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なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている?第98回 NHK「チコちゃんに叱られる!」より


20年7月10日放送の第98回 NHK「チコちゃんに叱られる!」はゲストに6回目の登場となるかたせ梨乃さんと2回目の登場となる野々村真さんを迎えて紹介された疑問は『なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている?』というもの。さらに日本で初めて目に星を入れてキラキラさせた少女漫画家、高橋真琴先生が描くチコちゃんも登場したり。

ということで、20年7月10日に放送された第98回 NHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。

※同放送回のその他の疑問は別記事でフォロー。

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】かたせ梨乃、野々村真

【VTR】高橋真琴(画家)

チコちゃんの疑問その1

なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている?

本日もゲスト解答者のみは大型モニターを使ったリモート出演。

まずはオリジナルメンバーの称号を持っているりの姉ことかたせ梨乃さんを紹介するチコちゃん。

自粛期間中は早起きの習慣がついたそうで、早朝の散歩や家庭菜園をスタートさせたとの事。

チコちゃん「あまり朝早すぎると哀川翔に会いますよ?」

そして2回目の登場で準レギュラーの称号を得たまこっちゃんこと野々村真さん。

チコちゃん「2回出ると準レギュラー、3回目でオリジナルでございます。」

19年3月1日放送分で初登場だった野々村真さんはその時見事にチコっていましたが、それが原因で1年もチコちゃんから干されたとかw

それではオープニングはこの辺で第1問目の指名は、

この中で一番キラキラ輝いているステキな大人ってだーれ?

かたせ梨乃さんが解答者に。

ここでチコちゃんの疑問は、

なんで赤ちゃんの瞳はキラキラしているの?

水分が多いからという答えですが、

ちなみにご本人に聞いてみると「おうちにいたから結構よく寝て蓄えた」との事w

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

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続けて、赤ちゃん同様に「僕もよく泣くんですよ。」という野々村真さんに振ってみるも、

チコちゃん「いいとも青年隊の時も本番前に喧嘩して泣きながら本番迎えたんでしょ?」

野々村真「そんな事まで詳しいの!?笑」

結局、答えはないままVTRへ。

赤ちゃんは顔に比べて目の占める割合が大きいからキラキラしているように見えるという答えが出ますが正解ならず。

ということでチコちゃんの答えは、

涙が油っぽく粘りけがあるから

解説は大阪大学大学院 高静花准教授。

キラキラしている瞳も正体は涙で、人間の目は常に涙で覆われているのが普通。

その涙はまぶたの奥にある涙腺という場所で作られて、絶えず目の表面を通って鼻に向かって流れています。

この時、目の表面に広がった涙に光が当たる事で黒目がキラキラして輝くというわけ。

という事は涙で目が潤えば潤うほどに光が強く反射するのでよりキラキラするわけですが、大人の涙と赤ちゃんの涙で違うのはその量というよりも「質」の方。

涙には油層と液層という2つの層があるのですが、赤ちゃんの涙は油層の油成分が大人よりもしっかりしているので乾きにくいという特徴があるんですね。

油層には涙が空気に触れて蒸発するのを防ぐ働きがあり、表面を油の膜が覆って液体の層を乾燥から守っているイメージ。

この油の層が赤ちゃんの場合は大人よりもこってりしているので蒸発しにくいんですね。背脂たっぷりのラーメンみたいな感じでしょうか。

さらに赤ちゃんの涙には液層にあるねばねば物質(ムチン)が多く含まれているのもポイント。

ムチンは納豆やオクラなどのねばねばの元となる物質で糖とたんぱく質の集合体。これは人の身体の粘膜(胃や腸など)にも多く含まれています。

このムチンが赤ちゃんの涙に多く含まれているので、その粘り気のおかげで涙が流れ落ちるのを防いでいるんですね。

この油分とムチンによって赤ちゃんの瞳は潤っていてキラキラ輝いているわけですが、赤ちゃんはほぼ無菌状態で生まれてくる関係で、細菌への抵抗力がまだまだ弱いため、だからこそ涙の潤いによって最近の侵入を防ぐようになっているとか。

さらに赤ちゃんはまばたきの回数も大人の半分以下。

0歳児で1分間に1回というスローペース。

これが2歳児になると1分間に6回と増加し、20歳では16回、60歳で22回(以降は大きく変化なし)という風にどんどんまばたきのペースが上がっていくそう。

赤ちゃんの頃は目を開けたままの時間が長くなるのでその分を涙の成分で対応しているんですね。

ここで話題はガラッと変わって「少女漫画の目のキラキラ」ついて。

あの瞳のキラキラを日本で初めて描いた漫画家さんとして高橋真琴さんが挙げられていて、1958年に発表した「あらしをこえて」という作品で一躍人気作家になった後、少女の瞳に星を描き入れたイラストを数多く手がけた方。

ご本人に電話取材をしてみると、現在は85歳になるという男性画家の方。

瞳の星を描いた理由についてお聞きしてみると、

「バスの中でね綺麗な瞳の少女がいましてね、キラキラ輝いている、そういうのに出くわした事があるんですよ。嬉しかったり、楽しかったり、夢中になるものがある時はキラキラ輝いているなぁという事で、星の形にキラキラ輝くような表現をとるようになったんです。」

との事。

さらにお願いしてチコちゃんを「キラキラ瞳バージョン」で描いて欲しいというリクエストをしてみると、完成したのがコチラ。なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている?第98回 NHK「チコちゃんに叱られる!」より 高橋真琴先生が描くチコちゃん

高橋真琴先生が描くチコちゃんですね。

チコちゃんを描いた感想について伺ってみると、先生曰く、眉毛やまつ毛の描き方が難しかったとの事。

さらに一番注目して欲しいのは「人形っぽく仕上げた」という髪の毛だそう。

ということでコチラが結論。

赤ちゃんの瞳がキラキラしているのは涙が油っぽく粘りけがあるから

でした。

キラキラ輝く時はどんな時?という問いかけには「クリーニング帰り。」という元も子もない答えのチコちゃんw

岡村「あんまりね、言わない方がね。チコちゃん。笑」

チコちゃん「お風呂上がりかな。笑」

最後にかたせ梨乃さんから、女優はまばたきをしちゃいけないように訓練するというお話。

かたせ梨乃「大きい画面でパチパチするとうるさいからって言われて。」

チコちゃん「昔のスタッフさんはそんな事おっしゃる方もいらっしゃいますよね。昔って言っちゃってちょっとごめんなさいだけど。笑」

ついうっかりのチコちゃんが出た所で第1問目は以上w

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

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