2019年1月19日・20日開催『Craft Chocolate Market 2019』@東京・清澄白河の賢い楽しみ方まとめレポート
19年1月19日(土)、20日(日)に東京の清澄白河で開催された『Craft Chocolate Market 2019 (クラフトチョコレートマーケット 2019)』は様々な国からカカオ豆からチョコレートまで一貫して製造する、いわゆる「Bean to Barメーカー」が一同に会して開かれる展示会。会場では小規模な建物内を周りながら個性豊かなチョコレートたちを試食、購入して非常に楽しめるものとなっていましたので事前のチケット購入、入場、マーケット内の歩き方などをまとめてレポートします。
スポンサーリンクチケット購入方法
『Craft Chocolate Market 2019 (クラフトチョコレートマーケット 2019)』は会場に入場するために電子チケットが必要なイベントとなっていますので、まずはそのチケット購入の手順から。
チケットは「Peatix」というサイト(アプリ)を通じて購入する仕組みとなっており、まずはイベントのページにアクセスします。
公式ページはコチラ
Peatix – Craft Chocolate Market 2019【一般】
するとページ右側(スマホの場合は下部)に「チケットを申し込む」というボタンが見えると思います。
すると50分ごとに区切られた時間枠が表示され、チケットの購入数を決定します。
金額は前売り券が700円、当日券が1000円となっています。
ご覧のとおり『Craft Chocolate Market 2019 (クラフトチョコレートマーケット 2019)』は50分区切りの完全入れ替え制(再入場不可)となっていますので希望の時間枠を選択します。
イベント自体は11:00~11:50の枠が一番早い時間枠となっていますが、早めに売り切れるようですので、一番乗りで参加したい方はチケット確保はお早目に。
複数人数でイベントに参加する場合に一括で購入する場合はその人数分だけチケットを購入すれば個別で買う必要はありません。2人で行く予定なら2枚同時に購入しちゃってOKという事ですね。
支払方法を選択するとログイン画面が表示されますので、Facebook、Twitter、Googleアカウントでログインが可能です。※その他に新規登録する方法もありますね。
その後は、名前、メールアドレスの入力と、同伴者がいる場合はその人の氏名も入力。
氏名については厳密にチェックされるわけではないようなので、フルネームで完璧に入れなくても大丈夫のようです。ただし、せめてチケットをまとめて購入する代表者ぐらいは正確な氏名を入力しておいた方が何かあった時に安心ですが。
パソコンでチケットを購入した場合はこのようなページが表示されて、スマホにPeatixアプリをインストールするように指示が出るようですね。
当日の受付で必要になりますのでPeatixアプリのインストールに進みます。※パソコンでチケットを確認する方法もあるようですが、アプリで見せる方が簡単なようなので何か特別な事情でもない限りは素直にアプリを導入するのがおすすめです。
スポンサーリンクPeatixアプリのインストール
Peatixアプリのインストールは非常にシンプルで、
App StoreかGoogle PlayでPeatix(ピーティックス)のページにアクセスし、
「インストールボタン」をタッチしてインストール作業開始。
インストールが完了したらアプリを開いて、画面一番下に表示されている「チケット」を確認します。※赤枠部参照
チケットをタッチするとログイン画面が表示されますので『チケットを購入した時に使用したアカウント』を使ってログインします。
※どのアカウントでチケットを購入したか分からなくなってしまった場合はチケット購入の際に入力したメールアドレス宛に、
【Peatix】Craft Chocolate Market 2019【一般】 のチケットお申し込み詳細
という件名のメールが届いているハズですのでその内容をご参照ください。
ログインを完了させるためにPeatixアプリにアクセス権を付与するページが表示されます。※メールアドレスに関しては強制になっていないので「編集する」を選んだ先でアクセス権から除外させることが出来ます。
あとはイベント直前にチケット確認スタッフの方にチェックイン操作をしてもらう事になります。
会場までの行き方
『Craft Chocolate Market 2019 (クラフトチョコレートマーケット 2019)』の開催場所はThe Fleming Houseというレンタルスペースになります。
恐らく、清澄白河駅から歩いて行くという方が多いと思いますし、道のりも非常にシンプルなので道に迷うという事は少ないと思いますが、
出口はB2かA3がおすすめ。
A1とA2は反対方向なので出ないように。
B1は目的地から離れているわけではありませんが、道路を挟んで反対側なので微妙ですね。
普通に歩けば10分ほどの道のりで到着するはずです。
スポンサーリンクイベント当日チェックイン方法
会場のThe Fleming House前はこんな感じ。1月19日(土)13:00~13:50の回の様子ですね。開場20分前の様子では待っている人は5人程度。
それでも開場時間が迫ってくると最終的には50人以上の列になっていましたね。
11:00~11:50の時間枠の参加者がイベント終わりにnews everyの取材スタッフさんからインタビューを受けている場面にも遭遇。
会場前が大混雑という感じでは決して無いですが、適度に人が集まっている印象。1月19日(土)13:00~13:50の回の様子ですね。
さて、いよいよ入場時間が迫ってくると受付スタッフさんが巡回してチェックイン作業を行っていきます。
Peatixアプリを起動して先ほどの「チケットを開く」ボタンを押せば準備完了。
スマホをスタッフさんに操作してもらって以下の様な画面が出ればチェックイン(受付)完了となります。開場10分前に受付が完了しているのが分かりますね。
チェックインが済むとスタッフさんからリーフレットが渡されますので、これが一応入場券的な役割。ただ、改めてこのリーフレットをスタッフさんに見せて入場なんて事ではないので、この時点でカバンか何かに入れておいても大丈夫です。
ちなみにこれは会場前に掲示してあった各ブースの案内図と同じようなもの。こちらが掲示してあった大型パネル。※クリックで拡大
この会場マップにある通り、縦長の会場の壁際にブースが並んでいるのが分かりますね。
スポンサーリンク会場内の様子
特に時計回り、反時計回りとルールが決められているわけではないので基本的には自由に見て回る事になりますが、中に入るとかなりの混雑ぶりなのであっちこっちに自由に移動できるという事でもありません。
例えばこんな感じ。これは50分の時間内の終了間近の様子なのでかなり人が減った後でもこの混雑ぶり。
さらに、チョコレートの説明を聞いたり、その場で試食や購入したりというスタッフさんとのやり取りが各ブース前で行われていますので、流れ作業的にスムーズに流れるという事はあまりありません。
じっくりチョコレートを吟味したいという方も当然いらっしゃるので、そうなると、延々とブース前が塞がってしまったりという事も多々ありますが、そこは当然の事と受け止めましょう。
ちなみに外国のメーカーも多くブースを出展していますが、ほぼ9割方のスタッフさんが日本語を話せるようですのでコミュニケーションに関しては問題ありません。
ただ、一部のスタッフさんに関しては英語でコミュニケーションを取るようになりますので、その場合は海外に来たと思って頑張って楽しみましょうw
各ブースについて紹介
私は時計周りにブースを周りましたのでまずはベトナムのMAROU, Faiseurs de Chocolatから。外国のスタッフさんがどんどん試食用のチョコレートを開封して出してくれますので、勧められるがままにどんどんチョコレートを口に運ぶことに。同時にチョコレートの説明も聞く事が出来ます。
さらに自分でもミニトングでチョコレートのチップをつまんでどんどん試食可能。ほぼ全てのブースでこんな感じに「ご自由にどうぞ」的な試食用サンプルを用意してくれていますので、好きなだけテイスティングを楽しみましょう。
同じものをガンガン食べるのはマナー違反なので流石に控えて欲しいですが、年齢層的に若干高めな印象なので大人のイベントといった雰囲気で節度を持ってですね。
全てのブースで販売も行っていますので基本的には現金でやり取りする感じですが、クレジットカード払いに対応しているブースもありますので適宜。
福岡のUMEAYA BRAINERY。明太子屋さんが作っているチョコレート。明太子とチョコレートの流通システムが似ているからという理由でチョコレート作りをされているとの事。「SALT」と書かれた塩味をガッツリ効かせたチョコレートは食べてビックリ。ご飯が欲しくなるとまでは言いませんが、ここまで塩味を感じるチョコレートは人生初。流石にチョコレートに明太子は入っていないというスタッフさんの説明w
オーストラリアのPANA Chocolate。ビーガン対応のチョコレート。もっさりした食感が特徴的で好き嫌いが分かれそうな味わい。シナモンががっつり入ったチョコレートを試食させてもらいましたが、シナモンが苦手な私でもシナモンのフレッシュな味わいのせいか美味しく感じられる仕上がりに。かなり新鮮な体験。
ミントチョコも用意されていました。チョコレートには着色などを一切していないのでミントカラーはありませんが、口に入れるとがっつりミント。
千葉のArtisan Chocolate 33。お茶の葉を感じるような強烈な個性のチョコレート。風味がスゴイ。ここまで個性を出せるモノなのかと驚き。
スポンサーリンク石川のサンニコラ (Saint Nicolas)。カカオ35%に北海道産の粉乳をたっぷり効かせたチョコレートを一口食べるとまるでキャラメルを食べているような甘みの感覚を味わえるものも。
三重 imalive Chocolate。ビーガン対応のチョコレートだけにパッケージからして女子ウケ抜群。多くの女性客でブース前は混雑していました。自由に試食できるようにはなっていなかったので、試食したい場合はスタッフさんにお願いする形でしたね。
埼玉のChocoReko。写真中央の白いパッケージに入ったタイル型のチョコレートに手を伸ばすお客さんが非常に多かったのが印象的。黒糖醤油を使った黄色いパッケージのチョコレートを試食させてもらいましたが、醤油の香りがほんのり。カカオの味がかなり濃いので醤油の風味を出すのは苦労するとの事。
新潟 Divino ~cacao stories~、ドミニカ共和国 Khao Caribe、コスタリカ Sibu Chocolate
スポンサーリンクドミニカ共和国 Khao Caribeのコーヒー豆を丸ごとチョコレートでコーティングしたという一品。
紫のラベルがついた瓶に入っているものがそれ。試食してみると、まさにコーヒーを食べてる感覚。私は個人的に普段コーヒーをあまり飲まないのですが、それでもお気に入りになるぐらいなのでコーヒー好きには是非食べてもらいたいですね。
コーヒー豆の出来自体も非常に良い当たり年だそうで、しっかりとした味わいのコーヒーにチョコレートが相まって素晴らしいバランス。豆の歯ごたえもポリポリとして楽しいですし、あっという間に一瓶空けてしまいそう。
コロンビアのcacao huntersは1月19日のみの出店。次の日にはすぐに大阪に向かわないといけないとの事ですが、オーナーさんとスタッフさんのお2人で日本国内で切り盛りしていて、オンラインショップ開設などに手が回らないのだとか。こういう苦労話を聞かされると応援したくなるのが心情w
福袋(FUKU袋)という形でまとめて販売もされていましたが、赤字覚悟の大サービスで総額は12000円を超える内容が7770円(税別)という破格。オーナーさんのやっちゃえ!という気合で実現したものだそうですw
ポルトガルのFeitoria do Cacao。ポルトガルでは羊のミルクを日常的に召し上がるそうで、そんな羊のミルクを使用したチョコレートも用意されていました。
チョコレートごとの特徴をチャートで表示してあって非常に分かりやすいディスプレイになっていました。
エクアドルのPACARIではバラの香りが強いチョコレートを試食。小さな茶色いボックス型のパッケージには2枚のチョコレートが入っていて可愛いらしい見た目。
スポンサーリンクスウェーデンのSvenska Kakaobolaget。チョコレートごとにどんな風味がするのかワインのテイスティングのような補足が付いていたのが印象的。赤いパッケージのペルーを試食したところ、特徴はバラ、ライチ、黒コショウとの事。これらのフレーバーがブラインドで感じ取れたら立派。
スポンサーリンクバヌアツのGaston Chocolat。スタッフさんは日本語が不得手のようでしたので英語でコミュニケーションを取る必要があるみたいですね。
反時計回りブースを回ると初めに登場するのが日本のメーカーを中心とした複数のファクトリーが一緒になった複合ブース。
という事でこれで1周。
賢い楽しみ方
見ていただければお分かりになると思いますが、1つのブースだけでも多くの試食が用意されているので全てのブースを50分間で回り切るのはまず不可能です。
ブース毎にそのチョコレートの特徴など、スタッフさんに聞いてみたいポイントが沢山ありますし。
また、複数の候補から購入を検討したりなんて悠長な事はやってられません。気になったら即買いするぐらいの気合が必要ですね。
もろもろを考えると、出来れば倍の100分は欲しい所。
となると複数の時間帯(もしくは土曜・日曜で1回ずつ)でチケットを購入して2回入場するのが現実的でしょうか。
前売り券1枚が700円で2回入場で1400円ですが、事細かに試食をしていたらその分だけで個性豊かなチョコレートたちをちょっとずつ、つまみ食いする感覚で十分に元が取れると思いますね。
というわけで『Craft Chocolate Market 2019 (クラフトチョコレートマーケット 2019)』のまとめレポートでした。