MLB・米メジャーリーグの球場でかかるBGM曲のリスト。よく耳にするあの曲名は?
日本のプロ野球中継に慣れているとMLB・米メジャーリーグの試合中継では日本野球の定番である鳴り物や選手のコールによる応援が無いために非常に静かな雰囲気ですよね。
そんなメジャーリーグでも場面場面では観客を盛り上げるためワンポイント的にBGMとして色々な曲が流されます。それでは、どこかで聞いたことがあるフレーズが何度も繰り返すあの特徴的な曲は誰の何と言う曲なのでしょうか?
球団を限らず、複数の球場で頻繁に使われる定番の曲というものがやはり存在しますのでそんなソングリストをいくつかをご紹介します。
スポンサーリンク最も使われる曲
MLB・米メジャーリーグはもちろんのこと、世界中のスポーツシーンで必ずと言っていいほどかかる超有名曲にして定番中の定番と言われているのが、
Queen – “We Will Rock You”
これは間違いない曲ですね。
特徴的な足を踏み鳴らして手拍子を叩くイントロに合わせて観客が盛り上がるのはお約束。
リリースは1977年ですが、知らない人はいない程の知名度を誇っているのはスポーツはもちろんのこと様々シーンで使用されているからでしょうね。
2018年からメジャー初挑戦となっている二刀流・大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルス(エンジェルス)でもイントロ部分のみが短く、チャンスシーンで何度も繰り返されますね。
気になるあの曲は?
さて、もう一つの定番曲にて「これ何て曲?」と聞かれるケースが非常に多い曲としてはこれが有名です。
Zombie Nation – “Kernkraft 400”
この曲名を知らない人からすると、「?」と思うかもしれませんし、イントロ部分を聞いてもよく分からないかもしれません。
ただし、00:45ごろまで曲が進んだ時にきっとあなたはこう思う事でしょう。「あ!知ってる!聞いたことある!」
ゾンビ・ネイションはドイツのテクノ系ミュージシャンで1999年に”Kernkraft 400″はリリース。曲名の意味は「原子力400」。
イチロー選手が長く所属したことで有名になったシアトル・マリナーズではホーム球場のセーフコ・フィールドで頻繁にかかることで有名ですね。
他には前田健太投手が在籍していたロサンゼルス・ドジャースでも定番曲として使われていますね。
こちらの掛け声付きのスタジアム・リミックス版も非常に有名。
スポンサーリンク私を野球に連れてって
米メジャーリーグのスタジアムでかかる曲として忘れてはいけないのが7回の表が終了したときにかかる”Take Me Out to the Ball Game”(私を野球に連れてって)。
通称:「セブンス・イニング・ストレッチ」(Seventh inning stretch)でかかる曲としてスタジアムに足を運ぶ観客にとっては歌えない人はまずいない程の超有名曲ですよね。
日本のプロ野球でも一部の球場で流れるので野球ファンなら常識かもしれません。
その他の曲
ここからはよくかかる曲についてどんどんご紹介。
Village People – YMCA
Steam – “Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye”
Gary Glitter – “Rock ‘N Roll, Part 2”
Blur – “Song 2”
スポンサーリンクGeorge Thorogood and the Destroyers – “Bad to the Bone”
Darude – Sandstorm
DarudeのSandstormについては10年ぶりに日本球界に復帰した上原浩治投手の登場曲としても有名ですね。
コチラの記事、巨人・上原浩治の登場曲・入場テーマ曲は誰の何という曲?ネットでも有名ってホント?で詳しく紹介しておりますので気になる方はチェックしてみてください。
Sandstormは選手個人のテーマ曲・登場曲としてだけではなく、BGMとしても多くの場面で流れることの多い曲ですね。
オルガン曲も
メジャーリーグ特有の響きと言えば、オルガンによる演奏も忘れてはいけません。
ロサンゼルス・ドジャースのオルガニストを務めるDieter Ruehleさんの紹介動画がこちら。
よく耳にする手拍子のリズムやオルガンの演奏はメジャーリーグ中継を観ている人には耳馴染み。
動画を見ていただければ分かりますが、キーボードの生演奏と打ち込みのSEによるコンビネーションで球場を盛り上げている様子が伝わってきますね。
実はこの野球場とオルガンの音色という組み合わせは1941年まで遡るそうで、シカゴ・カブスがその元祖との事。この両者の関係には長い歴史があったんですね。
さて、聞いたことがある曲はいくつありましたか?
曲を聞いているだけでメジャーリーグ中継を観ているような気持ちが盛り上がってきませんか?そんなソングリストをご紹介しました。