ホンマでっか!?TVで紹介されたガン研究のプロが教えるサウナに入る時の正しい姿勢とは?
20年5月27日放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」では「筋金入りホンマでっか!?」コーナーにガン研究のプロ、加藤容崇医師が登場し、勘違いしがちなサウナの正しい入り方を紹介。「塩サウナの塩の使い方」「サウナ→水風呂→サウナの注意点」「正しいサウナ内の姿勢」とは?
スポンサーリンク塩サウナ
まずは塩サウナの医学的な効能について加藤先生の説明。
塩サウナに入って汗をかいた時、皮膚の表面に塩がまぶしてあると塩が溶けるのですが、その時に浸透圧が高くなるので体内の水分がそこに向かって引っ張られていくという作用が働きます。
その際に古くなった皮脂なども水と一緒に体外に引っ張られます。
そして、サウナに入る事で交感神経が刺激され、新しい皮脂の分泌が活発になるので、先ほどの古い皮脂と入れ替わるようにして新しい皮脂にコーティングされるような形になります。
新しい皮脂というのは水分保持力が高いので、必然的に皮膚が潤って肌がツルツルに感じられるんですね。
ただし、ここで塩の使い方に注意点。
まだ汗をかく前に塩をいきなり肌にこすりつけるのはNG。
そうすると塩が研磨剤のように働いて大事な肌のバリアを壊してしまうので絶対にやめましょう。
正しい手順は、
- 汗をかくまで待つ
- 塩はこすらずに優しくまぶす感覚
- 汗になじんで塩が自然と溶けるのをじっくり待つ
家庭のお風呂などで使うバスソルトなどはお湯に溶かして使うモノで、バスソルトが溶けたお湯につかっているだけで効果があり、皮膚をこするようにして使うものではないので間違えるリスクは少なそうです。
サウナ→水風呂→サウナの注意点
サウナといえば、サウナ後の水風呂からのおかわりのサウナなどの繰り返しを楽しんでいる人がいると思いますが、
実はこの「サウナ→水風呂→サウナ」の習慣は要注意。
重要なのは「サウナ→水風呂→休憩」と休憩を挟む事。
サウナからの水風呂というのは人間の体にとってはかなりの落差で言うなれば極限状態。
当然身体にとってはストレスになってしまうので、水風呂の後に休憩時間を設ける事で目まぐるしく働いた自律神経を休ませることが大切との事。
休憩時間の目安は5分~10分ほどして身体が落ち着いて来たらOK。
ちなみにサウナでハゲるか?どうかというポイントについては、
サウナの高温状態では脱毛に影響が出る可能性があるというのが加藤先生の見解。
そうならない為にもサウナハットやタオルを頭に巻いて熱から頭や頭髪を守るのが大事だそう。
YouTube動画。
サウナ内の正しい姿勢とは?
加藤先生曰く、実はサウナ内でとるべき正しい姿勢があるとの事で、それは、
体育座り(三角座り)
サウナ内の天井と足元では温度差(約15℃ほど)が大きいのが普通なので、均一に体を温めるためには足を上げて体育座りになるのがベストだそう。
本来は均一に温める為には横になるのが一番のベスト姿勢だそうですが、うっかり寝てしまったりすると死亡リスク大なので横になるというのはマナーという点からも絶対にNG。
という事で20年5月27日放送の「ホンマでっか!?TV」からガン研究の専門家が教える正しいサウナの入り方についてでした。