この差って何?から骨盤・背骨ストレッチを1ヶ月やり続けると身長は伸びる?番組スタッフがTVでガチ検証
20年5月19日放送のTBS系「この差って何ですか?」では番組スタッフが1か月間かけ、とある書籍で紹介の「骨盤・背骨ストレッチ」をやり続けると本当に身長が伸びるのかどうか?をガチ検証する企画が行われていましたが、果たしてその結果はどの程度あったのでしょうか?
そのビフォーアフターについて見逃してしまった方は是非チェックしてみてください。
スポンサーリンク骨盤・背骨ストレッチ
検証に挑んだのは番組のAP明田さん。31歳の女性ですね。
幼少の頃から列を作る時は最前列で低身長コンプレックスを持っているとの事ですが、ミリ単位まで正確に測れるデジタル測定器を使い、検証前の身長を測ってみると、
147.5cm
というデータ。日本の成人女性の平均身長が158.6cmですのでかなり小さい事が分かります。
これを検証1日目としてスタート。午前10時に計測し、これを1か月間同時刻で計測し続けて変化を観察。
そして、行うストレッチは、
「たった一週間で身長を3センチ伸ばしウエストを5センチ減らす骨盤・背骨ストレッチ」
コチラの参考書籍で紹介されているストレッチ法を実践。
ストレッチのやり方は?
ストレッチのやり方についてですが、用意するのは、
- バスタオルのみ
これを丸めてビニール紐などで固く縛って、筋膜リリースなどで使用するフォームローラー状に。またはストレッチポールみたいなイメージでしょうか。
YouTube動画。
元はただのバスタオルなので体重がかかる部分の下に置くと形が潰れているのが分かりますが、これでOKのようですね。
このバスタオルローラーを使い、床に寝た状態で、
- 腰
- 腰と肩甲骨の間
- 肩甲骨
の3か所の下に順番に置いてそれぞれ3分ずつ伸ばすだけ。腕は真っすぐ上に伸ばす形。
日々の生活によってどうしても歪んでしまう姿勢をこのストレッチによって本来の位置に近づけるというのが基本的な考え方。
バスタオルを丸める場合は以下の動画のような感じで丸くしても良さそうです。
YouTube動画。
こんな巻き方をわざわざしなくてもビニール紐さえあればシンプルにバスタオルをクルクル巻いてロール状にして縛ればいいのでとりあえず参考に。
その他にも雑誌、新聞紙、段ボールなどを丸めたモノだったり、ペットボトルだったりを芯にしてタオルを巻いたりする方法でもアリですね。
さらに書籍で紹介されている「ツボ刺激をプラスすればさらに効果が高まる」という記述に従って、ツボ刺激も同時に行います。※番組ではこのパートは軽く触れるだけで詳細は省略
結果は?
そして1か月後に計測してみると、
150.1cm
という結果に。
147.5cm → 150.1cm
なのでプラス2.6cmという効果ですね。
人生初の150cm台に自然と笑顔がこぼれます。
正直、途中経過などを全てすっ飛ばしていて、徐々に効果が出る途中経過なども全て省かれているのでかなりモヤモヤした感じではありますが、一応スタッフさんが検証した結果は効果があったという結論。
注意点は?
ただし、元々反り腰傾向の強い人はこのストレッチによってさらに反り腰がひどくなって痛みが出て来たりという問題も起こりかねないので要注意。
そういう人の場合は肩甲骨周りのストレッチだけに留めておいた方が無難かもしれません。
そして、元々、腰周辺に何かを敷いて仰向けになるという行為はあまり勧められる事ではないという点もご注意を。
肩甲骨周辺であれば体前面にある胸郭または肋骨が前からサポートしてくれる形になって、背骨に過負荷はかかりにくいのですが、腰辺りからは背骨で支えるのみというのが人間の体の構造なので、そこに力をかけるというのはそれなりにリスクのある事だという事をお忘れなく。
腰周辺を指圧などで押してもらう場合は大抵の場合は台に寝てうつ伏せですよね?もちろん施術しやすいからそういう形になっているわけですが、お腹側に台という支えがある事で腰を押してもサポートされているという事情もあったり。
そういう点で言えば、バスタオルで作ったローラーは、体重がかかると適度に潰れてくれるので硬くて変形しないフォームローラーに比べれば刺激が穏やかとも言えますね。
というわけで以上、TBS系「この差って何ですか?実はず~っとやっていた!番組スタッフのガチ検証に加藤浩次も衝撃SP」から1か月間骨盤・背骨ストレッチを続けると身長は伸びるか??という検証企画についてでした。何かのご参考になれば。