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日本女子団体パシュートで起きたアクシデント。高木美帆のセルフ解説で明らかになる真相


平昌オリンピックでは見事金メダルを獲得した女子団体パシュートの日本チーム。一糸乱れぬ隊列が話題になったこの競技ですが、準々決勝で起きたアクシデントについて皆さんは覚えているでしょうか?スタート直後に先頭を滑る高木美帆選手が立ち上がってしまったあの瞬間です。

放送では「フライングだと思ったのでは?」だとか、後の番組で清水宏保さんが解説した内容では、「2番手を滑るの佐藤綾乃選手がスタートでバランスを崩し、最後尾の高木菜那選手から待ってという声が聞こえたため姿勢を起こしたのではないか?」などの見解が示されていましたね。

ただ、このアクシデントに関してはもっと深い真相があったのです。高木美帆選手が自身で語ったセルフ解説でそれは明らかになります。

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高木美帆の見解

27日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に高木美帆選手が生出演し、競技に関してセルフ解説するという企画内容。 

姉の高木菜那選手の「待って!」の声に後ろを振り向いた高木美帆選手は何が起こっていたのか理解出来ていたのでしょうか?27日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」 高木美帆のセルフ解説 待っての声に?

そんな疑問に対する回答は、

「とりあえず自分が確認したかったのは、何回か今までのレースで待ってと声をかけられるレースはあったんですけど、この前も一回待ってが聞こえてたんですよ。」実はマイクには入っていない直前にも高木菜那選手が「待って」と一度声をかけていたようです。

「それで、ペースを緩めて、いつもならこのぐらいのペース緩める感じで付いてくるなっていうのがあったので、もう一回加速し直そうとした時に姉の待って待って待ってが聞こえて、何があったの?と思って。何かブレード(刃)が何かあったの?とかそういう心配をしちゃったんですよね。今までにない待ってが聞こえたんで。」27日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」 高木美帆のセルフ解説 姉・菜那の待って

「フライングなのかな?とかではなくてエッと思って、つい、どうしたの?みたいな感じで振り向いたんですけど、すぐに後ろの佐藤から、付いたらOKって言うんですよね。それでOKという声が聞こえたので大丈夫なんだなと思って。」27日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」 高木美帆のセルフ解説 立ち上がって振り向く

隊列の間隔が開きそうになった時には待ってと声をかけて、上手く修正が出来て後ろにしっかり付けた時はOKと声かけをする取り決めになっていたんですね。

「パッと見て、いるじゃん。みたいな感じで。」

「その後にコーチには見てもいいけど立つなとは言われました。」

流石に全ての音声がマイクで拾われているわけではないのでこんなに細かいことが起こっていたとは想像できませんでした。

姉の菜那選手が発した「待って待って待って」は2度目のSOSコールで何か大きなアクシデントでもあったのかと確認するために思わず立って後ろを振り返ったというのが真相だったんですね。

また、振り返った瞬間にすぐに体勢を戻したのは、振り返った瞬間にすぐさま佐藤選手の「OK」が聞こえたからだったというわけです。

もっと詳しく知るためには高木菜那選手と佐藤綾乃選手にも聞いてみたい所ですが。

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