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第24回 NHK「チコちゃんに叱られる!」初登場「チコドリル」やキョエのおしごと企画始動と盛り沢山


10月12日の第24回放送では初登場のミニコーナーとなる「チコドリル」がお披露目。さらに先週告知のあったキョエちゃんのロケ企画「キョエのおしごと」が本格始動。他には赤いキョエちゃんがチラッと映ったり、おまけの疑問が紹介されたりとチコちゃんマニア目線から見ると気になるポイントが盛り沢山となっていますね。

ということで、10月12日に放送された第24回「チコちゃんに叱られる!」の様子を詳しく見ていく事にしましょう。

「支度して 用意!」「腰を上げて 待て!」「ガッテン承知!」「おんちゃなケツ上げぇ!」って何の合図か皆さんはお分かりですか?

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】高橋みなみ、立川志らく

【VTR】山本ディレクター

チコちゃんの疑問その1

なぜ女性は電話に出ると声が高くなる? 

今日のゲストは番組がまだレギュラー化される以前の特番第1回のゲストとして出演された高橋みなみさんが久しぶりのカムバック。レギュラー化以降では第9回放送以来のご出演で今回で4回目(レギュラー化以前の特番回含む)の出演ですね。

チコちゃん「この番組常連。たかみなちゃんでございまーす!」

高橋「お世話になりまーす!」

そして初登場となる立川志らくさん。

チコちゃん「今や毒舌コメンテーターとしてもお馴染み。立川ボーイズでございまーす。」

立川ボーイズは1990年代に立川談志門下の立川談春・立川志らく・朝寝坊のらくで結成されたユニットですね。

志らく「随分マニアックな。ほとんどの人が分からない。」

チコちゃん「グループ名で紹介する事になってんの。志らくちゃんで行こうか。」

立川談志門下に弟子入りした際に談志師匠から「築地で修行して来い。」と言われて「嫌でございます。」と断ったというエピソードがチコちゃんから紹介されます。

チコちゃん「じゃあお前は破門だーって言われて『破門も嫌でございます。』って言ったのよ。恐ろしい人よ。この人。」

志らく「いやいや。それで師匠にかわいがられたんだもん。」

チコちゃんの博識具合に驚く立川志らくさんでした。

オープニングトークはこの辺でチコちゃんから指名。

一番美しい声でお話しする大人ってだーれ?

岡村さん、高橋さんは共に志らくさんをチラリ。

ただ、噺家さんの声とニュアンスが違うということで、ここは女性の高橋みなみさんが解答者に。

そして偉い人から電話がかかって来たという想定でチコちゃんと会話してみる事に。

チコちゃん「プルルル。プルルル。もしもし。秋元だが。」

高橋「あっお世話になっております~。お久しぶりです~。」

チコちゃん「くーにーべーたーしに行く?(※肉食べに行く?の意)」

高橋「えっ!?何て?」

チコちゃん「しーすー(寿司)でもいいわよ?」

高橋「あっしーすーいいっすね。」

ここで高橋さんの声が高くなったと指摘するチコちゃん。

ちなみに志らくさんにも電話口での声の高さについて質問するチコちゃんですが、

志らく「自分より偉い師匠の談志が死んじゃったから、まず自分よか偉い人からかかって来る事が無いから。」立川談志師匠は2011年11月21日死去。

電話口では常にロートーンだそうですw

ただ、特に女性は普段の口調から電話口では一転して高い声になるというのはあるある話で、岡村さんも自身の母親の態度に心当たりがあるそう。

チコちゃん「何で?」

高橋「ワオ。」

ここでチコちゃんの疑問、

なぜ女性は電話に出ると声が高くなる?

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赤ちゃんや動物に接する時も声が高くなるという指摘の高橋さん。

高橋「『あー!よしよし!』みたいなその・・・波動?」

岡村「波動!?口からの?」

よく分からないワードが出てきちゃいましたが「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんからお叱り。

高橋「結構キタと思ったのに!」

番組では家庭に関するアンケート調査という事で女性に集まってもらって実験。

番組スタッフと打ち合わせ中に、違うスタッフから電話がかかってくるという状況を作り出して変化を見てみます。

「テレビとかでマイタケがいいよって言われたら、ちょっとしばらくマイタケ食べてみたりとか~。」と落ち着いた声で話す40代女性。

チコちゃん「会話がおもしろいわね。」

高橋「マイタケ。笑」

会話の内容は実験の主な目的とは別ですけどねw

とはいえ、実験ではかなり極端に声が高くなる方もチラホラ。スタッフさんと面と向かって喋っている時点で既にちょっと高くしているという方も。普段ご主人と話している時はもっと低いそうですw

ナレーション「『必ず来月には振り込みます。』などと高い声で言っている日本人女性の何と多い事か。」

岡村「何これ?笑」

チコちゃん「まあ色々あんのよ。」

ということでチコちゃんの答えは、

ちっちゃいと思われたいから

チコちゃん「ちゃいちーに思われたいんです。」

「声に特徴ありまくりのチコちゃんらしいねっ!」と話す解説の慶應義塾大学の川原繁人准教授は口の開け閉めがかなり小さ目。

チコちゃん「腹話術。」

声の高さには声帯の太さや長さが関係しており、体が小さい子どもは声帯が細くて短いために高い声になります。

一方の大人は声帯が太くて長いので低い声になるのが一般的。

つまり高い声を発している人は体小さいと推測されるんですね。体が小さいという事は力が弱く、危害を加えない、かわいらしくて無害な存在であると連想させるとの事。

赤ちゃんをあやす時などに高い声で話しかけるのは、自分が小さくて無害であることをアピールして、安心感を与えようとしているんですね。

電話口では相手に自分の顔が見えないので、表情などで自分の態度を相手に伝える事が出来ないという事で、声の高さ・声質・話し方を演出してい自分の印象を良く見せようとしているんだそう。

つまり電話で高い声を出すことで自分が小さく、無害な存在であることをアピールして相手に安心感を与えようとしているというわけ。まあ赤ちゃんに話す時と同じ心理状態ですよね。

ここで川原准教授から興味深い発言が。

この女性の声が電話では高くなる現象は海外(アメリカ)ではあまり起こらない現象だとの事。

つまり日本独特のものなのではないか?という推論。

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流れるBGMはDA PUMPの「U.S.A.」。納得の選曲ですね。

コチラが視聴動画。

チコちゃん「これしかないでしょう。」

そこで街頭インタビューでアメリカ出身の女性に電話の声を再現してもらいますが、普段の声とあまり差が無いように聞こえます。

高い声で話すとミッキーマウスみたいになっちゃう。というコメントも。

岡村「アメリカンジョークちゃうのかい?」

他には高い声は「怒り」を表すので高い声で話すと怒っているのではないかという印象を与えかねないという意見も。

受け取る印象の違いについて検証するために声の高さが異なる電話の声(高音・低音)を聞いてもらって、どちらが印象が良かったかを答えてもらいます。

声の主はナレーションの森田美由紀アナが担当。

「もしもし、森田でございます。あなたのことを言ってるんじゃないですよ。ボーっと生きてんじゃねーよ!失礼いたしました。」

低音バージョンを聞いて「めっちゃ怖い。怖い。」とつぶやくスタジオの高橋さん。

日本人25人に聞かせてみると23人が高い声の方が印象がいいという答え。

同じ音声を外国の方に聞いてもらうと、

高い声は金属的・機械的。低い声は丁寧でプロフェッショナルな印象、成熟した大人の雰囲気だそう。

様々な国の方に聞いてみると12人が高い声が印象がいいと答え、13人が低い声が印象がいいと答えるという結果に。

フランス人の女性の意見では日本人女性の接客時の「いらっしゃいませ~」はちょっと悪い気分になったとの事。

ただ、違うフランス人女性の意見では高い声は若い印象で「カワイイ」雰囲気があるとの事。高い方が典型的な日本人の声のイメージだそうです。

例えば日本人からすると「ドイツ人男性の声」って太くて低いイメージがあったりしませんか?それに近いのかもしれませんね。

外国のお客さんを接客するときは声の高さは結構意識すべきポイントというのは面白いですね。

この違いについて川原准教授の見解では、

アメリカでは低い声は自立した大人である事の象徴で、日本では高い声で幼い印象を相手に与え、従順なイメージを押し出してコミュニケーションの円滑化を図っているのではないかとの事。

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というわけで、

日本人女性が電話に出ると声が高くなるのはちっちゃいと思われたいから

ちっちゃくて良かったなと思う事について聞かれたチコちゃんは、

「あたいはちっちゃいけど、でっかいからな。」だそう。

チコちゃん「乗車券はいらないんだけど、指定席券はいるからね。」

岡村「それはややこしいな。笑」

ここで「女性が電話で声が高くなる理由については諸説ある」という断りのテロップ表示。

海外では高い声が悪印象になる事もあるという事を気を付けたほうがいいかもと志らくさん。

確かに弱腰に高い声で「エクスキューズミー。」と言っちゃう人も多いように思いますよね。

ここで塚原愛アナから補足。

スペイン人男性の意見では、声を変える事は何かを隠しているのでは?と疑われる行為。

アメリカ人女性の意見では、わざと高い声を出して相手を不快にさせて電話を早く終わらせるという事もしているのだそう。

岡村「そんなん!?」

チコちゃん「じゃあ私なんか世界的には全く通用しないんじゃないの?何かを隠してるみたいだー。」

岡村「何かを隠している。ホントは5さいじゃないんじゃないか?」

チコちゃん「アラララ。やめてよ~!」

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オープニング

ここで改めてオープニング。

おなじみのカリキュラマシーンのテーマがオープニングテーマ。

オープニングテーマ後にはすぐさま第二問目へ。

チコちゃんの疑問その2

カツオのタタキはなんでタタキ?

指名は、一番旬のものを食べてて粋な大人ってだーれ?

当然ながら年長者の立川志らくさんが解答者に。

秋に美味しい魚という質問で「カツオ」の答え、どうやって食べるのがお好き?の質問で「土佐造り」の答えを引き出すチコちゃん。

チコちゃん「土佐造りというと一般的には?」

志らく「あぶって。」

チコちゃん「うん。それを何て言うの?」

志らく「いやだから土佐造りじゃない。」

チコちゃん「土佐造りもそうなんだけど。カツオの?」

志らく「タタキ。」

やっと思惑通りに事が進んだチコちゃん。一苦労でしたw

志らくさんに超接近するチコちゃん。

ここでチコちゃんの疑問、

カツオのタタキはあぶっているのになぜタタキ?

高知県では方言で「あぶる」を「タタく」と言うという説明の志らくさん。

チコちゃん「すごい簡単なご意見ですよ?それ師匠。」「師匠!ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。

方言説を否定されると「高知の人はズレてるんじゃないですか?」とちょっとディスり気味の発言w

岡村「止めてください!高知の方にウワァ!ってケンカ吹っ掛けるの止めてください。」

チコちゃん「あなた。失礼な人ね。あなた。」「流石。『築地に行け!』って言われて断っただけあるわね。」

包丁で叩いて作るアジのタタキの名称は腑に落ちますが、カツオのタタキはなぜタタキなのでしょうか?

ということでチコちゃんの答えは、

実はタタいているから

岡村「ほらぁ・・・こういうのがあるやろー!」

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高橋「ホントに!?ホントに!?めちゃくちゃシンプル。」

チコちゃん「(VTR)見ます?」

岡村「ちょっと待って。ちょっと待って。」

志らく「焼いた後に叩くって事ですか?」

チコちゃん「おっ!おっ!」

志らく「氷で叩く。」

チコちゃん「だっあっ!氷じゃないのよ~。」「ちょっと待って!師匠には新しい称号を与えます。師匠はあなたは『雰囲気くん』ね?雰囲気で正解みたいに持っていこうとする人の事。」

岡村「たたずまいが正解っぽいたたずまいやから。」

ということでスタッフが向かったのはカツオの消費量全国1位の高知県。

解説は高知の食文化を研究する土佐学協会理事長 竹村昭彦さん。博識を竹村さんから褒められたチコちゃんは「叩き上げですから」という答え。

ちなみに竹村さんの夢はTBS系の「情熱大陸」と「チコちゃんに叱られる!」に出演する事だそう。

岡村「一個叶った!?」

改めて叩いて作るからカツオのタタキという説明。

ということで実際にカツオのタタキの調理工程を確認。竹村さんと番組スタッフさんが向かったのは高知市内の土佐料理店。「司 高知本店 」のようですね。

コチラが食べログの情報。

関連ランキング:郷土料理(その他) | はりまや橋駅デンテツターミナルビル前駅蓮池町通駅

カツオのタタキでは、まず表面の皮をあぶる工程が特徴的ですが、

これはカツオの硬い皮を軟らかくするためと生臭さをとるためだそう。

そもそもこの食べ方が生まれたのはなぜなんでしょうか?

これは諸説あるものの、江戸時代の初めごろに土佐に入って来た初代土佐藩主の山内一豊が由縁とのこと。

山内一豊はカツオを生で食べる習慣があった漁師の姿を見て、当時流行していた食中毒を問題視。

そこで魚の生食を禁止とするお触れを出します。

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それでもカツオの生の刺身をどうにかして食べる為に庶民たちは表面をあぶる事で「生食ではない。」と言い逃れする方法を思いつきます。

この食べ方では皮を剥いで刺身にすると取れてしまうカツオの皮と身の間にある脂の乗った部分も一緒に味わう事が出来るということで次第に定着。

ではあぶる事が最大の特徴であるはずのカツオのタタキはなぜタタキなのでしょうか?謎は深まるばかり。

そして調理工程もあぶり工程から切り分ける工程に移っていきます。

「まだタタてないですけど?」と逐一確認するスタッフさんに「大丈夫です」と食い気味に答えるようになっていく竹村さんw

岡村「やいやい言うなと。笑」

皿に切り身が盛り付けられて塩が振られます。

チコちゃん「よく見ててね。」

料理人が身を手で押さえるような動き。

竹村さん「あっ!今タタきましたね!」

高橋「押さえただけじゃーん!」

ナレーション「高知までおよそ800km。ついに目にしたカツオのタタキの叩き。思った以上のソフトタッチ。」

この調理工程にはどんな意味があるのでしょうか?

調味料が貴重な江戸時代。味付けの際に手に塩やタレを付けてまんべんなくまぶした際にタタいていたとの事。

タタく事で調味料を節約していたというわけですね。

現状、スーパーなどで売られているカツオのタタキでは恐らくそのほとんどがそんな工程は省かれているはずですが、あぶったものを通称、カツオのタタキと呼ぶ事で問題ないという見解の竹村さん。

取材スタッフの「それってつまり今となってはタタく事にはあんまり意味が無いって事ですか?」という追及に「伝統を残すという意味があるんではないですかね?」という答えの竹村さん。

なかなか苦しい言い訳のように思いますが、これは竹村さんのおっしゃる通り。残していく事も大事です。

というわけで、

カツオのタタキがタタキなのは実はタタいているから

チコちゃんが今タタきたいものって何かな?と聞かれたチコちゃんは、

チコちゃん「お前だ~!」

岡村「何でやっ!?」

チコちゃん「うそうそ。冗談よ。先生ありがとうございました。笑」

ちなみに今回の疑問を監修した竹村さんの取材秘話として、取材依頼の電話連絡が来たときには飛び上がらんばかりに嬉しかったとの事。ただ、その気持ちを必死に押し隠して、あくまで平静を装って取材対応をしたそうですw

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また、チコちゃんが「白金在住」と言うスタッフさんですら忘れていた細かい設定についてご存知なくらいに竹村先生はチコちゃんに精通していたそう。チコちゃんは自称、チコガネーゼなんですよね。

チコちゃん「今度は情熱大陸ね。先生。」

流れるBGMは情熱大陸のテーマ。葉加瀬太郎さんの演奏でどうぞ。実はこのテーマは番組第39回から使用されているんですよね。

コチラが視聴動画。

チコドリル

チコちゃん「突然ですが!ここでチコドリル!」

第二問目直後に突然始まった新コーナーですね。

チコちゃん「これを正しく書いて。」

ボウリングレーンに向かって投球を行う男性の姿の写真が提示されますが、

岡村「ボウリング」

高橋「ボウリングスローイン」

志らく「ボーリング」

岡村「ボウリングスローインって何やねん!?笑」

志らくさんの答えを見るとチコちゃんは「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。

正解はボウリング(bowling)ですね。

志らくさんの書いたボーリングだとboringで穴を掘る、退屈なという意味になります。

チコちゃん「たかみなはまあ正解としましょう。」

高橋「やったー!ボウリングスローイン!」

ちなみに高橋さんも一応正解となっていましたが、正確にはスローイング(throwing)ですね。スローインだとthrow inなので投げ入れるイメージ。逆にサッカーの場合はスローイングは誤りでスローインが正解。

続いてはアボカドの写真で名前を正しく書いてくださいという問題。アボガド?アボカド?

岡村「アボカド」

高橋「アドカド」

志らく「アボガド」

チコちゃん「もう岡村以外!ボーっと生きてんじゃねーよ!」

サムズアップで拳を突き上げてドヤ顔の岡村さんw

高橋さんは論外w

正解はavocadoなのでアボカド。アボガドは誤りですね。まあアヴォカドがより正しいと言えばそうなっちゃいますけど。

高橋「無意識に食べてるだけなんで。もう。」

高橋さんは無意識にも程がありますねw

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続いては革製のブリーフケースの名称を答える問題。

岡村「アタッシュケース」

高橋「アタックケース」

志らく「アダックケース」※バックを書き直してケースに。ちなみにバック(back)は背中、裏面なのでバッグ(bag)ですねw

岡村「アタックケースって何やねん!」

バレーのスパイクを打つ仕草のチコちゃんw

アボカドvsアボガドの混乱が頭に残り過ぎて訳が分からなくなってしまった志らくさん。

チコちゃん「全員!ボーっと生きてんじゃねーよ!」

正解はアタッシェケース(attache case)ですね。大使館などに派遣される専門職員を「アタッシェ」と言い、彼ら使っていた事から名前が付いたのが由来。

志らく「言う人いないよ。」

岡村さんのアタッシュケースはありがちな間違いですが、たかみなさんと志らくさんは問題外w

ここでミニコーナーのにらめっこ。

変顔では、左目にアイパッチをした海賊の格好。

赤い色をしたキョエちゃんが「バカー!」と言いながら海賊帽の上から登場。翼の先端が緑と青。第24回 NHK「チコちゃんに叱られる!」赤いキョエちゃん

流れるBGMは「パイレーツ・オブ・カリビアン」ですね。

コチラが視聴動画。

映画の劇中に登場したオウムのChip(役名はコットンのオウム)は黄色い姿だったんですけど、赤キョエちゃんになっていますね。

チコちゃんの疑問その3

そもそも運動会をやるようになったのはなぜ?

第三問目は冒頭から笑いで始まるチコちゃんお決まりのパターン。岡村さんも一緒にお付き合い。特番第3回の「おさい銭はどうして入れるの?」の疑問で登場した國學院大學文学部の新谷尚紀教授がその元祖。

高橋「めっちゃ笑ってる。笑」

チコちゃん「はい。ありがとうございます。」

第三問目は子どもの頃、運動会で大活躍していたスポーツマンな大人ってだーれ?という指名。

すぐさま立候補の岡村さん。

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1位か2位ばかりで3位はとった事が無いと豪語。

ライバルの存在については、

岡村「近くにね。化粧品屋の息子がおったんですよ。そいつが速かったんですよ。」

ここでチコちゃんの疑問は、

そもそも運動会って何でやるの?

岡村「盛り上がるもんね?みんなが一つになるし。」

改めて「そもそも運動会をやるようになったのはなぜ?」と聞かれると、

岡村「ずうーっと机に向かってるとやっぱり血液の流れが悪くなります。せっかく校庭っていうのがありますので、もっともっと運動しようよ!運動会だ!運動の会だ!運動会だ!エイ!エイ!オー!」

その勢いのままに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱りw

VTRでは企業の親睦会で開催されるような社会人のみなさんの運動会の様子が映し出されますが、流れ出すBGMは運動会の曲としておなじみの「天国と地獄」。

岡村「この曲ドキドキせぇへん?」

高橋「何か圧迫感ありますよね。」

岡村「この曲聞いたらめっちゃドキドキする。」

コチラが視聴動画。

そして気になるチコちゃんの答えは、

兵隊さんがグレないため~だった~

文末の「だった~」だけちょっと後づけで言うチコちゃん。しゃがみ込んで謎の動きのチコちゃん。

解説は中京大学の木村吉次名誉教授。

すごいね~と褒められたチコちゃんは「ゴイゴイスーでしょ?」と返答。それはお笑いコンビのダイアンの津田篤宏さんのギャグw

コチラが視聴動画。

日本で初めて行われた学校行事としての日本初の運動会は海軍兵学寮で行われた競闘遊戯(きょうとうゆうぎ)だそう。

海軍兵学寮とは1870年(明治3年)に創立された海軍士官の養成所。

当時の兵学寮の授業カリキュラムは教室で座って学ぶ座学ばかり。

というのも当時の日本にはスポーツという概念がほぼなく、体育も馬術や武道だけ。

実は体を動かす機会が少なかったんですね。

「ずっと机に向かってると。」と説明していた岡村さんはイイ線行っていたようです。

そんな日本の状況を見て当時の顧問団団長だったイギリス海軍のアーチボルド・ルシアス・ダグラスはある心配を。

アーチボルド・ルシアス・ダグラスとはイギリス海軍顧問団の団長で、日本に滞在している期間中に日本における海軍兵学校教育の基礎を固めたとされている人物。

その心配とは、座学だけで気分がうつうつとしてくると、よくない遊び(非行)に走るかもしれないというもの。

そこでダグラス団長は学生たちがグレないように運動する事を推奨。

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そして開催されたのが日本初の運動会たる競闘遊戯。

当時のプログラム(明治7年 第1回競闘遊戯)には、

  • すずめのすだち
  • つばめのとびならい
  • あきのむくどり
  • ふるだぬきのつぶてうち
  • こもちざるのかけぬけ
  • とんぼのかざがへり
  • とびのうおのなみきり
  • さぎのうをふみ
  • あきのむくどり
  • あけのからす
  • ぼらのあみごえ
  • てふのはなおひ
  • かごのにげづる
  • ばしゃのはなれうま
  • わしのいなとり
  • うさぎのつきみ
  • さるのももとり
  • すまのしほくみ
  • もろこしのしかおひ

などの競技種目が。

具体的に何をやっていたのかの再現VTRが流れますが、人手不足のために一人で全役をこなすスタッフさん。

高橋「えっ?一人で?」

岡村「誰かおったと思うけど。」

5月25日に放送された第7回放送でも登場した山本ディレクターですね。

実は「すずめのすだち」は140m走の事。

元々この競技は英語で考案されたものが元。ということで英語版のプログラムを見てみると、

「Flat Race for Students under 12 yeaers Dist. 150 Yards.」

という表記が。

12歳以下の生徒が参加する150ヤード(140m)走というのが元だったんですね。

イギリス人教師たちがこのプログラムを作ったので、英語表記を日本語にどうやって置き換えるかに苦慮した日本人教官たちは、

ただ直訳で翻訳するよりも「面白い名前をつけよう」と工夫を凝らす事にしたそう。

そうして生まれたのが「すずめのすだち」

12歳以下の若い学生(兵学寮で一番低学年のクラス)が参加する事から雀の巣立ちを連想したんですね。

それぞれの対応表としては、

  • すずめのすだち 140m走
  • つばめのとびならい 270m走
  • あきのむくどり 550m走
  • ふるだぬきのつぶてうち 遠投(玉投げ)
  • こもちざるのかけぬけ おんぶ競走
  • とんぼのかざがへり 棒高跳び
  • とびのうをのなみきり 幅跳び
  • さぎのうをふみ 三段跳び
  • あけのからす 270m障害物競走
  • ぼらのあみごえ 高跳び
  • てふのはなおひ 二人三脚
  • かごのにげづる 競歩
  • ばしゃのはなれうま 目隠し競走
  • わしのいなとり 豚追い競走
  • うさぎのつきみ 立ち三段跳び
  • さるのももとり 卵拾い競走
  • すまのしほくみ 水桶運び競走
  • もろこしのしかおひ 豚追い競走(わしのいなとりで豚が捕まらなかった場合)

などなど。最後の「もろこしのしかおひ」の立ち位置が微妙w

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学生が非行に走らないようにという狙いが成功したかは定かでは無いものの競闘遊戯は大盛況のうちに閉幕。

岡村「盛り上がったよね。」

説明で岡村さんは「盛り上がる」と言っていましたからねw

これに目を付けた初代文部大臣の森有礼(もりありのり)。

一橋大学の創設者で明治六大教育家の一人。

その他は、

  • 大木喬任(おおき たかとう)
  • 近藤真琴(こんどう まこと)
  • 中村正直(なかむら まさなお)
  • 新島襄(にいじま じょう)
  • 福澤諭吉(ふくざわ ゆきち)

森有礼は全国の学校に運動会を義務付ける事に決めます。その際に導入されたのが兵式体操。

岡村「盛り上がったからやね。」

チコちゃん「何回も言わないの。」

兵式体操とは軍隊式の集団訓練を通して愛国の士気を高める事を目的とした体操の事。

この兵式体操を通して規律や秩序を守るような人を育てる狙いがあったそう。

現在も残る「気を付け」「前ならえ」「全体進め」などはこの兵式体操の名残り。

昭和に入って日本が戦争に突き進むと運動会はその軍事色を強めていき、

「爆弾輸送」「爆弾三勇士」などとより戦争をイメージした種目が行われるようになったそう。

しかし、戦争が終わり平和な時代が訪れると軍事色の濃い種目や訓練的な種目は消え去り、現在のような運動会の形に。

元々は兵隊さんのための運動会だったものがこうして変わって行ったんですね。

ということで、

そもそも運動会をやったのは兵隊さんがグレないため

どんなお弁当を作ってもらいたい?という木村教授の質問には、

「もうウインナーだけでいいぐらい。」という答えのチコちゃん。

チコちゃんは粒マスタード付きの粗挽きウインナーがお好きなんですよね。これは最初期に発表されたプロフィール情報ですね。

ここで塚原愛アナの補足。

前述のユニークな種目名についてですが、実は2年後に開かれた第2回競闘遊戯では、

平がけ、まり投げと割と普通な名称に改められてしまったとの事。

なかには「こもちざるのかけぬけ」のように廃止された競技も。

これらの古い競技名が残っていたらオリンピックの時に恥ずかしいというコメントの志らくさんw

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「位置についてよーい」は誰が考えた?

ここで新展開。

チコちゃん「ところでさっきのVTRにも出てきました。スタートの合図。『位置についてよーい!』っていうのは誰が決めたか知ってる?」

高橋「有名な方ですよね?ってことは。」

チコちゃん「あのね。“山田さん”が決めたの。」

志らく「山田さん?」

このおなじみのスタートの合図「位置についてよーい!」ですが、その由来を探るおまけVTRがスタート。

山本ディレクターが取材に向かったのは東京・三鷹市にある全国陸上競技スターター研究会代表の野﨑忠信さん宅。

スターターの補助役員として1964年の東京オリンピックにも参加した方でスターターの生き字引的な存在。

チコちゃん「ウォーキングディクショナリー(walking dictionary)」

※ちなみにウォーキングエンサイクロペディア(walking encyclopedia)という表現もありまして、より広義に「物知りな人」というニュアンスのようですね。

実は「位置についてよーい!」に決まる前はスタートの掛け声は方言などもあってバラバラだったそう。

例えば、明治16年の開成学校運動会では、

「いいか ひい ふう みい」と傘を振り下ろす事でスタート。

ちなみに、

※引き続き1人でお届けします

テロップ表示。

※ワンオペ状態ですが、この人はこの後ちゃんと休みをとりました

というテロップ表示も。

休暇でグラバー邸に行った際の記念写真が差し込まれていますw

その他の例としては、大正2年第1回日本陸上競技選手権大会では、

「支度して 用意!」

他にも、

「腰を上げて 待て!」

「ガッテン承知!」

「おんちゃなケツ上げぇ!」

とバリエーションは様々w

このスタートの合図がバラバラという状況を打開するために日本陸上競技連盟では昭和2年にスタートの合図を一般公募する事に決定。

その公募で選ばれたのが「位置についてよーい!」

その生みの親が当時、東京・神田にお住まいだった山田秀夫(ひでお)さん。

その息子さんである山田和夫さんにインタビューを敢行。

和夫さんが20歳を過ぎた頃に「実は考案者である」という事をお父様から打ち明けられたという謎のエピソードw

ということで、

位置についてよーい!は山田秀夫さんが考えた

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岡村「急なおまけV(VTR)!面白い!」

実はこの山田さんの情報にはさらなるおまけがあるそうで塚原愛アナから補足。

実は「この位置についてよーい!」の考案者は山田敏夫(としお)さんとその名前が記載されているのですが、この名前は山田秀夫さんの弟さんの名前。

スタート合図の一般公募では「1人につき1つ」というルールが決まっていたために、2つの案を応募したかった秀夫さんは弟さんの敏夫さんの名前を借りて応募したとの事。

結果として敏夫さん名義で応募した「この位置についてよーい!」が採用されたそう。

ちなみに秀夫の名義で応募した案は「位置につけよーい!」だったそうです。

本日の総括を振られた志らくさんは、

そばにチコちゃんが来たときにギュッと手を握られたとコメント。

志らく「チコちゃんいやらしいな~と思って。」

チコちゃん「ごめんなさい。ちょっと。」

ここで運動会についての諸説あり。紹介されたのは学校で行われた最初の運動会の話で、横須賀製鉄所で行われた運動会が日本で最初の運動会であるとする説もあるそう。

ひだまりの縁側で・・・コーナー

ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。

既にキョエちゃんがリンゴをくわえているという不思議な光景。

岡村「今日はちょっと怖いというか。」「キョエが何かくわえてんですよ。」

いつもであればハガキをくわえているはずなんですけどね。

岡村「突然こういうのになると怖いんです。」

チコちゃん「つながりがあるでしょう?何か。」

岡村「お手紙いただきましたね。」

ここでリンゴを抜き取る岡村さん。

キョエちゃん「バカー!リンゴ~の花びらが~。」

岡村さんの世代ではない曲を歌い出したキョエちゃんw

これは美空ひばりさんの「リンゴ追分(おいわけ)」ですね。コチラが視聴動画。

岡村「このリンゴは何なのかな?」

キョエちゃん「お土産!」

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先週いただいたリンゴ農家の方からのおたよりで案山子代わりにキョエちゃんをくださいというオファーがあったんですよね。

止める岡村さんでしたが、キョエちゃんはノリノリでしたよね。

キョエちゃん「VTR!回転!」

チコちゃん「懐かしい言い方。笑。誰かの言い方やコレ。」

岡村「所ジョージさんちゃう?」

チコちゃん「そうそうそう。笑」

始まったのは「キョエちゃんはじめてのおしごと」というタイトル。

「はじめてのおつかい」で使用されているB.B.クィーンズの「ドレミファだいじょーぶ」ですね。所さんが司会をされてますしね。コチラが視聴動画。

助手席の高い所に座ってパタパタと翼を動かすキョエちゃん。車は北陸道をひた走ります。

ということでやって来たのは長野県山ノ内町。

まずは番組におはがきを送ってもらった方にご挨拶。

玄関先にピンポンのチャイム代わりについた「バードコール」に反応するチコちゃん。

現れたのは堀米美香さん(5さい)。

ということでキョエちゃんがスタンバイ。

キョエちゃん「着いたー!疲れたー!」

キョエちゃんと初対面を果たして喜んでいる様子の堀米さん。この日の気温は33℃と炎天下での仕事ということもあって麦わら帽子を装備してもらうキョエちゃん。堀米さんが用意されたようですね。

ちょっと小さ目の帽子が逆にかわいいw

麦わらのキョエちゃんですね。

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キョエちゃん「まかせてー!」

チコちゃん「凛としてるわね。」

ということでミッションは「カラスを追い払ってリンゴを守れ!」

そう言うキョエちゃんもカラスなのはご愛嬌w

設置された竹の物干しざおにたたずんで目を光らせるキョエちゃん。

午後2時からお仕事スタートですが、一向にカラスは寄って来ず。

途中でキョエちゃんを通りすがりに見つめる男性の姿も。軽トラでスルーw

チコちゃん「何だこれは?ってか。笑」

時間はどんどん過ぎていき、夕暮れに照らされるキョエちゃんw

そして午後8時。

「カラス現れず」のテロップ表示でお仕事完了w

キョエちゃん「ひま~!」第24回 NHK「チコちゃんに叱られる!」暗闇のキョエちゃん「ひま~!」

岡村「な!こんな事なった!ほら!」

何かいつもとは違う様子を感じ取ってカラスが警戒して寄って来なかったのでは?という岡村さんの説。ずっと設置してみてカラスが慣れて近寄って来た時が真価を発揮するときだったんじゃないか?という事ですね。

流石にそこまでキョエちゃんで長期ロケはできませんけどねw

岡村「こっちのキョエよりもカラスの方がまだ頭エエねんて。」

キョエちゃん「ヒドイ事言う~!」「カラスの雄全然来なかった~!キョエ持てなかった~!」

VTRが終わると麦わら帽子姿にチェンジのキョエちゃん。

岡村「じゃあええのね?キョエは貸出自由って事で。」

キョエちゃん「エエでぇ~。」

ということでおたよりの宛先は、

〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て

※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。

番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan

となっています。

最後のメッセージは、

「キョエちゃんのおしごと募集いたします。(日帰り希望)」第24回 NHK「チコちゃんに叱られる!」麦わらのキョエちゃん

だそうです。最後は麦わら帽子姿のキョエちゃんでエンディング。

キョエちゃん「また来週~。」

次回放送は、

10月19日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)

10月20日(土) 朝8:15スタート

になっていますね。

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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