れするチコちゃん。

岡村「メジャーリーグではカメラマンにぶつけた人おったからね。」

恐らくコチラの動画。

そしていよいよ始球式本番に。観客席にはチコちゃんグッズを持って観戦に来ているお客さんもチラホラ。

ピッチャーチコちゃんのコールと共にブルペンカーに乗って登場のチコちゃん。

そして横浜DeNAベイスターズのキャラクター、スターマンにエスコートしてもらってマウンドへ向かうチコちゃん。

マウンド上ではピッチングを前に挨拶がてらに疑問を出題するチコちゃん。

疑問は、

横浜って何の横?

ザワつく観客席ですが、

大型ビジョンには「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と表示されてお叱りの演出。

答えは、

色んな説があるものの、現在横浜と呼ばれている場所は昔は入り江に面していてその入り江に向かって砂浜が横につき出している場所だったから

というのがチコちゃんの解説。

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そしてバッター役、乙坂選手、キャッチャー役、嶺井選手を迎えていよいよピッチング。

プレートの砂を足で払う仕草をしつつボールはコロコロ転がって何とかキャッチャーの元へ。

無事に始球式を終えて引き上げるチコちゃんでしたが、ベンチに向かうとあの人が!?

チコちゃん「ねぇねぇ!筒香!」

筒香選手はベンチ内でチコちゃんグッズを持って待機中。さらに 笑顔で手を振ってくれる筒香選手w

チコちゃん「ホームランお願い!」

※残念ながらこの日ホームランは出なかったようですが・・・。

VTRは以上。

キョエちゃんに感想を聞いてみると、

キョエちゃん「キョエも始球式狙ってます。」

いつの間にかベイスターズキャップを被っているキョエちゃんw

キョエちゃん「えっ?チコちゃんにって広報の池田さんがくれたよ。」

チコちゃん「嬉しい!岡村取って来て!」

岡村さんが手に取って見てみると帽子のつば部分に何やらサインが。

岡村「池田さんのサインや。」

広報さんの?w

チコちゃん「違う違う!25だから筒香じゃん!!」

岡村さんもキョエちゃんも始球式のオファー募集中の様子ですが、

岡村「キョエちゃんはどうやって投げるかちょっと分からないんですけど。」

キョエちゃん「今から考えるね~!」

岡村「自分が飛んでいくっていうパターンあるけどね。笑」

おたよりのあて先は、

〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て

※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。

番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan

ですね。

キョエちゃん「岡村打ったー!高く上がった打球。ぐんぐん伸びる!ぐんぐん伸びる!ボールの行方は~?試合の途中ではございますが、この辺で失礼いたします。さようなら~!」

岡村「なんでやねん!ラジオつけなアカンのか。そしたら。」

最後のメッセージは、

キョエちゃん「キョエも始球式やりたい!球団関係者の皆様、ご連絡、お待ちしています。」

そして締めの言葉はいつもの、

キョエちゃん「また来週~!」

次回放送予定の疑問は?

次回放送予定は、

19年7月26日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)

19年7月27日(土) 朝8:15スタート(再放送枠)

次回ゲストは共に初登場となる藤原紀香さんと大東駿介さん。

放送予定の疑問は「蚊取り線香」「国道○号線」「お昼寝」に関するものが出題予定で、

  • 国道についている数字って何?

の問いがありそうな予感ですね。

また蚊取り線香の開発秘話にも迫る内容になっているそう。

ということでコチラのYouTube動画をどうぞ。

蚊取り線香は英語で“mosquito coil”って言うのを皆さんご存知でしたか?

「休憩中・・・」「働き方改革のコーナー」では「チコれ!危機一髪」の第二弾が登場予定ですが、

第1弾が出題されたのは19年5月17日に放送された第50回でしたね。※ちなみに番組内では「チコれ!危機一髪」の名称は用いられていません。

もし戦車・オオカミ・借金取りと素手で戦うことになったら?

そして、ひだまりの縁側で・・・コーナーではキョエちゃんの鳴き声と言うか口ぐせである「バカー」を話題にトークを展開する予定。

という事で次回も楽しみですね。

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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