ゴムが伸び縮みするのはなぜ?その不思議とは?第94回 NHK「チコちゃんに叱られる!」より
20年6月5日放送の第94回 NHK「チコちゃんに叱られる!」はゲストに14回目の登場で「殿堂入り」の称号を得た大竹まことさんと3回目の登場で“オリジナルメンバー”になった夏菜さんを迎えて紹介された疑問は、ゴムが伸び縮みするのはなぜ?というもの。そして突如登場したシティボーイズ2号こと斉木しげるさんの持ち歌というムチャな展開にw
ということで、20年6月5日に放送された第94回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。
※同放送回のその他の疑問は別記事でフォロー。
スポンサーリンク出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】大竹まこと、夏菜
【VTR】斉木しげる
チコちゃんの疑問その1
ゴムが伸び縮みするのはなぜ?
20年3月26日収録という表示がされていますが、本日は微妙に放送開始時間がズレて20:00からのスタート。
まずは3回目の登場でオリジナルメンバーの称号を得たなっちゃんこと夏菜さんの紹介。
続いては14回目の登場となるシティボーイズ1号こと大竹まことさん。準レギュラー → オリジナルメンバー → 殿堂入りと昇格。
専用の小あがり台は今日も健在で「大竹様専用」の文字w
元々は腰を痛めていた大竹まことさん用に用意された台ですが、本人的には「もう無くても大丈夫だって。」だそうです。
ついでに華麗なターンも披露w
調子に乗ってまた痛めないようにしてくださいw
ここで1問目へ。
1問目の指名は、この中で一番のびの~び生きているステキな大人ってだーれ?
「俺はアチコチに気遣って生きてるよ!」と本人は否定していますが大竹まことさんが解答者。
ここでチコちゃんの疑問は、
なんでゴムは伸び縮みするの?
「繊維の間に『帰って来いよ~♪』って言ってるんだよ。」と歌って答える大竹まことさんw
YouTube動画。松村和子『帰ってこいよ』
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
街の人に聞いてみるも正解は出ず。
ということでチコちゃんの答えは、
まるで水のようだから
大竹まこと「なるほどね・・・」
解説は東京工業大学の中嶋健教授。
ゴムの分子の構造は非常に特徴的だそうで、まずはその解説から。
ゴムというのは元々はゴムの木の樹液が主な原料。
これを科学的に分析するとゴムというのは炭素が水素に囲まれている構造。
さらにそれが沢山繋がってゴムの分子を形成して紐のような状態に。
この紐のような分子は一本の長さがおよそ10ナノメートル(1万分の1ミリメートル)。電子顕微鏡でも見えないほどの小ささ。
そしてこれが“水”のような動きをするのですが、
水の分子というのは固体である氷に比べて決められた範囲の中で分子が自由に動き回っている状態。
ゴムの分子もこれと同じような性質。つまり自由に動き回っていると。
例えば輪ゴムを引っ張ると伸びながら細くなって、元に戻すと縮みながら太くなりますがそれはこの性質のおかげ。
水をビーカーに入れた時は太い径の器に合わせたサイズになり、メスシリンダーに入れると細い径に合わせたサイズになりますよね。これは同じ体積のまま伸びたり縮んだりしているのと同じ状態。
この伸び縮みしている時にゴムに起きている現象をからみあった毛糸を例にして解説すると、
まずゴムが縮んでいる時は長い紐のような分子(毛糸)がグチャグチャにからんだ状態。この時は分子(毛糸)は自由に動いています。
それがひとたび引き伸ばされるとグチャグチャだった分子(毛糸)の塊が横に伸びますよね。
この時は分子(毛糸)は動き回れない状態。
すると今度は「自由に動き回りたい」という性質に従って元に戻って縮もうとします。これが伸び縮みの正体。
ここまで説明してもなかなかピンと来にくいので「ゴムの気持ちになってみれば分かりやすい」と中嶋教授。
そこで一般の方6人に参加してもらって実験。6人は仮想ゴム分子。
ちなみに流れるのはONE PIECEのテーマ曲。主人公のルフィがゴム人間なのでw
ゴム分子の主な特徴は、
- 紐のように長くつながっている
- 自由に動き回れる
という2つ。
これにならって、6人の手首をつないで用意された部屋内で自由に動いてもらう事に。
部屋内で様々な行動をとる際にはお互いに距離を近づけて不自由なく動けるように工夫。これはあたかもゴム分子がグチャっとして状態。
とここで急にショータイム。
1994年『LOVER’S RUBBER BRAIN 恋人達のゴム脳』のミュージックスタート。
歌うのはシティボーイズ2号の斉木しげるさんw
スタジオでVTRをニヤニヤして観ている大竹まことさんですが、6人の実験参加者たちは突如現れた斉木しげるさんにかぶりつきで手拍子。
ここで6人がグッと横に広がって引っ張られた状態になると、仮想ゴム分子の6人は手を動かせなくなってキツそうw
引っ張るのをやめると縮んで手拍子再開。
ゴムの分子は自由に動き回りたいので引き伸ばされると元に戻りたがるというわけですが、この実験で分かったような分からなかったような・・・w
一応、中嶋教授からも「そうそう。そういうこと。ブラボー」とOK判定w
最後に久しぶりに持ち歌を披露する事になった斉木しげるさんのコメントタイム。
斉木しげる「びっくりだよね。よりによってコレ25、6年前の歌なんですよ。滝のように冷や汗が出てんだぜ。背中には。」
大竹まことさんへの一言は、
斉木しげる「20年前よりは少し上手くなったかな。笑。なったよね!?」
ということでコチラが結論。
ゴムが伸び縮みするのはまるで水のようだから
でした。
のばしたいものは何?という呼びかけには「北海道新幹線。」とチコちゃん。札幌まで行って欲しいとの事。
大竹まこと「昔からそうだけど、斉木が出てくるとね、みんな脳が止まるのよ。」「アイツ3日前にも会ったのに何にも言って無かった。」
そんなコメントで1問目は以上w
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