世界一受けたい授業から“内臓力”アップでダイエット&ももクロゲッタマン体操のやり方
20年8月8日放送の日本テレビ系「世界一受けたい授業」では“内臓力”アップでダイエットに効果的という1日たった5分の「ももクロゲッタマン体操」のやり方を特集。フワちゃんが実際に2週間行ってそのダイエットの結果はいかに?
ダイエットはもちろん、便秘改善やウエストサイズダウンも狙えるという事で放送内容から抜粋して詳細をまとめてご紹介します。
スポンサーリンク基礎代謝=内臓
ダイエットのためには基礎代謝を上げる事が重要とよく言われますが、この基礎代謝量の多くは内臓が消費しているのが真実。
ということは内臓の働き“内臓力”を活発にする事が基礎代謝量を増やす手っ取り早い方法というわけですね。
そこで注目されているのが「ももクロゲッタマン体操」。
ゲッタマン体操といえば一時期流行ったダイエット法ですが、それを2020年はバージョンアップ。
2015年ごろから特に内臓に注目して指導を行っているそうで、
講師役としてゲッタマン先生とアイドルユニットのももいろクローバーZから百田夏菜子さんが登場。
そして実際に10日間の検証に挑むのはフワちゃん。
内臓力の低下原因
と検証の前に「現代人の内臓が疲れている原因」についての解説から。
その理由として挙げられたのが硬いものを食べる回数が減った事による「噛む回数」の減少。
例えば昭和初期では一回の食事でおよそ1400回噛んで食べていたのが、
今やその数値が約600回にまで低下。
ライフスタイルの変化で食事時間が短くなって早食い傾向が多いという事も要因の一つ。
モノを食べる時に噛む回数が多いと消化酵素のアミラーゼを含んだ唾液が多く分泌されるので消化吸収にはプラスに働きますが、噛む回数が少ないと消化に時間がかかるだけではなく、内臓に慢性的な負担がかかって内臓力は低下。
また、よく噛むことで満腹中枢が刺激されると言われているので、噛まずにかきこむ行為は自然と食事量は増加傾向で、ひいてはカロリーを多く摂取する太りやすい食事とも言えますよね。
内臓の働きを回復させて活発に働くようにするには食事はよく噛む事を意識しましょう。
そしてこれに加えて登場するのがももクロゲッタマン体操。
ももクロゲッタマン体操を行う事で内臓を支えている筋肉を鍛えられるので内臓力アップ。
すると基礎代謝がグッと上がるので脂肪の燃焼効果も上がってダイエットにつながるという理論。
ももクロゲッタマン体操
ではここで肝心のももクロゲッタマン体操のやり方について。
番組では3種類の体操について紹介。
骨盤エクササイズ
まずは骨盤を刺激する体操から。
- 太ももをクロスさせて両手を前に出して手の甲を合わせる姿勢
- 姿勢をキープしたままお腹を引っ込める。これが基本姿勢
- 手の平を上に向けて脇を締めて肘を後ろに引きつつイスに座るスクワットの動き
- 息を吸いながら基本姿勢に戻る
- 5回行ったら脚を組み替えてさらに5回
- 1日1セット行う
太ももをクロスしてお尻の穴に力を入れる事で内臓を骨盤の下から支えている骨盤底筋を鍛えるというのが狙い。
お腹を引っ込める動きで腹筋の一番奥にある腹横筋を刺激して内臓を正常な位置に整うという原理。引っ込める方向は斜め上方向。斜めに引っ張り上げるようなイメージでいわゆるドローインの動きですね。
スクワット姿勢では太ももと床が平行になる位下げましょう。
両手の平が上を向くようにしてしっかり脇を締めたまましっかり引きましょう。息を吐きながらしゃがみ込みます。
スクワットでは3秒ほどかけてゆっくりと体を下げて、一番下で3秒間キープ。基本姿勢に戻す時は1秒ほどで速めの動き。
ここで一つチェックポイント。
右足前、左足前でどちらがやりやすい、やりにくいと感じますか?
実は骨盤がどちらかに片寄っているかでこの違いが生まれるのですが、例えば右足前がやりやすい人は骨盤の左側が外側に開いてしまっている傾向にあったり。
右肩を前にして無理やりバランスを整えようとするのでこういった左右差が生まれるんですね。
体の使い方のクセにもつながってくるので左右差を整えるためにも右左をしっかりバランスよく鍛えていきましょう。
スポンサーリンク背中真っ直ぐエクササイズ
2つ目は背中真っ直ぐエクササイズ。
これは猫背矯正に効果的との事。
というのも猫背の人は内臓が圧迫されて上手く機能していない場合があるそうで、それを矯正しましょうというコンセプト。
やり方は、
- 右足前で太ももをクロス
- 左手の親指を右足の太ももの付け根に接地、右手の親指を左足の付け根に接地するように腕をクロス(基本姿勢)
- 両腕を伸ばしたまま頭の上に
- 上げ切ったら手のひらを返して出来るだけ後ろを通ってゆっくり下げる。下げたら3秒間キープ
- 息を吸いながら腕は下ろした軌道をなぞって上げていって基本姿勢に戻る
- 5回行ったら脚と手を組み替えて5回
- 1日1セット行う
ポイントは肩甲骨を「開く、寄せる」を意識しながら。
動画で動きを確認する場合はコチラ。
世界一受けたい授業から“内臓力”アップでダイエット&ももクロゲッタマン体操のやり方 背中真っ直ぐエクササイズ の動き pic.twitter.com/prrdSUzfVR
— What an Interesting (@WIW_on_Twi) August 8, 2020
体幹エクササイズ
最後は体幹エクササイズのやり方。
- 左足を大きく一歩前へ出して膝を曲げ、左ひじは膝に乗せ、右手は手の平を外側を向けて真下に
- おへそに力を入れて前を向ける。これが基本姿勢
- 伸ばした右手を後ろに大きく回しますが、手の平を外側にして頭上まで来たら手首を返して基本姿勢に戻る
- 5回行ったら脚と手を組み替えて5回
- 1日1セット行う
ここではお腹を引っ込めるのではなく、お腹を膨らませるように。
体の横のラインを真っ直ぐに伸ばしたままの姿勢を意識しましょう。
動画で動きを確認する場合はコチラ。
世界一受けたい授業から“内臓力”アップでダイエット&ももクロゲッタマン体操のやり方 体幹エクササイズの動き pic.twitter.com/TZFQgDcrHJ
— What an Interesting (@WIW_on_Twi) August 8, 2020
以上3つのももクロゲッタマン体操を行う事で内臓を支えている腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の4つ筋肉を鍛えられるので内臓力アップ。
2週間後の結果は?
検証前のフワちゃんのボディサイズの数値は、
体重:58.8kg、ウエスト:85.6cm
でしたが、2週間毎日真面目に行った結果、
体重:56.4kg(マイナス2.4kg)、ウエスト:77.0cm(マイナス8.6cm)
という結果に。
画像で比べると骨盤の後傾が強くて下腹がポッコリしていたのが、骨盤の後傾が矯正されて下腹が凹んでいますよね。
この2週間の間にお通じの方もかなり改善されて、それまでは3日おき、2日おきぐらいのペースの便通だったのが毎日スッキリ快便になった影響も大きそうですね。
他に20代、30代の一般女性にも同様に検証してもらった所、
ウエストマイナス5.5cmと6.2cmという結果に。
以上「世界一受けたい授業」で紹介された内臓力をアップしてダイエット、便秘改善、ウエストサイズダウンが期待できるももクロゲッタマン体操のやり方についてでした。