「TOKIOカケル」でヒロミは4人になったTOKIOに何を語った?芸能界引退、ツライ時期の過ごし方、ターニングポイントなど
フジテレビ系で放送された「TOKIOカケル」。5月23日の放送回ではゲストに芸能界の大先輩であるヒロミさんを迎えて、様々なテーマでTOKIOとのトークを展開していましたね。山口達也さんを欠いて4人になってしまったTOKIOのメンバーに対して芸能界の引退や、ツライ時期の過ごし方、人生のターニングポイントなどのアドバイスを送ったヒロミさん。
TOKIOの兄貴分として15年ぶりのトークということでしたが、後半には思わず「ここは切っておいて」と言うほど真剣モードに。
それは一体どのようなものだったのでしょうか?その詳細について、まとめてお伝えします。
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番組前半では結婚生活についてがテーマ。
40歳を目前に結婚に対して思う所があるという長瀬智也。
ヒロミさんが奥様の松本伊代さんのことを「ママ」と呼ぶのは岩城滉一さんの影響だそう。
岩城さんからもらった言葉として「好きになった女を一生幸せにしろ」「男だから遊んでもいいけど、決めた女には優しくしろ」というもので、今でも意識しているというヒロミさん。
結婚生活については「仲良しごっこでも良いからやってると自然とそうなってくる」と言うヒロミさん。これにはメンバー全員が目からウロコのようなリアクション。
国分「深い!」
趣味が多いヒロミさんに対して、結婚していることが邪魔になることがあるのでは?という長瀬くんの質問には、伊代さんは昔から趣味の事には寛容で、口を出してこないそう。
初出産を控えたタイミングでもゴルフの予定を入れていたヒロミさんですが、それに対しても特に何か文句を言われたりということもなかったとのこと。
子どもは大抵夜中に生まれるというイメージを披露するヒロミさんですが、国分さんの所は昼に生まれたそう。
家事があまり得意ではない伊代さんですが、ヒロミさんは逆に家事に関しては好きでよくやっているそう。
そこから違うタイプ同士だから合うという話になり、
ヒロミ「結婚って補いだから。足りない所を補うしかなくて2人が一緒になったから2倍になるわけじゃなくて、俺もそうだけど、城島も松岡もみんな中途半端なわけだよ。50%、60%ぐらいなんだよ。それが2人になってやっと100%になるか、なんないか?なんだよ。」
松岡「なったらいいほう?」
ヒロミ「なったらいいほうなんだよ。だから2人が一緒になったから200%になるわけじゃないのよ。」「俺たちなんてホント。太一、お前40%ぐらいだぞ。」
国分「支えてもらってますから。」
松岡「その意見は長瀬ちょっと嬉しいんじゃない?長瀬はいっつもそこで悩んでるんで。多趣味じゃないすか。」
長瀬「こういう良い例を聞くと憧れるっすよね。でも昔より結婚願望も薄れてしまったというか。大変なことばかり考えてしまう。」
ヒロミ「もうこうなったら、TOKIO全員結婚しようぜ!」
すでに48歳という城島リーダー。
50歳からはあっという間だぞというヒロミさん。
国分「今は考えられてないの?リーダーの中で。」
城島リーダーは結婚願望について強くなったり弱くなったりを繰り返すうちに「ピントが合わなくなった」とのこと。
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数々の大物タレントに対しても平気でため口を使って接してきたヒロミさんですが、今改めて昔の映像を見ると「怖い」そう。
ヒロミ「なんでタモさんのこと、「おい。タモリ」って言ってたのか。ホントに。」
タモリさんとの接し方もコントの一環のような感じでタモリさんもそれに乗ってきてくれていたから問題が無かったというわけですね。
ヒロミ「今見るとそりゃもうビビるよ。」
長瀬「それで冗談が通じなかった事とかないんですか?」
怒られたという経験は無く、大物イジりで重要なのは「本人の近くにいる人たち、例えばマネージャーさんの反応を見る」のがコツだそうです。
マネージャーさんが笑ってくれていたらOKという線引きをしていたそうです。
国分「ヒロミさん、ビビりながらやってたんですね?笑」
ヒロミ「一応、繊細なのよ?」
逆に自分に対してイジってくる若手、特にウエンツ瑛士さんに感じることは「アイツあんまり上手くないからウケもしねぇのよ。」とダメ出し。
中居正広さんがMCを務めた「行列のできる法律相談所」にゲスト出演したウエンツ瑛士さんがヒロミさんの名前を出していたものの、あまりウケてなかったのでテレビで観ていて「引っぱたきに行こうかなと思ったもん。」という感想。
「名前を出すならしっかり笑いをとってくれよ。」という思いのようですね。
ちなみに松岡くんがビビった人物については、ビビったという意味ではなく自分から握手を求めた唯一の人物が岩城滉一さんだそう。緊張したという意味のようですね。
また、遭遇して緊張したのが松山千春さんだったようそう。「おい!お前な。北海道だべ?」と声をかけられて背筋が伸びたそう。
ちなみに、他のテーマとして奥さん以外に可愛いなと思った人について「有村架純」とど真ん中の答えのヒロミさん。映画「ビリギャル」を観ていて印象的だったようです。
子どもたちも可愛いと言い出したため、それに嫉妬したのか「私、有村架純ちゃんに似てる!」と松本伊代さんが言いだして、さらには金髪のカツラを探し始めたというエピソードも。
ただ、年を取ってくるにつれて、見た目は置いておいて「気立てが良い女性」に魅力を感じるようになってくるそう。
業界を問わずに付き合いのある先輩が連れている女性が「そんなにかわいくはないけど性格が良い人」というのも50歳を過ぎて共感するようになったというヒロミさん。
その他にはスタジオのセットなどを見て、DIYやリフォームのアイディアの参考にしているという話や、滝沢秀明さんと嵐の松本潤さんの自分との接し方の違いなども語るヒロミさん。
滝沢くんは真面目なのに対して、松本くんは非常にフランクで夜中でも「これから飲みに行きませんか?」と平気で電話がかかってくるそう。
さらには「タクシー代出しますよ?」とまで言ってくるそうで「お前ナメてんのか?」と言いたくなることも。
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徐々に話はシビアな話題に。
ここからはじっと黙ってヒロミさんの言葉に耳を傾けるTOKIOのメンバーたちの真剣な表情も垣間見えます。
ヒロミさんに対して運命的なものを感じるという国分太一。
ボキャブラ天国のMCだったヒロミさんでしたが、ゴールデンに移った時の初レギュラーだったという国分くん。
さらには、国分くんが初司会を務めた番組のゲストでヒロミさんが出演。また、ビビットのスタート時にもヒロミさんがゲスト出演。
国分「である意味今日も、ヒロミさんだって言う。何かね僕のターニングポイントで必ずヒロミさんがいるなっていう。」
これに対しては「ジャニーズあるある」と言うヒロミさん。「大枠でジャニーズなんだと思うんだ」とまで。
「役に立ちたい」という思いでゲスト出演しているというヒロミさん。若い頃からの付き合いということも影響しているようですね。
芸能界を一度離れた経験(約10年)のあるヒロミさんですが、
ヒロミ「復帰なんて頭の中に全くなかったから。芸能界に戻るなんてこれっぽっちもなくて。」
ただし、芸能界を離れていても岩城さんやとんねるずの木梨憲武さんたちは何も変わることなく付き合いが続いてたようで、ヒロミさんの判断を尊重してくれていたそう。「芸能界戻らないの?」という話題も特に出なかったとのこと。
そしていざ、10年ぶりにテレビ出演をして喋ってみたところ、不安があったもののブランクを感じることはあまり無かったというヒロミさん。
芸能界引退について
テレビに出ていなかった時期について「引退」を発表するか迷っていたヒロミさんですが、
「面倒くせぇから、辞めたって言ったほうがいいんじゃねぇかな?」と親友であるとんねるずの木梨憲武さんにそのことについて相談。
すると、
「それは言わなくていい。そんなのいちいち言わなくていいんだよ。辞めただのやるだのどうでもいいんだよ。」
と言われて引退宣言については思いとどまったそう。
国分「仕事が減っていくっていうことのショックとか、メンタル的に弱くなる時とかってのはなかったんですか?」
ヒロミ「やり始めたときに、頭を下げてやるような仕事じゃないなと思ってて、お願いされてやる仕事だから。営業とかはしなくていいと。向こうさんからやってくださいっていう仕事はやろうと。」
自分が望まれないのであればいつでも辞めるという気持ちだったとのこと。また、マネージャーさんに対しても営業をかけて仕事を無理にでも取ってくるような真似はさせたくないと考えていたようです。
ヒロミ「最近はみんなすごく良くしてくれるけど、その当時ね「ん?なんかこれ違うな」っていう感じをちょっと感じたわけ。何か空気が出たんだ。」
スポンサーリンク当時、スタッフさんから妙な空気(違和感)を感じたことで距離を置こうと考えたというヒロミさん。
ヒロミ「それを感じたら君たちは引いた方がいいよ。一番は作ってる人たちにその感じが、空気感で分かった時は引いた方がいいと思う。」
松岡「実はお前らじゃないかもしんねぇな。みたいな空気が来た時に。」
ヒロミ「現場にいるスタッフが、愛を感じれなくなったりとか、何か距離感を感じたら、それは引いた方がいい。世間はもっと早いから。」
松岡「先に引いてますもんね。」
ヒロミ「俺はね。その感じを何となく分かったから。最後の方は無くなっちゃえと思ったから。全部終わっちゃえば辞めれると思って。最後無くなって、自分の名前がテレビ欄から消えるっていうのはね。初めて1週間のテレビ欄から自分の名前が消えたわけ。うわー。無くなったなっていうのは。」
「でも何か不安とかっていうよりも、俺すぐに次何やろうかなとか。何か、それはそれで楽しみになって。」
今、TOKIOに送るメッセージ
ヒロミ「こんだけやってたらね。よく芸能人しかやってないから何にも生きられないとかって言うじゃんか?」
「全然そんな事ない。絶対に生きれるから。」
「何の問題も無く、やっぱここ(ハート)持って生きてたら。」
「落ちぶれたとか落ちぶれないっていうのは、他人が決めんじゃねぇんだ。他人が言うじゃんか?だけど、それは他人じゃなくて自分が落ちぶれたかどうか。」
長瀬「なるほど。認めるか認めないかで。」
ヒロミ「自分が落ちぶれたと思わないで生きて、自分がちゃんと生きてたら全然俺はアリだと思ってるのね。だから他人が決めることではないと思ってて。自分がそれで生活も乱れ、俺ってもうダメだなぁって、これはもうダメだよ。」
芸能界を離れていた時期に散々「ママのお金で食ってる」「遊び回ってて」と他人から言われたものの、遊んでいたわけではなく家族を養うために芸能界以外の仕事をしっかり行っていたというヒロミさん。
ただテレビに出なくなっただけでそれ以外の部分については何も変わらなかったという自負があったようですね。
ヒロミ「遊んでる俺っていうのをずっと演出してたっていう感じがあったわけ。」芸能界にいる時でも遊んでいるという感覚については変わっていないとのこと。
だからこそ芸能界から消えた時期でもやっていけていたというヒロミさん。
ヒロミ「(遊びの部分が)あるないでホントに何にも無くなっちゃうから。それがあるだけで全然生きていられる。そこがすごく大事だと思うから、俺は今度いつか遊びの学校を開こうと思ってる。」
長瀬「素敵な話。」
国分「ヒロミさん、まともな話してますねぇ!」
ヒロミ「多分ね、今んとこちょっとね。切っといて。今のがお前たちに伝えたかっただけだから。」
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国分「まあね。あと何かこう。すがりたい時期だったんですよ。ヒロミさんに。そういうのあるよね?」
城島「身近であるんやけど、大先輩でもあるっていう。ちょうどいい距離感っていうか。」
国分「話聞きたくもなるっていうか。」
長瀬「ヒロミさんはやっぱこう、男とか人間のダサい部分をちゃんと言ってくれるじゃないすか。」
松岡「放っておいてくれるしね。」
長瀬「そういう所がやっぱ胸に来るというかね。」
ヒロミ「人生さ。色々あんだよ。色んなのあんじゃんね。でも結果として見ると、良いことも悪いことも結果、良いことになってくんだよ。『うわっ。こんなツラいことあんだな』って思っても、ちゃんとなってくし、別にそんなに『うわっこのまんまずっと』とかちょっとそん時は思うけど、そんなことは全然無いと思ってるし。俺もね。だからこの先もそうだと思うし。昔は若かったからあれだけど、大人になったTOKIOを一回遊びに連れてってみたいけどね。」
松岡「いいですね。」
国分「行きたいっす。」
ヒロミ「城島を遊びに連れてくと、ただの普通の慰安旅行みたいになっちゃうから。」