第84回 NHK「チコちゃんに叱られる!」柿の種はなぜあの形(三日月形)?なぜ小野市はそろばん生産日本一?
20年3月13日放送の第84回 NHK「チコちゃんに叱られる!」で紹介された疑問は、柿の種はなぜあの形(三日月形)に?というもの。また「第6回日本全国岡村の嫁探しの旅」ではキョエちゃんが兵庫県小野市を訪問し「小野市がそろばん生産日本一になった理由は?」という疑問が登場。
ということで、20年3月13日に放送された第84回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。
※本記事では番組後半に紹介された疑問をまとめておりますので前半の2問は別記事でフォロー。
スポンサーリンク出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】持田香織、山崎弘也
【VTR】鶴見辰吾、石田ひかり
休憩中(働き方改革のコーナー)
第6回 岡村の嫁探しの旅 小野市
今日も相変わらず、
「キョエちゃんが行く!日本全国岡村の嫁探しの旅」
「コンピューターグラフィックティームがまとまったお休みをとれるように」と回りくどく説明するチコちゃんですが、
第6回は兵庫県小野市を訪問。
兵庫県の女性は明るく活発で社交的な方が多いとか。
早速、小野駅周辺で街行く女性に岡村さんを結婚相手に薦めるキョエちゃんですが、やっぱり無下なく断られるいつものくだり。
とここでキョエちゃんが見つけたのが「そのばんのまち 播州小野」という看板と巨大なそろばん。
岡村「今回、そろばんね!」
ここからが本題w
兵庫県小野市は全国シェア約70%でそろばんの一大生産地。
という事で工場見学に向かうキョエちゃん。もういつもの流れそのままw
小野市の各所でパーツが作られ、パーツが一か所に集まって最終工程は職人一人一人による手作業で仕上げ。
YouTube動画。
そろばんの玉が沢山入った木枠の中にそろばんの軸が付いたパーツを入れてジャラジャラと動かす事で玉が軸に入っていく工程に食い付く岡村さん。
ところで気になるのが「なぜ小野市は日本一のそろばんの産地になったのか?」という疑問。
そのきっかけは安土桃山時代に豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)が行った三木城侵略。
「三木の干し殺し」で有名なあの舞台ですね。
三木城の隣町である小野の住民たちはこの侵略で大津へと避難。大津は日本有数のそろばんの産地だったため、そこで技術を学んだ住民たちが小野に戻ったのちにそろばん作りを始めた所、小野氏の土地や気候がそのばん作りに適していたため、いつしか日本一の生産地になったとの事。
ここで工場見学の本編は一旦終了して、
あとは嫁探しを継続してそろばん工場の社長さんの娘さんを紹介されるキョエちゃん。といっても10歳の女の子w
「まだ子どもだからです。」とごもっともな言葉でフラれる岡村さん。
お父さんは割とプッシュしている様子ですが「でも嫌や。」と頑なw
岡村「だいぶ薦めてくれはったけど!お父さんが。でも嫌や言われたでコレ。」
最後は「つづく」が出たので、恐らく嫁探しコーナーは継続の見通しw
いつもであればこの辺でにらめっこコーナーが入りますが、今回は省略。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その3
柿の種はなぜこの形?
3問目は笑いから入るいつもの始まり方ですが、
ELTのDear My Friendを口ずさむチコちゃんw
指名は、この中で一番お酒とおつまみが似合うステキな大人ってだーれ?
そうなりたいと夢を語る岡村さんが解答者に。
チコちゃんの疑問は、
なんで柿の種はその形なの?
柿の種といえば三日月形というか唐辛子やバナナのようなやや曲がった形が特徴的ですが、そういえばあの形って何か理由があるんでしょうか?
岡村さんは「つまみやすい。でも食べ過ぎない形。」という理由を挙げますが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
都内のスナックでインタビューすると、日本人の口のサイズに合わせてや、カーブする形によって食欲がわくという答えが出ますが不正解。
ということでチコちゃんの答えは、
社長の奥さんのうっかり
解説は米菓会社(浪花屋製菓)社長の上村一重さん。
柿の種を最初に生み出したのは浪花屋製菓の創業者である今井與三郎(よさぶろう)氏とその奥様さき夫人。
2人が手作業であられ作りをしていた際に偶然生み出されたのがその始まりだとか。
柿の種は一見、商品名のようですが、あの形をした米菓を総称して指す言葉。
ちなみに柿の種の作り方は、
- 餅を半月状にする
- 細かく粒状に切り出す
- 焼き上げる
というのが作業工程。
今はあの三日月の形になるように作っているわけですが、その誕生秘話を見てみると、
ここで始まったのがTKGことNHKたぶんこうだったんじゃないか劇場。
タイトルは「あられの女房 ~柿の種 誕生物語~」
ゲゲゲの女房のパロディw
大正13年の新潟・長岡市。今井與三郎役はご存知、鶴見辰吾さん。
そして奥様の今井さき役は石田ひかりさんが担当。TKGに初登場。
ハケの代わりにヘラを持ってくるといううっかりを早速披露するさきさんですが、そんなうっかりでもにこやかな2人w
そんな2人はある時、新商品として小判形のあられを販売する事になりますが、せんべいと比べると小粒で割高感があったためにあまり売れる事はありませんでした。
それでも諦めずに小判形のあられをせっせと作り続ける2人でしたが、ある日、小判形の抜き型を今井さきが踏んでしまうといううっかりが発生。
小判形が潰れて抜き型は半月形に。
特注の抜き型だったので他に代わりがなく、仕方なくそのまま半月形であられ作りを続行する2人。奥様のうっかりを責める事無くあくまで前向きな今井與三郎。
さらに味付けも一工夫し、それまであられに使われていなかったスパイスを混ぜてピリッと辛い味付けに。
これが功を奏して、ハイカラなものが好きな大正時代の人々の評判を呼び、商売は大繁盛。
当時は「柿の種」という名称はまだ付けられていなかったそうですが、八百屋で「柿の種に似ている」と言われた事を思い出す今井與三郎。
果物の柿の種と言えばもっと丸い形を想像する人も多いかと思いますが、実は当時の新潟県にあった大河津柿、筆柿の品種の種はまさにあられの柿の種そっくり。
というわけでネーミングは柿の種に決定。いつもであれば鶴見辰吾さんがカメラ目線で決める所ですが、今回は石田ひかりさんが横取りw
独特の形と味付け、そして柿の種というネーミングによってその後も売り上げは右肩上がり。
最後はコーヒーに砂糖の代わりに塩を入れて今井與三郎に出すさきのうっかりでオチ。
という事でこちらが結論。
柿の種がこの形なのは社長の奥さんのうっかり
でした。
好きなおつまみは何?という質問には、
チコちゃん「(番組ナレーター)森田美由紀さんと食べた酒盗のピザ。」
何とも渋いチョイスw
最後はTKGに関連した話題。
石田ひかりさんはご本人たっての希望でTKGに出演する事になったとの事。
また、鶴見辰吾さんの自らのうっかり体験については、コーラだと思って飲んだら麺つゆだったという割と良く聞くお話で本編の疑問は終了w
スポンサーリンクひだまりの縁側で・・・コーナー
最後はおたよりコーナー。
「桃太郎」のワードで10回クイズを岡村さんに出題するキョエちゃん。
キョエちゃん「川を流れて来るのは?」
岡村「桃!」
キョエちゃん「ブー!水でした~!」
続いては「愛してる」のワードで10回クイズ。
キョエちゃん「ごめん。キョエは岡村の事愛せない!」
岡村「うぉい!」
キョエちゃん「ムーリー!」
岡村「それ止めなさいよ!」
ということで今回のおたよりは、5さい+48さいの方から。
勘違いが多い父親のエピソードとして割烹(かっぽう)を長年にわたって割箸(わりばし)だと思っていたとか。
勘違いの理由について聞いてみると「割烹料理屋で出て来た割り箸の袋に割烹と書いてあったから」と言われたそうw
ちなみに岡村さんにそんな勘違いエピソードについて聞いてみると、
「うろ覚え」をつい最近まで「うる覚え」だと思っていたとの事。
私は個人的にスターウォーズの登場キャラクターのチューバッカの愛称であるチューイ(chewie)をつい最近まで「中尉」だと思っていました。
字幕版を改めて見た時に英語なのにチューイとハン・ソロが発しているので自分の勘違いにはたと気づいて愕然となりました。
〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て
※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。
番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan
ですね。
最後にキョエちゃんに勘違いを聞いてみると、
キョエちゃん「大和田獏だと思ったら大和田伸也だった。」「加藤あいだと思ったら阿藤快だった。」「蛯原友里だと思ったらユーリ海老原だった。」
チコちゃん「ボクサー!」
勇利アルバチャコフw
最後はギター侍風に岡村さんをイジるキョエちゃんで終了。
最後の2人の回答は、
チコちゃん&岡村「皆さんも勘違いには気をつけましょう!」
次回放送予定は?
来週のいつもの時間帯は、
「ファミリーヒストリー」
放送の為にチコちゃんに叱られる!はお休みとなっています。
という事で次回放送予定は現状で、
20年3月27日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
20年3月28日(土) 朝8:15スタート(再放送枠)
となっています。
前半の第1問、第2問はコチラの記事で。
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから