それって!?実際どうなの課の第2弾!フラフープ+肋骨締め+風船トレを1週間続けると「くびれ効果」はある?
20年7月8日放送の日本テレビ系「それって!?実際どうなの課」では第2弾企画として安倍乙さんがフラフープくびれ作りに再挑戦。今回は1週間フラフープ+タオル肋骨締め+風船腹式呼吸トレをひたすら続けると本当に腰がくびれるのか?そのくびれ効果をガチ実験。
スポンサーリンク実験前のくびれチェック
実験に挑むのは第1弾に続いて安倍乙さん。
前回の挑戦では最終的に1週間でたったマイナス1cmという結果に終わったわけですが「くびれのベース作りが出来ている」という専門家からの総括でもあったり。
という事であれから2週間。
この間にフラフープ生活を1週間ほど継続していたという安倍乙さんですが「しんどいなぁ。」と中断してしまっていたそう。
恐らくサイズ的には前回挑戦時と大して変わっていなそうな雰囲気プンプンですが、実際に計測してみると、
72cm・・・
前回の69cmから3cmアップの72cmですね。
というわけでここから再出発。
今回の実験概要は前回を踏襲したものになっていて
- 期間は1週間
- ずっとくびれに良いこと(フラフープ+α)を続ける
- 翌日検証を始める前にウエストを計測
コチラが基本的な3つのルール。
このルールに従いながら実証実験スタート。
初日スタート
懐かしい感覚に浸りつつフラフープは相変わらず難なく回せる様子の安倍乙さん。
そりゃ2週間前にやったばっかりなので忘れるわけもなく。
いきなり2時間ノンストップで回し続けるという持続力を発揮。
安倍乙「結構きますよね。」「今回はマジで頑張りますから。」
タオル肋骨締め
そのまま計4時間回した所で第2弾に合わせた秘策を投入。それが、
タオル肋骨締め
そもそもくびれというのは、
- 横隔膜
- 腹横筋
- 骨盤底筋
という3つの筋肉と、
- 肋骨
- 骨盤
という2つの骨組みによって構成されているので、美しいくびれをキープするためには5つのパーツがそれぞれ正しい位置で柔軟性を保つことが重要。
それを整えられるのがバスタオル。
肋骨締めのやり方は、
安倍乙さんはタオル肋骨締めを行いながらフラフープも同時に回すという大道芸的な技も披露していますが、どちらかに意識を集中した方が良いかと。
特に腹式呼吸でゆっくり息を吐くというポイントは重要で、適当に行うと適当な効果しか得られないですし。
これは要するに、タオルで負荷をかけた状態で呼吸を行う事でお腹周りの筋トレになるという意味でもありますよね。
というわけでフラフープとタオル肋骨締めを2時間繰り返して食事休憩。
- 高野豆腐カレー(玄米)
- 鶏むね肉のデトックススープ
たんぱく質や食物繊維なども意識しながらバランスの良い食生活を送るというのもこのくびれ作り生活には重要。
特に便秘がちの安倍乙さんにとっては運動よりも食事の改善の方がよっぽど効き目が強いという事もありますし。
昼食後もフラフープ+タオル肋骨締めのコンボで一日を過ごすことに。
スポンサーリンク検証2日目
まずは1日目の成果を確認する為にウエストサイズ計測。結果は、
71.5cm
0.5cmのマイナス。まだまだ誤差の範囲。
安倍乙「実はこの検証始まってから一回も便出てないんですけど、0.5cm減ってるんで。」
ここから便秘改善に突き進めばマイナス10cmも夢ではないと目標を掲げる安倍乙さん。
テンションが上がったのか、部屋の中を歩きながらフラフープを回し、さらには後ろ向きに進みながらのフラフープも披露。
風船で腹式呼吸
ここで秘策その2を投入。それが、
風船で腹式呼吸
腹式呼吸を使って風船を膨らませる事でお腹の横の筋肉である腹横筋が活性化されるのでウエストの引き締めに効果アリ。
専門家である花山温泉 整体道場 院長の八木隆雄先生によると、
「(腹横筋は)ベルトのように収縮する筋肉なので強く息を吐くと収縮します。風船を膨らませるという事は自動的に強い息を吐く事につながるのでウエストがくびれていく事につながります。」
この風船で腹式呼吸トレのやり方は簡単でとにかく風船を膨らませるだけ。
ただ腹式呼吸が苦手だと言う安倍乙さんは1つの風船を膨らませるのに30分以上を費やすという体たらく。
安倍乙「あ~もう・・・腹筋も痛いですね。めっちゃ。」
そう言いつつも慣れてくるとフラフープを回しながら風船を膨らませるという複合トレーニングに移行。
だから・・・どちらかに意識を集中させた方が良いかと。
本人的には腹筋を収縮させてお腹が硬くなる感覚を掴んでいる様子なので良しとしましょう。
その後はフラフープ+風船腹式呼吸トレを2時間みっちり。
安倍乙「フラフープやりながら風船膨らますの結構しんどくて、前回の検証の時よりかは一番効果があるような気がするんですよね。」
そんな事を言いながらフラフープを使ってエビ反りをする安倍乙さん。
反るという動きは意外と腹筋に効くのでバカに出来ないんですけどね。
結局この日はトータル8時間をフラフープ+風船腹式呼吸トレに費やすことに。
スポンサーリンク検証3日目、4日目
まずは朝イチのウエストサイズチェックから。
71.7cm
前日からプラス0.2cm・・・。
安倍乙「増えてるけど、お腹に効いてる感じはあるのでフラフープと風船を両方やっていきたいと思います。」
そんな言葉もむなしく、
4日目の計測でも、
71.7cm
とサイズ変化なし。
検証5日目
この日の計測では、
71.4cm
やっと0.3cmのサイズダウンになったものの効果としてはイマイチ。
ここまで停滞が続いている理由としてはやはり便秘の影響が強く疑われますね。
それでもやる事は決まっているので、この日もやっぱりフラフープ+タオル肋骨締め+風船腹式呼吸トレの3本柱。
前回行った腸トリートメントも行ってお腹を入念にマッサージ。
安倍乙「前はネガティブで何事も続かなかったんですよ。何しても途中で止めちゃったりとか。ネガティブな方向に考えちゃうことが多かったんですけど、この検証を1週間やったからこそ私なら出来るわって。精神的に強くなりました。」
そう言いつつもここまで効果があまり出ていない事に、自然と涙が溢れて来るという事態に。
安倍乙「前回は減ったのに、今回全然減ってなくて・・・。観てる側も、全然コイツダメだみたいな。感じで思うんじゃないかなと思って・・・。」
「減ってなくても頑張ってるから観て欲しいです。その部分。」
泣きながらフラフープも回し続ける安倍乙さん。
検証6日目
この日のサイズ計測では、
70.5cm
ついに前進。
昨日からはマイナス1cm。
初日からすると1.5cmのサイズダウンですね。
テンションアップでこの日もフラフープ+タオル肋骨締め+風船腹式呼吸トレに余念がない安倍乙さん。
風船腹式呼吸トレも慣れて来て遂に息だけで風船を割る事が出来るように。
そしてここでやっと便意。
安倍乙「出ました。笑」
頑固な便秘もとりあえず1回分はスッキリしたようで、このまま最終日へ。
スポンサーリンク検証最終日 くびれ効果は?
最終日の朝。
いよいよ緊張のウエストサイズ計測へ。
結果は、
71cm
72cm → 71cm マイナス1cm
という結果ですね。
安倍乙「1週間頑張って来たなって思うんで、これを自信につなげて色んなお仕事頑張りたいです。」
うーん。残念でした。
努力は必ず報われる?
「努力を必ず報われる」なんてワードも番組中に出て来ましたが、努力の方向を間違えると報われないという意味でもあるので今回はまさにそんな感じ。
前回の検証の際も指摘しましたが、フラフープではくびれは出来ないと改めてハッキリしましたね。
コチラが前回記事。
さらに今回は腹式呼吸を使う筋トレまで組み合わせても効果が出なかったので、もはやフラフープだけでくびれが出来るというのは眉唾ですよね。
フラフープのツッコミどころについては前回の記事で指摘していますので繰り返しは避けますが、
同じ1週間を過ごすのであれば正攻法の筋トレと有酸素運動、そして栄養バランスのとれた食事で腸内環境を良くするという3本柱が大正解。
努力の方向としてはコッチが正しい道です。
さらにたった1週間という期間では正攻法でアプローチをしてもおいそれと結果は出ないというのは忘れてはいけません。
というのもどれだけ鍛えても1週間でつく筋肉というのはせいぜい数グラムとかその程度。
となると体脂肪を減らすか、お腹ポッコリの原因となる骨盤後傾を改善する方法が考えられますが、
体脂肪を目に見えて減らすには相当なカロリーを消費する必要があるので1週間でそこまで落とすと危険なレベル。
すると劇的に落とす為には何をすべきかと言うとそれは、
水抜きによる極端な減量
でしょうね。
とはいっても・・・、
ボクサーなどの階級があるアスリートであれば競技の為に行っているこの減量法ですが、アスリートでもない一般人が短期的な効果を狙って手を出していいわけもない禁じ手なので悪しからず。
という事で以上、「それって!?実際どうなの課」でフラフープ+αを1週間ひたすら続けると本当に腰がくびれるのかどうかのガチ検証に安倍乙さんが再挑戦した結果&そのウソホントについての考察でした。
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