第45回 NHK「チコちゃんに叱られる!」チコファミリーの八代亜紀&出張用チコちゃんが登場
19年4月12日放送の第45回 NHK「チコちゃんに叱られる!」はゲストに初登場の中村七之助さん、2回目の登場となる足立梨花さんを迎えての回。久しぶりに八代亜紀さんが歌を披露してくれたり、出張用チコちゃんが登場したり、猫の研究をしているという解説の先生によるまさかの返答だったり。そして引き続き休憩中コーナーは働き方改革のコーナーが継続して今回は日本で2番目に大きい湖について。
ということで、19年4月12日に放送された第45回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。
チコちゃんの「ボーっとかぶいてんじゃねーよ!」のセリフに注目ですね。
スポンサーリンク目次
出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】足立梨花、中村七之助
【VTR】八代亜紀、渡辺徹
チコちゃんの疑問その1
なぜ猫は魚が好き?
まずはゲストの紹介から。
チコちゃん「中村屋!」
七之助「チコちゃん、よく知ってらっしゃる。5歳なのに。」
中村七之助さんに「大人っぽくなられて。子どもの頃から見てる・・・というのは私のおじさんが言っていました。」と声をかけるチコちゃんw
そして2度目の登場となる足立梨花さんは前回同様に“あだっちー”呼び。
オープニングはこの辺で早速1問目の指名。
この中で一番、猫が好きそうな心優しい大人ってだーれ?
3人とも猫は飼っていないようですが、
岡村さんの「(猫)好きでしょ?」という静かなプレッシャーであだっちーが解答者に。
チコちゃんの疑問は、
なんで猫は魚好きなの?
カルシウムが摂れるからというあだっちーの解答を笑うチコちゃん。
ただ、栄養というのは良い目の付け所と言うチコちゃんのヒント。
すばやく動くものを捕まえる習性があると言い出すあだっちーですが、
チコちゃん「猫は海の中の事知ってんだ!?『ダーウィンが来た!』とか見てんだ!」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
残念でしたw
東京・豊島区のねこカフェに来ていたお客さんにインタビューするも答えは出ず。
サザエさんのタマちゃんのイメージという方も。
ナレーション「猫目線で申し上げます。にゃめんなよ。」
なめ猫の懐かしい写真に「懐かしい!」と岡村さんw
チコちゃんの答えは、
日本人が魚好きだから
正座して「いただきます。」と手を合わせるチコちゃん。
この答えに、
七之助「すっごいシンプルでしたね。笑」
解説は日本動物科学研究所所長で静岡県伊東市にあるねこの博物館の館長でも今泉忠明さん。
今泉先生「チコちゃんは猫と話が出来るのかな?」
チコちゃん「たまにね。」
猫をなでる様子をカメラで撮りますが、猫は一目散に逃げ出していますねw
そもそも猫はライオンなどと同じ肉食動物なので本来はネズミや鳥などの小動物を好んで食べる生きもの。
岡村「友だちの猫、スズメくわえて戻ってきた事ある。」
日本では猫=魚好きというイメージが強く、キャットフードも魚入りのものが多く売られていますが、実は猫の魚好きというイメージは日本だけ。
日本以外の国では牛肉、鳥肉、はてはイノシシ肉などの動物の肉を食べさせている事が多いのが現実。
ではなぜ日本では猫は魚好きになったのでしょうか?
そもそも私たちになじみ深い家猫の祖先はリビアヤマネコという種類。
このリビアヤマネコは西アジアやアフリカ北部に生息していて、これを人が飼い出したのは約1万年前からと言われています。
コチラが動画。リビアヤマネコは英語では「African wildcat」という名称で一般的には呼ばれています。
人が定住して農耕を営むようになると頭を悩ませたのはネズミ。
穀物を食い荒らすネズミを駆除するためにリビアヤマネコを家畜化して飼い出したのが家猫のきっかけ。
こうして猫を飼う習慣は古代エジプトから世界各地へ伝わって行きます。
スポンサーリンク一方で日本ではペットとして飼われていた猫はおらず、今の様な飼い猫は中国から伝わって奈良時代からと言われています。
当時、猫は一部の貴族などの限られた人たちだけのもの。
例えば平安時代の宇多天皇は大の猫好きとして知られ「寛平御記(かんぴょうぎょき)」という日記のような書物にも猫に関する記述が。
現代語訳をすると「よその猫たちの毛色はみんな浅い黒ばかりだけど、私の猫だけは墨のように美しい黒なのだ。」
と猫ブログのような文章を書いて自身の愛猫を自慢するような文章を残している宇多天皇w
そんな猫が庶民の間に広まったのは江戸時代。そのきっかけは徳川綱吉が出した生類憐みの令。
この動物愛護法が出される以前は一般的に猫は紐でつないで飼われていましたが、これが禁止になります。
放し飼いとなった猫は街を自由に歩き回って爆発的に増えていきました。
そのおかげで一般庶民もペットとして猫を飼うように。
そんな当時の猫が食べていたのが人の食べ残し。つまり魚。
当時の日本人には動物の肉を食べるという習慣が無く、その食卓の中心は米と魚。
これが本来は肉好きな猫が日本では魚好きになった理由。
猫の味の好みやこだわりは乳離れした後の約12週間に食べたもので決まると言われているので、日本の猫が魚を好むのは生まれた時から食べているから。
その証拠に主食がトウモロコシのメキシコでは猫がトウモロコシにかぶりつく姿が一般的な光景。
酪農が盛んなスイスではチーズを食べる猫。
あだっちー「なんかオシャレだな。笑」
そしてイタリア、シチリア島の猫はトマトソースのパスタをパクパク。
岡村「ホンマなん!?これ!」
例えばこんな動画。
番組内では器用にパスタをすする猫も。ズルズルとすすっているわけではないようですがw
ここで今泉先生に質問。
猫の魅力について聞いてみると、まるでだるまさんが転んだの遊びのように、止まりながら接近する所というお答え。
これは狩りの時の習性だそうですが「猫かわいいですか?」の質問には、
今泉先生「いや。かわいくはないですけどね。」
さっきまで笑顔で話されていたのに急に冷たいまさかの答えww
七之助「うそ~。うそでしょ!?笑」
という事でこちらが結論。
猫が魚好きなのは日本人が魚好きだから
でした。
好きな魚料理は?と聞かれたチコちゃんは、
チコちゃん「カワハギの肝あえです。」
岡村「渋すぎる。渋すぎるなぁ~。笑」
肝醤油で食べると美味しいとチコちゃん。
それにしてもパスタを食べる猫に驚いたという解答者の3人。
あだっちー「テレビ用にしか思えなかったですよね?笑」
岡村「ウソみたいな映像でしたよ。」
チコちゃん「イタリア人すすれないのに猫すすれてるもんね。」
さらに話題は「猫はかわいくない。」と言い放った今泉先生へw
チコちゃん「VTR冒頭を思い出してください。猫逃げましたよね?実は猫の面倒は飼育さんにお任せしているので猫が先生に全く懐いていないそうです。」
ここでカリキュラマシーンの曲を使ったいつものオープニング。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その2
学校に校歌があるのはなぜ?
2問目の指名は、
この中で一番、母校を愛する心を忘れないステキな大人ってだーれ?
同窓会には行かないまでも学校の友だち同士で今でもずっと遊んでいるという七之助さん。
七之助さんの出身校は芸能人やその卵も多く在籍するという堀越高等学校ですが、
チコちゃん「今も遊んでる人って誰がいるの?」
七之助「松本潤とか。」
同級生では俳優の松田龍平さん、水川あさみさんなど。
岡村「ええ学校やなぁ~。芸能人ばっかり。」
七之助「今言ってて、すごいなって。笑」
チコちゃんは堀越高校の校歌について歌える?とリクエスト。
イントロの部分をしっかり覚えていて今でも歌えるという七之助さんが軽く一節披露。
ここでチコちゃんの疑問、
なんで学校に校歌があるの?
七之助「なんでかと言いますと・・・今分かったような口調で言っちゃった。笑」
七之助さんは暁星小学校出身ですが、校歌の作詞は北原白秋でその偉人の作ったものが歌いたいという憧れのような所があるのでは?という解答。
七之助「うーん。ないねぇ。」
最終的には「集団行動がちゃんと出来るように。」という答えに落ち着きますが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
東京・巣鴨でインタビューするも答えは出ず。チコちゃんが叱られる!では巣鴨でインタビューするパターンが多いですよねw
埼玉県の東小川小学校の校歌は「♪ライライラーイ」という歌い出しという衝撃的な情報もw
岡村「何この校歌!?面白い!笑」
その他にも神奈川県の稲村ケ崎小学校の校歌など校歌を今でも歌える方は何人か現れますが、なぜ校歌があるのか?までは分からず。
ちなみに七之助さんは未だに幼稚園の園歌も覚えてていて歌えるそう。あだっちーは1個も覚えていないそうですがw
ということでチコちゃんの答えは、
フランス革命のマネをしてから
答えられなかった事に「マズかったな。もしかしたら。」と言う七之助さん。
実は母校の暁星小学校では必修科目としてフランス語があって、フランス国家も歌っていたとの事。
七之助「失敗したな。これ!笑」
チコちゃん「そこまでいってて。」
七之助「ボーっと生きてましたね。笑」
チコちゃん「ボーっとかぶいてんじゃねーよ!」
初のパターンw
解説は元東京大学教授で東京音楽大学教授の渡辺裕先生。
校歌が作られ始めたのは明治30年代ぐらいからですが、最初は国民の理想のあり方を歌う事でその思想を人々に植え付ける為に誕生したと言われています。
この校歌で理想の国民像を受け付けるというのはフランス革命の影響が色濃いとの事。
フランス革命は1789年に圧政に苦しむフランス国民が王政を倒して自由で平等な社会を獲得した市民革命。
ちなみに現在のフランス国家はこの時に民衆の心を一つにした革命の歌の一つである「ラ・ラルセイエーズ」という歌。
歌詞の日本語訳は、
市民らよ 武器を取れ 隊列を組め 進もう 進もう! 汚れた血が我らの畑の畝を満たすまで
とかなり攻撃的な内容。※歌詞引用は山田和樹アンセム・プロジェクト Road to 2020 (キングレコード) より。
スポンサーリンク番組内で流れる国家と一緒に口ずさむ七之助さん。
コチラがフランス国家の視聴動画。
そのフランス革命からおよそ80年後の明治維新。
政府は欧米から様々な文化を導入しましたがその時に組織されたのが音楽取調掛(おんがくとりしらべがかり)。
音楽取調掛は西洋音楽を研究して新しい日本の音楽文化の基礎をつくるために結成されましたが、その研究対象は芸術としての音楽ではなく、国家統治の道具としての音楽。
その研究の過程でフランス革命時に人々が同じ歌を歌う事で意思統一を行ったという事から、これは強力な道具になると考えられたそう。
当時、近代化を急いでいた明治政府は支配体制がガラリと変わった明治の世の中において日本人の愛国心を養う方法として歌を使おうと考えました。
江戸時代の将軍を中心とした武士の世の中から明治時代の天皇を中心とした四民平等の世の中への転換期をスムーズにという狙いですね。
そして西洋の音楽文化を学んだ人材が徐々に育ち始めた明治半ばには校歌が作られ始めます。
明治27年には文部省訓令第七號によって学校で歌う歌は全て文部省(当時)の許可が必要と定められます。
すると学校側が政府に忖度する形で愛国心や郷土愛を養う歌詞が盛り込まれた校歌が作られました。
その例として新潟県の南魚沼市にある上関(うわせき)小学校の校歌。
その校歌を歌うのは八代亜紀さん。
ナレーション「この番組で歌を言えばこの方。八代亜紀さん。」
テロップでは“チコファミリー”の表示。
岡村「ちょっとクセないかな?大丈夫かな?」
セーラー服姿で歌う八代亜紀さんw
あだっちー「何させてんの?笑」
七之助「もう歌が入ってこないわ。笑」
当時の校歌は飯士山(いいじさん)の景色で郷土愛を歌い、天皇を中心とする国家や両親を大事にする立派な人間にという歌詞。
しかし、校歌は時代と共に内容も変化していき、それまでの国のためという歌詞だったものが、希望・自由・平和などを前面に出す歌詞が戦後になると増えていきます。
さらに日本が高度経済成長期を迎えると街の様子も激変。
東京西新宿の高層ビル群に囲まれた現在の西新宿小学校では前身となる淀橋第六小学校時代に豊かな緑や遠くに見える富士山が校歌に盛り込まれていましたが、現在の校歌は「高層ビル」とはっきりと歌われるように。
なかなか趣向を凝らした校歌も増えて、変わり種としては千葉県・野田市立岩木小学校ではあいうえお作文形式で歌われる校歌も。
他に愛知県の至学館高等学校の校歌はややJ-POP風の校歌。
岡村「もうEvery Little Thingやんか!」
コチラが視聴動画。
高校野球の舞台で歌われるとこんな感じに。コチラが視聴動画。
実はこの至学館高校の校歌は同校の卒業生でもあるアテネオリンピック女子レスリング48kg級の銀メダリスト伊調千春さんをモデルに作られた曲。銀メダルに終わった伊調千春さんを励ます為に作られたという経緯が。
さらに
- 大阪府立かわち野高等学校 → つんく♂
- 広島県如水館中学・高等学校 → 久石譲
- 神奈川県横浜創学館高等学校 → 小田和正
- 栃木県立宇都宮工業高等学校 → 布袋寅泰
など有名アーティストに校歌作成を依頼する学校も増えつつあります。
スポンサーリンクさらにチコファミリーの八代亜紀さんも校歌を作詞作曲したそうで、
それが熊本県の八代清流高等学校の校歌。
岡村「舟唄みたいになってない?」
なっていないですw
コチラが視聴動画。
校歌で八代亜紀さんが伝えたかった事は、
「生きていかなきゃ損するよ」「明日を知らないのは当たり前だよ」「知らないのに悩んでもしかたないよ」という八代さんがいつも言っている言葉が大元だそう。
その言葉通りに作って欲しいという学校側のリクエストで作ったと八代亜紀さんの説明。
ちなみに卒業した母校の学校の校歌については「全然覚えてないね~!笑」だそうですw
というわけでコチラが結論。
学校に校歌があるのはフランス革命のマネをしたから
でした。
革命を起こしたいと思っている事を聞かれたチコちゃんは、
チコちゃん「人類みな5さい!」
ややこしい敬語もなくなるというチコちゃんは「謹んで御礼を・・・とかもう“ありがとう”でいいじゃない。」だそう。
ここで塚原愛アナから補足。
ちなみに東京大学には校歌が無く、校歌を決めようという議論はあったものの話がまとまらずに今も校歌が無いままだそう。
岡村「賢い人ばっかりやからまとまれへんねん。」
チコちゃんは校歌が無いのに校歌の研究をしていると渡辺先生をちょいイジりw
先ほどの猫がかわいくないのに研究している今泉先生もいたりですが、
チコちゃん「研究者というのは分からないわね。」
休憩中(チコちゃんの疑問その3)
日本で2番目に大きい湖は?
ここで「休憩中」コーナースタート。
CGの人たちが大型連休に10日間休めるように先週から始まったこのコーナー。
CGチームの中野さんによるとCGスタッフである作田さんがアメリカ旅行の計画を立て始めたという嬉しいニュースw
「働き方改革のコーナー」が早速威力を発揮している様子ですね。
CGチームの負担を減らすためにチコちゃんの顔は絶対に映ってはいけませんw
チコちゃんの質問は、
日本で一番大きな湖ってどこだか知ってる?
岡村「琵琶湖?」
そうですね。日本一大きな湖は琵琶湖でその面積は669.26㎢。
これは常識。
ここでチコちゃんの疑問。
日本で2番目に大きな湖ってどこ?
岡村「ええと。諏訪湖。」
チコちゃん「はい。違う。」
叱ると顔がCGになっちゃうのであくまで静かに否定するチコちゃんw
岡村「相模湖。」
チコちゃん「違う。」
岡村「ええ~・・・生野銀山湖。」
チコちゃん「どこやねん!」
岡村「全部ブラックバス釣れるトコばっかり言ってもうた。笑」
釣り好きな岡村さんっぽい答えw
ナレーション「1位は誰でも知っている。なのに・・・2位にはとんと無頓着。」「あなたは何も知らぬまま明日から生きていくおつもりですか?」
やはり前回と同じナレーション。何かの2位を紹介していくコーナーになっていく気配がガンガンしていますね。
街頭インタビューでは河口湖、諏訪湖、猪苗代湖などの名前が挙がるものの全て不正解。
という事で日本で2番目に大きい湖は、
霞ヶ浦 (茨城県)
岡村「そやな。なんで浦(うら)って言うんやろな。」
面積は168.10㎢。
琵琶湖と比べると4分の1ほどのサイズ。
スポンサーリンク霞ヶ浦の知名度も低く都内でインタビューすると知らない人続出。
茨城県でインタビューすると常識という子どもも現れますが温度差w
そこで茨城県かすみがうら市の方に霞ヶ浦の魅力を聞いてみると、
真っ先に挙がったのが、
帆引き船
明治時代から伝わる漁で使われていたのが帆引き船。
今では使われていないようですが観光用として湖に浮かんでいます。
他の魅力について違う方に尋ねてみると「私は山登りが趣味なんで・・・」と聞く人を間違えちゃったインタビューw
気を取り直して、お隣の土浦市に移動してインタビュー継続。
話題に挙がったのは、
土浦の花火大会 (土浦全国花火競技大会)
毎年70万人以上が訪れるという日本最大規模の花火大会。
コチラが視聴動画。
目玉のスターマインでは1分間に数百発が打ち上げられて見事な大輪の花が一斉に夜空に咲きます。
続いて行方(なめかた)市で聞いてみると、
奇跡の夕日
が綺麗との事。
それがコチラの動画。
日本一高い富士山と世界一高い仏像の牛久大仏と日本二位の霞ヶ浦が夕日に照らされるという壮大な景色。
番組内では静止画でしたが動画で見ると徐々に降りてくる夕日に照らされる牛久大仏の御姿がなんとも。鳥肌ものですね。
ではなぜ全国的に知名度が低いのかと言えばネーミングに浦と付くので湖感が薄いという意見が多数。
さらにこのネーミングによって霞ヶ浦はある事件に巻き込まれた経験が。それが、
サイバーテロ
国際ハッカー集団の「アノニマス」によって2012年に日本の中枢部へのサイバーテロが発生しましたが行政の中枢が集中するあの“霞が関”と間違えられて霞ヶ浦河川事務所がハッキングを受けるという事件が発生。
この影響でホームページが一時閲覧不能となり、霞ヶ浦の水位や水門の開閉状況の情報が見れず。
岡村「釣り人からしたら水門の開閉って大事よ?」
あくまで釣り人目線w
その後にミスに気付いたアノニマスは誤爆を謝罪する事に。
タダのアホ集団なのかw
実は岡村さんは釣り好きなので霞ヶ浦の存在についてはしっかり知っていて、人生で一番大きなブラックバスを釣り上げた思い出もお持ちだそう。※サイズは約50センチだそう。
チコちゃん「ということでこのコーナーは大型連休にCGチームがちゃんと休めるまでは続けようと思っています。お楽しみに~。」
先週もチコちゃんが言っていましたがしばらく続きそうなこのコーナーですね。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その4
なぜ青春は青い春?
4問目は笑いから入るパターン。
急にマジトーンに戻って「春や~。」とチコちゃんw
岡村さんは「暖かくなってきました。」と言っていますが、ここ数日は冬に戻った気温になっていたりですけどねw
指名は、
この中で一番、若いころ恋やスポーツに一生懸命だった爽やかな大人ってだーれ?
岡村さんが立候補。
チコちゃんは青春について質問。
高校時代は部活(サッカー部)に捧げた3年間だったと岡村さん。
恋については高校3年生の時に彼女が出来たそう。
さらに青春を漢字で書いてみてというチコちゃんのリクエスト。
いつもの漢字問題とは違って「青春」としっかり書く岡村さんですが、
ここでチコちゃんの疑問は、
なんで青春は青い春なの?
岡村「あのね~・・・そうだね・・・。」
ピンク色のイメージという岡村さん。
岡村「えぇ~っとっ!!」
これまで聞いた事が無いくらいに急に大きな声w
大きな声を出したら何か降りてくるかな?という考えだそうw
青は信号でも「進め」という意味なので、間違っててもいいから突き進めという意味で青いという岡村さんの答え。
岡村「いったれ!っていう。」「行かんかい!おら!っていう。」
チコちゃん「横山やすし風に。」
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
ちなみに青信号は「進め」では無く「進んでも良し」ですけどねw
東京都内でインタビュー。
バドミントン部に青春をかけてコートで死ねたら本望と語る方には、
ナレーション「でも生きています。」
バッサリw
答えは出ないのでかつて青春スタートとして一世を風靡した方の元へインタビュー。
スタッフ「青春スターの渡辺徹さんですか?」
渡辺徹「はい。そうです。笑」
渡辺徹「約束」
青春時代の思い出を聞いてみると、
生徒会長だった渡辺さんと一つ年下のミス学園祭的なマドンナとの恋バナを語る渡辺さん。
渡辺徹「自分じゃ言えませんけどね。美男美女でしたね。笑」
本題の青春について聞いてみると、
春の中にも色んな表情があって、”どっぷりと熟した春”もあれば“真っ赤っ赤の春”もあるというよく分からない答えw
スタッフ「“真っ赤っ赤の春”って何ですか?」
渡辺徹「春真っ盛り。笑。・・・夏だ。笑」
すると久しぶりに出張用チコちゃんが登場。
出張用チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
岡村「出た。出張。」
渡辺徹「スタジオで言われたかったわ。笑」
次回は是非スタジオの解答者としてお待ちしていますw
ナレーション「青春スターで株を上げ、摂取カロリーを上げ、青春は2度と戻らない事を身をもって表現なさっている渡辺さんは本物の青春スターなのです。」
幼少期の写真から青春スターの頃の写真。そして今の姿の写真へと移り変わる悪意満載の編集w
チコちゃんの答えは、
春は青だと決まっているから
岡村「それは違うね。」
解説は明治大学の加藤徹先生。
加藤先生「こっちが真っ青です。」
チコちゃん「審議です。」
渡辺徹さんと同じ“徹さん”ですねw
古代中国には宇宙のありとあらゆるものを陰と陽の2つに分けて考える“陰陽思想”と、5つの要素に分けて考える“五行思想”が存在し、どちらの考えも根本は似ている事からこの2つが合わさって“陰陽五行思想”が誕生。
陰陽五行思想では自然界にある全てのモノを、
木・火・土・金・水 (もく・か・ど・ごん・すい)
の5つに分け、それぞれの要素にはシンボルカラー、季節が決まっており、
- 木 – 青 – 春
- 火 – 赤 – 夏
- 土 – 黄 – 間
- 金 – 白 – 秋
- 水 – 黒 – 冬
木の要素に割り振られた色は「青」で季節は「春」。これを組み合わせて「青春」という言葉が誕生。
スポンサーリンクちなみに陰陽五行思想では人間の一生も季節に当てはめて、
- 春 – 15歳~29歳 – 当時20代 69kg
- 夏 – 30歳~44歳 – 当時30代 110kg
- 秋 – 45歳~64歳 – 現在57歳 85kg
- 冬 – 65歳以降 – 予想80歳 73kg
なぜか渡辺徹さんの体重年表と共にw
つまり青春とは15歳から29歳までの事。※年齢の区分には諸説あり
岡村「まさにラガー(刑事)の時やで。これ。」
こうして生まれた青春という言葉は奈良時代後半の7世紀ごろから日本でも使われるように。
その時代の書物で現存する日本最古の漢詩集である「懐風藻(かいふうそう)」には、
現代語訳で、
思う存分青春の日を楽しみ お互い白髪の歳まで長生きしよう
という意味の漢詩に「青春」という言葉が使われています。
しかし、この当時の青春にはただ単純に「年齢が若い」という意味しかない時代。
その後は時代と共に夢に向かって努力する姿や純粋な恋愛などの意味が加わっていき、明治時代の後半には小説の世界などで青春小説が登場。
この頃は日露戦争の終戦のタイミングで国家に身を捧げる人生から自分の未来について考える若者が急増。
そんな中で当時の作家たちは、
- 小栗風葉「青春」
- 森鴎外「青年」
- 島崎藤村「初恋」
- 夏目漱石「三四郎」
などの作品を次々と発表。特にこの中でも夏目漱石の「三四郎」は青春小説の代表格。
主人公は熊本から東京の大学に入学した小川三四郎。
若者ならではの迷い・不安・恋愛などを描いた作品で当時の若者には大きな影響を与えて青春の定義についてこの作品を通じて学ぶことに。
青春のイメージを決定づけた作品中の描写というのが、
三四郎は切実に生死の問題を考えたことのない男である。
考えるには、青春の血が、あまりに暖かすぎる。
目の前には眉を焦がすほどな大きな火が燃えている。
最初の一文では若さを表現し、次の一文は若さゆえの情熱、最後の分では夢に向かいたい気持ちと焦り・葛藤を表現しているそう。
流れるBGMは森田健作「さらば涙と言おう」
この他にも純愛・恥じらい・恋愛などの描写が出て来てまさに青春のイメージにぴったり。
「三四郎」のヒットが日本に青春を定着させたと言っても過言ではないとの事。
つまり夏目漱石こそ日本における青春の父と言えるかもしれません。
という事で、
青春が青い春なのは春は青だと決まっているから
でした。
青春で思い浮かべるものは何?と聞かれたチコちゃんは、
チコちゃん「京都 餃子の○○でございます。」
岡村「本家ね。本家。笑」
NHKなので具体的な名前は伏せるチコちゃん。「餃子の王将」なのは明らかですけどねw
チコちゃん「天津飯ばっかり食べてた。」
関西だとチャーハンか天津飯で2強とも言える存在だったり。岡村さんのラジオにゲスト出演された際にはチャーハンについて熱く語っていた木村祐一さんでしたがw
チコちゃん「七ちゃんはさぁ。青春してたな~って思う事あるの?」
七之助「これが無いんですよ~。仕事ばっかりだったし、すごいシャイというか。小学校が男子校だったっていうのもあるんですけど。女性に慣れてなかったんで中学行ったらすごいガードしちゃったんですよ。で高校でハジけたみたいな。笑」
バネが弾けるようにパーン!となったと七之助さんw
岡村「堀越楽しそうやなぁ~!」
クラスメイトなど周りは可愛い子ばかりだったという七之助さん。
七之助「学食でラーメン食べてたらですね、パッと女の子が来て、ラーメンちょうだい。って言ったんで、前の箸を取ったら僕の箸を取って食べた時に・・・何かが壊れました。笑」
まさに青春エピソードw
今日はにらめっこのミニコーナーが省略。
ひょっとすると働き方改革の一環かもしれませんね。
CGチーム発信で作成するCGであれば負担はあまり大きくないと先週は説明されていましたが、それでもやはり負担にはなるでしょうから。今後はにらめっこは不定期になったりするのか気になりますね。
スポンサーリンクひだまりの縁側で・・・コーナー
ここからは視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。
先週はキョエちゃんの楽曲「大好きって意味だよ」での歌手デビューに揺れたこのコーナーでしたが、
今日はおたよりを紹介。
ハガキを抜き取ると、
キョエちゃん「岡村~岡村~!1+1=は?」
岡村「2!」
キョエちゃん「ブー!田んぼの田です。」「じゃあ岡村。2+2=は?」
岡村「22とかか?」
キョエちゃん「ブー!4です。」
岡村「なんやねん!それ!急に普通のヤツすなよ。」
おたよりは本当は7さいという5さいの女の子から。
録画して何度もチコちゃんを観ているお父さんに釣られて観ているとの事w
もうすぐ赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになるとの事ですが、今まではお母さんもお父さんも独り占めだったのに今度からは取られるような気がして嬉しさと不安があるというお悩み。
チコちゃん「かわいいお悩みね。お父さんとお母さんの愛情が半分になると思っちゃダメよ!お父さんとお母さんの愛情があなたとこれから生まれてくる子の2倍になるの。もっと大きくなるかもしれないわよ?」
岡村「すごいチコちゃん。私はもうなんにも浮かびませんよ。」
その後にスタッフさんが連絡を取ると無事弟さんが産まれたそう。
学校が終わると飛んで帰って来て抱っこしたりミルクをあげたり、オムツを替えたりと熱心にお世話をしているそう。
おたよりのあて先は、
〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て
※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。
番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan
となっています。
キョエちゃん「キョエに弟が出来たら“たかし”と付けます。その心は・・・バカ~!」
岡村「なんや!」「でも大好きの意味やんな?」
キョエちゃん「バカ~!」
岡村「その言い方はよう分からんな・・・」
チコちゃんからのお返事は
「あかちゃんが生まれたらお父さんとお母さんの愛情は2倍以上になるから心配しないでね」
キョエちゃん「また来週~!」
次回放送(第46回)予定は、
19年4月19日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
19年4月20日(土) 朝8:15スタート(再放送枠)
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。