NHK「奇跡のレッスン 野球 ピッチャー編 後編」ランディ・ジョンソンが子どもたちに送ったアドバイス集
NHK Eテレで8月23日に地上波で放送された「奇跡のレッスン 野球 ピッチャー(後編)」。前編に続いて今回は完結編ということでテーマは「次の一球で 自分を変えろ! 」。メジャーリーグのレジェンドであるランディ・ジョンソンは子どもたちにどんなアドバイスを送ったのでしょうか?
番組自体は6月2日19:00からNHK BS1で110分の放送枠で初放送だったのですが、今回、地上波用に前編後編の2枠に分割しての放送となっていますね。
というわけで完結編となる後編の様子について詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク番組概要
初回放送:
NHK BS1 6/2 (木) 19:00 ~ 20:50
NHK Eテレ 8/23 (木) 22:00 ~ 22:50
NHKの公式ページに掲載されている番組説明については以下のような紹介文となっていますね。
「奇跡のレッスン」、野球・ピッチャー編がいよいよ完結。大谷翔平選手やダルビッシュ選手の活躍するメジャーで、歴史に残る実績を残したランディ・ジョンソンさんが、中学生たちに熱血指導!ピッチャーという孤高のポジションに、メジャーでどう向き合い、どんな練習をしたか?現役時代は寡黙なイメージだったランディさんの熱い言葉が胸に迫る!こんなランディ、見たことない!?ファン必見、すべての野球好きに贈る!
オープニング
まずは前編の振り返りから。
しつこいほどに投球時の“バランス”を言い続けたランディ・ジョンソンでしたが、今回は果たして?
コーチング最終日には強豪チームとの真剣勝負に挑んだ子供たち。
というわけで、
奇跡のレッスン「次の一球で 自分を変えろ! 野球 ピッチャー(後編)ランディ・ジョンソン(アメリカ)」スタートです。
スポンサーリンクレッスン4日目
前編ではレッスン3日目までが放送されましたので今回は4日目から再スタート。
この日は屋内「調布市青少年交流館」に集合。
肩を休めるための「ノースローデー」ということで本格的な投球練習はナシ。
施設の来客用スリッパをスマホで撮影するランディ。
足のサイズが32cmなのでかかと部分が大きくはみ出しています。
多目的室に入室するランディですが、ドアを入る時に思い切り頭をぶつけていますw
よけたつもりが思いっきり頭を打って痛がるランディ。子どもたちも笑いをこらえるのに必死です。
「今の撮れてた?」とお茶目ですねw
ランディ「今日はみんなが昨日どんなピッチングをしたかビデオを観て振り返ろうと思う。メジャーではみんなやっている方法で僕も映像をよくチェックしたよ。自分の感覚では上手く投げているつもりでも試合で結果が伴わないことがある。そんな時、良かった試合の映像と比べると自分のフォームが崩れている事が分かるんだ。一コマずつじっくり見比べて違いを見つけていたよ。」
まずは松戸リトルシニアの今野太陽くん(中学3年生)から。
投球練習ではランディから褒められることが多かったですが、正面からの映像を観て、
ランディ「よくバランスが保てている、軸足に体重が乗っていいバランスだ。全ての力が真っすぐホームに向かっているね。」
いいフォームと改めて褒められて照れた様子の太陽くん。
続いては海老名リトルシニアの井上仁くん(中学3年生)。
昨日のレッスンでは「低く低く」という指摘を受けていました。映像を観ると、
ランディ「少し体が立っている。ボールを離す位置が少し後ろだから高めに浮いてしまう。踏み出した足に上体をかぶせていくと手が前に出るよ。」
踏み出す足と上体の使い方についてランディからのアドバイスですね。先ほど褒められた太陽くんと比べると仁くんのフォームは体が起きてしまっていますね。これが高めにボールが浮く原因だとランディさんは指摘。
ランディ「分かるよね?みんな悪くないんだよ?基本は出来てる。ほんのちょっとした事なんだ。そこに気づけばもっと良くなる。」
続いては板橋リトルシニアの若林淳くん(中学3年生)。
ランディ「かかとから着地している。ここ。」
スロー再生をすると踏み出した足がかかとから着地しているのが分かりますね。これまで親指の付け根にある拇指球で踏み出せと口酸っぱくランディさんに指導を受けていましたが、淳くんはこれまでの癖が抜けていないようですね。
ランディ「かかとから踏み出すと、かかとが回転して力が逃げてしまう。拇指球で踏み込めば制球力だけでなく、球威も上がるんだ。」
球威が無い事をずっと気にしていたという淳くん。
スポンサーリンクランディ「試合が進めば体も頭も疲れてくる。そうなると余計にいつもの悪い癖が出てバランスが崩れ、いい球がいかなくなるんだ。だからピッチャーは試合の中で自分がどう投げているかしっかりと認識することが何より大事だ。ピッチャーを助けることは誰にも出来ない。何かが上手くいかない時は、自分が自分のコーチとなって素早く修正しなければならない。」
ここでランディは自身が40歳の時、2004年5月18日対アトランタ・ブレーブス戦で達成した完全試合の時のVTRを子どもたちに見せます。
この日は気温が高く、かなり疲労感を感じながらのピッチングだったそうです。ベストコンディションではないにもかかわらず達成した完全試合だったわけですね。
117球を投げ抜いてMLB史上最年長での偉業達成。
こちらがその時の動画。最終回の映像からです。
ランディ「試合中、何度も自信を失いかけた。思うようにいかないとすぐに自信が揺らいでくる。でも大事なのはいかに素早く修正して立ち直るかだ。あの日完全試合を達成出来たのは、毎日の厳しい練習の中で自分の課題を一つ一つ達成していく事が楽しかったからだ。」
「自分の失敗からも色々な事が学べる。何かを成し遂げたいなら人から与えられるのを待つのではなく、自分の手で掴むんだ。自分をコントロール出来るのは君たち自身だ。」
ビデオで気づいた改善点をキャッチボールで確認します。全力では投げずに丁寧に。
締めはやっぱりランニング。
ランディ「キャプテンである君を信頼している。決断の時だ。さあ!今日は何往復走る?キャプテン龍音!」
龍音「10往復。」
一気にテンションが上がって雄たけびを上げるランディ。
ランディ「私を責めないでくれよ?」
少しおちゃらけた雰囲気でしたが、一気に真面目モードに戻って、
ランディ「君たちなら出来るはずだ。最高のピッチャーになりたいんだろ?」
子どもたち「Yes」
ランディ「”Yes”, OK」
10往復は3.5kmの距離。
走り終えると、
ランディ「今のみんなは最終回まで投げ切るにはもうあと一息、スタミナが足りない。ピッチャーにとって完投は誇りだ。そのためには苦しい練習から逃げてはいけない。どれだけ優れた投手になれるか、それは君たちにかかっている。自分を甘やかすな。近道をしないで大切な事を一つ一つやっていこう。」
スポンサーリンクレッスン5日目
ランディ「今日は一人25球から30球投げてもらう。バランスに気を付けて全部ストライクをとること。一球一球自分の目標を持って投げる事も忘れるなよ。」
昨日着地の足を指摘された若林淳くんですが、意識はするものの上手くいきません。
ランディ「悪いボールの後はすぐに修正すること。常に考えるんだ。」
具体的な修正点はあえて伝えずに自分で考えさせるランディ。
いい投球の直後には、
ランディ「今のは肩が開かなくて良かったよ。」「淳。ピッチングとは修正なんだ。僕もスライダーが決まらなかった時、その都度原因を考え、修正を繰り返してきた。次はもっといい球を投げようと思ってね。それが出来ないとボールが先行してフォアボールを出して、歩かせてしまう事になる。」
両親の影響で野球を始めた淳くん。小学4年生で憧れていたピッチャーのポジションにつきます。去年からチームのエースポジションを任されたのですが、最近の芳しくない結果に落ち込み気味。元から落ち込むタイプだという事ですが、修正力の無さが課題のようですね。
2018年の目標に「何ごとも思い切って行動する」という言葉を掲げていますが、目標とするピッチャー像は「俺が出てるんだから勝てる」と言い切れる選手だそう。実はこれ、ランディも言っていた言葉。
ランディ「『今日は俺が投げるんだから任せろ』そう思って投げていたよ。」
続いては白井リトルシニアの佐藤なつみさん(中学2年生)。
自ら「見ていただきたい事があるんですけど」と切り出したなつみさんですが、
足を上げた時のバランスと足を踏み出した時の体重の乗り具合を重点的に見てほしいという要望のようですね。
実は初日になつみさんの投球をチェックしたランディは既にアドバイスを送っており、
ランディ「軸足でしっかりバランスをとってタメを作ろう。体が先に前に出て、腕が遅れているから球が浮いてしまうんだ。」
所属チームのコーチである山崎さんは「右の股関節が痛い」となつみさんが言っていた事を話しています。
ただし、これは痛めたとかではなく、これまで意識して使えていなかった筋肉にいい刺激がいっているというプラスの方向だとのこと。
本人は軸足でタメを作るという感覚がまだ掴めていない様子。
ランディ「もう気持ち、タメたほうがいいよ?」
アドバイスに従って修正が出来ているのを見とると、ストレートではなくカーブを要求するランディ。
投球練習が終わると、
ランディ「すごく良かった。集中力のあるいいピッチャーだ。」
本人も何か掴めたんでしょうか?
次は調布リトルシニアのミラー・龍音・ロバートくん(中学3年生)。
ボールをチェックすると、
ランディ「右バッターの内角に投げたから次は外角低めを狙ってみよう。」
ところが逆球に。
スポンサーリンクランディ「もう一球いこう!修正だ。」
それでも逆球は続きます。
ランディ「2ボール、ノーストライクだ。早く修正を。」
何度投げても外角低めには一向にいく気配がありません。実は龍音くん自身、最も苦手とするコース。
ランディ「集中力が足りない。だから狙った所にボールがいかないんだ。一球ごとに集中するんだ。」
「ラスト5球だ。今は最終回だと思え。先発してもうすぐ完投する所まで来ている。君は完投勝利を目指して練習してきたんだろ?もうすぐそれが手に入るという場面だ。これまでの練習の成果を発揮する時だ。今こそ最高のピッチャーになるんだ。この5球でこれまでの苦労が水の泡になるかもしれない。だからホホジロザメが獲物に食い付く時のように“これは俺の試合だ!誰にも渡さない!”そういう強い意志を持つんだ。その強い意志は僕が作ってあげる事は出来ない。自分の力で最後を締めくくるんだ。」
最後の一球で何とか外角低めに。
ランディ「龍音の弱点は外角低めだ。得意なコースだけを練習してもダメだ。あらゆる面で優れたピッチャーになるまで自分の弱点を克服する練習を繰り返すんだ。」
この日のレッスン後にランディに教えを乞うていたのは太陽くん。
スライダーの握り方について質問しているようですね。
ランディは具体的な自分の握り方を教えた上で、ブルペンで投げるときに色々試してみるといいよ。というアドバイス。
太陽くんは変化球の球種を増やしたいと思っていたそうで、スライダーの名手だったランディに直に聞いてみたかったとのこと。こんな貴重な機会もまずありませんからね。
スポンサーリンクレッスン6日目
ランディ「試合前、僕はいつも納得のいくまで準備をしてマウンドへ向かった。今日は全てのプレーに集中しよう。明日の試合で何が起きても問題なく対応出来るように。」
試合前日ということで肩を休めて守備練習を集中して行うようです。
ノックのピッチャーゴロをさばいて二塁に送球するゲッツー練習。
さらにけん制の練習。
ピッチャーの様子を確認して一塁ランナーに「走れ」と指示を出すランディ。
ランディ「ちゃんとランナーを見ていないから走られてしまうんだ!ランナーを出来る限り塁に止めておくのもピッチャーの責任だぞ!スタートを切られても、キャッチャーの送球でアウトに出来るチャンスが増えるだろう?」
ランディはレッスン2日目の後に開かれた懇親会の席でこんな事を言っていました。
ランディ「素晴らしいピッチャーになるには沢山の要素が必要なのです。ピッチング、フィールディング、そしてランナーを許した後はいかに盗塁を阻むか。全てが大事なんだと分かって欲しい。三振を取るだけがピッチャーではありません。」
明日の試合では強豪チームの打線に対して、ピッチャー一人につき1イニングを投げます。
この日のレッスンの終わりには、
ランディ「マウンドに上がったら存在感を示すんだ。怖気づいたり、焦った顔を見せては絶対にダメだ。相手チームは必ず見ている。自信を持ってマウンドに立つのがピッチャーだ。分かったか?」
レッスン7日目 最終日
対戦相手は福生リトルシニアのメンバーたち。
「おはようございます。」と応援に駆け付けた親御さんたちに挨拶するランディ。
選手たちを集合させると、
ランディ「いよいよピッチャーとして楽しい瞬間がやってくるよ。これまで一生懸命やってきた事を全て出し切るんだ。」
最初にマウンドに立つのは淳くん。投球時のバランスと球威が課題。
ランディ「マウンドでしっかり肩を作るんだ。じっくり時間をかけていいから、集中して。楽しんで。」
チームランディ vs 福生リトルシニア の変則的な練習試合がスタート。
チームランディは1イニングごとにピッチャー交代して守備のみを担当。内野外野の守備は調布リトルシニアのメンバーが担当します。
初球はインコース低めに変化球でストライク。2球目をセカンドゴロに打ち取ってアウト。
続くバッターもノーボール2ストライクとピッチャーズカウントに追い込んでから、高めのストレートを振らせて三振。
三人目はライトフライで三者凡退。
次のピッチャーは龍音くん。
ランディ「準備はいいか?ストレートでまずリズムを掴むんだ。集中して。楽しんで。」
4番バッターからスタートします。
初球をサードゴロに仕留めますが、サードがまさかのエラー。
ランディ「大丈夫だ!龍音!集中するんだ!」
スポンサーリンク続くバッターには甘く入ったカーブを痛打されてしまいます。ノーアウト1、2塁。
次はライトフライに打ち取りますが、タッチアップでランナーが進んで1アウト、ランナー1、3塁。
すぐさま盗塁を仕掛けられて2、3塁のピンチ。
ランディ「集中だ!大丈夫。」
続いては外角のボールを振らせてゴロに打ち取りますが、ホームのクロスプレーでキャッチャーが落球。
エラー2つも絡んで失点を喫してしまいます。これにはチームメイトも「龍音、ツイてないな。」と同情の声。
尚も1アウト、ランナー1、3塁のピンチは続き、仕掛けてきた盗塁にはセカンドがまたしてもエラー。センターにボールが転がるうちに3塁ランナーが生還して2失点目。
たまらず、タイムアウトをとってマウンドに向かうランディ。
ランディ「君には何の問題もない。時にはピッチャーが仲間を助ける時もあるんだ。君なら出来る!」
1ボール、2ストライクとストライクが先行する中でキャッチャーが要求したのはランディにも弱点とはっきり指摘された外角。
緊張感が高まる一球ですが、渾身のボールはキャッチャーの構えたところにズドン。見事、三振に切って落とします。
2アウト、ランナー2塁となりますが、インコース、アウトコースと投げ分けて簡単に2ストライクに追い込みます。
ランディ「よし!打ち取るんだ!」
ここでキャッチャーはまたしても外角に構えます。
ボールは見事にミットに吸い込まれるようにして三振。外角へのコントロールが冴えに冴えていますね。キャッチャーミットがピクリとも動かない精密さ。
ベンチに戻ると、
ランディ「さっきは状況が悪かった。でも試合ではこういう事が起きる時もある。龍音が打たれたヒットはたった1本。あとはエラーが重なっただけだ。よくやった!誇りに思うよ。」
カメラインタビューにはエラーはしょうがないと言いつつも、打たれた1本のヒットを悔やむ龍音くん。より良いピッチャーを目指す良い姿勢ですね。
続いては今野太陽くん。
1アウト、1塁の場面からスタート。
アウトコースいっぱいに全く同じ2球を続けてアッサリと2ストライク。
最後は外角を変化球で落として三球三振。
このボールは実はランディに直々に習っていたというスライダー。縦の変化が大きい縦スラのようなボールでしょうか。
無失点で切り抜けると、
ランディ「スピードもあったし、コントロールもバッチリだった。」
その後は青木慶悟くん(中学3年生)、竹内丈くん(中学2年生)、池ヶ谷優希(中学3年生)、井上仁くん(中学3年生)と続きますが順調に打ち取っていきます。
スポンサーリンク仁くんはフォアボールでランナーを背負いますが、守備練習で仕込まれたけん制球で見事刺します。
これには満足そうな表情のランディ。
続く武藤大悟くん(中学3年生)もけん制球でアウト。
そして迎えた佐藤なつみさん。
1アウトからの初球はカーブがすっぽ抜けて大きくボール。
すぐさまストレートをど真ん中に投げ込んで立て直します。
カーブが高めにすっぽ抜けつつも、要所要所ではストレートをミット通りに投げ込みます。
2ボール、2ストライクのカウントからはまたしてもカーブ。今度はストライクに入って見逃し三振。
ランディのアドバイスにあった体重を残してタメるピッチングを思い出して何とか修正出来たと本人談。
あと一人という場面になりますが、力が入っているのかストライクが入りません。3球で3ボール。
4球目はストライクに入れて、5球目は変化球を低めに決めてスイングをとって2ストライク。
フルカウントの場面を迎えます。
最後は内角への変化球で三振。
ベンチに戻ると笑顔で迎えるランディ。
調布リトルシニアのコーチからは「いいボールいってたよね。ナイスボール。びっくりした。新中3でしょ?」という言葉。
「いえ。次、新中2になります。」と答えるなつみさんに「マジ!?すっげぇ。」とリアクションをとるコーチ。
自分のチームの選手たちに向かって「同級生だぞ?負けるぞお前たち。」と一言。
ランディ「僕がずっと言い続けてきた“自分が自分のコーチになる”という事をなつみは見事に成し遂げた。素晴らしい投球だった。」
試合終了後には、
ランディ「みんな、いい投球が出来た?ナイスピッチングだったよ。今日の出来に満足する人もいるだろうし、仲間のピッチングに学んだ人もいるだろう。それぞれ色々な事を学べたと思う。みんなに教えてきたことは僕の人生そのものだ。練習、練習、練習、試合、練習、練習、練習、試合。その繰り返しだった。君たちも練習をして試合に臨んだ。明日からまた練習に戻る。」
「決して近道をしないで欲しい。真剣に練習して、今日その成果が出たんだ。これから先もいいピッチングが出来るように全力で練習に取り組むんだ。」
最後はハイタッチを交わして8日間のコーチングが終了。
将来的にもっと大きな舞台で活躍する選手たちがここから現れるといいですね。
これからの成長が楽しみです。
NHK「奇跡のレッスン 野球 ピッチャー編」に関する全記事はこちらのリンクから。