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にらめっこの始まりとされる“目競”とは?「チコちゃんに叱られる!」より


20年9月4日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」で紹介されたのは『にらめっこってなに?』という本当に5歳の子が考えそうな疑問。

ということで、20年9月4日に放送されたNHK「チコちゃんに叱られる!」の様子をまとめてご紹介します。

※同放送回のその他の疑問は別記事でフォロー。

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】藤田ニコル、伊沢拓司

【VTR】野村将希、銀シャリ 橋本直、スタンダップコーギー 三森大輔

チコちゃんの疑問その3

にらめっこってなに?

3問目は笑いから始まるパターンですが、

チコちゃん「頑張れ。クイズ王。」

今の所完璧な正解を出すには一歩足りていない伊沢拓司さんですが、

3問目の指名は、この中で一番、表情豊かなステキな大人ってだーれ?

ここは伊沢拓司さんがラストチャンスに挑戦。

ここでチコちゃんの疑問は、

にらめっこってなんなの?

神様が悪霊を退散させる儀式として怖い顔をしたのがにらめっこの始まりという答えですが、

チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

岡村「当たってるかのようで全然当たってない~!」

神様が・・・と伊沢拓司さんがスタートした時点でチコちゃんはニヤ~としていたそうでw

クイズ王がきっちり叱られた所で、横から金星を狙って「戦を収める為に行った暇つぶし」と答えた岡村さんでしたが、残念ながら撃沈。クイズ王越えはならずw

ということでチコちゃんの答えは、

戦に勝つための訓練

戦というワードを出した岡村さんは本当に惜しかったですね。

解説は関西大学の藤田真一名誉教授。

にらめっこが生まれたのは平安時代の終わり頃の事だそうですが、当時はにらめっこではなく、目競(めくらべ)と言っていたそう。

その頃の“元祖にらめっこマスター”として日本で記録が残っているものの最古が平清盛と藤田先生。

平家物語を絵にした書物には目競というタイトルと共に、平清盛が骸骨の妖怪を睨みつけて目力で退治したというお話が残っていたり。

そもそもこの目競は武士同士の真剣勝負で目を先に逸らすと負けという根競べだったようですね。

相手を睨みつけるというものだったのでそこから転じて「にらみっこ→にらめっこ」と変化したとか。

日本人というのは古来からシャイな性格をしていて、人と人が正面に向かい合って対面するのは苦手な民族だったという背景があり、これがひとたび戦になると目を逸らしていたりしたら死に直結してしまうという事で、この苦手な敵を真正面に見据えるという事を訓練で克服しようとしたのが目競の始まりといわれていると藤田先生。

それが今では先に笑った方が負けというルールに変化しているわけですが、このルール変革が起こったのが鎌倉時代。

この頃になるとにらみ合うという要素を残しつつ、相手を笑わせるという遊びの要素も加わったとか。

教科書にも載っている「鳥獣人物戯画」には目競をしているシーンが描かれていて、そこには向き合う2人がにらみ合うわけではなく、とぼけた表情を浮かべていたり。そして周囲は大爆笑。

鎌倉時代になるとそれまでの源平の合戦の時代から平和な時代に移り変わっていたので、争う気持ちが薄らいで、遊びというゆとりが生まれたのではないかというのが藤田先生の説。

これが江戸時代になるとにらめっこの歌の元となったわらべ歌が誕生。

この歌の影響もあってにらめっこは子どもの遊びとして定着。

ちなみににらめっこの歌では「だるまさん」を相手ににらめっこをしていますが、その理由は、だるまの元が達磨大師という偉いお坊さんであり、9年間も一言も喋らず座源を組み続けたという禅宗の祖である達磨大師を何とかして笑わせてやろうという遊び心から歌われるようになったと。

また、このにらめっこという遊びはブラジルでも日本同様のルールで行われていたり。ここで急に始まる「世界にらめっこアワー」。オーストラリア、アメリカ、イギリスと外国の方の渾身の変顔が披露されて疑問終了。

ということでコチラが結論。

にらめっこは戦に勝つための訓練

でした。

ついにらめつけてしまうものは?という謎の質問には「質屋のディスプレイ。」とチコちゃんw

とにかく「戦」というワードをひねり出した岡村さんが自らの手柄を勝ち誇った所で本編終了。

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ひだまりの縁側で・・・コーナー

おたよりコーナーでは放送101回目を心機一転としてお祝いしつつ通常通り、おたより紹介。

ドジでのろまな亀!同情するなら金をくれ!倍返しだ!とドラマの名ゼリフをオンパレードのキョエちゃんですが、その場でアドリブで岡村さんとプロポーズシーンのお芝居。

101回目放送という事もあってドラマ『101回目のプロポーズ』のテーマ曲『SAY YES』が流れる中、あの武田鉄矢さんと浅野温子さんの僕は僕は死にましぇん!シーンを再現w

でも言い方は完全にチャン・ドンゴンの岡村さんですが。

気を取り直して、おたよりは「自分に何か足りないと思いました。」という深いメッセージの女の子からw

キョエちゃんに足りないモノを聞いてみると、

キョエちゃん「頭金。江戸川から荒川の戸建てに引っ越したい。」

最後はウィークポイントはチャームポイントにもなるというチコちゃんのアドバイスで終了。

おたよりのあて先は、

〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て

※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。

番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan

ですね。

キョエちゃん「キョエちゃんを救え。頭金クラウドファンディング開催中です。目指せ2千万円!あなたなら出来る!」

キョエちゃんの願望なので実際には開催していません。の補足で終了w

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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